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2017年7月 3日 (月)

『フェンス』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、デンゼル・ワシントンの監督・主演作品をひとつ、ご紹介♪

これ、劇場での公開はなかったものの、アカデミー賞の助演女優賞を受賞し、作品賞、主演男優賞、脚色賞にノミネートされたんやって。

デンゼルくんの監督作品としては、『きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー』、本作と同様に自ら主演した『グレート・ディベーター 栄光の教室』に続き、これが3作目ってことになるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

フェンス / Fences   ★★★
☆☆   (2016年)

監督:デンゼル・ワシントン
出演:デンゼル・ワシントン、ヴィオラ・デイヴィス、ジョヴァン・アデポ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ミケルティ・ウィリアムソン、ラッセル・ホーンズビー、サナイヤ・シドニー

清掃員をする男は、かつて野球選手になることを夢見たが、当時は黒人がプロになることはできず、そんな自分の過去を引きずり、息子には堅実に働いて欲しいと願うのだが..............ってな、50年代のアメリカの、ある黒人家庭を描いたドラマ?!

家族を養うことに必死な時代を生きた男と、少しずつ変わりつつある現実、そんなギャップのなかで繰り広げられる、家族の問題をってとこなんやろね。

波乱万丈な人生を送ってきた父親、そんな彼に連れ添ってきた母親、厳格な父親に反発する息子、そんな家族のなかの衝突を描きつつ、当時の世の中の縮図をってところなんやろうけど、アフリカ系アメリカ人やないと、なかなか伝わらん内容かも。

あと、さりげなく触れられる神の与えた試練的な描写も、クリスチャンならではなんかなぁって気がして、あまり宗教的なものに興味がない者からすると、少し違和感があったりしてね。

この作品でアカデミー賞を受賞したヴィオラおばちゃんは、なるほど肝っ玉かあちゃんぶりを発揮し、演技の迫力はあったんやろうけど、取り立ててスゴイって感じでもなかったかも。

あくまでもアメリカ人向けのドラマであり、アカデミー賞にからみ、かつ監督がデンゼル・ワシントンでありながら、劇場で公開されんかったってのも、ちょっと納得の内容やった?!

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