« 『僕のワンダフル・ライフ』 | トップページ | 『マクラーレン ~F1に魅せられた男~』 »

2017年10月 8日 (日)

『ダンケルク』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、話題作をひとつ、ご紹介♪

この作品、なんといっても監督をしてるクリストファー・ノーランの最新作ってことで注目してたんやけど、バットマンのシリーズから『インターステラー』ときて、日本でもスッカリ名前が知られてるってのは、初期作品からのファンとしては、うれしい限りやね。

ノーラン監督といえば、これまではフィクション作品で、自分のなかで作り上げた“ノーラン・ワールド”を映像化してたわけやけど、今回、初めて歴史上の出来事をネタにしたってところで、彼が戦争をどう描くかってのが話題になってたんよなぁ。

というわけで、期待して観に行った作品の感想は.........................?!

ダンケルク / Dunkirk   ★★★★   (2017年)

監督:クリストファー・ノーラン
出演:フィオン・ホワイトヘッド、ジャック・ロウデン、トム・グリン=カーニー、ハリー・スタイルズ、キリアン・マーフィー、マーク・ライランス、トム・ハーディ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、ジョン・ノーラン、マイケル・フォックス、(声の出演)マイケル・ケイン

第二次大戦の序盤、攻勢を掛けるドイツ軍により、フランス北部の港町ダンケルクで包囲された英仏軍40万人は、脱出のための艦隊の到着を待っていたが、敵の攻撃により、撤退もままならない厳しい状況となり.................ってな、史実を基にした戦争ドラマ?!

空からは爆撃機、海からは潜水艦の魚雷が、容赦なく撤退しようとする兵士を襲い、逃げ場を失うが、そんな彼らを救出しようと、民間人も自ら船を出してダンケルクへ向かい............ってね。

内容としては、どちらかというと淡々と戦場の様子をリアルに映し出しってことで、それほど感動を押し付けるものではないんやけど、この監督さんらしく、見事なまでに“戦場”を多彩な角度で切り取ってるんよ。

あまりまだ知られてない若手の役者を使うことで、過度な演出を控え、普通の若者たちが、必死になって生き延びようとする様を、サラリと描いてるんよなぁ。

何かしらの奇跡が起きて、ドラマチックな戦争ドラマとして描くよりも、こうやって、ありのままの戦場を冷静に映し出して、そこに控え目なスパイスを加えるあたり、監督さんのこの作品への思いと冷静さを感じるやんね。

ちょっと好みの分かれる作品なのかもしれんけど、監督さんの作品をずっと追いかけてる者としては、“らしさ”を堪能できる、実にエエ作品やったと思うんよ?!

« 『僕のワンダフル・ライフ』 | トップページ | 『マクラーレン ~F1に魅せられた男~』 »

お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事