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2017年8月

2017年8月31日 (木)

『クリミナル 2人の記憶を持つ男』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督してるアリエル・ヴロメンってひと、実は、以前に紹介した『THE ICEMAN 氷の処刑人』って作品を撮ったひとで、個人的にちょっと注目してたりするんよ。

この作品の主役は、ニコラス・ケイジにもオファーが行ったらしいんやけど、断られて、ケヴィン・コスナーもいつもの自分のキャラと違うって断ろうとしたみたいなんよね。

ケヴィンくんが受けたことで、トミー・リー・ジョーンズもいて、『JFK』で共演した仲間が揃ったって、ゲイリー・オールドマンが大喜びしたらしい(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

クリミナル 2人の記憶を持つ男 / Criminal   ★★★★☆   (2016年)

監督:アリエル・ヴロメン
出演:ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ガル・ガドット、マイケル・ピット、アリス・イヴ、ライアン・レイノルズ、スコット・アドキンス、ジョルディ・モリャ、アマウリー・ノラスコ

米軍のミサイルシステムにアクセスする手段を入手したハッカーを守る、極秘任務に従事していたCIAエージェントが殺され、彼の脳に残る記憶を移植して、プログラムがテロリストに渡るのを防ごうとするのだが..............ってなサスペンス&アクション?!

凶悪犯として刑務所に繋がれていた男は、他人の記憶を移植され、戸惑いながらも、ある行動に出るのだが............ってなことで、なかなかスリリングな攻防が繰り広げられるんよ。

粗野な凶暴犯と家族思いで正義感の強いCIAエージェント、相反する要素を抱えこみながら、苦悩するって役どころを、ケヴィンくんが熱演してるんよ。そんでもって、脇でゲイリーくんや宇宙人(?)ジョーンズが渋い味を出してるもんやから、全体がキュッと締まって、緊迫感が演出されてるんやろなぁ。

“記憶の移植”っていう、ちょっと“ヤリ過ぎ”感のある設定を使いながらも、オモシロミのあるキャラを生みだしながら作り上げるサスペンスは、極上の仕上がりやったと、個人的には思うんやけどね?!

2017年8月30日 (水)

『パッセンジャー』

今日は、SFロマンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で主要な部門でのノミネートはなかったんやけど、作曲賞と美術賞にノミネートされてて、テクニカルな部分での評価が高かったってことなんやろうね。

監督のモルテン・ティルドゥムってひとは、ノルウェー出身で、以前に紹介したことのある、自国で撮った『ヘッドハンター』って作品が世界的に評価されて、その後に監督したベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』ってのでアカデミー賞の監督賞にノミネートされたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

パッセンジャー / Passengers   ★★★☆☆   (2016年)

監督:モルテン・ティルドゥム
出演:クリス・プラット、ジェニファー・ローレンス、マイケル・シーン、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、ジュリー・セルダ

地球から120年の距離にあるコロニーに移住するため、飛行船のなかで冬眠状態で眠っていた男は、装置の異常により、ただひとり予定より90年も早く目覚めてしまう。孤独に耐えられなくなった彼は、同じ船の乗客にいたひとりの女性に惹かれ、彼女を眠りから目覚めさせてしまうのだが................ってなSFもの?!

装置の故障だと信じていた彼女は、広い宇宙船のなかで、彼とふたりで過ごすうちに、次第に惹かれていくが..............ってなことで、パニック・アクションにロマンスを足してってとこかな。

同じような状況で、あえてジェニファー・ローレンスを選ぶかってのは、完全に好みの問題ではあるんやけど、一組のカップルの関係に、うまく入り込むロボット・バーテンダー役のマイケル・シーンの演技が、なかなか癒しやったよ(笑)

話としては、ある程度、想定の範囲内で展開するだけに、それほど新鮮味はなく、話の流れ的にも、ちょっと都合が良すぎる感はあるんやけど、ただ、ひとは孤独には生きて行けず、そばに誰かがいるってことが、心を満たすもんなんやってのは、なんか伝わってきたかもね........例えそれがジェニファーくんでも......って、完全に好みの話ではあるんやけど?!(笑)

2017年8月29日 (火)

『ひかりをあててしぼる』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる坂牧良太ってひと、舞台の演出なんかも手掛けてるらしく、この作品も、もともとは自分で舞台用に作って演出したものを、映画化したものなんやって。

この作品で主役を務めてる忍成修吾って役者さんは、岩井俊二の『リリイ・シュシュのすべて』って作品で注目されたんやけど、そこからイロイロとキャリアを伸ばし、今では脇役俳優としては、TVドラマから映画まで、幅広く活躍してるんよね。

共演の派谷恵美って女優さんは、冨樫 森って監督の『非・バランス』って作品でデビューしたひとで、あれから15年、こんな女優さんになってたんやなぁ...........。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ひかりをあててしぼる   ★★★☆☆   (2015年)

監督:坂牧良太
出演:忍成修吾、派谷恵美、桜井ユキ、永山たかし、真田幹也

合コンで知り合って、意気投合したふたりは、やがて結婚して一緒に暮らすが、夫の頼りなさにキレる妻に責められるウチに、夫の精神の限界がやって来て................ってことで、実際にあった事件をモチーフに作られた犯罪ドラマ?!

最初は妻が夫を罵倒していたのが、ある一線を越えて逆転する夫婦関係、そして傷つけ合う夫婦の迎えた結末は...............ってことで、なんとも“痛い”話が展開するんよ。

夫の暴力に耐えられなくなった妻の復讐っていう単純な構図ではない、夫婦それぞれの心の闇と、それがもたらした最後、それを実録ドラマ的に描写していく様は、確かに狂気を感じるし、なんや観てて気持ちエエもんやないんよね(苦笑)

歪んだ愛情の成れの果てなのか、それとも傷ついた心の救済なのか、まぁ、いろいろと見方はあるんやろうけど、これを“世界一ピュアな夫婦の物語”って宣伝されても、個人的にはピンとこんかったなぁ..................?!

2017年8月28日 (月)

『疑わしき戦い』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、役者としても人気のジェームズ・フランコの監督作をひとつ、ご紹介♪

ジェームズ・フランコといえば、トビー・マグワイアが主演のサム・ライミ版の“スパイダーマン”シリーズで注目されて、ダニー・ボイル監督の『127時間』では、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたくらい、役者としても名前が通ってるやんね。

イケメンでありながら、どこか気取ったところがなく、どこか少年のような無邪気さを持った雰囲気は、嫌味がなくて、個人的には嫌いやないんよなぁ。

そんな彼、実は監督業も結構、頑張ってるみたいで、あまり成功してるとは言えないものの、コンスタントに長編映画を撮りつつ、短編映画やドキュメンタリーもやったりで、この先もミラ・ジョヴォヴィッチと共演の作品や、アシュトン・カッチャーとの共演作、ミーガン・フォックスの出演作(基本的にはどれも自分が主演)なんかが待機してるんやって。

というわけで、ジョン・スタインベックの小説を映画化した作品の感想は...................?!

疑わしき戦い / In Dubious Battle   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジェームズ・フランコ
出演:ジェームズ・フランコ、ナット・ウルフ、セレーナ・ゴメス、ヴィンセント・ドノフリオ、ロバート・デュヴァル、サム・シェパード、エド・ハリス、ザック・ブラフ、ジョシュ・ハッチャーソン、ブライアン・クランストン

カリフォルニアにあるリンゴ農園で、利益を上げようとする経営者から、労働者は不当な賃下げを突き付けられていた。労働者の権利を主張すべく活動する男たちは、労働者に混ざって、ストライキをして戦うよう持ち掛けるのだが............ってな社会派ドラマ?!

理不尽な要求を突きつけられても、抵抗できずに受け入れるしかない労働者たちに、戦うことを呼びかけ、いろいろと策を講じ............ってなことで、まだ労働者の権利など認められていない時代の苦難を熱くってとこなんかな。

雇用者と被雇用者っていう立場のなかで、搾取される人たちが、団結して戦う、そんなドラマのなかに、いろんな思惑が交錯し、駆け引きをしながらってあたりは、ちょっと考えさせられるものがあったね。

作り方として、労働者の権利がいかに認められるようになったかの断片をってところで、勧善懲悪な切り口になってないあたりで、少しモヤモヤが残る感じやった。

予告を観た印象では、もう少しグッと熱く盛り上げてくれるんかと期待しただけに、その点では少し物足りんかったかなぁ...........まぁ、良心的なドラマなんやろうけど?!

2017年8月27日 (日)

『君の膵臓をたべたい』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、元ネタはベストセラー小説らしく、いろんな文学賞に応募したもののダメで、小説投稿サイトで掲載したら評価されて書籍化され、本屋大賞で2位になって、映画化されたんやってね。原作は未読なんやけど...............。

エンドロールに“星屑”事務所の名前があったらから、てっきりヒロインの子がそうなんかと思ったら、彼女は東宝シンデレラで賞をもらってデビューしたらしく、相手役の男の方が、どうも事務所のイチオシやったらしい。北川くんと、どっちがバーターなんかは知らんけど(笑)

というわけで、“泣ける映画”ってことで大々的に宣伝してた作品の感想は...................?!

君の膵臓をたべたい   ★★★☆☆   (2017年)

監督:月川 翔
出演:浜辺美波、北村匠海、小栗 旬、北川景子、大友花恋、矢本悠馬、桜田 通、森下大地、上地雄輔

働いている母校の図書館が老朽化で取り壊しになり、蔵書の整理を担当することになった教師の男は、かつて図書委員をしていた頃に、少しのあいだ一緒に委員をしていた同窓生の女の子を思い出していた...............ってな、青春&初恋ドラマ?!

クラスの人気者の女の子が、実は膵臓の病気で余命わずかだと知り、秘密を共有することで、友だちのいない男の子は、彼女と一緒に過ごすようになり..............ってなことで、切ない恋の物語が.............ってとこなんやろね。

事前に“泣ける”ってことで、かなり煽られた状態で観たわけやけど、う~ん、出だしから余りにも拙い演技を見せつけられて、かなり引いてもうたよ(苦笑)

それでも、なるほど最後にかけては、それなりにドラマとして盛り上がる部分もあったりで、ちょこっと涙腺を刺激されたりはしたんやけどね。

高校時代と12年後っていう設定のなかで、役者を変えてるわけやから、あまりツッコミたくはないんやけど、160㎝程度から180㎝くらいまで巨大かされたら、さすがに違和感はあるよなぁ..........“役者っぽいひと”を起用するんなら、せめて、もう少しリアリティのある配役にすればって思うやんか(苦笑)

限られた時間のなかで芽生える淡い感情、切ない思い出の先に残されたものは..........ってことで、映画としては物足りないデキやったけど、本で読むと違うんかなぁ.............?!

2017年8月26日 (土)

『スパイダーマン:ホームカミング』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、マーベル・コミックのヒーローものをひとつ、ご紹介♪

スパイダーマンといえば、2002年に製作されたトビー・マグワイアが主演でキルステン・ダンストがヒロインのサム・ライミ版(パート3まで製作)があって、その後、まるでスゴロクでいきなりスタートに戻る的な扱いで、アンドリュー・ガーフィールド主演、エマ・ストーンがヒロイン役のマーク・ウェブ版の『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)(パート2まで製作)が始まったんよね。

それが、どういうわけか、また新しいキャスティングで、イチから出直しって言われて、正直、どうなんやろうってのが率直な感想やったんよなぁ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

スパイダーマン:ホームカミング / Spider-Man: Home Coming   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、マイケル・キートン、マリサ・トメイ、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、ドナルド・グローヴァー、ローラ・ハリアー、ジョン・ファヴロー、タイン・デイリー、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、トニー・レヴォロリ、ガーセル・ボヴェイ、(声の出演)ジェニファー・コネリー

トニー・スターク(アイアンマン)に見込まれ、特製のスーツを与えられた高校生の青年は、スパイダーマンとして活躍してアベンジャーズに入りたいと夢を膨らませるのだが、なかなかお呼びがかからない。そんな時、武器の密売をしている怪しい男たちを見つけ、アジトを探すが..............ってな、スパイダーマンの新シリーズ?!

ニューヨークの安全を守ろうと、事件を探しては、活動をするものの、なかなかアピールできずに焦っているところに、強敵が現れ............ってことで、青春、アクション&ヒーローものってことらしい(笑)

今回のシリーズは、ちょっと世間知らずの高校生が、ヒーローに憧れて大騒ぎをしつつも、戦いのなかで学び、成長する様をってところが、きっと共感を呼んでるんやろうと思う。

そういう意味で、ちょっと貧弱そうに見えるトムくんをキャスティングしてるってのは、ナイスな選択やったのかも。これまでの“スパイダーマン”というと、どうにも“ヒロインがビミョー”なヒーローもの、っていう印象なんやけど、その路線は確実に踏襲しつつ(?)、どうもこれからは毎回ヒロインが変わるパターンで行くっぽいね。

しかし、「スパイダーマンのヒロインは、なぜビミョーである必要があるのか(偶然か、それとも意図的なのか?)」っていう問題は、真剣に議論する必要があるのかもしれんなぁ.............なんて(笑)

というわけで、2時間強の尺がありながら、案外、時間を忘れて楽しめる、そんなエンタメ作品に仕上がってたかも?!

2017年8月25日 (金)

『キセキ - あの日のソビト -』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

GReeeeNっていうバンド、人気の曲が耳に残って、レンタル屋で借りたりしたことはあるんやけど、彼らが顔見せNGで、全員が歯科医やってことくらいは知ってるものの、それ以上は前情報はなかったんよ。

出演者を見てみると、松坂くんて、戦隊モノ&仮面ライダーモノ出身のイケメン俳優枠の先駆け(?)で、今、巷でごっつい人気があるらしい菅田くんもまた、その枠の出身で、もひとりメンバーのひとりを演じてた横浜くんも戦隊モノ枠らしいんよ。

まっ、そんなどうでもエエようなネタで行を稼ぎつつ、作品の感想は.........................?!

キセキ - あの日のソビト -   ★★★☆☆   (2017年)

監督:兼重 淳
出演:松坂桃李、菅田将暉、小林 薫、麻生祐未、野間口 徹、忽那汐里、平 祐奈、成田 凌、横浜流星、杉野遥亮、奥野瑛太、早織

バンドでプロとしてデビューすることになった兄だったが、父親に反対され、家を飛び出すことに。医学部を目指していた弟は、浪人して歯科医を目指すことにし、大学で気の合う仲間たちと趣味で音楽をやるのだが..............ってな、人気バンド GReeeeN の誕生秘話を描いたドラマ?!

厳格な父親に認められたいと思いつつも、うまくいかず、弟の音楽の才能に気づいた兄は、覆面でのデビューをレコード会社に持ち掛け.............ってなことで、なんで顔出しNGで活動するのかってのが、よく分かる話やった(笑)

これ、内容としては、バンドのファンにとっては、それなりに興味深いんやろうけど、そこまで彼らに感心がない状態で観ると、父親のDVのヒドさと、ふ~ん、そうなんやっていうくらいのものしか伝わらん内容やったかも(苦笑)

彼らの音楽が、これだけ人気になって、認められてるっていうのは、確かにスゴイことなんやけど、これを映画にして、ドヤって言われても、そこまでの感動っていうのは、正直、なかったかなぁ...........?!

2017年8月24日 (木)

『ハーフネルソン』

今日は、一部で話題になってた(?)作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、なぜ話題になってたかっていうと、実は製作されたのが2006年で、全米で公開されたのもその年の9月、でもって、翌年に開催されたアカデミー賞では、ライアン・ゴズリングが主演男優賞にノミネートされ(フォレスト・ウィテカーが受賞)、インディペンデント・スピリット賞で主演男優賞を受賞したんよ。

でもって、映画ファンはいつ日本で公開されるんやろうって期待して待ってたにもかかわらず、一向にその気配はなく、DVDで発売されることもなく、まるで作品そのものがなかったような風で、一部でどないかしてくれって騒いでたんよなぁ。

そんな作品が、なんと製作から10年以上経って、ようやくDVD化され、オマケのように劇場でも公開されたってことらしく、なんや、随分と待たされたもんやよね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ハーフネルソン / Half Nelson   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ライアン・フレック
出演:ライアン・ゴズリング、シャリーカ・エップス、アンソニー・マッキー、デニス・オヘア、ネイサン・コーベット、ジェフ・リマ、モニーク・ガブリエラ・カーネン、デボラ・ラッシュ、スターラ・べンフォードニコール・ヴィシウス

中学校で歴史を教えている男は、学校では熱心に授業をしているのだが、私生活はクスリを断つことができず、ボロボロの日々を送っていた。ある日、学校の体育館のロッカーでクスリをしているところを生徒に見られるのだが.............ってなドラマ?!

生徒と向き合うことで、辛うじて正気を保っている男と、刑務所にいる兄の仕事仲間の売人に世話になっている女生徒、そんなふたりの関係を軸にしながら、ちょっとシニカルな話をってとこなんかな。

内容としては、ボロボロの教師と、将来に不安を抱える女の子の交流を通して、微かな希望をってところで、まぁ、道徳的にどうかって部分で、確かにずっと未公開やったのも分からんでもないか(笑)

ただし、この作品で主演のライアンくんが見せる演技は、あまりにも完璧で秀逸やったよ。ジャンキーでダメダメな男でありながら、生徒に対して見せる表情や、素直な気持ちを垣間見せつつ、実に人間臭いキャラを体現してるんよなぁ。

作品としては、いろいろと賛否もあるんやろうけど、主役の演技は、アカデミー賞云々は別にしても、十分に観る価値があると思うんやけどね?!

2017年8月23日 (水)

『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』

今日は、テロとの戦いをネタにしたイギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、エンドロールで“アラン・リックマンに捧げる”って出てくるように、昨年、ガンにより亡くなった彼の最後の出演作やったんよね(公開順で行くと、声での出演作がもう一つあったんやけど)。

もともとは舞台俳優として活躍してたのが、『ダイ・ハード』のプロデューサーのジョエル・シルヴァーが彼の舞台を見て気に入ったことで、作品の悪役に抜擢し、映画の世界にも入ってきたらしいんよ。

独特の声質もそうやったんやけど、個性があって、渋い演技を見せてくれる、いい役者やっただけに、なんやちょっと残念やったね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 / Eye In The Sky   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ギャヴィン・フッド
出演:アラン・リックマン、ヘレン・ミレン、アーロン・ポール、イアン・グレン、バーカッド・アブディ、ジェレミー・ノーサム、バボー・シーセイ、モニカ・ドラン、ダニエル・フォックス、マイケル・オキーフ、フィービー・フォックス

ケニアのナイロビにある過激派武装集団のアジトに、追跡中の凶悪なテロリストたちが集まるという情報を入手し、捕獲作戦を遂行しようとしていた英米の軍事関係者だったが、思わぬ事態により、捕獲を諦め、ミサイルによる攻撃の可否を問うことに..................ってなサスペンスもの?!

6年間の追跡で、ついに見つけたテロリストたちを、なんとか逮捕して国に連行しようとするが、偵察により明らかになる状況の変化のなか、一刻を争う決断を迫られる事態となり.............ってなことで、緊迫したドラマに仕上がってた。

そもそものところで、アフリカのテロリストのアジトを、アメリカにいる“パイロット”が無人監視機を遠隔操作して攻撃するっていう“戦争の現実”に、かなり驚いてもうた。それに、かつては007なんかで描かれてたような秘密兵器が、当たり前のように使われてるんやもんね。

ドラマとしては、武力行使の意味を会議室での議論で巧みに問いながら、それによって課せられる犠牲と、その価値ってのを考えさせるあたりに、なかなか上手いって思ったよ。

テロを未然に防ぐってことの大切さと、そんな大義のもとに危険に晒される罪のないひとびとの命、天秤にかけるようなことではないんやけど、それが現実かって言われると、なんや胸が締め付けられてもうたわ?!

2017年8月22日 (火)

『物置のピアノ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、福島県の桑折町ってところが舞台になってるらしいんやけど、原作者のひとやプロデューサーをしてるひとが福島の出身で、震災後のふるさとを想って、この作品を作ったらしい。

主演の芳根くんといえば、ちょっと賛否のあったNHKの朝ドラのヒロインを演じてたわけやけど、それよりも前に作られたこの作品には、どうやらオーディションで選ばれたらしく、もともとピアノとフルートが得意っていうあたりも役にあってたってことみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

物置のピアノ   ★★★☆☆   (2014年)

監督:似内千晶
出演:芳根京子、平田 満、小篠恵奈、赤間麻里子、渡辺貴裕、西野実見、織本順吉、長谷川初範、佐野史郎、神田香織

震災から1年が経ち、福島の桃農家で育った高校3年の女の子は、就職か進学か、卒業後の進路を決められずにいたのだが..............ってな家族ドラマ?!

3兄弟の2番目として育ったが、弟を事故で亡くしてから、姉とは微妙な関係となり、いつも物置においてあるピアノを、ひとりで弾いていたが...........ってなことで、過去と現在、そして未来と、複雑な心情に揺れる女の子を通して、福島の現状と家族を考えるってとこなんかな。

主演の芳根くんは、この作品が初主演映画ってことやったみたいで、演技のほうは、ちょっとぎこちなくて平板で、メリハリのなさが目に付くんやけど、なるほど、時おり見せる表情や雰囲気は、ハッとさせるものがあったよ。

震災前と震災後で、福島のひとたちの暮らしや気持ちがどう変わったかってのが話のテーマになってるわけやけど、こうやって考えると、原発によって、ホンマに取り返しのつかないことをしてもうたんやなぁって思うよね。

一見すると何も変わらない暮らしや風景でも、確実に失われてもうたものがあって、それがこの世代のひとが次の世代に残してもうた負担なんやって考えたら、なんか、やるせないよなぁ.........?!

2017年8月21日 (月)

『グラウンドブレイク 都市壊滅』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、アルメニアとロシアの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してるサリク・アンドレアシアンってひと、この作品で描かれてる地震のあった年にアルメニアで生まれたみたいなんよ。

ロシアではかなり人気の監督さんらしく、2014年製作のヘイデン・クリステンセンとエイドリアン・ブロディが共演した『クライム・スピード(原題:American Heist)』って映画で、すでにハリウッドデビューを果たしてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

グラウンドブレイク 都市壊滅 / Zemletryasenie   ★★★☆☆   (2016年)

監督:サリク・アンドレアシアン
出演:コンスタンチン・ラヴロネンコ、ヴィクトル・ステパニヤン、マリア・ミロノーワ、タイトフ・オーヴァキミヤン、アスミック・アェクサニアン、アレヴィック・マルティロシアン

1988年12月7日に起こったアルメニア地震、マグニチュード7の揺れによりレニナカンの街は壊滅状態となり、突然の悲劇に人々は戸惑うのだが.............ってな群像ドラマ?!

幼い頃に交通事故で両親を失った青年、その事故の加害者で、8年の服役を経て、家族のもとに帰って来た男、不倫相手との間に子供を作った娘を許せない父親、それぞれ事情を抱えて生きていた人たちも、地震によって翻弄され.........ってなことで、いろいろとドラマを織り込みってとこなんやろね。

3.11を経験すると、なんや、こういう作品は、今までと違う感じで観てまうよなぁ。自然の驚異にさらされて、なすスベなく困難な状況に、なんて、いろいろと思い出したりして、ちょっと辛いやんか。

そんな複雑な気持ちになりつつも、作品として見たときに、ちょっとエピソードが強引すぎたり、盛り上げ方が中途半端やったりって部分が気になってもうたかも。

それにしても............“グラウンドブレイク”って完全な造語やと思うんやけど、どういう意味で使ってるんやろか............別の意味で悲しくなるタイトルやわ(苦笑)

2017年8月20日 (日)

『ザ・マミー/呪われた砂漠の女王』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アクション・アドベンチャーものをひとつ、ご紹介♪

この作品に主演してるトム・クルーズといえば、ちょっと前に、“ミッション:インポッシブル”の新作の撮影中にケガをして骨折かってニュースが流れてたけど、考えたらトムくん、もう50代なかばなんやね。

それでもアクションを頑張ってるトムくん、この作品でも大活躍(?)なわけやけど、そんな作品を監督してるアレックス・カーツマンってひとは、これまで製作や脚本で有名やったらしく、“スター・トレック”や“トランスフォーマー”のシリーズに携わってたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ザ・マミー/呪われた砂漠の女王 / The Mummy   ★★★☆☆   (2017年)

監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ、アナベル・ウォーリス、ソフィア・ブテラ、ラッセル・クロウ、ジェイク・ジョンソン、マーワン・ケンザリ、コートニー・B・ヴァンス

かつてエジプトで悪魔と契約し、王である父親を暗殺して王位を狙ったことで、生きたままミイラとなった王女は、遠くメソポタミアの地下に埋葬されていたが、一攫千金を狙って遺跡にあるお宝を探していた米兵に発見され..............ってなアクションもの?!

長い間、封印されていた悪魔の呪いが解き放たれ、王女に“選ばれた”男は、彼女に操られるように導かれるのだが...............ってなことで、トムくん vs 悪の女王ってなとこかな。

これを“ゾンビもの”って言うかは議論があるんやけど、そんなホラーちっくな作品にトムくんが主演するってところが、ちょっと新鮮やったりしてね(笑)

内容的には、これまでの、この手のアドベンチャー系のネタを使いまわしてる感じがして、既視感があるなぁ.............って思ったら、元ネタが『ハムナプトラ/失われた砂漠の都(原題:The Mummy)』と同じやったらしい.........どうりでインパクトや斬新さってのがないはずやわ。

映像的な進化はあるんやろうけど、トムくんとラッセルくん以外の小粒感ってのがありすぎるせいもあるのか、どうも盛り上がりきらんかった(苦笑)

結局、ブレンダン・フレイザーの“ハムナプトラ”シリーズは3作目まで作られたけど、これも同じように続けるんかなぁ.............ちょっと“今さら”感がある??

2017年8月19日 (土)

『マリアンヌ』

今日は、ブラピ主演のドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、どうやら衣装がかなり評価されたみたいで、アカデミー賞や、イギリスアカデミー賞、放送映画批評家協会賞なんかで衣装デザイン賞にノミネートされたらしい。

ブラピといえば、奥さんのアンジーが裁判所に離婚調停かなんかの申し出をしたってことで、かなりゴシップネタになってるわけやけど、確か、この作品でマリオン・コティヤールと仲良くしすぎて...........なんて話をどこぞで目にしたような..............(苦笑)

ただ、最新のウワサによると、アンジーとブラピは完全には縁を切ったわけやなくて、子ども大好きなブラピがアンジーに謝り倒したのか、子どもたちに会いに行ってるらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

マリアンヌ / Allied   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ロバート・ゼメキス
出演:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、サイモン・マクバーニー、マシュー・グード、ジャレッド・ハリス、リジー・キャプラン、アウグスト・ディール、アントン・レッサー、マリオン・ベイリー、ティエリー・フレモン、シャーロット・ホープ

第二次大戦のさなか、イギリスの特殊工作部隊に属するカナダ人の将校は、モロッコのカサブランカで、ドイツ大使を暗殺するために、現地にいた協力者の女性と夫婦を装い、作戦を実行するのだが.............ってなドラマ?!

命がけの任務をとおして、いつしか惹かれあうふたりは、ロンドンで結婚し、幸せに暮らし始めるが..............ってなことで、戦争に翻弄された男女の切ない恋の話ってとこなんかな。

なんかフランス語をしゃべるブラピってのが、ちょっと意外な感じがして、そんな芸もあったんやって感心しつつ、その様になったフレンチ野郎ぶりは、思ったほど悪くなかったね。

ちょっとクールなブラピに、色気のあるマリオンくんってことで、主演のふたりは、なかなか互いに熱演してて、安心して観てられるレベルやったよ。

まぁ、話としては、それなりにヒネリは入ってるんやけど、ただ、ちょっとツッコミを入れたくなる展開もあったりで、そこまで胸にグッとくるというところまでは、正直、なかったかも。

それなりのデキではあるんやけど、おススメって言うほどのインパクトはなかったかもなぁ............そこらへんで、衣装を褒めるってことなんかも、なんて?!(笑)

2017年8月18日 (金)

『ANTIPORNO アンチポルノ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、かつて一世を風靡した“日活ロマンポルノ”を復活させようってことで、第一線で活躍する(......一部、疑問を感じないわけでもないんやけど、とりあえず..........)5人の監督が、それぞれに作品を撮るっていう企画のひとつらしいんよ。

主役を演じてる冨手くんは、『映画 みんな!エスパーだよ!』で監督さんの作品に出演してて、共演の筒井くんも同じ作品や『希望の国』に出演してたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ANTIPORNO アンチポルノ   ★★★☆☆   (2016年)

監督:園 子温
出演:冨手麻妙、筒井真理子、不二子、下村 愛、小谷早弥花、麻美、吉牟田眞奈、福田愛美、貴山侑哉

新進気鋭の作家 兼 アーティストの女は、過去に縛られながら、現実と妄想のハザマでモガキ苦しむのだが................ってな、エロ&ファンタジーってとこか?!

屈折した感情をむき出しにしながら、サディスティックな世界に溺れる女、しかし、彼女の心の闇は脆く、深い.............ってなことで、なかなかサイケでカオスなドラマに仕上がってた(笑)

完全にコマーシャリズムを排したところで作られたっていう意味で、遊び心も出しつつ、園監督らしさが垣間見えるあたりが、久しぶりに嬉しかったかも。

ただ、主演の元アイドル見習いの演技が下手すぎて、ちょっと引いてもうた。まぁ、脱ぎっぷりのよさは認めるんやけど(苦笑)

一方で、主演の演技が心もとな過ぎたせいか、共演の筒井くんの女優魂が眩しいくらいに炸裂してて、なんや圧倒されてもうたよ。

エロと狂気を形にってところなんやろうけど、園くんの“尖った”部分は感じつつも、主演の物足りなさとグロさの少なさで、期待したほどまでのドキドキ感ってのは、なかったかもなぁ..........まぁ、どんだけ期待してんねんって話かもしれんけど?!(笑)

2017年8月17日 (木)

『疾風スプリンター』

今日は、香港のスポーツ根性もの(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるダンテ・ラムと言えば、以前に紹介した格闘技モノのアクション映画『激戦 ハート・オブ・ファイト』のひとで、それ以外の過去作品を見てみても、どうやらアクション系を得意としてる感じやね。

主演のエディ・ポンは、その格闘技ものでも出演してた台湾の役者さんで、ただ国籍はどうやらカナダらしく、そのイケメン具合からも、人気があるみたいなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

疾風スプリンター / 破風   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダンテ・ラム
出演:エディ・ポン、チェ・シウォン、ワン・ルオダン、ショーン・ドウ、カルロス・チェン、アンドリュー・リン、オウヤン・ナナ

自転車ロードレースのプロチームに、エースのアシスト役として加わったふたりの男は、互いに良きライバルであり、仲間としてレースを戦うのだが.............ってなスポーツ友情ドラマ?!

持久力や瞬発力と、それぞれの特徴を出しながら、チームの勝利のためにペダルを踏むが、チームは資金難となり、別のチームへと移籍し...........ってなことで、熱い“スポ魂もの”でグイグイとってところかな。

レースシーンがなかなかの迫力で、ちょっと盛り過ぎな感もありつつも、それなりに熱いバトルが繰り広げられるところは、結構、楽しめたね。

ただ、どうにも恋愛話がユルすぎて、ドラマのリズムを変えるためなんやろうけど、少し中途半端で、逆効果やったかなぁ.............(苦笑)

自転車のロードレースは、チームスポーツでもあり、そのあたりでライバルとのバトルやら、友情やらってのが、うまくドラマとして盛り上げポイントになってるところは、悪くなかったよ!?

2017年8月16日 (水)

『灼熱』

今日は、クロアチア、スロヴェニア、セルビアの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ユーゴスラビアからのクロアチアの独立に伴って起こった、クロアチア人とセルビア人の紛争とその後を描いてるんやけど、カンヌ映画祭では、「ある視点」部門で審査員賞を受賞したりして、ヨーロッパでは評価されたらしいんよ。

監督さんは、クロアチアの首都ザグレブの出身らしく、これまでの作品で国内では数々の賞を受賞したりして、かなり注目されてるひとなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

灼熱 / Zvizdan   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダリボル・マタニッチ
出演:ティハナ・ラゾヴィッチ、ゴーラン・マルコヴィッチ、ダド・チョーシッチ、ニヴェス・イヴァンコヴィッチ、ミラ・バニャッツ、スティッペ・ラドヤ、トゥルピミール・ユルキッチ

1991年に勃発したクロアチア紛争、同じ土地で暮らしていたクロアチア人とセルビア人が殺し合う、そんな争いによって、深い傷を負ってしまった人々を描いたドラマ?!

対立が激化するなか、村を出ることを決意したクロアチア人青年とセルビア人の彼女、紛争終結後に村に戻ったセルビア人の母娘と、その家の修復を手伝うクロアチア人の男、紛争終結から15年以上が経って、セルビア人の恋人と息子に会いに行くクロアチア人の男、それぞれの関係を映しながら、紛争がもたらした悲しみを、3つの時代に分けて描くってとこなんかな。

“民族対立”という、まったく次元の異なる争いによって、それまで普通に暮らしていた人たちが、引き裂かれ、憎しみ合い、傷つけあう、そしてその禍根は争いが終わった後も続き、ずっと人々の心の中に影を落とす、なんとも理不尽な話やよなぁ。

同じ役者が3つのエピソードで、それぞれ別のキャラを演じて、物語を紡ぐって手法は、ちょっと違和感があるものの、特定の“誰か”の話やないっていうことを表現してるのかもしれんね。

どちらかというと静かな流れのドラマが重ねられてるあたりで、観るひとを選ぶ作品なのかもしれんけど、これがクロアチアの過去であり、現在を切り取ったものやってことで、いろいろと考えさせられる話やったよ?!

2017年8月15日 (火)

『トマトのしずく』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場での公開が決まらずに、そのまま流れてもうてたのが、“お蔵出し映画祭”ってのでグランプリと観客賞を受賞したことで、今年の1月に劇場公開になったんやって。

そんな作品の監督さんはと言えば、もともとは役者として数多くの作品に出演してる榊くんで、どうやらちょっと前まで、戦隊モノに出演してたらしい。

ちなみに、監督さんの奥さんは、かつて橘いずみって名前で“失格”って曲を熱唱してた、オレの高校の先輩(らしい...)で、この作品でもチャッカリ主題歌を歌ってた(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

トマトのしずく   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:榊 英雄
出演:小西真奈美、吉沢 悠、石橋蓮司、原 日出子、ベンガル、柄本時生、角替和枝、山口祥行、広澤 草、柳 英里紗、三浦誠己、中村優子、水野美紀、野村祐人、田邉 歩、杉山優奈

結婚披露パーティーを開くことになった夫婦だったが、妻は父親を招待することに頑なに抵抗し、そんな様子に夫は戸惑いを感じるのだが.................ってな家族ドラマ?!

幼い頃に母親を病気で亡くし、その時のことがキッカケで父親と疎遠になり、ほとんど連絡も取らない仲だったが、ある日、夫婦で経営してるヘアーサロンに父親がやって来て.................ってなことで、こじれた父娘の関係の再生をってとこなんかな。

心のどこかで気にはしていながらも、素直に口に出して言えない、そんな不器用な親子をってところで、演じてる役者もそこそこ豪華やし、それなりに期待をしてみたんやけど..............(苦笑)

なんか、話がマッタリと流れて、あまりメリハリがなくて、“トマト”が話のキモになるはずが、そこまで前面にネタとして出してこないまま、エンディングへと向かってまうあたりが、どうにも盛り上がりに欠けてもうてるように思えて。

賞をもらって評価されたみたいやけど、個人的にはそのまま蔵に入れといてもよかったような気がしてもうて............?!(苦笑)

2017年8月14日 (月)

『バッドガイズ!!』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

イギリスと言いつつも、監督さんはイギリス人ながら、主演がアメリカ人のマイケル・ペーニャと、ステラン・スカルスガルドを父に持つスウェーデン人のアレキサンダー・スカルスガルドっていう、ちょっと変わった感じなんよ。

ジョン・マイケル・マクドナーってひとの過去作品を見ると、どれも劇場未公開作品でB級コメディな感じなんやけど、意外とイギリスのアカデミー賞にノミネートされたり、ベルリン国際映画祭で賞をもらったり、そこそこ評価されてる風やったりして(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

バッドガイズ!! / War On Everyone   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジョン・マイケル・マクドナー
出演:マイケル・ペーニャ、アレキサンダー・スカルスガルド、テッサ・トンプソン、マルコム・バレット、デヴィッド・ウィルモット、ステファニー・シグマン、テオ・ジェームズ、ポール・ライザー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

麻薬の売人からクスリを横取りし、違法捜査で小金を稼ぐ、そんな悪徳警官のふたり組は、犯罪者たちが密会している情報を入手し、金を奪おうと捜査するのだが...................ってな、コメディ調の犯罪ドラマ?!

やりたい放題で私腹を肥やしてきた男たちは、情報屋をつかまえて、犯罪の臭いをかぎつけ、大金を手にしようと計画するが.............ってなことで、マイケルくんとアレキサンダーくんの凸凹コンビが大暴れってね。

かなりデフォルメされた悪徳ぶりで、グタグタな感じのノリをかまされると、ちょっと“ヤリ過ぎ感”ってのがありすぎて、お腹いっぱいになってもうたよ(苦笑)

ただ、これがイギリスの製作で、アメリカの悪徳警官のハチャメチャっぷりをシュールに描写してってところを考えると、ちょっとオモシロミみなくはないんやけど、それは特に作品の内容のオモシロミとは、必ずしもイコールってわけでもないんよね?!

というわけで、ボチボチと暇つぶし程度には...........ってとこかもなぁ(笑)

2017年8月13日 (日)

『アサシン クリード』

今日は、アクション映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、どうやら元ネタは世界的に大人気のゲームなんやってね。最近はすっかりゲームをしないもんやから、まったく知らんのやけど、要するに“バイオハザード”的な路線を狙った映画ってことなんやろか。

監督をしてるジャスティン・カーゼルってひと、オーストラリアの出身なんやけど、長編映画デビュー作の『スノータウン』ってのがカンヌ映画祭で批評家週間特別審査委員賞ってのを受賞して話題になって、この作品と同じマイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールが共演した2作目のシェークスピアもの『マクベス』も、カンヌ映画祭でパルムドールにノミネートされて、評価を高めたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

アサシン クリード / Assasin's Creed   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリング、ブレンダン・グリーソン、マイケル・K・ウィリアムズ、ドゥニ・メノーシェ、ハビエル・グティエレス、マティアス・ヴァレラ、カルロス・バルデム、アリアーヌ・ラべド、ブライアン・グリーソン、エシー・デイヴィス、ハリド・アブダラ

人間の意思を操るとされる秘宝“エデンの果実”を探すテンプル騎士団と、それを阻止しようとするアサシン教団、何百年ものあいだ繰り広げられてきた攻防を終わらせるカギを握る男が見つかり.............ってなアクションもの?!

死刑となった男が実は秘宝を最後に手にしたアサシン教団の男の末裔だと分かり、そのDNAに残る記憶を探ろうとするが............ってなことで、セクシーなマッチョ男のマイケルくんが大活躍ってね(笑)

元ネタになってるゲームとやらは、まったく知らんもんやから、アクション映画として評価すれば、テンポも悪くないし、それなりにノリノリに暴れるあたりで、ボチボチやったんと違うかな。

まぁ、話としては、ちょっとツッコミたくなる部分もあるんやけど、キレキレのアクションを重視してって作りを考えれば、アリの範囲なんかなぁって思う。

しかし、どう見ても続編を意識した作りなわけやけど、残念ながら作品の一般的な評価はイマイチみたいで、製作にまで加わって、ドル箱映画にしたかったマイケルくん、どないするんやろなぁ...........まっ、余計なお世話か(笑)

2017年8月12日 (土)

『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』

今日は、コメディ系の恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるレベッカ・ミラーってひと、ピュリッツァー賞を受賞し、マリリン・モンローの元ダンナでもある劇作家のアーサー・ミラーの娘で、ダニエル・デイ=ルイスの奥さんでもあるんよね。

過去には、ロビン・ライトやアラン・アーキン、この作品にも出演してるジュリアン・ムーアなんかが共演した『50歳の恋愛白書』って映画を監督してたりしてたっけ。

ちなみに、この作品で主役を演じてるグレタ・ガーウィグって女優さんは、ナタリー・ポートマンが主演した『抱きたいカンケイ』やウディ・アレンの『ローマでアモーレ』なんかに脇役で出演し、ちょっと個性的なインディーズ系の作品『フランシス・ハ』ってので主役を演じてたひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ / Maggie's Plan   ★★★☆☆   (2015年)

監督:レベッカ・ミラー
出演:グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア、ビル・ヘイダー、マーヤ・ルドルフ、ウォーレン・ショーン、アイダ・ロハティン、トラヴィス・フィメル、ミーナ・サンドウォール

結婚相手が見つからず、とりあえず知り合いから精子の提供を受けて、子どもを作ることにした女は、たまたま出会った男と意気投合し、彼の小説の執筆の手伝いをしているうちに、恋に落ちるのだが............ってな恋愛をネタにしたドラマ?!

妻とふたりの子どもがいる相手を好きになり、彼が離婚して娘を設けるも、彼と元妻の方がお似合いだと悟った彼女は、元妻にある計画を持ち掛け..............ってなことで、ちょっと複雑な男女関係をコミカルにってとこなんやろね。

グレタくんの醸し出す、ちょっとエキセントリックな独特の雰囲気を活かしつつ、イーサンくんのダメ男ぶりを加えてってことで、キャスティング的には悪くなかったかな。

ただ、話の方は、期待したほど意外性もコミカルさもなくて、ちょっと平凡な恋愛ドラマやったかも(苦笑)

例によって、男目線で眺めてると、つくづく男ってのはアカン生き物やなぁって思ってまうよね?!

2017年8月11日 (金)

『僕らのごはんは明日で待ってる』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは瀬尾まいこって作家さんの小説らしいんやけど、このひとの小説、これまでも北乃きいと勝地 涼が共演した『幸福な食卓』や、チュートリアルの徳井くんと加藤ローサが共演した『天国はまだ遠く』なんてのがあって、結構、映像化されやすいのかもね。

監督の市井くんといえば、今やスッカリ人気者になってる歌手の星野 源が夏帆と共演した『箱入り息子の恋』ってのを撮ったひとなんよ。

ちょっと“某事務所”と“星屑事務所”にホリプロが絡んでってところが、個人的にはビミョーなん感じがするところではあるんやけど、そんな作品の感想は....................?!(笑)

僕らのごはんは明日で待ってる   ★★★☆☆   (2016年)

監督:市井昌秀
出演:中島裕翔、新木優子、岡山天音、美山加恋、片桐はいり、松原智恵子

兄を亡くしてから、ずっと塞ぎこんで、クラスの誰とも打ち解けることのなかった男の子と、いつも明るく、前向きに生きてる女の子、そんなふたりが、体育祭で急接近したことで、いつしか恋人同士になるのだが................ってな、一組のカップルの恋の物語?!

性格のまったく違うふたりが、お互いが好きになり、3年以上付き合ったところで、突然に彼女から別れ話を切り出され..........ってことで、若い男女の恋を感動的にってとこなんやろなぁ。

それなりに“青春”してるワケなんやけど、原作をまったく知らないながらも、ちょっと展開が“ありがち”で読めてまうあたりが、もう一息やったかも。

主演のふたりは、演技力云々を言うようなレベルやないんやけど、そんな素人っぽさが逆にいい方向に出てるんかな。

男目線でいうと、新木くん、ボチボチかわいいってところで、まぁ、おそらく女性の目線でいえば、イケメンのアイドルにってことなんやろうし、まぁ、これはこれで、アリなんかもしれんね.....................?!(笑)

2017年8月10日 (木)

『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』

今日は、ドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞なんかを受賞したらしく、かなり評価されたみたいなんよ。

主演のブルクハルト・クラウスナーがノミネート止まりやったってのが、個人的にはかなり驚きやったんやけど、ヨーロッパ映画賞でも男優賞のノミネートで、受賞はならなかったんやって。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男 / Der Staat Gegen Fritz Bauer   ★★★★   (2016年)

監督:ラース・クラウメ
出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト、イョルク・シュタオフ、ミヒャエル・シェンク、リリト・シュタンゲンベルク、ローラ・トンケ、ゲッツ・シューベルト、ダニー・レヴィ、ルーディガー・クリンク、ゼバスティアン・ブロンベルク

ナチスの残党を追いかける検事は、かつてユダヤ人を収容所に送り込む責任者だったアドルフ・アイヒマンがアルゼンチンに潜伏しているという情報を入手し、彼をなんとかドイツの法廷に引きずり出そうと、作戦を練るのだが.............ってな、アイヒマン逮捕に執念を燃やした実在の人物の伝記もの?!

戦時中になにが行われていたのか、そんな検証もされない戦後のドイツ社会で、ナチスの戦犯を捕まえ、歴史と向き合うことに執念を燃やす、ひとりの男とその周囲の人たちを描くドラマは、なかなか見ごたえがあったね。

なんといっても、主役のブルクハルトおじさんの熱い演技が、当時のドイツの状況をうまく語ってて、いろいろと考えさせられてもうたよ。なぜ、ドイツ政府が逮捕できずに、イスラエルで裁判がなされたのか、そんな事情も分かって、勉強になるしね。

こうやって、過去の負の歴史をしっかりと検証できるってところが、ドイツと日本の違いってことなんかもしれんなぁって、ちょっと思ってもうた?!

2017年8月 9日 (水)

『未来を花束にして』

今日は、ちょっとマイナーなイギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、イギリス・インディペンデント映画賞ってので助演男優賞を受賞して、主演女優賞と助演女優賞にノミネートされたらしい。

主演のキャリー・マリガンといえば、かつては演技のできる若手のアイドル女優なんて位置づけで人気やったのが、彼女も30歳をこえて、気がついたら MUMFORD & SONS のボーカル、マーカス・マムフォードと結婚してたらしい。

小耳に挟んだ Wiki 情報によれば(笑)、ふたりは幼なじみで、子供のころに同じ教会に通ってた仲なんやって。

そんな、どうでもいいような情報を挟みつつ、作品の感想は........................?!

未来を花束にして / Suffragette   ★★★★   (2015年)

監督:セーラ・ガヴロン
出演:キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム・カーター、ブレンダン・グリーソン、ロモーラ・ガライ、ベン・ウィショー、ナタリー・プレス、アンヌ=マリー・ダフ、エイドリアン・シラー、フィンバー・リンチ、ジェフ・ベル、メリル・ストリープ、サミュエル・ウェスト

共働きでクリーニング工場で働く女は、ある日、女性の参政権を求める女性たちの抗議行動に出くわす。同じ職場で働く女性が活動に加わっていたこともあり、それまで何の疑問も持たずに、日々を暮らしていた彼女は、次第に活動にのめり込むのだが...............ってなドラマ?!

男性と同じ選挙権を求める女性たち、そんな彼女たちの過激化する活動を、国家への反逆として取り締まろうとする警察、弾圧されながらも、女性たちは戦いをやめようとはしない...........ってなことで、20世紀初頭のロンドンでの出来事をドラマにしてるんよ。

今でこそ、当たり前のように女性にも投票権があるわけやけど、それを勝ち取るために、どれほどの苦労があったのかってのを目の当たりにすると、なんや胸にズシッとくるものがあるやんね。

男性社会のなかで、平等の権利を求める、至極当たり前のことが、そうは受け止められなかった時代、そのなかで必死に戦った先人たちがいてこそ、今の世の中があるんよなぁ。

悲しみを乗り越えながらも、それでも権力に抗う、そんな女性たちの覚悟と勇気は、決して無駄にはならんかったってことなんかな?!

たかが1票、されど1票、選挙権は社会に積極的に参画するための力、そのために戦ったひとのためにも、決してムダにしたらアカンよね!

2017年8月 8日 (火)

『黒い暴動』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる宇賀那くん、この作品で知ったんやけど、Wikipedia情報によれば、高校生の頃から俳優をやってて、石井裕也監督の作品のスタッフとして映画作りを学んで、この作品を監督したんやって。
(かなりザックリした要約やけど..............)

2018年の公開予定の新作では、あの浅野忠信とCharaを親に持つ娘さんの女優デビュー作になるっていうので、少し注目されてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

黒い暴動   ★★★☆☆   (2016年)

監督:宇賀那健一
出演:馬場ふみか、柳 英里紗、平松可奈子、間宮祥太朗、今井 華、山本浩司、稲川実代子、川瀬陽太、三浦誠己、清水真緒、加藤雅美

石川県の田舎町の高校に通う女の子は、退屈な日常にうんざりしていた。そんな時、同じ学校にいた“ガングロ”の女の子の姿に衝撃を受け、彼女の率いるパラパラのダンスグループ“ブラック ハマナス”に入るのだが..............ってな青春もの??

いやぁ~、なんかね、キレキレのパンクで、それでいてシュールさがあって、かつ、女の子の生き様にモノ申す、そんな熱さもあったりで、これ、案外、嫌いやなかったりして。

なんたって、出だしの方で、ガングロな女の子が牛舎で牛の世話とか、あまりのインパクトにザワザワしてもうたで!(笑)

基本的には、くだらないハチャメチャっぷりながら、メインキャストの彼女たちの過去と現在をうまく絡めて、“まぶしい”青春(?)とその後の人生、ってので、上手くドラマを構成してるんよね。

かつて街を闊歩してたヤマンバメークの彼女たち、どないしてるんやろなぁ........なんて思うと、青春なんて弾けたもん勝ちなのかも?!(笑)

「外野なんて、空気」、外面ばかり気にしてたら、ホンマにやりたいことを見失う、確かにそうかもなぁ.........メッセージとしては、間違ってない.................なんて。

2017年8月 7日 (月)

『ザ・レイジ 果てしなき怒り』

今日は、マイナー系の作品のなかから、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、予告かなにかで“スペイン版アウトレイジだぁ”みたいな売り方をしてて、実際に邦題もそこのあたりを意識した風な感じになってるんやけど、ちょっと恥ずかしいよなぁ(苦笑)

監督さんは、以前に紹介したSFもの『EVA<エヴァ>』って作品を作ったひとで、その時にスペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、最優秀新人監督賞を受賞して、期待されたんやけど、その後はどうやらイマイチっぽいね。

ちなみに主演のマリオ・カサスといえば、このブログでいまだによく検索してもらってる『空の上3メートル』とその続編の『その愛を走れ』で主役を務めてた、イケメンの彼なんよ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ザ・レイジ 果てしなき怒り / Toro   ★★★☆☆   (2015年)

監督:キケ・マイーヨ
出演:マリオ・カサス、ルイス・トサル、ホセ・サクリスタン、クラウディア・カナル、ルイチ・マシアス、イングリッド・ガルシア・ヨンソン、ホセ・マヌエル・ポガ、アルベルト・ロペス

強盗事件で逃走中に兄をひとり亡くし、逮捕された男は、刑期を終えたら組織を抜けて、恋人と一緒になろうと考えていたが、もうひとりの兄が組織の金を横領したことで、ボスと争うことに..............ってな、バイオレンス・アクションもの?!

マフィアのボスと、かつて彼を父親のように慕っていた男、互いのプライドのために、引くに引けない対決のときが.............ってなことで、因縁めいた男同士のバトルをってことなんやろうけど、う~ん、予告はオモロそうやったんやけど、なんかスケール感がないんよな(苦笑)

ボスの金をすべて奪えばって言いながら、リュックサックひとつかついで乗り込んだり、追跡や逃走ぶりが中途半端やったりで、かなりツッコミどころ満載やったよ。

まぁ、おそらくコンセプトとしては、主演のマリオくんがキラりと活躍して、それをさりげなくルイスおじさんが脇で押さえてってことなんで、話の内容までは重視してないんかも。

挙句の果てに、オチでそうこられると..............やっぱり、思わす失笑してまうよなぁ...........ってことで、ちょっとビミョーなデキやった?!

2017年8月 6日 (日)

『天使にショパンの歌声を』

今日は、カナダの音楽映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ジュトラ賞っていうカナダの映画賞で、作品賞、主演女優賞、助演女優賞なんかを受賞したらしく、なかなか評価されたみたいやね。

監督のレア・プールってひとは、スイス出身の女性なんやけど、ウィリアム・ハートが主演した『天国の青い蝶』って作品なんかが、日本でも劇場公開されたりしてたっけ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

天使にショパンの歌声を / La Passion D'Augustine   ★★★☆☆   (2015年)

監督:レア・プール
出演:セリーヌ・ボニアー、リザンドル・メナール、ディアヌ・ラヴァレ、ピエレット・ロビタイユ、マリー・ティフォ、アンドレ・ラシャペル、ヴァレリー・ブレ、ジルベール・シコット、マリー=フランス・ランベール

カトリックの修道院が経営する全寮制の女子校では、音楽教育に力を入れていたが、コストを重視する本部からは理解をされず、廃校の圧力を受けていたのだが...............ってなドラマ?!

学校を存続させたい、そう願うシスターたちは、メディアを呼んで演奏会を開いたりするが、物事は思ったようには進まず................ってことで、音楽にかける情熱と教育の問題に、心に傷を持つ生徒の再生をからめってとこなんかな。

ウリ文句を眺めながら、廃校の危機から救い、音楽の力を~ってな流れで、正直、ちょっと感動的なドラマってのを期待したんやけど、少し肩透かしをくらった感じやった(苦笑)

それなりに、時代の変化のなかで、それでも音楽を中心に、心に訴えかけるっていう“音楽愛”はあるんやけど、話のスジが定まらない感があって、どこか中途半端なところもあったりで、すんなりと伝わってこんかったんかな。

美しい音楽をフィーチャーしてたりして、それなりに雰囲気のある作品ってことではあるんやけど、ちょっと思ってたのとは違ったようで............?!

2017年8月 5日 (土)

『クリミナル・プラン 完全なる強奪計画』

今日は、スペインの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場公開されてた作品っていうわけやなく、今年の3月にやってた“シネ・エスパニヨーラ”っていう企画モノ上映会で紹介されたものらしいんよ。

主演を務めるアライン・エルナンデスって俳優さん、個人的には初めて見る気がするんやけど、本国スペインでは、いくつかの映画と、TVドラマなんかで活躍してるみたいやね。

共演のルイス・トサルは、ハリウッドにも進出してて、マイケル・マン監督の『マイアミ・バイス』なんかにも出演したりしてるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

クリミナル・プラン 完全なる強奪計画 / Plan De Fuga   ★★★☆☆   (2017年)

監督:イニャキ・ドロンソロ
出演:アライン・エルナンデス、ルイス・トサル、アルバ・ガローチャ、ハビエル・グティエレス、イツィアル・アティエンサ、ピーター・ニコラス

強盗で金を稼ごうとするロシアン・マフィアに雇われた男だったが、警察の手入れで一度は頓挫した計画が、実はまだ進められていると知り...............ってな犯罪サスペンスもの?!

警備の厳重な巨大な銀行から、どうやって大金を盗み出すのか、そんな計画の全貌をつかんだときに、男はある行動に.................ってな感じで、銀行強盗ものに、ちょこっと複雑な人間関係を絡めってとこなんやろね。

困難な状況を乗り越え、痛快な結末へっていう意図は分からんでもないんやけど、どうも話にムリがありすぎる感があって、もう一息、“やられた”っていう風にならんのよなぁ(苦笑)

主役のアラインくんのスタイリッシュな“ハゲ具合”は、個人的にはハゲしく共感するんやけど、話の完成度っていう部分で、イマイチなんかもしれんね。

というわけで、期待したほどのスマートさがなく、ボチボチといったところなんかなぁ..............?!

2017年8月 4日 (金)

『土竜の唄 香港狂騒曲』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、例によって監督 三池崇史×脚本 宮藤官九郎で、某事務所の“俳優っぽい人”を主演にしてフジテレビが作ってる映画『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』の続編なんよ。

最近、ツンデレ悪女枠(ってくくりがあるのか不明やけど)で評価の高い菜々緒くんが、まさに当たり役ってことで話題になったのが、この作品なんよね。

というわけで、まぁ、どうでもエエような話ではあるんやけど、とりあえず作品の感想は............?!

土竜の唄 香港狂騒曲   ★★★☆☆   (2016年)

監督:三池崇史
出演:生田斗真、堤 真一、岩城滉一、吹越 満、本田 翼、瑛太、古田新太、上地雄輔、菜々緒、仲 里依紗、遠藤憲一、皆川猿時、渡辺 哲

ヤクザの会長を逮捕して、組織を壊滅させるため、潜入捜査官として組員になって会長に近づく男だったが、組と衝突する中国マフィアとの抗争に巻き込まれ...............ってなコメディもの?!

ヤクザ同士の因縁に中国マフィアが加わり、さらに強大な悪が................ってなことで、相変わらずのアホらしい、ドタバタ劇が繰り広げられるんよ(苦笑)

例によって原作漫画のノリを知らんだけに、この作り方がエエんかどうか分からんのやけど、やたらと中途半端なエロと下ネタを繰り返されると、ちょっと飽きてまうよなぁ。

あるスジで絶賛されてる菜々緒くんの大胆な“活躍”ってのは、なるほど「ほぉ~」って思うけど、これだけくだらんと、それで作品の評価がどうのって話でもないわな(笑)

今回も、ある意味、いつもどおりの三池&宮藤コンビのクオリティであって、それが好きなひとには、楽しめるんやろうけど、そうやなかったら、2時間強はちょっとキツいかも?!

2017年8月 3日 (木)

『トゥー・ラビッツ』

今日は、ちょっと久しぶりにブラジル映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督さんの長編デビュー作になるらしいんやけど、ブラジルのアカデミー賞にあたるブラジル映画大賞ってので編集賞、視覚効果賞なんかを受賞し、監督賞や主演女優賞、脚本賞にノミネートされたんやって。

まぁ、公式HPに書いてあるような“ブラジルのタランティーノ”ってのはどうかと思うんやけど、なるほど個性的な作りで、どちらかというとガイ・リッチーに似てるかもね。

実は、この作品が2011年製作で、その後、2015年にハリウッドに進出して、アンソニー・ホプキンスやアビー・コーニッシュ、コリン・ファレルなんかが出演した作品(原題:SOLACE)ってのを撮ったらしく、その作品の評価もなかなかみたいなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

トゥー・ラビッツ / 2 Coelhos   ★★★★   (2011年)

監督:アフォンソ・ポヤルト
出演:フェルナンド・アウヴェス・ピント、アレッサンドラ・ネグリーニ、カコ・シオークレフ、トグン、タイーヂ、ネコ・ヴィラ・ロボス、マラト・デスカルテス

人身事故を起こし、しばらくアメリカに行っていた男は、久しぶりにサンパウロに戻り、以前から考えていたある“計画”を実行しようとするのだが............ってな、クライム・アクション?!

富豪をゆすって大金を手にしたマフィア、そんな彼の犯罪をもみ消す弁護士とその妻の検事、裏で手を回して甘い汁を吸う議員、金を横取りしようとするチンピラ................大金をめぐって、様々な思惑が、ってなことで、なかなかスリリングに話が展開するんよ。

これ、クセのある様々な登場人物が、うまく絡み合うことで、話をオモロくしてるんよね。まぁ、確かに多少の“ヤリすぎ感”ってのはあるんやけど、巧みにアニメーションやらストップモーションを使ったりして、ポップにかつスタイリッシュにアクションを見せてくれるあたりに、工夫とセンスを感じるんよ。

ブラジルの映画界からタマに出てくる新たな才能、これは期待できるかもなぁ...............?!

2017年8月 2日 (水)

『幸せなひとりぼっち』

今日は、スウェーデンの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたらしく、ヨーロッパ映画賞では、コメディ作品賞ってのを受賞したんやって。

原作は、スウェーデンではベストセラーになった小説みたいで、公式HPを見ると、スウェーデンの5人に1人が鑑賞した、歴代第3位の大ヒットってことらしく..........でも、そういわれると、1位と2位はなんやったんやろうって、ちょっと気になるんやけど、どうやら1位は、この作品の監督さんの作品やったらしい(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

幸せなひとりぼっち / En Man Som Heter Ove   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ハンネス・ホルム
出演:ロルフ・ラッスゴード、イーダ・エングヴォル、バハール・パルス、フィリップ・ベルグ、トビアス・アームボルグ

頑固モノで近隣住人から変人扱いされている男は、40年以上務めた会社をクビになり、すでに亡くなった妻のモトに行くべく、自殺しようとするのだが.............ってな人情ドラマ?!

誰彼かまわず小言ばかりいって暮らしている男だったが、近所に越してきた移民家族に振り回されてるうちに、彼のなかに少し変化が...........ってなことで、ちょっと心温まる話が展開するんよ。

気難しい男にも、波乱万丈の過去があり、そんな背負ったものと、心の重しを癒すのは、人とのつながりなんやなぁってところで、なかなかホンワカしたドラマに仕上がってた。

特に爆笑させられたり、思いっきり泣かせるようなことはないんやけど、さりげなく盛り上げながら、なんとなく観終わった後に、悪くなかったなぁって思える作品やったね?!

2017年8月 1日 (火)

『傷だらけの悪魔』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、どうも元ネタになってるのは、大人気のコミックってことらしいんやけど、例によって、まったく知らんのよね。

主演してる足立くんといえば、当初はアイドル系女優のゆおな扱いで売り出してたけど、最近は、なんかテレビのバラエティ番組のゲストなんかでよく見かけるようで、女優よりもタレントっていうイメージが強いかも。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

傷だらけの悪魔   ★★★☆☆   (2017年)

監督:山岸聖太
出演:足立梨花、江野沢愛美、藤田 富、岡田結実、宮地真緒、川原亜矢子、加弥乃、小南光司、芋生 悠、仲谷香春、高野海琉、中島愛蘭、YUKINO

親の仕事の都合で、東京から北関東の田舎町に越してきた女子高生は、転校先でも無難にクラスに馴染もうとするが、中学時代に自分のグループがイジメてた女の子が同じクラスにいたことで、仕返しとばかりに執拗なイジメを受けることに..............ってな、高校生のイジメを描いたドラマ?!

完全にクラスの反感を買い、孤立した状況でイジメを受けるが、開き直った彼女は、反撃に打って出る.................ってなことで、ハゲしいイジメのバトルをってとこなんかな(笑)

元ネタが人気コミックってことらしく、それと比べてどうかってのは分からんのやけど、映画だけで言うと、足立くんを主役に抜擢したことが、上手くハマってる感じやったよ。

クラスのなかでの見えないパワーバランスや、ちょっとしたキッカケで変化するターゲット、なんか最近の子たちは、SNSなんかのツールがあることで、余計にエグくなってる感じやね。

単にイジメを茶化すんやなくて、本質的な原因を糾弾するってところも、作品のメッセージとして悪くなかったかな?!

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