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2017年12月18日 (月)

『静かなる復讐』

今日は、スペインの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、日本ではシネマ・カリテの企画もの上映会、通称“シネ・カリ”で上映されただけなんやけど、実は、本国スペインでは、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で作品賞、助演男優賞、脚本賞、新人監督賞を受賞し、その他7部門でノミネートされたらしんよ。

監督をしてるラウール・アレバロってひとは、以前におススメした『マーシュランド』で主役を演じてた俳優で、演じてとしては人気のあるひとなんやけど、監督業は、実はこれが長編デビューになるみたいで、初監督作品でこの評価ってのは、なかなかやと思う。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

静かなる復讐 / Trade Para La Ira   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ラウール・アレバロ
出演:アントニオ・デ・ラ・トレ、ルイス・カイェホ、ルト・ディアス、マノロ・ソロ、フォント・ガルシア、アリシア・ルビオ、ルナ・マルティン

カフェで働く女性を口説こうとする男は、実は彼女の夫で、強盗事件を起こして刑務所に入っていた男が釈放されるのを待っていた.................ってな犯罪サスペンス?!

過去の事件が理由で、執拗に刑務所帰りの男に近づこうとする彼には、どうしても果たさなければならない“復讐の念”があった...................ってな感じで、なかなか重い復讐劇が展開するんよ。

抑えきれない怒りを内に秘めながら、目的を遂行していく主人公の姿が、いい感じで描かれてるんやけど、単にバイオレンス重視やなくて、そこに人間的な部分をエピソードとして挟むことで、ドラマとしての深みが出てるんかもしれんね。

“その後”がどうなるかっていう部分で、少し終わりに中途半端さは感じるものの、どこか哀愁を漂わせる復讐のドラマは、個人的には嫌いやなかったかな?!

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