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2018年2月 9日 (金)

『あゝ、荒野 前篇』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、原作となっているのは、詩人であり、劇作家でもある寺山修司の唯一の長編小説を映画化したものらしいんよね。

すでにキネマ旬報の日本映画の年間第3位に選ばれて、主演男優賞と助演男優賞を受賞したのをはじめ、ブルーリボン賞では、作品賞とユースケ・サンタマリアが助演男優賞を受賞したりしてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

あゝ、荒野 前篇   ★★★☆☆   (2017年)

監督:岸 善幸
出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、ユースケ・サンタマリア、木下あかり、木村多江、モロ師岡、でんでん、高橋和也、山田裕貴、今野杏南

少年院から出てきた男は、少年院送りの原因となった相手のところにケリをつけに行ったが、ボクシングを始めた相手に、パンチ1発で沈められてしまう。偶然その場に居合わせた理髪店の店員と一緒に、練習生を募集していた小さなジムで住み込みで暮らすことになったのだが...................ってなドラマ?!

孤児院で育ち、振り込め詐欺などをして生きてきた男と、韓国人の母親を早くに亡くし、日本で父親の暴力に耐えながら生きてきた男、そんなふたりが出会い、ひょんなことからボクシングを始め、夢中になるが...................ってなことで、どん底でもがく男たちの人間模様ってとこなんかな。

これ、主演のふたりの頑張りが、なかなか良くて、過去を引きずりながら生きてる男たちの心の葛藤や刹那ってのがよく出てた。

おそらく後篇の盛り上がりの重要な要素になるからやとは思うんやけど、サイドストーリー的な部分が冗長すぎて、それが全体の尺を長くしてしまってるところで、少し疲れてもうたかも(苦笑)

過去の因縁から、どん底をはいつくばっていたのが、かすかに見えた明日への一歩、しかし、更なる試練が...................ってことで、いろいろと人間関係が絡み合って、怒涛の後半へ(?)という感じは伝わってきてるんで、尺が長すぎるってのは置いといて、それなりに期待感をもたせるだけのモノはあったね?!

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