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2017年7月 4日 (火)

『アズミ・ハルコは行方不明』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは幻冬舎文庫で出てる小説らしいんやけど、原作者の山内マリコってひとは大阪芸大の映像学科の卒業らしく、映像化しやすい小説を書くのかもしれんね。

監督の松居大悟といえば、初監督作品の『アフロ田中』で注目されて、『スイートプールサイド』『私たちのハァハァ』といった、なかなか個性的なのを撮ってるひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

アズミ・ハルコは行方不明   ★★★☆☆   (2016年)

監督:松居大悟
出演:蒼井 優、高畑充希、葉山奨之、太賀、石崎ひゅーい、加瀬 亮、国広富之、菊池亜希子、山田真歩、落合モトキ、花影香音、柳 憂怜、芹那

オヤジ狩りをする女子高生にボコられた幼なじみを見つけ、なんとなく付き合い出した女の子、グラフティ・アートを真似て町に落書きしまくる男たちと同級生の女、とある町で暮らす若者たちの漫然とした苦悩をポップに(?)描いたドラマ?!

安月給で事務の仕事をし、家では祖母の介護で疲れた家族と暮らす女の子の日常と、刺激を求めて夜な夜な落書きをする若者、そんな話を時間軸を切り取りながら、ミックスしてってところで、なかなか挑戦的な作りのドラマやった。

まぁ、ちょっと手の込んだ構成だけに、分かりにくさってのがあって、それと、途中で中途半端なイメージやらチープな音響やらで、少し不完全燃焼な感は否めなかったかな。

主演の蒼井くんの、いつもながらの見事なまでの“なんとなく”な雰囲気が秀逸で、それと、意外なほど弾けまくる高畑くんの“イタい”演技のインパクトが、なかなかのアクセントやった(笑)

ちょっと意味深なタイトルと、斬新な作りの作品は、面白さもありつつも、もう一息な惜しさがあったね?!

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