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2018年2月21日 (水)

『怪物はささやく』

今日は、児童文学を映画化した作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アメリカとスペインの合作映画で、全編、英語の作品なんやけど、監督さんがスペイン人ってこともあり、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で、監督賞や編集賞といったところを受賞したらしいんよ。

その監督のJ・A・バヨナくんといえば、スペインのバルセロナの出身で、長編デビュー作となった『永遠のこどもたち』って作品で本国スペインをはじめ、世界中で絶賛されて、その後、スマトラ沖地震を描いた『インポッシブル』でも、数々の賞を手にしたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

怪物はささやく / A Monster Calls   ★★★☆☆   (2016年)

監督:J・A・バヨナ
出演:ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガーニー・ウィーヴァー、トビー・ケベル、ジェラルディン・チャップリン、ジェニファー・リム、(声の出演)リーアム・ニーソン

母親とふたり暮らしだった少年は、不治の病のために母親が入院しているため、厳格な祖母の家にいるがソリが合わず、学校でもイジメにあい、ツライ日々を送っていたが、そんなとき、突然に目の前に巨大な木のモンスターが現れ..............ってなファンタジー?!

母親の死という現実を目の前にしながら、どうしていいか分からない少年と、そんな少年に3つの話を聞かせるモンスターとの関係を使いながら、少年の心の揺れと成長を描くってとこなんかな。

ちょっとオドロオドロしい映像を駆使して、独特の世界観を作り上げ、少年の心の闇を表現する映像は、なかなか見ごたえがあったよ。

主役の少年も、これが映画初主演ながら、一生懸命に頑張ってたし、モンスターの声と動きを担当するリーアムおじさんが、やっぱりいい存在感を出してるんよなぁ。

大切な人を見送らなければならない、そんなツライ経験をしながら、そのなかで“モンスター”という存在を使いながら、自分と向き合い、成長していく少年を見ていると、自分の経験と重なる部分もあったりで、いろいろと感じるものがあったよ。

イギリスの児童文学が原作で、イギリスを舞台にして、ほとんどイギリスの役者を起用するのなら、中途半端なことせずに、祖母役もイギリスの女優さんにすればよかったのに、なんてことをチラッと思ってみたりして.............?!

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