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2017年7月13日 (木)

『エリザのために』

今日は、ルーマニアの監督さんによる作品をひとつ、ご紹介♪

クリスティアン・ムンジウって監督さんは、長編デビュー作がカンヌ映画祭で注目され、2作目の『4ヶ月、3週と2日』っていう作品がパルムドールを受賞し、ヨーロッパ映画賞でも監督賞を受賞したんよ。

その次の『汚れなき祈り』って作品も、カンヌ映画祭でパルムドールにノミネートされ、脚本賞を受賞し、そんでもって、この作品で、監督賞を受賞したんやって。

というわけで、そんな監督さんの新作の感想は.....................?!

エリザのために / Bacalaureat   ★★★☆☆   (2016年)

監督:クリスティアン・ムンジウ
出演:アドリアン・ティティエニ、マリア=ヴィクトリア・ドラグシ、ヴラド・イヴァノフ、リア・バグナー、マリナ・マノヴィッチ、ラレス・アンドリッチ

高校生の娘を学校のそばまで送り、愛人に会いに行った男は、娘が別れた後に暴漢に襲われたとの連絡をもらう。軽いケガで済んだが、大学で奨学金をもらうために試験でいい成績が必要で、事件で動揺して試験に集中できない娘に、責任を感じた父親は.............ってなドラマ?!

罪の意識から、娘のためにできる手は尽くそうと、ツテを当たって、裏の手を使おうとするが、そんな父親に娘は反発し..............ってな感じで、必死の父親と家族の関係を描いてるんよ。

不正がまかりとおる社会の現実と、そのなかで苦悩しながらも娘のためにと行動する父親、その善悪の境目を映しながら、家族の絆をってとこなんかな。

娘の明るい未来への切符を目の前にしながら、それがスルリとこぼれ落ちそうになったときに、父としてどうするか、って問いかけに、分からんでもないんやけど、どうしても正当化できんこともあるやんね。

そんな迷える心を、繊細にってところが、作品としての評価なのかもしれんなぁ..........まぁ、地味ではあるんやけど?!

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