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2017年11月16日 (木)

『サルバドールの朝』

今日は、スペインとイギリスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、脚色賞を受賞し、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞なんかにノミネートされて話題になったんよね。

主演のダニエル・ブリュールといえば、『グッバイ、レーニン!』で主役に抜擢された頃は、まだまだ、ただの若造やったんやけど、気がつけば、ヨーロッパにとどまらず、ハリウッドでも名の通った、エエ役者になったよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

サルバドールの朝 / Salvador   ★★★☆☆   (2006年)

監督:マヌエル・ウエルガ
出演:ダニエル・ブリュール、レオノール・ワトリング、トリスタン・ウヨア、ホエル・ホアン、レオナルド・スバラーリャ、イングリット・ルピオ、セルソ・ブガーリョ、メルセデス・サンピエトロ、ベア・セグラ、オラーヤ・エスクリバーノ

70年代のスペインの独裁政権末期に、、反体制活動に身を投じていた若者が、処刑の日を迎えるまでを描いた、実在の人物の話を映像にした、真実の人間ドラマ?!

仲間とともに活動の資金集めのため銀行強盗を繰り返していた男は、ある日銃撃戦の末に逮捕され、公平な裁判を受けることもできず、死刑を宣告されるのだが...........ってなことで、なかなかシリアスな話が展開するんよ。

抗うこともできず、運命の波に飲み込まれた主人公、彼を支える弁護士や家族の願いも虚しく.............ってな感じで、確かに、次第に追い詰められ、“その時”を迎える過程は悲しさで溢れてた。

話のスジだけ見てみると、かなり胸にグッときそうな気はするんやけど、でも、なぜかそれほど共感できんのよなぁ..............?!

強盗や拳銃を振り回している姿が、確かに独裁への抵抗なんやろうけど、完全な善人の苦しみ、ってわけでもないところが、ちょっと個人的には違うんかも(苦笑)

短いカットを挟むやり方も、なんや中途半端で、いろいろとテクニックも使って盛り上げようってことなんやけど、逆に感情移入を妨げてもうてたかも。

実話が基になってるがゆえに、あまり勝手なことはできないんかもしれんけど、映画の作品としては、もう少しオリジナリティのある展開が欲しかったね!?

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