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2017年11月23日 (木)

『午後8時の訪問者』

今日は、ベルギーとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌの兄弟といえば、『ロゼッタ』っていう作品でカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞して以来、毎作品、パルム・ドールにノミネートされてるんよなぁ。

彼らの作品は、基本的には音楽は使わず、過度な演出を抑えて、よりリアリティを追及したカメラワークで物語を映し出していくっていう手法で、ハリウッド映画と同じような感覚で観ると、ちょっと違和感があることもあってか、あまり万人受けはせんのかなぁって思う。

映画祭で評価されてるからスゴイってわけではないんやけど、こういう映画の作り方もあるんやなぁって気づかせてくれるあたり、個人的には嫌いやないんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

午後8時の訪問者 / La Fille Inconnue   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
出演:アデル・エネル、オリヴィエ・ボノー、ルカ・ミネラ、オリヴィエ・グルメ、ジェレミー・レニエ、ファブリツィオ・ロンジョーネ

街の診療所で女医として働く女性は、ある夜、診察時間を過ぎてドアの呼び鈴が鳴ったものの、研修医の青年にドアを開ける必要はないと言って、応対をするのをやめた。翌日、警察がやって来て、近くで見つかった少女の死体に関して、被害者の彼女が死の直前に診療所の呼び鈴を鳴らしたことを知らされ、後悔の念に駆られるのだが.................ってなドラマ?!

あの時、ドアを開けていれば、そんな罪の意識に苦しむ彼女は、身元が分からない被害者の女の子が誰なのかを調べようと、必死に手掛かりをさぐるが.........ってなことで、事件をめぐる人間模様をってな感じかな。

毎度おなじみの、効果音なし、音楽なしで、カメラワークで登場人物の心のうちを映し出す、そんなダルデンヌ兄弟の手法は、淡々と語りかけてくるんよ。

いかにもなヨーロッパ映画のテイストではあるんやけど、やっぱりこのノリに馴染みがないと、退屈に思えてまうんかもね?!

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<その他のダルデンヌ兄弟の作品>
『ロルナの祈り』     (2008年)
『少年と自転車』    (2011年)
『サンドラの週末』  (2014年)

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