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2017年9月

2017年9月30日 (土)

『ベニスに死す』

今日は、イタリアとフランス合作の名画をひとつ、ご紹介♪

この作品、70年代初めに作られたものなんやけど、あまりにも耽美的な作品ということで、未だに多くの映画ファンの心を掴んで離さない魅力があるらしいんよ。

作品自体は、アカデミー賞で衣装デザイン賞にノミネートされたほか、英国アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞にノミネートされ、撮影賞や美術賞、音響賞を受賞したらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ベニスに死す / Morte A Venezia   ★★★☆☆   (1971年)

監督:ルキノ・ヴィスコンティ
出演:ダーク・ボガード、ビョルン・アンドレセン、シルヴァーナ・マンガーノ、マーク・バーンズ、ノラ・リッチ、ロモロ・ヴァリ、キャロル・アンドレ、マリサ・ベレンソン、フランコ・ファブリッツィ

イタリアのベニスにあるホテルにやって来た作曲家の男は、そこで若く、美しい少年と出会い、その完璧なまでの“美”に心奪われるのだが...............ってなドラマ?!

あまりの美しさに、思わず触れてみたい、自分のものにしたいという欲求に支配されそうになりながら、一方でそれを許さない理性、その間(はざま)でもがき苦しみ、やがて心のバランスを失っていく様を描くってなとこかな。

いい年をしたオヤジが、若くて美しい少年に心を奪われ、徐々に自分を見失っていく様ってのが、なんとも滑稽で、それでいて哀しいんよなぁ。まぁ、やってることは、今で言うと完全なストーカーやからね(笑)

ちょっとドラマとしては、展開に“まったり”な感じがあるように思うんやけど、こだわりのカットや効果的な音楽の使い方に、監督さんの思い入れがにじみ出てるようで、確かに儚い美しさを映した映画って言えるのかもなぁ.......................!?

2017年9月29日 (金)

『裏切りの街』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとは動画配信サービスの“dTV”ってので配信するコンテンツとして作られたドラマらしく、それを劇場公開用に編集し直したものなんやって。

監督の三浦大輔といえば、この作品でも主演を務めてる池松壮亮と門脇 麦が、乱交パーティーで出会うっていう『愛の渦』ってので話題になって、ちょっと前に公開された『何者』も彼の作品なんよね。

というわけで、そんなドラマの感想は.....................?!

裏切りの街   ★★★☆☆   (2016年)

監督:三浦大輔
出演:池松壮亮、寺島しのぶ、平田 満、佐藤仁美、中村映里子、駒木根隆介、落合モトキ

同棲相手に小遣いをもらいながら、怠惰に日々をおくっているフリーターの男と、結婚して優しい夫と暮らしているが、どこか満たされない子持ちを抱える主婦、そんなふたりが出会い系で知り合い、デートを重ねるうちに...................ってな恋愛ドラマ?!

彼女に申し訳ないと思いつつも、年上の女性との関係を続ける青年と、夫への冷めた感情をどうすることもできず、若い男とデートする主婦、そんなふたりのそれぞれのパートナーは.............ってことで、ドロドロの人間関係をってとこなんかな。

池松くんの、“ダメで無気力な若者”の演技や、寺島くんの背徳感を抱えながら抗えない主婦ってのが、なかなかハマってて、キャスティングとしては悪くなかったかな。

作りとして、官能を前面にというよりは、時おり脱力系のテンションでマッタリさせるところで、個人的にはどこか中途半端な感じがしてもうたね。

出会ってしまった男と女の、切っても切れない関係ってことでは、まぁ、それなりに情感もあったりで、悪くないデキやったのかもしれんけど..............?!

2017年9月28日 (木)

『ミスト』

今日は、ホラー調のミステリーものをひとつ、ご紹介♪

監督をしてるフランク・ダラボンといえば、『ショーシャンクの空に』って作品で注目をあびて、その後、トム・ハンクスが主演の『グリーン・マイル』で人気を不動のものにし、日本でもえらい評価されてるやんね。

最近は、ゾンビものの連続ドラマってことで人気になってる“ウォーキング・デッド”くらいしか頭に浮かばないんやけど、監督としてのキャリアっていう観点では、完全に映画からTVへとシフトしてるんかもなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ミスト / The Mist   ★★★☆☆   (2007年)

監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、トビー・ジョーンズ、ウィリアム・サドラー、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー、クリス・オーウェン、ジェフリー・デマン、ネイサン・ギャンブル

嵐の後に、突然町を覆いつくした“霧”、その中には得たいの知れない生物がいて、スーパーに取り残された人々は................ってな、スティーヴン・キングの原作とダラボン監督のコンビによるパニック・サスペンス?!

閉じ込められて行き場を失った人たち、迫り来る恐怖、化け物や昆虫、クモやら、まぁ定番のホラーな面々を使いつつ(笑)、それでいてそういった極限状態で、ひとがどう振舞うのか、そんな深層心理を描くところが、なかなかやった。

単に悪趣味な作品にせず、ドラマがしっかりしてるところが良かったね。ただ、宣伝で“驚愕のラスト...”なんて煽ってたけど、こちらは想定内の、むしろ定番的はオチで、ちょっとがっかりやった(苦笑)

ハーデン以外はあまりメジャーな役者を使わず、話をどう語るかに集中していることで、安っぽい内容にならんで、よかったねぇ!?

2017年9月27日 (水)

『きつねと私の12か月』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるリュック・ジャケってひとは、もともと生物学者をやってたらしく、ペンギンの生態を追った『皇帝ペンギン』っていうドキュメンタリー作品で、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したんよね。

どうやら、この作品の話ってのは、監督さんの実体験をもとにしてるってことらしく、おそらくキツネとの出会いから動物が好きになり、生物を研究する学者になり、映像を撮ってドキュメンタリー監督に、そんな人生なんやろなぁ。

キツネというと、個人的にはドラマ「北の国から」の螢ちゃんとキタキツネってのが、真っ先に頭に思い浮かぶんやけどね(笑)

というわけで、ドキュメンタリーの手法を存分に活かした(?)作品の感想は.....................?!

きつねと私の12か月 / Le Renard Et L'Enfant   ★★★☆☆   (2007年)

監督:リュック・ジャケ
出演:ベルティーユ・ノエル・ブリュノー、トマ・ラリベルテ、イザベル・カレ、(声の出演)ケイト・ウィンスレット

ある日、学校の帰り道で一匹のキツネに出会った女の子は、その愛らしい姿に魅せられ、何とかして近づこうと試みるのだが.................、ってな女の子とキツネの関係を描いたドラマ?!

美しい大自然のなかで、必死になってキツネを追いかける女の子、その表情のひとつひとつがなんとも素敵やったね。

それと、やっぱり驚きなのは、キツネを含めた森の動物たちの生態を追った映像の素晴らしさ!どうやって撮影したのかが、ごっつい気になってもうたよ。さすがはドキュメンタリー監督って唸るくらい、映像的には、芸術の域に達してる感じやった。

内容としては、単なる“かわいい”や微笑ましい交流に終わるのではなく、自然との関わり方を考えさせられるところが、とっても教育的で、良かったかも。

全てを服従させようとする、人間のもつ傲慢さが、歯止めない自然破壊を生んでるんやろなぁって思ったね。

それにしても、主役の女の子はかなりの“冒険野郎”やったなぁ................怖いもの知らずの若さってのは、無敵やねぇ?!(苦笑)

2017年9月26日 (火)

『しあわせの記憶』

今日は、TBSが製作したTV映画をひとつ、ご紹介♪

これ、映画かと思ったら、テレビ用に作られたものらしく、TBS系列のMBSの開局65周年記念番組として企画されたんやって。

なんか、渡辺 謙も不倫騒動やらがあって、“家族ドラマ”って言われると、今となっては、チョイ微妙な感じもせんでもないんやけどね(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

しあわせの記憶   ★★★☆☆   (2017年)

演出:竹園 元
出演:渡辺 謙、麻生祐未、北川景子、二階堂ふみ、三浦貴大、菅原大吉、千葉雄大、螢 雪次朗、小宮孝泰、、掛田 誠、有福正志

経営していた弁当屋が倒産に追い込まれて以来、妻とふたりの娘を置いて、家を出た男は、ゴミ回収の仕事をリストラされ、会社を経営する長女のところに、金を無心にいったのだが..............ってな家族ドラマ?!

妻の恋人を調査するよう長女から頼まれた男は、家に居候させてもらいながら、家族との暮らしをはじめるが............ってね。

妻の恋人問題だけやなく、長女は共同経営者と意見が合わず、次女はコンビニのバイトで失敗ばかり、そんな家族それぞれの悩みを、父親が心配して、あれこれとってなとこかな。

渡辺くんの存在感を活かしつつ、ドタバタとやりながら、家族の過去、現在、そして未来へとってなところで、ちょっと話が強引な感はあるものの、それなりに安定して観てられるクオリティやったかな。

まぁ、感動ってほどではないんやけど、家族の絆ってやつは、なんとかく感じられたかも?!

2017年9月25日 (月)

『罠 -少女の誘惑-』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、韓国映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるポン・マンデってひと、これまで日本で紹介された作品のリストを見ると、どれも劇場未公開のエロ路線もしくはホラーな作品が並んでるんよ(笑)

そういう意味では、これも“らしい”ってことで括られる類の作品ってことになるんやろうけど、果たして、その感想は..........................?!

罠 -少女の誘惑- / (ハングル)   ★★☆☆☆   (2015年)

監督:ポン・マンデ
出演:ユ・ハジュン、カン・ヨンギョ、ハン・ジェイン

脚本家をしている男は、執筆のために山奥にある民宿に泊まることに。無口な主人と暮らす高校生の女の子に興味を持った男は、次第に彼女に夢中になっていき....................ってなエロ系サスペンス?!

無邪気な高校生を装いながら、さりげなく誘うような素振りをみせる女の子に、現実と夢の見境がつかなくなり、のめり込むが...............ってなことで、男の欲望とそれを利用しようとする女のしたたかさを描くってとこなんかな。

この作品、思ったよりもエロ直球ってわけでもなく、細かい“エロポイント”を重ねながら、男を虜にする小娘と欲望に押し切られる男の悲哀ってのを語ってるんよ。

とりあえずではあるんやけど、ヒロイン役の女の子の小悪魔ぶりは、監督さんの意図するものと合致してるようで、ドラマの内容に説得力をもたせとったかな。

まぁ、そうは言いつつも、作品としてどうかと言われると、全体として“ありきたり感”ってのが強すぎて、ちょっと安易すぎる気がしてもうたんよね。

低予算でアイデア(エロ)勝負ってのは分からんでもないんやけど................?!(笑)

2017年9月24日 (日)

『バーニング・オーシャン』

今日は、実際の出来事をネタにしたドラマをひとつ、ご紹介♪

これ、2010年に起こった原油流出事故を映画にしたものらしく、あの当時、流出した油でメキシコ湾が汚染されて、えらい大変なことになってるっていうニュースを見たの、覚えてるわ。

監督のピーター・バーグといえば、この作品でも主役を演じてるマーク・ウォールバーグが出てた『ローン・サバイバー』ってのが、結構、評価されて、放送映画批評家協会賞で賞をもらったりして話題になってたっけ。

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

バーニング・オーシャン / Deepwater Horizon   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ケイト・ハドソン、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ジョン・マルコヴィッチ、ジョー・クレスト、ジェームズ・デュモン、トレイス・アドキンス、ダグラス・M・グリフィン

メキシコ湾に浮かぶ石油掘削施設で働く男たちは、事業主であるBP社の対応に不安を感じながらも、彼らの指示により作業を続けるのだが.................ってな、実際に起こった事故を描いたドラマ?!

工期の遅れと経費削減により、安全対策を怠ったことで引き起こされた爆発事故、燃え盛る炎の中、作業員たちは必死に脱出を試みるが..................ってことで、混乱のなかで繰り広げられるサバイバルをってね。

この作品、実際に起こった事故を、いかに迫力のある映像で描き切るかってところに力が注がれてる感じで、その意味で映像的には、なかなかのモノやったよ。

そのなかで、奮闘するひとたちの、ちょっとエエ話を盛り込みつつってところは、まぁ、なんとなく想像できる範囲ではあったんやけど(笑)

大企業の論理の傲慢さと、それによって生じた未曽有の損害、事件としてはそこがポイントやったんやろうけど、どちらかというとアクション色の強い作りやと、そこまで心揺さぶられるようなものは、なかったかもなぁ?!

それにしても“バーニング・オーシャン”って..............確かに海が燃えてる映像はあるんやけど、そんなカタカナ邦題を付ける必要って、あるんやろか...............(苦笑)

2017年9月23日 (土)

『オーストラリア』

今日は、タイトルそのままやけど、オーストラリア映画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてるバズ・ラーマンといえば、この作品で主役を演じてるニコール・キッドマンの主演で撮ったミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』で有名やんね。

なかなか音楽の使い方にセンスのある監督さんなんやけど、レオナルド・ディカプリオが主演した『華麗なるギャツビー』以降は、どうやら長編映画は撮ってないみたいなんよなぁ。

ちなみに、監督さんはオーストラリア出身のひとで、ニコールくんは親がオーストラリア人でハワイ留学中に生まれたらしく、アメリカ生まれのオーストラリア育ちで、でもって相手役のヒュー・ジャックマンはオーストラリアのシドニー出身ってことで、この作品、国の威信を掛けて...........ってことなんやろか(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

オーストラリア / Australia   ★★★☆☆   (2008年)

監督:バズ・ラーマン
出演:ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、ブランドン・ウォルターズ、デヴィッド・ウェンハム、ジャック・トンプソン、ブライアン・ブラウン、リリアン・クロンビー、デヴィッド・ガルピリル

オーストラリアで牧場を経営する夫の元にやって来たイギリス人貴族の女は、粗野な牛追いに案内されて夫の牧場に来るのだが............ってな、30年代後半を舞台に描く、ラブ・ロマンスと家族愛(?)の物語?!

時代に翻弄されながらも、見知らぬ土地で強く生き抜く女性に焦点を当てつつ、アボリジニの悲惨な過去も織り交ぜながら、なかなか丁寧にドラマを作ってた。

この監督らしく、音楽をうまく使いながら、展開していくわけなんやけど、観終わってみると、なんとなくまとまってる感はあるものの、細部を見たときに、どうも納得がいかんのよね(苦笑)

まぁ、盛り上げるためと言ってしまえばそれまでなんやけど、物語の必然性ってのが弱くなってまうと、観てる側は少し話に入り込みづらくなってまうんよなぁ。

2時間半を越える尺で、大作を観たという感覚は多少はありつつも、むしろワァと盛り上がりながらも、意外に内容がない.....................ってとこかもね?!(苦笑)

まぁ、二コールくんの気の強さと、ヒュー・ジャックマンのワイルドなイメージは、設定に合ってた感じやったんで、キャスティングは悪くないんやろうけど.....................。

2017年9月22日 (金)

『猫侍 南の島へ行く』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、先日の『猫侍』の劇場版第2弾ってことで、1作目が主演の北村くんのコテコテのキャラ立ち具合で楽しませてくれたんで、そのまま勢いで次も試してみたんよね。

監督をしてる渡辺ってひとの過去作品を見ると.......................う~ん、またもや1作目の山口くんと同様に、あの“三池崇史”の助監督をやって、彼のもとで修行してたらしく、どうにも胸騒ぎがしてまうやんか(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

猫侍 南の島へ行く   ★★★☆☆   (2015年)

監督:渡辺 武
出演:北村一輝、木野 花、横山めぐみ、木下ほうか、LiLiCo、酒井敏也、緋田康人、高山善廣

江戸から家族のいる加賀に戻ったものの、相変わらず職のない浪人侍は、姑の口利きで、土佐藩で剣術指南役をやれるということで、愛猫と一緒に旅立つのだが..............ってな、劇場版第2弾?!

舟を自分で漕いで、土佐を目指すが、途中で嵐に遭遇し、気づいたら見知らぬ島へ。そこの住人たちは、白い猫を神と崇め、愛猫をめぐってハゲしいバトルが..............ってなことで、今度は場所を変えてってか。

主役の北村くんのキャラが完全にデキあがってもうてるおかげで、大抵のことは許される雰囲気にはなってるんやけど、2作目は完全にキャスティングで手を抜いたのか、よりによってタレントくずれを使うとは................(苦笑)

まぁ、だからどうしたって程度の内容やから、別に真剣にツッコムものではないんやけど、せっかくの主役のキレキレのキャラで笑いをって期待したのに、笑えんのが出てくると、ドン引きしてまうやんね?!

2017年9月21日 (木)

『ダイアナの選択』

今日は、ミステリーものをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてるユマ・サーマンって女優さん、タランティーノの『パルプ・フィクション』で注目を浴びたわけやけど、なにげに元ダンナがイーサン・ホークとゲイリー・オールドマンってところが驚きやったりして(笑)

共演してるエヴァ・アムリって女優さん、どうやらスーザン・サランドンの娘やったらしく、この作品よりも前は、母親の出演作にバーター出演をして、小金(?)を稼いでたらしい?!

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ダイアナの選択 / The Life Before Her Eyes   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ヴァディム・パールマン
出演:ユマ・サーマン、エヴァン・レイチェル・ウッド、オスカー・アイザック、ガブリエル・ブレナン、ジョン・マガロ、ジャック・ギルピン、エヴァ・アムリ、ブレット・カレンン、モリー・プライス

高校時代にクラスメートが銃乱射事件を起こし、それに巻き込まれたことで、心に傷を負った女性は、事件の後も同じ街に夫と娘とともに、今も暮らしていたのだが.............ってなドラマ?!

決して忘れることのできない“あの日”の記憶、そしてその時一緒だった親友との思い出、ちょっとビターな過去と現在がオーバーラップしながら展開する話は、主人公の痛みが伝わる内容やった?!

もともと演技力のあるユマくんなわけやけど、今回もごっつい繊細な役どころを、しっかりと丁寧に演じてくれて、なかなかの見ごたえやったよ。

作品を全体として見る限りでは、ボチボチ悪くないんかなぁと思ってたんやけど、終わり方がちょっとなぁ............?!

比較的“淡々と”進行する流れの中で、最後にひねりを加えたかったのは分かるんやけど、その内容ってのが、正直、よう分からんかった(苦笑)

こうなんかなぁ、って思うものの、そうなると始めからツジツマが合わんかったりで、すっかり消化不要な気分でエンドロールになってもうたよ!

もうちょっと頭が悪くても、理解できるようにして欲しかったね(笑)

2017年9月20日 (水)

『マリア・カラスの真実』

今日は、有名なオペラ歌手の生き様を描いた、フランスのドキュメンタリーをひとつ、ご紹介♪

音楽はごっつい好きなんやけど、あまりクラシックは聴かないんよ。なので、オペラと言われると、一層、縁遠い感じはするんやけど、それでも“マリア・カラス”って名前は聞いたことがあるもんね。

彼女はフランス人ではないんやけど、住んでいたパリで亡くなったってこともあって、フランス映画として、ドキュメンタリーが作られることになったんかな。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

マリア・カラスの真実 / Callas Assoluta   ★★★☆☆   (2007年)

監督:フィリップ・コーリー
出演:マリア・カラス、アリストテレス・オナシス、ルキノ・ヴィスコンティ、ピエル・パオロ・パゾリーニ、グレイス・ケリー

オペラのソプラノの歌姫、マリア・カラス、その美貌と歌声で人気となるものの、一方ではゴシップで賑わせ、少しミステリアスな最後を迎えた、そんな彼女の波乱の人生をまとめたドキュメンタリー作品?!

ギリシアからの移民の子として生まれ、男の子を望んだ両親には愛されることなく、不遇の幼少期をすごし、苦労して歌手になったものの、それからまたいろいろあり................って、華やかな世界で注目を集め、幸せな人生やったんやろうなんて思ってたら、辛い時もありで、大変やったんやなぁ。

う~ん、島倉千代子やないけど、まさに、“人生いろいろ~♪”ってね(苦笑)

歌声を聴くと、そんな彼女の人生が垣間見れるかのように、どこか切なく響いてるんよなぁ。海運王オナシスとの恋の話は、プレイボーイに熱を上げてもうたのが災いしたわけやけど、やっと手にした愛情やったのに、裏切られてまうところが、悲しいわ。

いかにも気の強そうな言動をしながらも、彼女の心は繊細で、深い傷を負ったんやろなぁ、なんて思うと、ちょっと同情してまうよね?!

2017年9月19日 (火)

『猫侍』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

いやね、別に先日紹介した『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』を観て、猫が好きになったとかではなくて、もともと犬派としては、それほどのこだわりはないんやけど、前からちょっと気になってた猫と侍のコラボ(?)を鑑賞してみたよ(笑)

この作品で監督をしてる山口くんは、どうやらあの三池崇史のもとで助監督をしながら、監督修行をしてたらしい..................って聞くと、なんや無性に不安感を覚えるのはオレだけやろか。

なんてことを考えつつ、TVドラマ版をまったく知らないまま、とりあえず鑑賞してみた作品の感想は..........................?!

猫侍   ★★★☆☆   (2013年)

監督:山口義高
出演:北村一輝、蓮沸美沙子、寺脇康文、津田寛治、横山めぐみ、浅利陽介、戸次重幸、温水洋一、深水元基、駒木根隆介、斎藤洋介、小野寺 昭、洞口依子、岩田月花

加賀藩で剣術指南役をやっていたが、ワケあってクビになり、浪人となった男は、江戸で働き口を探していたが、町を牛耳っていた2つのグループが“犬派”と“猫派”で争っていたのに巻き込まれた男は..............ってな時代劇子コメディ?!

犬派の依頼で猫派の猫を暗殺に向かうが、愛くるしい姿を見て殺せなくなり、同居するようになり............ってなことで、コテコテの濃いキャラを演じる北村くんのインパクトを利用してってね。

まぁ、これ、北村くんをキャスティングした時点で、もう十分なわけで、ある意味、少しズルいよなぁ(笑)

無骨な浪人侍と白い猫、そのギャップのありまくるビジュアルと、ユルすぎる関係、なんという安定感なんやろね。

くだらない内容にも、そこそこの脇役が集まって、これはこれで“アリ”やなぁって思ってまうやんか?!(笑)

2017年9月18日 (月)

『ウーナ 13歳の欲動』

今日は、イギリス/アメリカの合作映画をひとつ、ご紹介♪

監督をしているベネディクト・アンドリューズってひと、もともとは舞台演出なんかを手掛けてたみたいで、映画としては、これが長編デビューになるらしい。

主演のルーニー・マーラといえば、すでにアカデミー賞で主演女優賞と助演女優賞にノミネートされたりして、まだどちらかと言えば若いながらも、若手世代の興味を引き留めてるんやろね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ウーナ 13歳の欲動 / Una   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ベネディクト・アンドリューズ
出演:ルーニー・マーラ、ベン・メンデルソーン、ルビー・ストークス、タラ・フィッツジェラルド、リズ・アーメッド、ナターシャ・リトル、トビアス・メンジーズ

若い頃に好きになった父親の友人、初めての相手となった彼は、未成年者と関係を持ったことで罪に問われて、自分の前から姿を消し、それ以来、ずっと苦しんできた大人になった彼女は、彼の居場所を調べ、仕事場に乗り込むのだが....................ってなドラマ?!

過去を引きずり、ずっと生きてきた女性が、複雑な気持ちを相手にぶつけ...........ってことで、ある種の愛についての問いかけをってとこなんやろなぁ。

初めて好きになった相手、しかしそれは愛だったのか、それともタダの欲望やったのか、傷ついた女性の心の揺れをってなところで、ルーニーくんの演技は、悪くなかったね。

ただ、取ってつけたような邦題からは、なんとも淫靡なエロの香りが漂ってくるワケなんやけど、実際の内容では、そこまでエロを重視してるってことでもなく、年の離れた男女の歪んだ心情を、じっくりと描いてる、そんな感じやった。

引きずって来た過去は、憎しみなのか、それとも深い愛なのか、ちょっと重苦しかったかなぁ?!

2017年9月17日 (日)

『三度目の殺人』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、先日行われたヴェネチア映画祭のコンペティション部門に出品してたんやけど、残念ながら受賞を逃すってニュースが流れとったね。

ニュースといえば、なんや出演者のひとりの不倫疑惑で盛り上がってもうて、公開前のキャンペーンでは、多少は影響あったんやろなぁ.......なんて、余計な心配してもうた(笑)

ということで、作品の感想は......................?!

三度目の殺人   ★★★☆☆   (2017年)

監督:是枝裕和
出演:福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、市川実日子、満島真之介、橋爪 功、斎藤由貴、井上 肇、松岡依都美

かつて父親が裁判官だった時に殺人犯として裁いた男が、30年後に別の事件を起こし、その弁護団に加わることになった弁護士だったが、被告の男はコロコロと証言を変え、事件の本質を見極められずにいた................ってなドラマ?!

裁判で少しでも有利な判決を得ることを目指す弁護士の男と、なかなか本心を語ろうとしない男、そんなふたりの対峙を軸に、関係者の人間関係を絡め...........ってなとこなんよね。

話の内容としては、どこかゲームのように裁判を捉える弁護士の視点と、真実を胸に秘めて裁かれる被告の視点をぶつけて、罪や裁きについて問うってことなんやろうと思う。

そんなテーマは、いかにも監督さんらしいなぁと思いつつも、濃厚なドラマを期待しただけに、なぜ監督さんが“役者っぽいひと”に2度もこだわったのかが、さっぱり理解できんかった(苦笑)

出演するってこと自体で、それなりに集客力があって、話題になるってのは分からんでもないんやけど、あまりにも主役の“安っぽいイケメンぶり”が鼻についてもうて、まったくと言っていいほど響いてこないんよ。

演技の相手が役所くんであったり、若いながらも役の理解度がハンパない広瀬くんであるがゆえに、余計に“薄っぺらさ”が際立ってもうてなぁ(笑)

別に個人攻撃をするつもりはないんやけど、なんか、他の“役者”を主役に据えて、別バージョンで観てみたいって思ってもうたよ?!

2017年9月16日 (土)

『ベイビー・ドライバー』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、キレキレのアクションものをひとつ、ご紹介♪

この作品、ゴールデン・トレーラー賞(優れた予告編を表彰する賞)で賞をもらったり、サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)賞で観客賞を受賞したりして、異色な作品ながら、世界中でマニア心を揺さぶってる(?)みたいなんよ(笑)

監督のエドガーライトといえば、イギリスの出身で、あまりにもユルいゾンビ映画として人々を熱狂(?)させた『ショーン・オブ・ザ・デッド』のひとで、初期の作品では『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』なんかも、一部では人気になったんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ベイビー・ドライバー / BABY DRIVER   ★★★★   (2017年)

監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、ジョン・バーンサル、ジェイミー・フォックス、エイザ・ゴンザレス、ジョン・ハム、フリー、CJ・ジョーンズ、スカイ・フェレイラ、ヴィヴィアナ・チャベス、ポール・ウィリアムズ、(声の出演)ウォルター・ヒル

抜群のドライビング・テクニックを駆使し、ワケあってギャングの手下として強盗犯の逃がし屋をしている青年は、かつて母親が働いてたダイナーでウェイトレスをする女の子と出会い、恋に落ちるのだが..............ってなクライム・アクション?!

お気に入りの音楽を大音量で聴きながら、ノリノリでアクセルを踏み込んで、警察を振り切る、そんな青年は、犯罪の手助けをやめて、まっとうな暮らしをしようと思うのだが..............ってね。

いやぁ~、これ、出だしのツカミが凄まじかったわ!!(笑)

キレキレのアクションに心地いい音楽、それでテンポよく観る側をグイグイと引き込んでく、見事にやられてもうたなぁ♪

仕方なく犯罪集団の一員として“仕事”をするっていうシチュエーションと、そこで繰り広げられる人間模様、淡い恋心なんかもありつつも、それをハイスピードなカーアクションでぶちかますって作りは、かなり爽快で、オモロかった。

あまりのアクションの迫力で、ドラマ部分が途中、少し間のびしてもうてるように感じてまうのは愛嬌で、車好き、音楽好きにはタマらん、極上のエンタメ作品やったね!?

2017年9月15日 (金)

『麻雀放浪記』

今日は、ちょっと古めの邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役の青年を演じてる真田広之は、ちょうど千葉真一の率いるJACから、役者として独り立ちしようって頃やったんやろなぁ。まぁ、この作品のちょっと前に作られた、深作欣二が監督の『里見八犬伝』で薬師丸ひろ子と共演ってので、注目はされたんやけど。

監督の和田 誠ってひとは、もともとはイラストレーターとして知られたひとやったらしく、これが長編映画デビューやったみたいやね。ちなみに、和田くんの奥さんってのが、“レミパン”でお馴染み(?)の料理研究家の平野レミなんやって(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

麻雀放浪記   ★★★★   (1984年)

監督:和田 誠
出演:真田広之、鹿賀丈史、名古屋 章、高品 格、加賀まりこ、大竹しのぶ、加藤健一、笹野高史、篠原勝之、天本英世、内藤 陳、佐川二郎

戦後間もない頃、上野で知り合いの男と再会した青年は、彼に連れられて行った賭場で、プロのバクチ打ちの男と知り合い、自分も博打で生きていこうと思い、その男からいろいろと学ぶのだが..............ってなドラマ?!

足を踏み入れたギャンブルの世界で、様々な人たちと出会い、痛い目にあいつつも、次第に成長していく姿を、恋バナを交えたりしながらってところなんかな。

白黒ってところで、ノスタルジックな雰囲気で楽しませてくれるんやけど、笹野くんがまだ髪が生えてたりして、出てくる役者が、みんなまだ若いってのに盛り上がってもうたよ(笑)

これ、話の内容も、ギャンブルの世界の奥深さや、そこでシノギを削って勝負を張る男たちの悲哀なんかが出てたりで、その独特の世界観のなかで繰り広げられる人間模様が、なかなかの味わいなんよなぁ。

鹿賀くんのキレキレの演技もエエんやけど、やっぱり、ベテランの高品おじさんの老練な存在感ってのが、なんとも秀逸やったなぁ?!

2017年9月14日 (木)

『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』

今日は、フランスの恋愛ものをひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭でパルムドールはノミネート止まりやったものの、主演のひとり、エマニュエル・ベルコが女優賞を受賞し、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞といった主要部門でノミネートされたんやって。

ちなみに、監督のマイウェン(マイウェン・ル・べスコ)ってひと、かつてリュック・ベッソンと結婚してたことがあるらしく、ふたりの間には、娘がひとり、いてるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由 / Mon Roi   ★★★☆☆   (2015年)

監督:マイウェン
出演:エマニュエル・ベルコ、ヴァンサン・カッセル、ルイ・ガレル、フェリックス・ボッスエ、イジルド・ル・ベスコ、クリステル・サン・ルイ・オギュスタン、パトリック・レナル、マリー・ギラール、ポール・アミ、ジャメル・パバレク

かつてバイトしていたバーの常連の男とクラブで再会し、互いに惹かれあうふたりは、すぐに体を重ね、そして結婚するのだが、幸せな結婚生活も、妊娠した頃からすれ違うようになり..............ってな、ひと組の男と女の愛の軌跡を描くドラマ?!

レストランを経営し、仲間とワイワイと騒ぐのが好きな夫と、そんな夫を愛しながらも、昔の女がチラつき、不安な弁護士の妻、そんな男と女の微妙なキョリをってなとこなんやろなぁ。

ハゲしく愛し合い、一緒になり、愛するがゆえに憎さが増し、別れても離れられない、そんなカップルの10年間の葛藤を描くドラマは、現代フランスの愛の形をデフォルメして映し出してるんかもしれんね。

作品としての派手さはまったくないんやけど、主演のふたりの演技がなかなか秀逸で、揺れる男女のもどかしい心情ってのが出てて、キャラの心にスポットを当てた、フランス映画らしい作品やったかも?!

2017年9月13日 (水)

『ストロングマン』

今日は、ギリシャ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国ギリシャだけやなく、インデペンデント・スピリット賞の外国語映画賞にノミネートされたり、他の国の映画祭なんかでも、いろいろと高評価やったらしいんよ。

監督さんは女性のひとなんやけど、以前の作品でヴェネチア映画祭で賞をもらったりしてて、ギリシャ期待の女性監督なんやって。

ちなみに、この作品、レンタルのタイトルには“最低男の男気大決戦!!”っていう、お茶目な邦題が付いてるんやけど、相変わらずヒドイもんやよなぁ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ストロングマン / Chevalier   ★★★☆☆   (2015年)

監督:アティナ・ラヒル・ルァンガリ
出演:ヨルゴス・ケンドロス、ヴァンゲリス・ムリキス、サキス・ルヴァース、ヨルゴス・プルパソプロス、パノス・コロニス、マキス・パパディミトリウ

クルーザーで船旅を楽しむ男たちは、ひょんなことから誰がイチバン“いい男”かを決めよう、という話になり、それぞれが考えたゲームや日常の行動で、互いに相手を審査することになったのだが...............ってなドラマ?!

寝相やったり、コレステロール値やったり、勃つかどうかやったり、どうでもいいようなことに夢中になって他と張り合う男たちの姿を、客観的に眺めてってとこなんかな。

一応コメディってことらしいんやけど、なにか腹を抱えて爆笑するような内容やなくて、男の虚栄心を透かして見ながら、なんてアホなんやろうって“しみじみ”と思う、そんなシュールなドラマやったよ。

そういう意味で、男のくだらない意地や見栄、とにかく一番になろうとする姿を、じっくりと観察するというスタンスでいくと、それなりに興味深いかもしれんけど、なにかスゴイ笑いを求めて観ると、あまりにも淡々とした流れから、肩透かしをくらってまうんやろなぁ(苦笑)

男の視点で言うと、なんと浅はかなってことになって、女の視点で言うと、そんな男たちの無邪気さがってことに............なるんやろか??

2017年9月12日 (火)

『なつやすみの巨匠』

今日は、邦画のご当地映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、福岡市から水上バスで10分ほどのところにある能古島ってところを舞台にしてるんやけど、博多華丸、板谷由夏、リリー・フランキーといった、福岡に所縁(ゆかり)のあるひとを集めて、主役の子役たちをサポートしてるらしい(国生くんは、鹿児島の出身)。

どうも京都国際子ども映画祭ってのがあるらしく、そこでグランプリを受賞したらしく、監督さん自身は山梨の出身らしいんやけど、脚本家が福岡出身やったりして、かなり地元愛をベースに映画の製作がなされてるみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

なつやすみの巨匠   ★★★☆☆   (2015年)

監督:中島 良
出演:野上天翔、村重マリア、博多華丸、国生さゆり、永江 蓮、東 倫太朗、落合モトキ、板谷由夏、リリー・フランキー

福岡の沖合にある島で暮らす小学生の少年は、物置にあった父親のビデオカメラを見つけ、夏休みの期間を使って、それで親友たちと映画を作ることにしたのだが..................ってな青春ドラマ?!

偶然、島にやって来た、ちょっとワケありな女の子を主演女優としてスカウトし、カメラを回して撮影するものの..............ってことで、子どもたちの、ひと夏の思い出をってことなんやろなぁ。

まぁ、子どもが主役ってことで、彼らに演技力を求めるのは酷なのは分かるんやけど....................ちょっと褒められるレベルのもんやなかったね(苦笑)

淡い恋心やったり、純粋な気持ちやったりをベースにした、ちょっぴり甘酸っぱい小学生の“夏休み”は、作り手の気持ちは分からんでもないんやけど、映画の作品としては、ちょっと雑でイマイチやったかなぁ?!

2017年9月11日 (月)

『ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

これ、サウス・バイ・サウスウェスト映画祭っていう、そこそこ知られたイベントで観客賞を受賞したらしく、アメリカの人気映画批評サイトで絶賛されてるって聞いて、かなり期待してたんよ。

監督のグレッグ・クウェダーってひとは、もともと短編映画の監督やプロデューサーをしてるひとみたいで、どうやらこの作品が長編デビューってことになるらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊 / Transpecos   ★★★☆☆   (2016年)

監督:グレッグ・クウェダー
出演:ジョニー・シモンズ、ガブリエル・ルナ、クリフトン・コリンズ・Jr

メキシコとの国境を監視する国境警備隊で働く男たちは、いつもと変わらないある日、一台の車が検問所で不審な動きをしたことで、思わぬ事態に巻き込まれることになり.................ってなサスペンスもの?!

車に積まれた大量の麻薬、取り締まるハズの警備隊のなかに、カルテルとの内通者がいて、一緒に働いてた同僚が銃を取り.............ってことで、メキシコとアメリカの国境で繰り広げられる麻薬の密輸をテーマにしてってね。

なるほど、ドラマとしては、なかなか緊迫感があって、飽きさせないものがあるんやけど、話の内容としては、思ったほど新鮮味もヒネリもなく、ストレートにクライム・サスペンスをってとこなのかも。

アメリカの有名批評サイトで絶賛っていうウリで期待したもんやから、どこかワクワクさせるものがあるんかと思ったんやけど、意外と普通やったのが、かえってマイナスな印象になってもうたよ(苦笑)

まぁ、十分に楽しませてくれるし、悪い作品ではないとは思うんやけど...............ボチボチかなぁ?!

2017年9月10日 (日)

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

今日は、劇用で公開中の作品のなかから、イギリス映画をひとつ、ご案内♪

この話、どうやら実話に基づいてるらしく、そんなところもあるせいか、評判がかなりよくて、もともと“犬派”で、さして猫に興味が湧かない俺でも、なんやごっつい気になってたんよなぁ。

主役を演じてるルークくんと言えば、『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』っていう、ちょっと個性的な作品で映画デビューしたひとで、どうやら音楽通な感じやね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ / A Street Cat Named Bob   ★★★★   (2016年)

監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:ルーク・トレッダウェイ、ルタ・ゲドミンタス、ジョアンヌ・フロガット、ジェームズ・ボーエン、ベス・ゴダード、アンソニー・ヘッドキャロライン・グッドオール

薬物依存症で更生プログラムを受けているホームレスの男は、路上で歌を歌って小銭を稼いでいたが、クスリを止めようと思いつつも止められずにいた。なんとか住む家を与えられ、今度こそまともな暮らしをと思う彼の家に、一匹の猫が迷い込み................ってな、実話を基にしたドラマ?!

孤独な男のもとにやって来た一匹の猫、居ついた“彼”との不思議な出会いから、人生をやり直そうと頑張る彼の日常に変化が...............ってことで、ちょっと爽やかな感動をってね。

いやね、途中まではクスリの誘惑と戦う、ジャンキーの苦悩に、ネコの癒しでってところで、正直、どないやのって思ったりしたんやけど、後半でうまいこと乗せられてもうたわ(笑)

ホンマの話やったっていう説得力がそうさせるのか、ボロボロの日々をおくってた男が、いろんな人やネコの助けがあって、徐々に変わっていくってところで、なんやグッとくるものがあったんよ。

まぁ、動物を使って泣かそうってのは、映画ではある種の“反則ワザ”ではあるんやけど、そこに主人公と周囲の人たちの気持ちが溢れてるのが分かるとことで、心に響くものがあるんやろうと思う。

傑作というわけではないんやけど、確実に“憎めない”作品ではあるんと違うかな?!

2017年9月 9日 (土)

『新感染 ファイナル・エクスプレス』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、韓国映画をひとつ、ご紹介♪

韓国映画を映画館で観ようって思ったのは、なんや久しぶりのような気がするなぁ。それくらい、この作品、なんか評判が良くて、ちょっと気になってもうたんよ。

監督のヨン・サンホってひとは、どうやらアニメ畑のひとらしく、実写長編モノは、これが初らしいんやけど、韓国だけやなく、シッチェス・カタロニア国際映画祭で監督賞を受賞したりして、世界的に話題になってるらしいんよね。

というわけで、ゾンビの高速化についての議論も出そう(?)な話題作の感想は..................?!(笑)

新感染 ファイナル・エクスプレス / Train To Busan   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ、チョン・ユミ、キム・スアン、チェ・ウシク、マ・ドンソク、キム・ウィソン、アン・ソヒ

誕生日に、別れて釜山に住んでいる母親に会いたいと娘に言われ、一緒に釜山行の高速列車に乗った父親だったが、各地で拡がる謎のウィルスによってゾンビ化したひとが、その列車にも紛れ込み、車内で感染が拡大してしまい................ってな、パニック・アクション・ホラー!?

ひとりの感染者から、急速に乗客が“ゾンビ化”してしまい、次々と他の乗客を襲って感染が拡大する、そんな異常事態のなか、必死に娘を守ろうとする父親だったが...............ってことで、必死の攻防が繰り広げられるんよ。

正直、ゾンビ化したひとの動きやら、それと戦うアクション部分は、ちょっとB級感があるんやけど、これ、走る電車という閉じられた空間の設定になってるところが、なかなかのアイデアなんやろなぁ。

いくつかの恐怖をあおるシーンで、“おぉ、そう来るか”って思わずつぶやきたくなる、ちょっと斬新な映像があったりで、なかなか楽しませてくれる部分もあったしね(笑)

一応、“ゾンビ・ホラー”としながらも、そこに親子や夫婦、姉妹といった人間関係を盛り込み、感動ネタをブチ込んでくるあたりが、全体を安っぽいものにしない良さなのかも。

まぁ、展開の勢いや映像的な工夫があって、アイデア勝負では悪くないんやけど、それでも、話のベース部分ってのは、すでに既視感があって、個人的な評価としては、全体としてはボチボチってとこやったかな?!

2017年9月 8日 (金)

『暗黒女子』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、公開時のキャンペーンのときに、主演のひとり、清水富美加が某 胡散臭い代表率いる新興宗教に出家するってことで騒ぎになって、作品どうのってのとは別の部分で注目されてもうたんよなぁ。

清水くんといえば、個人的には『HK/変態仮面』でのヒロイン役がごっついツボで、独特の雰囲気をもった若手ってことで、注目してただけに、かなり残念やったんよ。ひょっとしたら、パンツを頭に被ったヒト(鈴木亮平)との共演も、精神的苦痛やったんやろか..........って思うやんか(笑)

ちなみに、監督の耶雲哉治といえば、早見あかりの女優ブレイクのキッカケになった『百瀬、こっちを向いて。』や、この作品でも主演してる飯豊まりえ主演の『MARS~ただ、君を愛してる~』のひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

暗黒女子   ★★★☆☆   (2016年)

監督:耶雲哉治
出演:飯豊まりえ、清水富美加、清野菜名、平 祐奈、玉城ティナ、小島梨里杏、千葉雄大、升 毅

学園の理事長の娘が、校舎の屋上から飛び降り、自殺を図った。彼女が部長をしていた文学部サークルでは、彼女の死をテーマに、それぞれの部員が、創作した小説を朗読することに..............ってなミステリーもの?!

4人の下級生部員たちは、部長の死について、それぞれが独自の見解から、他の部員のひとりが犯人だと語るのだが.............ってなことで、お嬢様ばかりが集まる女子高のドロドロの人間関係をってとこなんかな。

ひとつの事実に対して、それぞれが語る“真相”、すべての話が食い違いながら、クライマックスへってな構成は、なかなかオモロかったかな。

はたから見ると仲良しのグループのなかに、腹黒い膿のようなものが漂う雰囲気は、男目線で見るからなのか、興味深いものがあったよ(笑)

映画の内容とは違う“騒ぎ”で注目されてもうた作品ではあるんやけど、純粋に内容を評価すれば、なかなか悪くないエンタメ作品に仕上がってるって、個人的には思うんやけどね?!

まぁ、このオチが嫌で、教祖のもとに走ったって言われると、そんなこともあるんかなぁって思ったりもするんやけど..................(笑)

2017年9月 7日 (木)

『めぐりあう日』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるウニー・コレットってひと、生まれは韓国ソウルらしいんやけど、幼いときに養子としてフランスにやって来たらしく、そんな自身の境遇なんかもあって、この作品に取り組んだんやろね。

これが長編2作目になるんやけど、デビュー作『冬の小鳥』も孤児院に預けられた女の子の話で、ベルリン国際映画祭で賞を受賞したりして、かなり評価されたらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

めぐりあう日 / Je Vous Souhaite D'etre Follement Aimee   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ウニー・ルコント
出演:セリーヌ・サレット、アンヌ・ブノワ、フランソワーズ・ルブラン、エリエス・アギス、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、カトリーヌ・ムシェ、ミシャ・レスコー、パスカル・エルソ

生まれてすぐに孤児院に預けられ、養女として育てられた女性は、今では息子をひとり育てる母となっていた。理学療法士をする彼女は、自分の産みの親を探そうと、出生地にある病院で働くことになったのだが.....................ってなドラマ?!

産みの親が再会を拒否していると言われても、諦めきれずに手掛かりを探す彼女のもとに、患者として息子の学校で職員として働く中年女性がやって来て..............ってことで、母と娘の再会をってとこなんかな。

お互いに面識のない母と娘の偶然の出会い、そこから始まる親子のドラマってことで、やっぱり感動的なものを想像してもうたワケなんやけど、なんというか、思った以上に淡々と行ってまうんよ(苦笑)

それなりに、お互いの複雑な心情をって展開にはなってるんやけど、まぁ、こんなハゲおやじが観てるからそう思うのかもしれんけど、意外とビシビシと響いてくるものがなかったんよね。

同じようなネタで作られた映画は過去にもあったりして、それほど新鮮味がなかったってのも、ちょっとあるのかもしれんなぁ?!

感動を煽る作りやないところで、ある意味、良心的で悪くないんかもしれんけど、期待が大きかっただけに、もう一息なぁ...........(苦笑)

2017年9月 6日 (水)

『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』

今日は、音楽ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてるザック・エフロンといえば、ディズニーの“ハイスクール・ミュージカル”シリーズでの主役で大人気となった、かつてのアイドル俳優なわけやけど、最近の出演作は、どうも日本では劇場未公開となる率が高いみたいなんよ。

個人的には、演技を見てると、それなり成長してる感があって、もともと甘いマスクに少しワイルドさ(マッチョさ??)も加わって、案外、嫌いやなかったりして(笑)

ちなみに、監督のマックス・ジョセフってひと、これが長編デビュー作らしいんやけど、もともとはCMやミュージックビデオで名前が知れてるみたいで、そんなバックグラウンドが、この作品のなかで随所に出てて、なかなか悪くなかったんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ / We Are Your Friends   ★★★★☆   (2015年)

監督:マックス・ジョセフ
出演:ザック・エフロン、エミリー・ラタコウスキー、ウェス・ベントリー、アレックス・シェイファー、シャイロー・フェルナンデス、ジョニー・ウェストン、ジョン・バーンサル、アリシア・コッポラ、ジョン・エイブラハムズ、モリー・ヘイガン、ヴァネッサ・レンジーズ、レベッカ・フォーサイス

DJとして成功したいと夢見る青年は、クスリの売人や売れない役者をする親友たちと、夜な夜なクラブで騒いでいたが、ある日、イベントで人気のDJと知り合い、彼からいろいろと教わるのだが...............ってな青春&音楽ドラマ?!

くすぶった生活から抜け出そうと、一緒に夢を見る親友との関係、成功を手にした男とその彼女との関係、いろんな出来事を経ながら、彼の心の中に変化が.............ってことで、これ、意外とハマってもうたんよ(笑)

まぁ、よくあるアルコール&ドラッグの音楽ドラマって言われてまうかもしれんけど、途中イロイロありつつも、最後の盛り上がりで、様々な気持ちを音に込めってところで、グッとリズムが胸に刺さり、ノリノリな気分にさせてくれるんよなぁ♪

個人的には、それほどクラブ・ミュージックに興味はないんやけど、それでも熱いビートは心に響く、そんなドラマは、音楽好きには十分に楽しめるんと違うかな?!

2017年9月 5日 (火)

『牝猫たち』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ちょっと前に紹介した園 子温が監督した『ANTIPORNO アンチポルノ』と同じで、“日活ロマンポルノ”を復活させようっていう企画作品のひとつなんよ。

監督をしてる白石和彌といえば、山田孝之やピエール瀧、リリー・フランキーが主演した『凶悪』で脚光を浴び、綾野 剛の主演で警察の腐敗を描いた『日本で一番悪い奴ら』を撮ったひとなんよね。

これ、もともとは『牝猫たちの夜』ってのがロマンポルノの作品であって、それへのオマージュをってことで作られたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

牝猫たち   ★★★☆☆   (2016年)

監督:白石和彌
出演:井端珠里、真上さつき、美知枝、音尾琢真、郭 智博、吉澤 健、松永拓野、吉村界人、山咲美花、天馬ハル、白川和子、村田秀亮

池袋にある“人妻”をウリにしたデリヘルで働く3人の女性と、彼女たちの客や周囲のひとたちとの関係を描いた、ちょっとエロスの漂う(?)人間ドラマ?!

夫に内緒でデリヘルをする女、小学生の息子を虐待しながら働く女、住む場所もなく、ネットカフェで寝泊まりしながら働く女、そんなワケありな女たちと、彼女たちが“交わる”客との関係をってとこなんやろね。

この作品、確かに濡れ場がソコソコあって、ロマンポルノ調ではあるんやけど、どこか歪んな人間関係を映し出したりして、体で商売をする女たちと、それを買う男のビミョーなキョリを描いてるんよなぁ。

そんな部分で、エロを期待すると、それほど“ピンク”でもなく、逆にシリアスさを楽しんでると、ちょっと締めが中途半端な感じで、どっちつかずなところが、個人的には物足りんかったかも(苦笑)

こういう職業で働くひとがいて、それを利用するひとがいる、そんな中でも、いろんな人間模様があって、それが、性欲っていうより生々しい部分で絡み合うってところが、ドラマチックなんやろなぁ.............なんて?!

2017年9月 4日 (月)

『Mr.&Mrs. スパイ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、コメディ系の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるグレッグ・モットーラといえば、サイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが主演した『宇宙人ポール』(2011年)のひとなんよなぁ。その作品以来の映画の監督ってことで、これが久々やったんやね。

ところで、女スパイ役で出演してるガル・ガドット(ギャドット)ってイスラエルの女優さん、『ワイルド・スピード MAX』でシリーズに参戦したひとなんやけど、最近は、DCコミックの“ワンダーウーマン”に抜擢されて、その美貌とスタイルもあってか、急に売れ出してる感じなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

Mr.&Mrs. スパイ / Keeping Up With The Joneses   ★★★☆☆   (2016年)

監督:グレッグ・モットーラ
出演:ザック・ガリフィナーキス、アイラ・フィッシャー、ガル・ガドット、ジョン・ハム、マット・ウォルシュ、ケヴィン・ダン、メアリーべス・モンロー、ミン・チャオ、パットン・オズワルド

近所に新しく越してきた夫婦は、イケメン&美女の完璧なカップルだったが、なにか引っ掛かるところがあり、観察してると................ってなことで、平凡な夫婦が、向かいに越してきた“スパイ”夫婦の任務に巻き込まれ、大騒ぎってなコメディもの?!

会社で人事担当をする男とインテリアデザイナーの妻、どこにでもいる普通の夫婦が、銃撃戦やらカーチェイスに巻き込まれ..........ってことで、まぁ、ありがちなドタバタが繰り広げられるんよ。

なんとなく、それぞれの登場人物に個性的なキャラがあるところで、うまく笑いを誘いってのは分かるんやけど、かならずしも笑えないあたりが、ハリウッドのコメディやなぁ、なんて思ったりしてね(苦笑)

まぁ、もともと何かを期待して観るような類の作品でもなく、そういう意味では、十分に暇つぶしにはなるレベルには、あるのかもしれんね?!

2017年9月 3日 (日)

『キングコング:髑髏島の巨神』

今日は、アドベンチャー&アクションものをひとつ、ご紹介♪

“キングコング”の映画と聞いて、正直、なんで今さら?ってのが感想で、たぶんヒットせんやろうと思ってたのが、劇場公開時に意外と評判が良かったのが、この作品なんよ。

キングコングは、1933年に製作されたのが初めで、巨大なゴリラが美女を片手に、ニューヨークのビルに登るってシーンは、あまりにも有名やんね。

その後もチョクチョク映画化され、最近では、“ロード・オブ・ザ・リング”のシリーズの後に、ピーター・ジャクソン監督が、ナオミ・ワッツをヒロインにして撮った『キング・コング』が記憶に新しく、アカデミー賞で視覚効果賞や音響賞を受賞したものの、作品の評価としては、それほどでもなかった気がするんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

キングコング:髑髏島の巨神 / Kong: Skull Island   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ジョン・C・ライリー、ジン・ティエン、トビー・ケベル、ジョン・オーティス、ジェイソン・ミッチェル、コーリー・ホーキンズ、トーマス・マン、MIYAVI、ユージン・コルデロ、ウィル・ブリテン、リチャード・ジェンキンス

謎の巨大生物を探索しているアメリカ政府の特務機関の男は、南太平洋にある謎の島に、未知の生物がいると確信し、調査隊を送るよう政府に依頼し、軍隊の警護を得て、自ら島に乗り込むのだが.................ってなアドベンチャーもの?!

行く手を阻む猛烈な嵐を抜けると、目の前に美しい自然に溢れた島が現れるが、そこには巨大化した生物がいて.............ってな、“モンスター”と人間の攻防をってなとこかな。

なるほど、映像を見ながら、それなりの評価につながったワケが分かった気がしたよ。技術の進歩で、より“リアル”になった“モンスター”のダイナミックな動きは、映画館の大きなスクリーンで観れば、かなりのインパクトやったやろうし、“なんで今さら?”っていう問いの答えには、十分なのかもしれんね。

いつもクールなトムくんに、アカデミー賞女優になったブリーくんを加え、キャストも本気(?)なところも、B級テイストで終わりがちな“怪獣もの”映画のなかでは、好感を得たのかも(笑)

まさか(?)のヒットで今後の展開も気になるところではあるんやけど、キングコング vs ゴジラ(邦画ですでに対決してるらしい..........)をやるなんて噂もありつつ、果たしてどうなるのやら..................?!

2017年9月 2日 (土)

『トランスフォーマー/最後の騎士王』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アクションものをひとつ、ご紹介♪

この“トランスフォーマー”もの、これがシリーズ第5弾になるらしいんやけど、どうやら最終章三部作の第1弾って位置づけみたいで、裏を返すと、今作のあとに、あと2作続くってことらしい......................(笑)

なにげにアカデミー賞で視覚効果賞や音響賞にノミネートされたりすることもある作品なんやけど、一方で、同じ時期に発表される最低映画の祭典(?)ゴールデン・ラズベリー賞(通称ラジー賞)の常連でもあるんよね。

1作目の『トランスフォーマー』はワースト助演男優賞のノミネートだけやったんやけど、2作目の『トランスフォーマー/リベンジ』はワースト作品賞、ワースト監督賞、ワースト脚本賞の3部門で受賞し、3作目の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』では、ワースト作品賞、ワースト監督賞、ワースト脚本賞など7部門にノミネートされ、4作目の『トランスフォーマー/ロストエイジ』でもワースト監督賞を受賞して、その他5部門にノミネートされたんよ。

まぁ、ある意味、選ぶ側も完全にノリでネタにしてる部分もあるんやろうけど、それでいてシリーズが続いていくっていうのは、愛されてるんかもしれんなぁ(笑)

というわけで、そんなシリーズ最新作の感想は........................?!

トランスフォーマー/最後の騎士王 / Transformers: The Last Knight   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォールバーグ、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、スタンリー・トゥッチ、アンソニー・ホプキンス、ジョン・タートゥーロ、イザベラ・モナー、サンティアゴ・カブレラ、リアム・ギャリガン、ジェロッド・カーマイケル、トニー・ヘイル、(声の出演)ピーター・カレン、ジョン・グッドマン、オマール・シー、トム・ケニー、スティーヴ・ブシェミ、ジョン・ディマジオ、渡辺 謙、エリク・アーダール、レノ・ウィルソン

オートボットの故郷であるサイバトロン星は瀕死の状態で、惑星を復活させるため、地球のエネルギーを必要とする彼らは、そのカギを握る、ある特別な杖を探していたのだが.................ってなSFアクションもの?!

人間とロボットの戦いが激化するなか、オートボットを信じ、彼らと生きる男は、迫りくる危機のなか、人類を守る最大の戦いに巻き込まれていくのだが...............ってなことで、怒涛のアクションでってね(笑)

もともとメカ的な部分がウリで、スケール感のあるアクションで攻めまくるってのがパターンなわけで、話そのものをどうこう言うのは違うんやろうけど...............それにしても、今回はかなりテキトー感が出てた。

まぁ、アーサー王と円卓の騎士をムリクリに取り入れて、話を盛り上げようってのは分からんでもないんやけど、あまりの強引さに“何でもアリ”な感じが出過ぎてもうて、思わず失笑してもうたよ(笑)

それでも、約150分の長尺を、陸・海・空と縦横無尽に怒涛のアクションで引きずり回すあたりは、ある意味、サスガってことなんかもしれんね?!

ところで..........あえてツッコミを入れるようなことでもないんやけど、邦題の“最後の騎士王”の“王”って..............誰やねん??(笑)

2017年9月 1日 (金)

『君と100回目の恋』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品でヒロインを演じてるmiwaってひと、Sony Records所属の歌手らしく、高校時代に自主制作で作った曲が認められて、歌手としてメジャー・デビューし、そこそこ人気があるんやってね。

最近は演技にも力を入れてるらしく、どうやら、もうひとりの主演、坂口健太郎とは所属事務所が同じみたいで....................まぁ、多少(?)バーター色が色濃く出てる気がせんでもないが...................(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

君と100回目の恋   ★★★☆☆   (2016年)

監督:月川 翔
出演:坂口健太郎、miwa、真野恵里菜、竜星 涼、泉澤祐希、田辺誠一、堀内敬子、太田莉菜、大石吾朗

同じ大学の仲間とバンドを組んでいる女の子は、トラックに轢かれてしまうが、目覚めると時間が数日、戻っていた。驚く彼女に、バンドメンバーで幼なじみの彼が、ある秘密を打ち明けるのだが................ってな恋愛ドラマ?!

勉強もできて、ギターも上手い、何でもできる彼には、誰にも言えない秘密があり、実は彼女の運命を変えようと必死になっていて................ってことで、タイムスリップ系の純愛モノってとこなんかな。

まぁ、話としては、やりたいことは分かるんやけど、この手の作品は、どうしても強引さと無理が目についてもうて、ツッコミを入れ出したらキリがないんよなぁ(苦笑)

そこが気になる理由は、演じてるひとたちの演技のレベルにも原因があるんやろうけど..............特にヒロインの彼女、本業(?)の歌の方は、よく声が出てて、さすがにプロらしいんやけど、演技がちょっと拙すぎるわ.............。

切ない恋心に、人生のかけがえのない瞬間を問う、まぁ、恋愛ドラマとしては王道で、盛り上がらんでもないんやけど、全体的な満足度は.............イマイチやったかなぁ?!

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