『サージェント・ペッパー ぼくの友だち』
新年あけましておめでとうございます♪
というわけで、今年の最初の作品は何にしようかと思ったんやけど、なんとなくホッコリした気分でスタートしたいかなぁってことで、ちょっと前のヨーロッパ映画をひとつ、ご紹介♪
この作品を監督してるサンドラ・ネットルベックってひとは、デビュー作の『マーサの幸せレシピ』ってのが大ヒットして、ドイツ映画賞で主演女優賞を受賞したのをはじめ、スペインのゴヤ賞でもノミネートされたりと、話題になったんよ。
この作品が2作目にあたって、その後にマイケル・ケインが主演した作品なんかも撮ってるんやけど、どうも日本では紹介されてないみたいなんよなぁ。
というわけで、そんな作品の感想は.......................?!
サージェント・ペッパー ぼくの友だち / Sergent Pepper ★★★★☆ (2004年)
監督:サンドラ・ネットルベック
出演:ニール・レナート・トーマス、クレオ(犬)、ウルリク・トムセン、カロリン・プライン、ヨハンナ・テア・ステーゲ、オリヴァー・ブロウミス、アウグスト・ツィルナー、リチャード・ホープ、ペーター・ローマイヤー、(声の出演)フロリアン・ルーカス
人間でいることや嫌な、トラの着ぐるみを愛用する少年が出会った一匹の犬、彼は元の飼い主から莫大な財産を相続し、命を狙われた犬だった...................ってな、ちょっとナンセンスな物語?!
まぁね、そもそものところで、犬と子供を主人公にするのは、半ば定番の反則技(?)なわけやけど、それに加えて、なんとなく“ゆるい”展開と、素朴な感じが心地いいんやなぁ(笑)
ありがちではあるんやけど、動物との友情やったり、言葉と心を通わせるってなところが、子供の頃に思い描いてた想像の世界を呼び覚ましてくれて、心をくすぐるんよね。
少しドタバタのコメディ・タッチでありながら、子供の世界ってのを、自然に、そして丁寧に描いた内容には、観る側をいつのまにかホッとさせる、そんな説得力があるんよな?!(笑)
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