« 『ニュー・ワールド』 | トップページ | 『リバティーン』 »

2018年3月16日 (金)

『ある朝スウプは』

今日は、ちょっとインディーズ系の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、製作はちょっと前なんやけど、当時、ぴあのやってるPFFアワードでグランプリを受賞したりして、かなり注目されたんよな。

その後は、お蔵入り映画を作ったり、WebやTV向けの作品を監督したりしつつ、本業は脚本の方で活躍してて、今、ちょうど劇場でやってる『坂道のアポロン』や、ちょっと前に紹介した『トリガール!』、小栗 旬の主演した『ミュージアム』、山田孝之とピエール瀧が共演した『凶悪』の脚本を書いたりしてるみたいなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は................................?!

ある朝スウプは   ★★★☆☆   (2003年)

監督:高橋 泉
出演:廣末哲万、並木愛枝、木村利絵、高橋 泉、垣原和成

ある日、電車のなかで突然に発作が起きてパニック障害になり、普通の生活が送れなくなり、やがて新興宗教にのめり込む男と、そしてそんな男と同棲し、彼を支えようと必死になる女、ふたりのすれ違う心を描く人間ドラマ?!

この作品、出演者を見てもマイナー感たっぷりなんやけど、そんな低予算のなかで、なかなか工夫して作り上げてるのが分かるところがナイスなんよなぁ。

ひょっとすると意図的ではないのかもしれんけど、いかにも荒削りな映像と、被写体グッとに接近した印象的なカット、それらだけで十分個性的な世界を築き上げてるんよ。

好きな相手が目の前で壊れていく悲しさと、必死になればなるほど、離れていくお互いの距離、なんともやるせないトーンで、静かに、そして冷静に描かれた、ある一組の男女の関係のドラマは、なかなか悪くないんよね?!

« 『ニュー・ワールド』 | トップページ | 『リバティーン』 »

ボチボチでんなぁ」カテゴリの記事