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2018年2月

2018年2月28日 (水)

『ビニー/信じる男』

今日は、スポーツ伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品の主人公であるビニー・パジェンサっていうボクサーは、何度かチャンピオンベルトを手にしながらも、波乱万丈のキャリアを歩んだ、伝説的なボクサーらしいんよ。

ボクシングといえば、最近は日本で認められる団体が増えたこともあってか、確かにチャンピオンの数が増えてて、タイトルマッチが次から次へと開催されてて、少し“ありがたみ”ってのが少ないかもね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ビニー/信じる男 / Bleed For This   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ベン・ヤンガー
出演:マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル、テッド・レヴィン、キアラン・ハインズ、アマンダ・クレイトン、ダニエル・サウリ、クリスティン・エヴァンゲリスタ

ライト級の世界チャンピオンだった男は、タイトルマッチに負けたことで、プロモーターから引退勧告を受けるが、新しいトレーナーの助言を受け、階級を上げて挑戦し、スーパーウェルター級で世界チャンピオンになったものの、その直後、交通事故に遭い、首の骨を折るなどして、再起不能と医師に宣告されるのだが.................ってな、実話を基にしたドラマ?!

半年間も首を固定する生活を強いられながらも、再びリングに戻ることを信じ、トレーニングを積み、見事に復活し、新たな戦いに挑む男の姿を描く...................ってなことで、不屈の闘志をってことなんやろね。

どちらかというと、これまではナイーブな青年役のイメージが強かったマイルズくんが、マッチョなボクサーを演じるってところで、最初は少し違和感があったものの、体を鍛えて、なりきった熱演は、なかなか悪くなかったよ。

トレーナー役を演じるアーロンくんが、久々に見たら、いい具合に額があがってたところも、ハゲ目線では、いい感じの味わいやった(笑)

勝負の世界に生き、愚直に戦うことを求める、そんな男の生き様は、ドラマの盛り上がりとしては、少し物足りなさはあったんやけど、リアルな話としては、ちょっとグッとくるものがあったかな?!

2018年2月27日 (火)

『彼女の人生は間違いじゃない』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてる廣木くんは、福島県の郡山の出身で、震災後の故郷を舞台にした小説を自らの手で書き上げて、それを自分で脚本にして監督したものらしいんよ。

主演の瀧内くんは、2012年の映画デビューから、ちょくちょくと作品に出演してて、結構、体を張った演技で注目されてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

彼女の人生は間違いじゃない   ★★★☆☆   (2017年)

監督:廣木隆一
出演:瀧内公美、光石 研、柄本時生、高良健吾、蓮沸美沙子、安藤玉恵、戸田昌宏、波岡一喜、麿 赤兒、小篠恵奈、篠原 篤、趣里、毎熊克哉

震災で母親を亡くし、市役所で働きながら、仮設住宅で、補償金で毎日パチンコ三昧の父親とふたり暮らしする女の子は、週末になるとバスで東京に出て、渋谷にあるデリヘルで働くのだが..................ってな人間ドラマ?!

震災によって変わってしまった福島で暮らす親子やその同僚の姿を映しながら、その苦悩と新たな一歩をってとこなんかな。

この作品で主役を演じてる瀧内くんっていう女優さん、“星屑プロ”の所属ながら、かなり脱ぎっぷりがよくて、そんでもって、どこか陰のある雰囲気が、この役どころに上手くマッチしてたね。

震災からの復興ってところで、なかなか人々の心の空白ってのが埋まらない現実を、福島出身の監督さんが、自ら書いた原作本を映像化してってことなんやろうけど、このひとの演出、どうも狙いスギたところが好きになれないんよなぁ。

タイトルがタイトルだけに、主人公の“彼女”に焦点を当てて、もっと深く掘り下げてもエエと思うんやけど、いろいろと盛り込みたいって気持ちも分からんでもないと思いつつ、話がそれてもうて、どうも散漫な印象になってもうてなぁ.............?!(苦笑)

2018年2月26日 (月)

『殺意の誓約』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、アイスランド映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アイスランドのアカデミー賞にあたるエッダ賞で作品賞や監督賞をはじめとする13部門にノミネートされて、主演女優賞や助演男優賞など6部門で受賞したらしいんよ。

監督のバルタザールくんは、ちょっと前に紹介したアイスランド映画の『湿地』ってやつや、ハリウッドに進出して撮った『エベレスト 3D』ってのがあったりで、なかなかの活躍ぶりなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

殺意の誓約 / Eithurinn   ★★★☆☆   (2016年)

監督:バルタザール・コルマウクル
出演:バルタザール・コルマウクル、ヘラ・ヒルマー、ギスリ・オルン・ガルザルソン、ソルステイン・バフマン、マルグレット・ビャルナドッティル、ソルステイン・グンナルソン、イングヴァール・E・シーグルソン

外科医として働く男は、娘がチンピラのような男と半同棲のような生活をし、クスリを使っていることに心を痛め、なんとか別れさせようとするのだが.................ってなサスペンスもの?!

麻薬の売人をしているような男だが、そんな彼にすっかり依存してしまっている娘を、なんとか引き離そうとするが、計画は思い通りにいかず.............ってことで、娘を思う父親の苦悩をってね。

監督さんが自ら脚本を書いて、しかも主役を演じるってところで、かなり気合いの入ったものなんやろうってのは伝わらんでもないんやけど、ちょっと意外性がなくて、惜しかったかも。

アイスランドの雄大な風景を背景に、それなりに凍てついた雰囲気が良かったりしただけに、もうひとヒネリ、グッと盛り上がるものがあってもって思ってもうたよ?!

2018年2月25日 (日)

『ドリームガールズ』

今日は、ちょっと前のミュージカル映画をひとつ、ご紹介♪

昨年の賞レースを賑わせ、アカデミー賞で6部門受賞した『ラ・ラ・ランド』もあってか、今年もちょうどミュージカル映画が公開されてたりして、盛り上がってる(?)やんね。

この作品は、ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルを映画化したもので、監督をしてるビル・コンドンってひとは、おなじくブロードウェイから映画化してアカデミー賞を獲った『シカゴ』の脚本を書いてたひとで、今やってるヒュー・ジャックマンの『グレイテスト・ショーマン』の脚本も担当してるらしいんよ。

というわけで、アカデミー賞で助演女優賞と音響賞を受賞した作品の感想は........................?!

ドリームガールズ / Dreamgirls   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ビル・コンドン
出演:ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィー、ダニー・グローバー、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ、シャロン・リール、ジョン・リスゴー、キース・ロビンソン、ジョン・クラシンスキー、ヒントン・バトル

60年代前半のアメリカのデトロイトを舞台に、黒人の女性ボーカルトリオの栄光と挫折の物語を描いた、ミュージカル作品?!

プロを目指す仲良し3人組が、グループを結成し、オーディションに応募したりしていたが、なんとかバックコーラスでチャンスをつかみ、そんな彼女たちに目を付けた男がマネージャーとなり、やがてメインとして売れるようになるのだが...................ってなサクセスストーリーをってね。

ブロードウェイのヒット作品を映画化するってのも、すっかりお馴染みになってきたけど、ヒットした舞台が映画化して、そのまま成功するわけやなく、映画作品としてどうかっていう判断は、なかなか難しいもんやよね。

確かに歌える役者を揃えて、スクリーン一杯に音楽を使って表現するのは迫力なんやけど、どうも今回はミュージック・ビデオの付け足しにドラマがあるように思えて...................(苦笑)

話が単純やからそう思うのか、演技がうまい..............って言うよりは、歌がうまいねぇってなってまうと、作品としての方向性に疑問がね。

どうも冷めた目線で観だすと、ジェイミー・フォックスの“糊付け”したような髪型が気になって、気になって、まったく話に集中できなくなったりして..................!(笑)

個別に言うと、エディーマーフィーはいい味出してたりして評価できる部分もあるんやけど、まぁ、これだけ話題になりながらも、アカデミー賞で作品賞候補にならなかったってことは、アカデミーにも良心があったってことなんかもね................?!

2018年2月24日 (土)

『ギフト 僕がきみに残せるもの』

今日は、ドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ちょっと前まで劇場で公開してて、すごく評判が良かったんで、気にはなってたんやけど、結局タイミングが合わず、見逃してもうた~って思ってたら、意外と早くレンタル開始で、さっそく借りて観たってわけ。

これ、元アメリカンフットボールの選手の話なんやけど、サンダンス映画祭で審査員賞にノミネートされて話題になって、いろんな映画祭や映画賞で評価う受けてるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ギフト 僕がきみに残せるもの / Gleason   ★★★★☆   (2016年)

監督:クレイ・トゥイール
出演:スティーヴ・グリーソン、ミシェル・ヴァリスコ=グリーソン、マイク・グリーソン、マイク・マッケンジー、リバース・グリーソン

NFLのニューオリンズ・セインツでプレーし、そのプレーで地元の英雄となった男は、引退後に筋萎縮性脊索硬化症(ALS)と診断され、余命宣告を受けるが、その数か月後に妻が妊娠していることが判明し、まだ生まれていない子供にメッセージを残そうと、ビデオ撮影を始めるのだが..............ってなドキュメンタリー?!

現役の時のプレーさながらに、不屈の闘志で病気と立ち向かうものの、次第に症状は進行し、闘病生活は困難な状況に..........ってことで、病気と闘うひとりの男と、その家族の姿を映してるんよね。

これがドキュメンタリーとして胸を打つのは、キレイごとの部分だけやなくて、難病と格闘する本人とその妻、家族の気持ちまでも包み隠さずに見せてるところなんやと思う。

迫りくる死を前にして、新たな命を授かる喜びと苦悩ってのが、ありのままの言葉で語られてるところに観てる側も心を揺さぶられるんやろね。

強靭な肉体を武器に、最高峰のレベルで戦ってた男が、こうして弱っていく姿を見ると、病気の怖さや苦しみを感じるんやけど、それでも諦めずに頑張る彼の強さと、それを支える妻の献身ってのに、涙してもうたなぁ?!

2018年2月23日 (金)

『美しい星』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、三島由紀夫が1962年に発表した長編小説を現代に置き換えてアレンジして脚本が書かれてるらしいんやけど、その当時に宇宙人といったSF要素を使って、三島由紀夫が小説を書いてたってことに、ちょっと驚きを覚えたよ。

監督をしてる吉田大八といえば、『桐島、部活やめるってよ』で絶賛されたひとで、その後の宮沢りえが主演した『紙の月』も、世間的にはそこそこ評価されてたっけ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

美しい星   ★★★☆☆   (2016年)

監督:吉田大八
出演:リリー・フランキー、中嶋朋子、橋本 愛、亀梨和也、佐々木蔵之介、羽場裕一、若葉竜也、友利 恵、春田純一、藤原季節、坂口辰平、赤間麻里子、川島潤哉、板橋駿谷、武藤心平

気象予報士としてテレビ番組でお天気キャスターをする男は、ある日、車を運転しているときに、突然、謎の光に包まれ、記憶が飛ぶが、やがてふとしたキッカケで自分が火星人だと気づき、番組を通じて、温暖化の問題を人々に問いかけるのだが...................ってなドラマ?!

地球を守ろうと必死の父、息子は水星人だと気づき、政治家の秘書に、娘は金星人だと気づき、そんな家族に戸惑う母は、怪しい水ビジネスにハマり........ってなことで、どこかシュールにコミカルにってとこなんかな。

環境問題から、地球をどうするかってことをテーマに、ちょっと奇妙な家族を中心にして、宇宙人と地球を............ってことで、リリーくんや中嶋くんをはじめ、なかなかツボにはまったキャストで悪くはなかったね。

大きな問題を目の前にしながら、日常に押し流されて、結局はなにもしない(できない)人間の愚かさというのを、うまく表現してるのかも、なんて思ったりして。

テクノロジーの進化で、良くも悪くも地球環境は激変していて、この星をどうするのかという問いかけを、人間は突き付けられてるのかもしれんね?!

2018年2月22日 (木)

『アンダー・ハー・マウス』

今日は、カナダの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、優れた映画の予告編を表彰するゴールデン・トレーラー賞ってので、ロマンチックなポスターってことでノミネートされたらしく、写真を見ると、確かにちょっと刺激的なポスターやった。

主役を演じてるエリカ・リンダーって人は、スウェーデンのモデルさんみたいで、そのジェンダーレスな風貌で、かなり人気があるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

アンダー・ハー・マウス / Below Her Mouth   ★★★☆☆   (2016年)

監督:エイプリル・マレン
出演:エリカ・リンダー、ナタリー・クリル、メイコ・ニュイエン、セバスチャン・ピゴット、ダニエラ・バルボサ、イアン・マシューズ、トミー=アンバー・ピリエ

大工をしている女は、作業現場の近くに住むファッション誌の編集者をする女を、いきつけのバーで見かけ、声をかけるのだが...............ってな、女性の同性愛を描いたドラマ?!

ちょっと“男前”な女と、恋人と婚約中ながら、彼が出張で不在の間に、同性に誘われて、その気になってしまった女、そんなふたりの恋の行方は..............ってことで、安っぽく言うと、禁断の愛をってことなんかな。

かなりの頻度で濃厚な絡みがあって、確かにエロをかなり意識した作りではあるんやけど、この作品、単なる下世話なドラマやないんよね。

それは、同性とはいえ、お互いの好きという感情を、しっかりと表現してるところで、ちゃんと恋愛ドラマとして成立してるってことなんかもしれんなぁ。

監督をはじめ、製作、脚本、撮影と、すべて女性の名前がクレジットされてるところを見ると、そういう男目線のエロスとは違うってことなんかな。

それにしても.........“Under”と“Below”にこだわったのか知らんけど、この微妙に(中途半端に)修正した邦題ってのは、なんなんやろなぁ.........(苦笑)

2018年2月21日 (水)

『怪物はささやく』

今日は、児童文学を映画化した作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アメリカとスペインの合作映画で、全編、英語の作品なんやけど、監督さんがスペイン人ってこともあり、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、監督賞や編集賞といったところを受賞したらしいんよ。

その監督のJ・A・バヨナくんといえば、スペインのバルセロナの出身で、長編デビュー作となった『永遠のこどもたち』って作品で本国スペインをはじめ、世界中で絶賛されて、その後、スマトラ沖地震を描いた『インポッシブル』でも、数々の賞を手にしたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

怪物はささやく / A Monster Calls   ★★★☆☆   (2016年)

監督:J・A・バヨナ
出演:ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガーニー・ウィーヴァー、トビー・ケベル、ジェラルディン・チャップリン、ジェニファー・リム、(声の出演)リーアム・ニーソン

母親とふたり暮らしだった少年は、不治の病のために母親が入院しているため、厳格な祖母の家にいるがソリが合わず、学校でもイジメにあい、ツライ日々を送っていたが、そんなとき、突然に目の前に巨大な木のモンスターが現れ..............ってなファンタジー?!

母親の死という現実を目の前にしながら、どうしていいか分からない少年と、そんな少年に3つの話を聞かせるモンスターとの関係を使いながら、少年の心の揺れと成長を描くってとこなんかな。

ちょっとオドロオドロしい映像を駆使して、独特の世界観を作り上げ、少年の心の闇を表現する映像は、なかなか見ごたえがあったよ。

主役の少年も、これが映画初主演ながら、一生懸命に頑張ってたし、モンスターの声と動きを担当するリーアムおじさんが、やっぱりいい存在感を出してるんよなぁ。

大切な人を見送らなければならない、そんなツライ経験をしながら、そのなかで“モンスター”という存在を使いながら、自分と向き合い、成長していく少年を見ていると、自分の経験と重なる部分もあったりで、いろいろと感じるものがあったよ。

イギリスの児童文学が原作で、イギリスを舞台にして、ほとんどイギリスの役者を起用するのなら、中途半端なことせずに、祖母役もイギリスの女優さんにすればよかったのに、なんてことをチラッと思ってみたりして.............?!

2018年2月20日 (火)

『光と禿』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、若手の映画監督とミュージシャンのコラボレーション作品をコンペ形式で上映する「MOOSIC LAB」って企画があるらしく、そこで観客賞や審査員特別賞を受賞したらしいんよ。

でもって、コラボしたミュージシャンってのが“クリトリック・リス”って名前のスギムってひとのソロ・プロジェクトなんやけど、これが....................かなりヤバい(笑)

もともと広告代理店のサラリーマンやったのが、音楽活動を始めて、途中、いろいろと騒ぎを起こして(?)、ミュージシャン一本で、今は活動してるらしいんやけど、“下ネタのナポレオン”って言うだけあって、そのアーティスト名のザワザワ感(笑)に負けないくらい、音楽(or 語り?)が熱すぎて...............♪

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

光と禿   ★★★☆☆   (2016年)

監督:青木克齋
出演:スギム、岸井ゆきの、樋井明日香、武田航平、金井勇太、竹内海羽、柴田杏花、小沢真珠、石田法嗣、空美

売れないミュージシャンをしてる男は、車に轢かれそうになって倒れた目の不自由な女の子を助けようとして、痴漢呼ばわりされてしまい................ってなドラマ?!

ハゲおやじロッカーと、ほとんど目の見えない女の子、まったく違う世界に生きる、そんなふたりが偶然のキッカケで出会い、交流を深め.............って、なんとなく素朴な話なんかな.........まぁ、主演のスギムくんのキャラが濃すぎなんやけど(笑)

演技という点で評価すると、さすがに素人なだけに、カメラの前で目が泳いでもうてる時点でアウトなんやけど、それでも彼の歌と一緒で、気持ちの入ってるところは、なんとなく悪い気はせんかったね。

不器用に生きてる中年オヤジと、目が見えないことで不安を抱えて生きてる女の子、そん
なふたりの間には、奇妙な共感ってのがあるのかもしれんなぁ?!

2018年2月19日 (月)

『愛するSEX』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、チリの映画をひとつ、ご紹介♪

別に月曜日は、劇場未公開のエロ系の映画を取り上げるって決めてるワケではないんやけど、気がつくと人気記事ランキングの半分くらいを、それ系の作品が占めてるんよなぁ(笑)

まぁ、おそらく誰もコメントしないような作品ってことで、これだけ数多(あまた)の映画の感想を書いたブログがあるなかで、検索に引っ掛かるんやろうから、喜んでいいのか、ちょっと微妙な感じもしたりして。

この作品は、そのストレートなタイトルから、モロそっち系と思いがちやけど、実は、チリの映画賞で主演女優賞と主演男優賞を受賞したりしてるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

愛するSEX / Sexo Con Amor   ★★☆☆☆   (2003年)

監督:ボリス・ケルシア
出演:シグリッド・アレグリア、アルヴァロ・ルドルフィ、ボリス・ケルシア、パトリシオ・コントレラス、セシリア・アメナバール、ハビエラ・ディアス・デ・ヴァルデス

何年もセックス・レスの夫婦、浮気性の夫と身重の妻、彼と上手く行かず生徒の親と不倫する教師に、妻と別れる寸前で息子の担任と不倫する男、それぞれの男女のセックスにまつわる出来事を描いた、南米発のエロ・ラブコメディ?!

不倫やら浮気やら、ちょっと不器用な男と女の、すれ違う恋模様ってのを、少しズレた人間関係を使って、滑稽に描くってことなんかなぁ。

現実にありそうな夫婦間のいろんな問題を、ユーモアが駆使してコミカルにってことで、それなりに楽しめなくもないんやけど、ありきたりで新鮮味が薄く、ちょっと退屈やったかなぁ.......。

ラテンのダイナミックなエロスに鼻息が荒くなっても、ドラマにオモシロみがないと、そこまでは楽しめんかったかなぁ..................なんて!?(笑)

2018年2月18日 (日)

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

昨年12月15日に公開が始まったスター・ウォーズの新作を、ようやく観れたんで、今日はそいつをご紹介♪

なかなかのロングランで、さすがはスター・ウォーズやと思う一方で、最近、やたらたTVで宣伝が流れてるのを見て、それほど客が入ってなくて必死なんかって、ちょっと穿った見方をしたりして(笑)

前作の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から2年、監督をしたJ・J・エイブラムスが製作総指揮にまわり、新たに『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソンが監督になったんやね。

やっぱり、ジョージ・ルーカスが.............がなんて言いたくなるのが昔からのファンなわけやけど、そんな、ちょっと複雑な心境を抱えて観た新作の感想は......................?!

スター・ウォーズ/最後のジェダイ / Star Wars: The Last Jedi   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ライアン・ジョンソン
出演:マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンディ・サーキス、ルピタ・ニョンゴ、ドーナル・グリーソン、ケリー・マリー・トラン、グウェドリン・クリスティー、ベニチオ・デルトロ、ローラ・ダーン、ジャスティン・セロー

フォースに目覚めた女の子レイは、ルーク・スカイウォーカーに会い、教えを乞うが、過去のトラウマを抱えた彼は、ジェダイは滅びるべきだと言って、彼女を追い返そうとするのだが..............ってな、新シリーズの第2章?!

強大な敵フォースト・オーダーの圧倒的な戦力の前に、劣勢を強いられる元共和国のレジスタンスたちは、必死の抵抗をしながら、ルークの存在に希望を見出そうとしていたが...............ってなことで、新たな世代の攻防を軸にってとこなんやろね。

新シリーズの中心になるキャラそれぞれに、いろんな葛藤を抱えながら、見せ場を作って、盛り上げてくれてるんやろうけど、なんかね、どういうわけか否定できない違和感ってのがあるんよなぁ............。

オープニングも途中の音楽も、スター・ウォーズなんやけど、的確に表現できない違和感..............なんか違う気がするんよね。

例えば、主人公のキャラが薄すぎるとか、悪党のボスが意外とチョロいとか、まぁ、いろいろとツッコミどころがあるからなんかなぁ(苦笑)

ルーカスの手を離れて、ディズニーが作ってるってところで、ころころ監督が代わって、別物になってる気がするんかもしれんね。

それでも、こうやって公開されれば、やっぱり観てしまう...........それは、しょうがないんやけど?!(笑)

2018年2月17日 (土)

『バーフバリ 王の凱旋』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、インド映画をひとつ、ご紹介♪

この映画、2週間ほど前に2部作の前篇『バーフバリ 伝説誕生』を紹介したんやけど、年末に劇場公開がはじまった後篇が、実はまだ公開中になっていて、当初より劇場数が増えてるってくらい、ひっそりと(?)ヒットしてるんよね(笑)

インドの大河ドラマってことで、そのスケール感やら、ほどよい(?)感じのインド映画らしい賑やかさってのが、たぶん魅力なんやろなぁ。

というわけで、2か月目に突入しても、まだまだ劇場が埋まってる、そんな不思議な魅力のある作品の感想は........................?!

バーフバリ 王の凱旋 / Bahubali 2: The Conclusion   ★★★☆☆   (2017年)

監督:S・S・ラージャマウリ
出演:プラバース、ラーナー・ダッグバーティ、アヌシュカ・シェッティ、ナーサル、ラムヤ・クリシュナ、タマンナー、サティヤラージ

自分が何者かを知ったバーフバリは、波乱に満ちた父親の生き様を聞かされ、圧政に苦しむ民衆のために、先頭に立って戦うことを決意するのだが.............ってな、歴史アドベンチャーの後篇?!

一度は王位に就くことが決まっていながらも、兄の仕掛けた陰謀により、その地位を追われ、それでも信念のまま生きた父バーフバリの意思を継ぎ..............ってなことで、暑苦しいくらい熱いドラマが展開するんよ(笑)

前篇はレンタルでの鑑賞やったからアレやったんやけど、CGで作られた世界は、なかなかスクリーン映えする感じで、かなりの迫力やった。

ボリウッドらしく、歌と踊りで、今回も情感たっぷりに盛り上げてくるあたりは、観ててちょっと疲れる部分であったりもするんやけど、“らしさ”は十分やったよ(笑)

宿命に導かれるまま、苦しみや悲しみを背負いながらも、信じた道を突き進む、そんな男の生き様ってのを、とことんドラマチックに描いた作品は、これはこれで十分に楽しめるのかもね?!

2018年2月16日 (金)

『あゝ、荒野 後篇』

今日は、先週の『あゝ、荒野 前篇』の続きをひとつ、ご紹介♪

この作品、日本アカデミー賞では、さすがに製作が大手やないせいか、菅田くんが主演男優賞候補になっただけなんやけど、キネマ旬報のベスト・テンでは、菅田くんが主演男優賞、ヤン・イクチュンが助演男優賞、読者が選ぶベスト・テンで第1位に輝いたみたいやね。

日本で唯一の映画批評雑誌と言われてる「映画芸術」のランキングでは、ベスト・テンで第4位に入り、ワースト・テンでも第2位に入ったらしい。

日本アカデミー賞が、まったく映画の質を問うような選考をしてない、クソみたいな賞だけに、なにをもって邦画の評価を測るかってのが、ホント難しいってのが、そもそも日本の映画界の発展を阻害してる原因のひとつなのかもって、思うんよなぁ.............。

というわけで、そんなボヤキは置いといて、作品の感想は.....................?!

あゝ、荒野 後篇   ★★★☆☆   (2017年)

監督:岸 善幸
出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、木村多江、モロ師岡、でんでん、高橋和也、山田裕貴、今野杏南

宿命の相手との試合が決まり、ハゲしい減量を行う男と、そんな彼のジムの仲間の男は、心のなかに迷いを抱えていた..............ってな、ふたりの男たちの“絆”を描くドラマの後篇?!

闘犬のように怒りを前面に出して戦う男と、気弱で優しいが、秘めたものを持つ男、まったくタイプの違うふたりが、互いに刺激し合い、成長するが..........ってなことで、絡み合う人間関係が織りなす、熱いドラマをってことなんやろうけど、やっぱりサイドストーリーがまったく活きてないようで、その部分が余計やった(苦笑)

主演のふたりは、かなり熱い演技で、ボクシング姿も様になってて、心を揺さぶられるものがあったんやけど、徴兵制ウンヌンってところが邪魔してもうてるようでなぁ............。

原作を読んでないんで、もともとどうなのか知らんのやけど、ちょっと同じ階級には見えないふたりが戦うってところから始まり、最後は“やりすぎ”感と、あっけなさってのがあって、しっくりとこなかったかも。

ここまでテーマがボヤけるのなら、ボクシングのリングを中心にして、話をコンパクトに1作にまとめて描いた方が、きっと盛り上がったんと違うかなぁ..........なんて思ってもうたよ?!

2018年2月15日 (木)

『アポカリプト』

今日は、ちょっと前のメル・ギブソンの監督作をひとつ、ご紹介♪

メル・ギブソンと言うと、アクション系の役者っていうイメージでキャリアをスタートさせてたんやけど、実は『ブレイブハート』って作品で、アカデミー賞の監督賞を獲ったことがあったりするんよ。

この作品、アメリカ映画ながら、前編マヤ語を使ってるがために、ゴールデン・グローブで外国語映画賞にノミネートされたっていうので、少し話題になったりしたんよね。まぁ、確かに映画やないからなぁ..................(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

アポカリプト / Apocalypto   ★★★☆☆   (2006年)

監督:メル・ギブソン
出演:ルディ・ヤングブラッド、ダリア・ヘルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、モリス・バード、ラオール・トゥルヒージョ、ルドルフォ・パラシオス、フェルナンド・エルナンデス、ヘラルド・タラセナ

仲間達と狩りをしながら、平和に暮らしていた青年だったが、しかしある日、マヤ帝国の戦士が村を襲撃し、捕虜にされてしまう。敵から守るために洞窟に置き去りにした愛する妻と息子を救うために、男は必死に走るのだった...............ってな、一応アクション映画?!

あえて言語にこだわったり、設定も設定だけに、いろいろと観てる最中にメッセージやテーマを探ってたんやけど...................どうも単なるアクションやったらしい(苦笑)

確かに愛するもののため、ってなことが話のメインなんやろうけど、追いかけてくる敵をかわしながら、やり返すところに重きが置かれてるみたいで、あまりの深みのなさに、ちょっと驚いたりして。

そんなこんなで、少しがっかりしたりしながらも、独特の音楽をバックに繰り広げられる逃走劇は、なかなか迫力があって、手に汗握ってみたりして(笑)

首が飛んだり、内臓抉ったり、かなりグロテスクな映像があって、少し気分が悪くなったりもしつつ、それなり作り手のコダワリを感じながら、アクション映画としてはボチボチと思いつつも......................あまり後に残らん作品やったかな!?

2018年2月14日 (水)

『さよなら、ぼくのモンスター』

今日は、カナダの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるスティーヴン・ダンってひとは、カナダ出身で、年齢がまだ28歳ってことで、グザヴィエ・ドランに続くカナダの新たな才能ってことで、注目を浴びてるみたいやね。

これまでは短編映画を何本か撮ってるみたいで、サンダンス映画祭に出品したり、トライベッカ映画祭で賞を受賞したり、トロント国際映画祭で賞を獲ったりと、かなり評価されてるんやって。

というわけで、作品の感想は.......................?!

さよなら、ぼくのモンスター / Closet Monster   ★★★☆☆   (2015年)

監督:スティーヴン・ダン
出演:コナー・ジェサップ、アーロン・エイブラムス、アリオシャ・シュネデール、ジョアンヌ・ケリー、ソフィア・バンツァフ、ジャック・フルトン、メアリー・ウォルシュ、(声の出演)イザベラ・ロッセリーニ

幼い頃に両親が離婚し、母親が家を出てしまい、それ以来、父親と暮らしてきた高校生の男の子は、アルバイト先のホームセンターで一緒に働くイケメンの男のことが気になり...............ってな、青春ドラマ?!

思春期を迎え、なんとなく将来の夢を描きつつ、自らのセクシュアリティに目覚めながら、親との関係やいろいろな不安や悩みを抱え..........ってなことで、ちょっぴりビターな青春をってとこなんやろな。

心のなかの過去のトラウマや、ドラッグでのトリップ、ちょっと淫靡な世界やらを、ファンタジーな要素を取り入れながら、瑞々しい映像でってところが、新たな才能として注目されてるんやろうと思う。

全体的に悪くはないんやけど、ただちょっと父親との関係やらでスタンスが定まらず、話が散漫なところが、惜しかったかもね。

まぁ、それも長編第1作ってことを考えれば、これはこれで上出来なのかなぁ?!

2018年2月13日 (火)

『ハー・マザー 娘を殺した死刑囚との対話』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる佐藤慶紀ってひとは、アメリカの大学で映画を学んだ後、フリーランスのTVディレクターをしながら映画を作ってるらしく、この作品が長編2作目になるんやって。

主役の、被害者の母を演じてる西山 諒って女優さんは、監督さんの長編1作目にも出演してたみたいで、地元の名古屋で劇団を立ち上げて活動しながら、NHKの「中学生日記」の先生役なんかをやってるらしい(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ハー・マザー 娘を殺した死刑囚との対話   ★★★☆☆   (2016年)

監督:佐藤慶紀
出演:西山 諒、西山由希宏、岩井七世、荒川泰次郎、野沢 聡、木引優子、西田麻耶、箱木宏美

夫とケンカしたと言って実家に戻って来た娘、そんな彼女を追いかけてきた夫は、ナイフで彼女を殺すのだが................ってな社会派ドラマ?!

死刑判決を受けた義理の息子を許すことのできない母親だったが、七回忌が終わり、別れた夫が死刑囚となった彼と会って話をしたと聞き、ずっと心の中にあった問いを直接、本人に聞くために、面会に行くのだが..............ってなことで、殺人事件の被害者の家族の複雑な心情と、死刑制度の是非、そして加害者の保護による被害者側のケアの不十分さを問うってところなんやろな。

ほとんど映画では無名(?)の役者を使って、インディーズの臭いがプンプンするんやけど、扱ってるテーマがテーマだけに、リアリティがあって、かえってこのキャスティングがプラスなのかもって思ったよ。

いろいろ問題提起をしたいってところで、途中が少し説明調になってるあたりが、ちょっと作品としては、惜しかったかな。

それでも、ひとつの殺人事件にかかわる人たちの、様々な心の揺れを映し出したドラマは、いろいろと考えさせられたよ?!

2018年2月12日 (月)

『絡みつく舌』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、チリの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるペラヨ・リラってひと、これまでの経歴を見ると、助監督としていくつかの作品に参加してて、今回の作品が満を持して(?)の長編デビュー作ってことみたいなんよね。

なかなかチリの映画事情についての情報ってのはないんで、よく分からないんやけど、主役を務めてるディエゴ・ボッジョニって俳優さんは、どうやらTVドラマに出演したりしてるらしく、ヒロインを演じてるダニエラ・カスティージョ・トロって女優さんも、この1年でかなり作品数をこなしてるみたいで、本国では注目の女優さんってことなのかも。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

絡みつく舌 / Reinos   ★★☆☆☆   (2017年)

監督:ペラヨ・リラ
出演:ディエゴ・ボッジョニ、ダニエラ・カスティージョ・トロ、ガストン・サルガド、ソル・ロドリゲス、アストリッド・ロルダン、マウリシオ・ヴァカ、パウリーナ・モレノ・ヴィヴァンコ

大学生の青年は、同じキャンパスに通う年上の女の子を好きになり、話しかけたりするうちに、肉体関係を持つようになり、付き合うのだが...............ってな、若い男女の恋愛ドラマ??

少し陰のあるタイプの彼女に、どんどん惹かれていく彼だったが..........ってなことで、若者のハゲしい愛憎をってことなんやろか。

ちょっとツンデレな彼女に振り回されながらも、それを楽しんでるウブな彼って感じで、ある種の青春を切り取り、男と女の距離感や関係性をってことなんやろうけど、あまりメリハリがなく、“ありがち”な範囲を超えるようなドラマ性は、残念ながら感じられんかった(苦笑)

それなりにハゲしい絡みがあって、まぁ、エロ系としての方向性は間違ってないのかもしれんけど、さして深みの感じられないドラマやと、やっぱり退屈さはあるやんね。

そんな程度の作品で、なんで邦題が“絡みつく舌”なんかっていうのを議論するのもどうかと思いつつ、原題はおそらく“王国”ってことで、若い男女ふたりが作り出す“世界”を意味してると思われ、この邦題は、単純に販売会社の“エロ心”なんやろうと思う................?!(笑)

2018年2月11日 (日)

『光をくれた人』

今日は、アメリカとオーストラリア、ニュージーランドの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、「海を照らす光」ってタイトルで発売された、ベストセラー小説らしく、読んでないんでよう分からんのやけど、どうやらそいつを映画化してもうたんやって。

監督のデレク・シアンフランスってひとは、ライアン・ゴズリングとミッシェル・ウィリアムズが共演した『ブルーバレンタイン』を監督してるんよな。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

光をくれた人 / The Light Between Oceans   ★★★☆☆   (2016年)

監督:デレク・シアンフランス
出演:マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィカンダー、レイチェル・ワイズ、ジャック・トンプソン、アンソニー・ヘイズ、ブライアン・ブラウン、カレン・ピストリアス、エミリー・バークレイ、ギャリー・マクドナルド、レオン・フォード

第一次大戦での戦いで疲弊した男は、離島にある灯台の灯台守の職に応募し、孤独な暮らしを始めるが、島に近い町でひとりの女性と出会い、やがて結婚して、ふたりで孤島で過ごすことになるが...............ってなドラマ?!

幸せに暮らすふたりは、子供を授かるものの、二度の流産で辛い思いをするが、ある日、島に漂着したボートにひとりの男の死体と、生きている女の子の赤ちゃんを見つけ、自分たちの子として育てることに................ってなことで、夫婦が抱える秘密と、その決断がもたらす結末を描くってなとこか。

置かれた状況から、他人の子をわが子として育てることが果たして本当に罪なのか、そんな倫理観を問うってなことで、ちょっと考えさせられたかな。

いやぁ、とりあえずアリシアくんが、今回もキュートで、かつ悲しみを背負うもんやから、ちょっと余計な感情移入をしてみたり(笑)

話としては、物事の善悪を問いつつも、ひとつの決断とその代償をってところで、考えさせられるものはあったんやけど、ただ、ちょっと“ありきたり”な感じが強くて、胸にグッとくるものがあったかと聞かれたら、意外とアッサリした感じがしてもうた?!

2018年2月10日 (土)

『スリー・ビルボード』

今年もいよいよアカデミー賞のノミネート作品が発表され、気分が盛り上がってきた(?)ところで、候補作が上映開始ってことで、さっそく鑑賞してきたものを、ちょいとご紹介♪

この作品、ヴェネチア映画祭で脚本賞を受賞したのをはじめ、いろんな映画祭で評価され、ゴールデン・グローブでは、ドラマ部門で作品賞、女優賞、助演男優賞、脚本賞を受賞し、そしてアカデミー賞では、作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞などにノミネートされてるんよ。

監督のマーティン・マクドナーってひとは、ロンドン生まれのイギリス人で、実は『ヒットマンズ・レクイエム』って作品で、すでに一度、アカデミー賞の脚本賞にノミネートされてて、英国アカデミー賞の脚本賞を受賞してるんよなぁ。

でもって、ウディ・ハレルソンやサム・ロックウェル、アビー・コーニッシュあたりは、以前に『セブン・サイコパス』っていう監督さんの作品で共演してて、この作品で再結集ってとこなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

スリー・ビルボード / Three Billboards Outside Ebbing, Missouri   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、アビー・コーニッシュ、ジョン・ホークス、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ケリー・コンドン、ルーカス・ヘッジズ、ダレル・ブリット=ギブソン、ジェリコ・イヴァネク、キャスリン・ニュートン、クラーク・ピータース、ピーター・ディンクレイジ

何者かによって娘を殺された母親は、まったく進展しない警察の捜査に業を煮やし、娘の殺害現場にある広告板を借り、そこに警察署長へのメッセージを貼り出したが、それによって小さな町のなかで波紋がおき..................ってなドラマ?!

自分に批判的なひとには、相手が警察だろうと容赦なく対抗し、強い意志で犯人逮捕を促す彼女の心にも、実は拭いきれない傷があり...............ってなことで、関係する人々を通して、アメリカ社会が抱える問題を描くってとこなんかな。

主人公である母親が善なのかというと、決してそうではなく、人種差別主義者の警官が悪なのかというと、必ずしもそうではない、そんなちょっと複雑な登場人物を使って、人々のなかにある様々な偏見や差別といったものを映し出そうとしてるんやろね。

フランシスおばちゃんに、ウディくん、それにサムくんといった演技のできる役者を軸に据えて織りなす人間ドラマは、なかなか深みがあってエエんやけど、アメリカ社会を肌身で感じてる立場ではないからなのか、ストレートに伝わるかっていうと、少し難しかったかも。

ひとつの行動がもたらす人々の“心の揺れ”、それは“さざ波”となって波紋が広がっていく、そんな繊細な描写は、ジワジワと後から響いてくるのかもしれんなぁ?!

2018年2月 9日 (金)

『あゝ、荒野 前篇』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、原作となっているのは、詩人であり、劇作家でもある寺山修司の唯一の長編小説を映画化したものらしいんよね。

すでにキネマ旬報の日本映画の年間第3位に選ばれて、主演男優賞と助演男優賞を受賞したのをはじめ、ブルーリボン賞では、作品賞とユースケ・サンタマリアが助演男優賞を受賞したりしてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

あゝ、荒野 前篇   ★★★☆☆   (2017年)

監督:岸 善幸
出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、木村多江、モロ師岡、でんでん、高橋和也、山田裕貴、今野杏南

少年院から出てきた男は、少年院送りの原因となった相手のところにケリをつけに行ったが、ボクシングを始めた相手に、パンチ1発で沈められてしまう。偶然その場に居合わせた理髪店の店員と一緒に、練習生を募集していた小さなジムで住み込みで暮らすことになったのだが...................ってなドラマ?!

孤児院で育ち、振り込め詐欺などをして生きてきた男と、韓国人の母親を早くに亡くし、日本で父親の暴力に耐えながら生きてきた男、そんなふたりが出会い、ひょんなことからボクシングを始め、夢中になるが...................ってなことで、どん底でもがく男たちの人間模様ってとこなんかな。

これ、主演のふたりの頑張りが、なかなか良くて、過去を引きずりながら生きてる男たちの心の葛藤や刹那ってのがよく出てた。

おそらく後篇の盛り上がりの重要な要素になるからやとは思うんやけど、サイドストーリー的な部分が冗長すぎて、それが全体の尺を長くしてしまってるところで、少し疲れてもうたかも(苦笑)

過去の因縁から、どん底をはいつくばっていたのが、かすかに見えた明日への一歩、しかし、更なる試練が...................ってことで、いろいろと人間関係が絡み合って、怒涛の後半へ(?)という感じは伝わってきてるんで、尺が長すぎるってのは置いといて、それなりに期待感をもたせるだけのモノはあったね?!

2018年2月 8日 (木)

『セールスマン』

今日は、イランとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

アスガー・ファルハディ監督といえば、ベルリン映画祭で監督賞を受賞した作品があるってのを知って観た『彼女が消えた浜辺』で、それまでのイラン映画とは少し違った趣に、驚かされてもうたのがはじまりやった。

その次の『別離』では、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞でみごとに外国語映画賞を受賞し、なんか気づいたら、かなり人気のひとになったんやって思ったよ。

ちなみに、この新作は、アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したほか、カンヌ映画祭で男優賞と脚本賞を受賞し、世界的に評価されたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

セールスマン / Forushande   ★★★☆☆   (2016年)

監督:アスガー・ファルハディ
出演:シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ、ミナ・サダティ、ババク・カリミ

国語教師をしながら、舞台俳優として活動をしている男は、引っ越したばかりの新居で妻が何者かに襲われ、なんとか犯人を探し出そうと必死になるが................ってなドラマ?

彼は警察に届け出ようというが、妻は事件の詳細を誰かに話すことを躊躇い、残された車から、容疑者を探そうとするのだが............ってなことで、なかなか重い話が展開するんよ。

事件によって深く心に傷を負った妻と、警察にも言えず、もどかしい日々を送る夫、イラン社会のなかでの生きにくさのようなものを臭わせながら、しっかりとドラマを仕上げてくるあたり、この監督さんの腕の良さなんやろなぁ。

ちょっと展開としては盛り上がりに欠ける部分もあるように思うんやけど、全体としてキッチリ話をまとめあげてあって、“らしさ”を存分に味わえるってところが魅力かもね?!

2018年2月 7日 (水)

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

今日は、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪

日本で目にするイタリア映画といえば、陽気なラブ・コメだったり、定番のマフィアもの、シリアスな政治サスペンスといったのが多くて、実はヒーローものってのは思いつかないんよね。

そんなちょっと異色な作品は、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で新人監督賞、主演男優賞に主演女優賞、助演男優賞に助演女優賞といった主要部門で賞を受賞し、本国では大ヒットしたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ / Lo Chiamavano Jeeg Robot   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア、ルカ・マリネッリ、イレニア・パストレッリ、マウリツィオ・テゼイ、ステファノ・アンブロジ、アントニア・トゥルッポ、フランチェスコ・フォルミケッティ、ダニエーレ・トロンベッティ、ジャンルカ・ディ・ジェンナーロ、サルバトーレ・エスポジト

盗みをしながら生活していた男は、ある日、警察の追跡から逃げて川に飛び込んだ際に、不法投棄されていた放射性物質を浴びたことで、鋼鉄の体と超人的なパワーを手にするのだが..............ってなヒーロー・アクション?!

ゴロツキのような生活をしてたダメ男が、偶然に手にした力に戸惑いながら、正義に目覚めていく様子を描いた、ヒーロー誕生秘話ってとこなんかな。

ヒーローといいつつも、別に見た目が格好いいわけでもなく、中途半端なワルが主役ってところで、おそらく普通のひとなら、特に惹かれるような話やないんかもしれんけど、どうみても哀愁を帯びた中年オヤジが、刹那にかられて戦うために立ち上がるってところに、同じオヤジ目線で、妙にグッと胸にくるものがあるんよね(笑)

ちょっと不格好で、ヘタレなオヤジのヒーロードラマは、さりげなく熱いものが伝わるあたりで、思わすおススメしようかと思うくらい、心地よく心に響くものがあったんよなぁ............?!

2018年2月 6日 (火)

『劇場版 お前はまだグンマを知らない』

今日は、邦画のコメディーものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるひと、日本テレビの深夜番組の「月曜から夜ふかし」のディレクターかなにかで、群馬、埼玉、茨城の企画で街角インタビューをしてて、地元の人たちの話をネタにしてたら、ピッタリのギャグ漫画の存在を知って、映画化を企画したらしい。

番組を見たことあるんやけど、ホントそれぞれの県民の感情っていうか、対抗心ってのは、第三者的にみると、オモロイなぁって思うよ。まぁ、同じシリーズで京都と滋賀のバトルってのも興味深いんやけど(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

劇場版 お前はまだグンマを知らない   ★★★☆☆   (2017年)

監督:水野 格
出演:間宮祥太朗、馬場ふみか、吉村界人、入江甚儀、山本 博、ほんこん、椿 鬼奴、加治将樹、福田 薫、益子卓郎、磯山さやか、レイザーラモンRG

千葉でイジメられてた高校生が、群馬にある高校に転校することに。独特の“文化”のなかで、戸惑いながら奮闘するのだが.............ってな、人気のギャグ漫画を実写化した作品?!

自らを“グンマー”と呼び、地元を強烈に愛するクラスメイトを軽率なひと言で敵にまわし、辛い日々を過ごすのだが、あることがキッカケで............ってなことで、かなりアホな展開がテンコ盛りなギャグドラマってとこなんかな。

笑いのレベルやエロの盛り方とか、かなりのクダラなさなんやけど、それを潔くかっ飛ばしてくるあたりは、それなりに笑えるものがあったってことやね。

あまり群馬のことは知らないってのもあって、その独特な“文化”ってのは、興味深かったりもしたりして(まさかハーゲンダッツが..............)!(笑)

この手のオーバーリアクションな役でよく見かける気がする間宮くんのキャラ作りってのも、キャスティングとしては正解やったのかも。

だからどうしたってレベルではあるんやけど、コメディ映画としては、これはこれで、まぁ、アリなんかなぁ................!?(笑)

2018年2月 5日 (月)

『11:14』

今日は、劇場で未公開の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるグレッグ・マークスってひとは、もともと短編映画で注目されてて、これが長編デビューであるにもかかわらず、その才能に惚れたか、かなり豪華な面々が揃ってるんよ。

このころのヒラリー・スワンクは、『ボーイズ・ドント・クライ』でアカデミー賞主演女優賞を受賞して、この次の作品が『ミリオンダラー・ベイビー』で、再びアカデミー賞主演女優賞を受賞するわけやからね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

11:14 / 11:14   ★★★☆☆   (2003年)

監督:グレッグ・マークス
出演:レイチェル・リー・クック、ヒラリー・スワンク、パトリック・スウェイジ、ベン・フォスター、バーバラ・ハーシー、ヘンリー・トーマス、クラーク・グレッグ、コリン・ハンクス、ブレイク・ヘロン、ショーン・ハトシー

とある夜の11時14分、ひき逃げに死体遺棄、事故死、強盗................いくつかの事件が時を同じくして発生し、それが実はリンクして................ってな、ちょっぴりコメディ・タッチなクライム・サスペンス?!

ヒラリー・スワンクが出演してると聞いたら、眉間にガチガチの皺を寄せて、少し緊迫したサスペンスでくるんやろうってイメージしてたら、とってもB級な作品やった(苦笑)

それぞれの登場人物が巻き込まれる事件や、人間関係がちょっと訳ありで、最後に綺麗な“輪”になって..............ってな展開は、なかなか工夫がって努力は認めるんやけど、なんやこの手の作品って、すでに他で観たことがあるような気がして.................しかも、完成度ももう一息??

まぁ、暇つぶし程度には、ナントとか....................なるか?!

2018年2月 4日 (日)

『ザ・ウォール』

今日は、ちょっと異色の戦争映画をひとつ、ご紹介♪

イラク戦争のときに、アメリカ兵を何人も殺したっていう、伝説になってるスナイパーがいるらしいんやけど、その話を基にして、脚本が書かれてるらしいんよ。

監督のダグ・リーマン(ダグ・ライマン)といえば、あの“ジェイソン・ボーン”シリーズの1作目を監督したひとで、この手の低予算ものを作るよりは、メジャー作品のイメージやったから、ちょっと意外ではあるかな。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

ザ・ウォール / The Wall   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ダグ・リーマン
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョン・シナ、(声の出演)ライト・ナクリ

イラクの砂漠地帯で行われていたパイプラインの建設現場からの要請で偵察に向かった2人の兵士は、そこで何者かによって狙撃された人たちの死体を発見し、しばらく監視して安全を確認した後に現場に近づくと、自分たちも狙撃され、ひとりは足を撃たれたものの、なんとか近くの壁の後ろに逃げ込むが.....................ってな、ちょっと異色の戦場ドラマ?!

無線から聞こえる応援の声が、実は自分たちを撃ったスナイパーだと気づいたものの、冷徹無比な敵と対峙しながらも、どうすることもできず....................ってなことで、見えない敵との静かな攻防をってとこなんかな。

ミニマムな出演者に、場面も固定で、恐らく低予算で作られてるんやろうけど、戦闘状態という極限の状況のなかで繰り広げられる人間模様をってところでは、なかなかのアイデアやったんと違うかな。

まぁ、動きが限られる点で、少し単調さがあるのは仕方ないんやろうけど、盛り上がりという点では、もうひとフン張りやったかもね。

死を感じさせられる絶体絶命の状況で、声だけしか聞こえない、目の前にいるはずの見えない敵、そんな緊迫感は悪くはなかったかも?!

2018年2月 3日 (土)

『バーフバリ 伝説誕生』

今日は、インド映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、2部作として作られてて、ちょうど今、劇場で後編を上映してて、その口コミを読むとなんや絶賛されてたんで、気になって行きつけのTSUTAYAに走ったってわけ(笑)

どうやら本国インドでは、これまでの歴代興行記録を塗り替えるくらいの大ヒットになったらしく、それを受けてか日本でも密かにヒットしてるみたいなんよ。

監督をしてるS・S・ラージャマウリってひとは、だいぶ前に紹介した『マッキー』っていうインド風ラブコメを作ってたひとで、このバーフバリのシリーズの成功で、本国ではTVシリーズの脚本を書いたりしてるみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

バーフバリ 伝説誕生 / Baahubali : The Beginning   ★★★☆☆   (2015年)

監督:S・S・ラージャマウリ
出演:プラバース、タマンナー、ラーナー・ダッグバーティ、ナーサル、サティヤラージ、アヌシュカ・シェッティ

巨大な滝の前で助けられた赤ん坊は、やがて大きくなり、滝の向こうに広がる世界に興味を持ち、あるとき、導かれるように滝を登りきった彼は、たどり着いた先で暴君から囚われの姫を救うために戦う女戦士と出会うのだが..........................ってな、伝説の戦士を描いた歴史アドベンチャー?!

恋に落ちた相手のために、自ら戦いに身を投じる男だったが、それは運命の導きで、彼の出自には隠された秘密が........................ってことで、大スペクタクルで描く感動巨編ってとこなんやろか(笑)

出だしから、音楽で語るあたりが、いかにもインド映画で、このノリは少し好き嫌いが出るかもなぁって思いながらも、CGを駆使した映像は、かなりインパクトがあって、なかなかの迫力やったよ。

2部作の前編ってことで、話の導入にはなるんやけど、過去の因縁から現在へ、そこで繰り広げられるドラマは、やや“ありきたり”な感はあるものの、かなり大げさな振りからの情感に訴える展開は、それなりに楽しめるものにはなってたね。

後編もちょっと観てみるかって思えるぐらいの盛り上がりは、あったかなぁ?!

2018年2月 2日 (金)

『東京喰種 トーキョーグール』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは人気の漫画ってことらしく、製作が決まったときは、これを実写化するのか....的なコメントをよく目にした気がするんやけど、まったく漫画を見たことがないハゲおやじには、なんのことかよう分からんかったんよ。

原作ファンからすると、いろいろと心配やったんやろうけど、さらに完成したと思ったら、出演女優の出家騒動で、いろいろと大騒ぎになってもうて、その煽りをくらった感はあったかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

東京喰種 トーキョーグール   ★★★☆☆   (2017年)

監督:萩原健太郎
出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、蒼井 優、大泉 洋、桜田ひより、村井國夫、相田翔子、浜野謙太、佐々木 希、前野朋哉、ダンカン、岩松 了

読書好きの気弱な大学生は、ひそかに心を寄せていた女性とデートすることができて喜ぶが、実は彼女は人間を捕食する喰種(グール)で、彼女に襲われた彼は、その臓器を移植され、自らがグールとなってしまい、戸惑うのだが....................ってなホラー系アクション?!

気がつくと人肉しか体が受け付けなくなり、どうしていいかわからずに絶望するが、他のグールと知り合うなかで、次第に状況を受け入れ..................ってことで、なかなかエグいドラマやったわ(苦笑)

恐らく原作の漫画では、もう少し“入り”の部分に説明があるんやとは思うんやけど、これだけ見ると、ちょっと合点がいかない感じがして違和感があったかな。

ただ、主役を演じる窪田くんは、かなり気合いの入った演技で、悪くなかったし、話題の清水くんも頑張ってたんやけど、これがキッカケで..........って言われると、確かにかわいそうな役どころではあったかも(笑)

佐々木くんや浜野くんあたりが、結構、雑な扱いになってる気がするんやけど、これは続編で大活躍ってことになってるんかなぁ...............なんて穿った見方をしてみたりしてね。

原作を知らない者からすると、ちょっとその世界観に分かりにくさがあって、描写のグロさもあって、どうかなって思うんやけど、とりあえず主役の頑張りで、及第点ってとこかも?!

2018年2月 1日 (木)

『ザ・シューター 極大射程』

今日は、アクションものをひとつ、ご紹介♪

この話、元ネタになってるのが、“このミステリーがすごい!”ってので1位になったような、ベストセラーの小説らしいんよなぁ。

監督をしてるアントワン・フークアってひとは、デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークが共演した『トレーニング デイ』で注目されて、そのふたりと再びタッグを組んだ『マグニフィセント・セブン』を撮ったひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ザ・シューター 極大射程 / Shooter   ★★★☆☆   (2007年)

監督:アントワン・フークア
出演:マーク・ウォルバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローヴァー、ケイト・マーラ、イライアス・コティーズ、ネッド・ビーティ、ローナ・ミトラ、テイト・ドノヴァン、ラデ・シェルベッジオ

元米軍の敏腕スナイパーだった男は、任務中に敵地で見捨てられ、相棒を失ってから、人里離れた山奥でひっそりと暮らしていたが、そんな彼のもとに大統領暗殺を阻止する作戦への協力要請をするために、FBIがやってきたのだが...............ってなアクション&サスペンスもの?!

愛国心のために協力したのが、嵌められ、陰謀に巻き込まれ、命を狙われることになった男、そんな役どころをウォルバーグくんが熱く演じてた。

この邦題の、いかにもなB級な香りがプンプンするような副題で、ほとんど期待してなかったんやけど、思った以上に盛り上がって、なかなか楽しめたね(笑)

話の筋としてはありがちなヒーローものなんやけど、なかなかテンポもよく、グイグイと話しに引っ張りこむだけの勢いがあって、ちょっと夢中にさせられてもうたよ。

海外での権益に絡んだ国家の陰謀なんかは、アメリカの中東・アフリカ政策を揶揄してるようで、セリフ回しからしてニヤリとさせられるものがあって、おもろかったね。

ちょっと残念やったのは、終わり方があまりにも定番すぎで、味気なかったことかなぁ..............とことん暴力的なのは、ある意味、アメリカ的ではあるんやけど................?!

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