« 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | トップページ | 『不倫する肉体』 »

2017年12月24日 (日)

『ブレードランナー』

今日は、今年、続編の公開で話題になった名作SFをひとつ、ご紹介♪

この秋に公開された『ブレードランナー 2049』は、賛否両論な評判やったんやけど、それでも監督がドゥニ・ヴィルヌーヴってこともあって、個人的には観たくてしょうがなかったんやけど、なんだかんだで時間が合わず、見逃してもうたんよ。

この作品の元ネタは、数々の小説が映画化されてるフィリップ・キンドレッド・ディックって小説家の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(Do Androids Dream of Electric Sheep ?)」って話を映画化したもので、実はこれが彼の初めての自作の映画化やったらしんやけど、残念ながら、作品が公開される前に、脳梗塞で亡くなってもうたらしいんよなぁ。

作品のなかで描かれる近未来が2019年ってことで、ちょうど1年ちょっと後の世界やけど、ネット社会や車の自動運転だとか、かなり進歩したものの、まだ、残念ながら描かれてるほどの世の中には至ってないのかも。

というわけで、新作の予習として観た1作目の感想は.........................?!

ブレードランナー / Blade Runner   ★★★★   (1982年)

監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ダリル・ハンナ、ショーン・ヤング、ブライオン・ジェームズ、エドワード・ジェームズ・オルモス、ジョアンナ・キャシディ、ウィリアム・サンダーソン、ジェームズ・ホン、モーガン・ポール

精巧な人造人間(レプリカント)を作り出した人類だったが、人間に紛れ込んだ彼らを見つけ出す捜査官(ブレードランナー)をしていた男は、反乱を起こしたレプリカントを見つけ出す指令を受け、再び復帰するのだが......................ってなSFドラマ?!

限りある命を延ばそうと、自らの創造主と掛け合おうとするレプリカントたちと、そんな彼を見つけ出そうと後を追うブレードランナーの男、ハゲしい攻防の末に迎える結末は....................ってなことで、なるほどマニア心をくすぐる、凝った作りになってるんよ。

まず目を引くのが、香港資本が製作に入ってることで、アジアンテイストを前面に押し出した物語の舞台になってて、とってもエキゾチックな雰囲気のなかで、印象的なドラマが展開していくんよ。

出てくるメカや、細かなアイテムなど、細部にわたってこだわりを感じさせるものがあり、思わず見入ってしまうほどのディテールに、ワクワクしてもうた(笑)

話の内容も、主演の若き日のハリソンくんの男前っぷりもエエんやけど、悪役を演じるルトガーくんの存在感と、そのキャラが醸し出す、なんともいえない“刹那”に、ちょっとグッときてまうんよ。

80年代はじめに作られた近未来SFドラマは、作り手の“こだわり”が細部にわたって滲み出てて、素直に“すごい”って思えるクオリティやった?!

« 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 | トップページ | 『不倫する肉体』 »

お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事