『ザ・ウォール』
今日は、ちょっと異色の戦争映画をひとつ、ご紹介♪
イラク戦争のときに、アメリカ兵を何人も殺したっていう、伝説になってるスナイパーがいるらしいんやけど、その話を基にして、脚本が書かれてるらしいんよ。
監督のダグ・リーマン(ダグ・ライマン)といえば、あの“ジェイソン・ボーン”シリーズの1作目を監督したひとで、この手の低予算ものを作るよりは、メジャー作品のイメージやったから、ちょっと意外ではあるかな。
というわけで、そんな作品の感想は...................?!
ザ・ウォール / The Wall ★★★☆☆ (2017年)
監督:ダグ・リーマン
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョン・シナ、(声の出演)ライト・ナクリ
イラクの砂漠地帯で行われていたパイプラインの建設現場からの要請で偵察に向かった2人の兵士は、そこで何者かによって狙撃された人たちの死体を発見し、しばらく監視して安全を確認した後に現場に近づくと、自分たちも狙撃され、ひとりは足を撃たれたものの、なんとか近くの壁の後ろに逃げ込むが.....................ってな、ちょっと異色の戦場ドラマ?!
無線から聞こえる応援の声が、実は自分たちを撃ったスナイパーだと気づいたものの、冷徹無比な敵と対峙しながらも、どうすることもできず....................ってなことで、見えない敵との静かな攻防をってとこなんかな。
ミニマムな出演者に、場面も固定で、恐らく低予算で作られてるんやろうけど、戦闘状態という極限の状況のなかで繰り広げられる人間模様をってところでは、なかなかのアイデアやったんと違うかな。
まぁ、動きが限られる点で、少し単調さがあるのは仕方ないんやろうけど、盛り上がりという点では、もうひとフン張りやったかもね。
死を感じさせられる絶体絶命の状況で、声だけしか聞こえない、目の前にいるはずの見えない敵、そんな緊迫感は悪くはなかったかも?!
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