« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »

2018年4月

2018年4月30日 (月)

『フットボール・ファクトリー』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

今年はサッカー(Foot Ball)の祭典、ワールドカップがあるって楽しみにしてたら、まさかの監督解任で、日本サッカー協会のダメっぷりにうんざりしてもうたワケやけど、そんな気持ちに喝を入れる(?)べく、フットボールの熱いところを(笑)

監督のニック・ラブってひとは、ロンドンの出身で、ちょっと前に紹介した『アメリカン・ヒーロー』って作品や、レイ・ウィンストンが主演した『ロンドン・ヒート』を撮ったひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

フットボール・ファクトリー / The Football Factory   ★★★☆☆   (2004年)

監督:ニック・ラブ
出演:ダニー・ダイア、フランク・ハーパー、テイマー・ハッサン、ニール・マスケル、ジェイミー・フォアマン、ローランド・マヌーキアン、ダッドレー・スットン、ソフィー・リンフィールド

人気クラブのチェルシーを応援し、フーリガンとして週末になると仲間たちと一緒に暴れまわる男の様子を描いた.......................バイオレンスもの??

チェルシー・サポーターとして、相手チームのサポーターを拳でブチのめす、そんなことに生きがいを感じる男たちは、長年の宿敵、ウィーガン戦を控え......................ってね。

試合結果なんんて関係なく、ただ、相手をボコボコにする、すでにフットボールは関係なく、やるか、やられるかで、半端やなく無茶苦茶な話やわ(苦笑)

強烈なファン心理と仲間意識、そして歯止めの効かない暴力の融合、感心できたもんではないんやけど、それが根付いているという現実に、イギリス人の熱さ、サッカーというものの深さを垣間見るよなぁ。

まぁ、冷静に考えれば、ただの野蛮な暴力野郎たちなわけで、かなりアホさも感じるんやけど...........................なんて?!(笑)

2018年4月29日 (日)

『戦場のアリア』

今日は、フランス、ドイツ、イギリス、ベルギー、ルーマニアの合作による、戦争ドラマをひとつ、ご紹介♪

これ、ちょっと前の作品なんやけど、ゴールデン・グローブの外国語映画賞を受賞し、ちょうど公開中のファティ・アキン監督の『女は二度決断する』って作品で主演して、カンヌ映画祭の女優賞を受賞したダイアン・クルーガーの出演作なんよ。

ドイツ出身の女優さんなんやけど、フランス語や英語も堪能で、ヨーロッパだけやなく、ハリウッドでも人気で、結構、いい演技をいつも見せてくれてるイメージなんやけど、意外とメジャーな賞とは無縁なんよなぁ。

というわけで、そんな彼女が出てる作品の感想は............................?!

戦場のアリア / Joyeux Noel   ★★★☆☆   (2005年)

監督:クリスチャン・カリオン
出演:ダニエル・ブリュール、ギョーム・カネ、ダイアン・クルーガー、ベンノ・フユルマン、ゲイリー・ルイス、ベルナール・ル・コク、ダニー・ブーン、リュカ・ベルヴォー、ミシェル・セロー、イアン・リチャードソン、シュザンヌ・フロン、クリストファー・フルフォード

第一次世界大戦の戦場でのクリスマス・イブ、対峙するスコットランド軍、フランス軍とドイツ軍、殺しあっていた彼らの間に、歌声と共に奇蹟が起こる、ってな実話を基にした人間ドラマ?!

戦争という、国と国のぶつかり合いのなかで、その最前線で友情を交わす男達の姿に、争いの無意味を強く感じさせられるよなぁ。

国のために死の恐怖と戦いながら同じ生きた人間を殺す、一体なんのためやろね。相手を知り、お互いを理解すれば、言葉すら関係なく、肩を抱えあえるのに...............。

一部の権力者のエゴのために、心優しい人々が去っていく...切ないよなぁ、なんてことを、しみじみと感じてみたりしてね?!

作品としては、少々盛り上げ方が不器用やった感があって、残念ながら“泣ける”というような作品ではなかったかも。

それでも反戦というテーマと、音楽の素晴らしさを認識させるという意味では、なかなかのデキやったよ?!

2018年4月28日 (土)

『スイス・アーミー・マン』

今日は、ちょっと異色なドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるダニエル・シュナイナートとダニエル・クワンってひとは、ミュージック・ビデオから短編なんかを多く作ってて、この作品が長編デビューになるらしいんやけど、さっそくサンダンス映画祭で監督賞を受賞したってことらしいんよ。

そんな作品に出演してるのが、ちょっと変人な役が多い演技派のポール・ダノと、ハリー・ポッターの魔法の呪縛から解き放たれた(?)ダニエル・ラドクリフなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

スイス・アーミー・マン / Swiss Army Man   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ダニエル・シュナイナート、ダニエル・クワン
出演:ポール・ダノ、ダニエル・ラドクリフ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、リチャード・グロス、アーロン・マーシャル、アンディー・ハル

無人島に漂着した男は、孤独に耐えられず、首を吊って自殺しようとするが、そんな彼の目の前に、死体が流れ着き..............ってな、ちょっと異色な友情(?)ドラマ?!

お尻からガスを出す死体がジェットスキーになり、口からは真水が出て、アーミー・ナイフなみに多機能な死体は、やがて話だし..........って、あまりにも突き抜けた話やわ(笑)

出だしから、ワケのわからない展開で、一気に観る側を置き去りにしつつも、孤独な男たちの深まる絆をって、これは一体なんやろな。

これだけ意味不明な展開を可能にしてるのは、この手の役をやらせると抜群の存在感を出すポールくんの持つ雰囲気と、魔法が解けたダニエルくんの、思い切った半ケツのなせるワザなんかもしれんね(笑)

ツッコミどころ満載の不思議ドラマを、あたかも普通の友情ものに仕上げるあたりに、斬新さを感じつつ、よくよく考えると、なんなんやろうって思えるドラマは、インパクト勝負で、これはこれでアリなのかもなぁ?!

2018年4月27日 (金)

『キスより簡単』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

若松孝二という監督さんは、安保闘争を描いた『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』という作品のような、思想的で社会派の作品を作るイメージやったんよね。

その意味では、この作品のような恋愛ドラマを撮るってのは、かなり意外な感じがしたんやけど、ものの解説によれば、全共闘世代に向けたメッセージってのが、ここには込められてるんやって................どこかは分からんのやけど(笑)

というわけで、そんなちょっと異色(?)な作品の感想は........................?!

キスより簡単   ★★★☆☆   (1989年)

監督:若松孝二
出演:早瀬優香子、原田芳雄、石渡 譲、杉浦 幸、石橋蓮司、河原崎長一郎、室田日出男、佐野史郎、篠原勝之、ジョー山中、田中みお

それぞれ父親の違う4人姉妹の3番目で、自分の父親の候補が3人いるという、ちょっと複雑な環境で育った女子大生は、何人もの恋人と体を重ねながら、自由奔放な日々を送っていたのだが...................ってなドラマ?!

恋人のひとりが、実は父親候補のひとりの息子だと分かり、戸惑うものの、その事実を知っても彼女を求めてくる彼を拒むことはできず.......................ってなことで、自由すぎる恋愛模様をってなところなんかな。

なにかの解説に書いてあったとおり、女子大生が主役のハズが、途中からちょっと様子が違ってきてっていう違和感は、確かにあったかも。

ただ、父親候補のひとりを演じる原田芳雄の業界人っぽい演技ってのが、やっぱり存在感があって、さすがやなぁって思わせてくれるんよね。

そんなこんなで、続編には出てこない主役の女優さんの“その後”が気になりつつ、80年代終わりの赤裸々な女子大生事情をってことで、それなりに.............ってとこかな?!(笑)

2018年4月26日 (木)

『グッドナイト&グッドラック』

最近、テレビでジョージ・クルーニーの最新の監督作の公開前の宣伝をしてるのをみて、クルーニーの過去の監督作のなかからひとつ、ご紹介♪

この作品、実はアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、撮影賞、美術賞にノミネートされて、ヴェネチア映画祭では、男優賞と脚本賞をWで受賞したんんよなぁ。

ちなみに、ジョージ・クルーニーの監督作ってのは、『コンフェッション』に次いで、これが2作品めにあたるらしいんよね。

それでは、そんな作品の感想は.......................?!

グッドドナイト&グッドラック / Good Night, And Good Luck.   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ジョージ・クルーニー
出演:デヴィッド・ストラザーン、ジョージ・クルーニー、ロバート・ダウ二ーJr.、パトリシア・クラークソン、フランク・ランジェラ、ジェフ・ダニエルズ、レイ・ワイズ、トム・マッカーシー、リード・ダイアモンド、マッド・ロス

1950年代の共産主義弾圧が盛んだったアメリカで、権力に屈することなく報道を続けた男、エド・マローとその仲間たちを描いた人間ドラマ?!

全編白黒でふんだんに過去の映像を取り入れ、50年代の雰囲気が伝わるような、なかなかスリリングな映像になってて、そんでもって、時折流れるジャズの調べが、白黒映像に見事に合うんやなぁ。

圧力を跳ね返し、自己の信念を貫きながら真実を追究する、そんな姿勢はジャーナリズムのあり方を問う内容になってたよ。

主演のストラザーンおじさんの渋い表情と抑えた演技は、作品全体の重みを表現してるようで、クルーニーくんも、監督1作目から見ると、それなりに腕を上げたっぽいかな(笑)

ただ、とってもシリアスな内容で、観る側の感情の入り込む余地が少ないために、それ程グイグイと話にのめり込む感じやないんよなぁ。

あと、画面が白黒だけに、とっても字幕が読みづらかったりで....................ちょっと疲れてもうたよ!?(苦笑)

2018年4月25日 (水)

『ぼくを葬る』

今日は、フランスの映画をひとつ、ご紹介♪

フランソワ・オゾンってひとは、結構、日本でも人気のあるフランスの監督さんで、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では、監督賞に2度、脚色賞に3度ノミネートされてるんやけど、意外にも、まだ受賞したことがないんよね。

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した『8人の女たち』(2002年)あたりで注目されて、次の『スイミング・プール』では、当時の監督さんの“ミューズ”やったリュディヴィーヌ・サニエの奔放な肢体が、ずいぶんと話題になってたっけ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ぼくを葬る / Le Temps Qui Reste   ★★★☆☆   (2005年)

監督:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ダニエル・デュヴァル、マリー・リヴィエール、ルイーズ=アン・ヒッポー、クリスチャン・センゲワルト、ウォルター・パガノ、ウゴ・スーザン・トラベルシ、アンリ・ドゥ・ロルム

ファッション誌でカメラマンをする男は、ある日、医者に癌を宣告され、余命3ヶ月と告げられる。突然に突きつけられた“死”というものに戸惑いながら、残された時間を過ごすのだが..............ってなフレンチ人生ドラマ!?

死というものをひとはどうやって受け止め、区切られた残りの時間をどう過ごすのか、化学療法を拒否し、戸惑いながらも、それまでの人生で絡まったままになっていた糸を、ほぐす主人公の姿には、静かな悲しみが映るんよなぁ。

どことなく“メリハリ”がないために、淡々と流れていくだけのような展開には物足りなさを感じてまうものの、テーマがテーマだけに終わってからズッシリとしたものを感じ、なんや引きずってまうんよね。

やり残したこと、人生への未練、それを考えた時に、生きてることの意味とは何かって考えるんやろうと思う。

人は確実に死に向かって日々を重ねてるわけで、自分がいかに無駄に時間を過ごしているかってことを、この主人公を通して、見せ付けられた気がするわ?!

2018年4月24日 (火)

『愛の病』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは実際にあった殺人事件らしく、2002年に起きた「和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件」ってのがモチーフになってるんやって。

監督の吉田浩太ってひとは、過去に紹介した『女の穴』や、『オチキ』『うそつきパラドックス』といった作品を監督したひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

愛の病   ★★★☆☆   (2017年)

監督:吉田浩太
出演:瀬戸さおり、岡山天音、八木将康、藤田朋子、佐々木心音、山田真歩、黒石高大

妊娠・出産を期に、ダメな男に見切りをつけて、子どもを連れて実家に帰った女は、携帯を使った出会い系のサクラをして生活費を稼ぐ。別れた男が金をせびりにきた際、客のひとりにカモを見つけて、彼から金を振り込ませ.......................ってな、実際の事件をモチーフにしたドラマ?!

マジメひと筋で、ボイスメールの彼女に夢中になってる男をだまし、一方で解体作業員の男に恋をして、彼と一緒になりたいと思うのだが、彼には女性と付き合えない事情があり........................ってなことで、暴走して空回りする愛の歯車を、って感じなんかな。

主演の瀬戸くんの、“スレッカラシの女”感ってのが、なかなかハマってて、それにダマされて、深みにハマルいいひとキャラのダメ男を演じる岡山くんもキレイにハマって、キャスティング的には、狙い通りやったんやろね。

男を手玉にして、意のままに操る、なかなか怖いもんやと思いつつ、操られる男側としては、身につまされるものがあったりして.................................?!(笑)

2018年4月23日 (月)

『セリーナ 炎の女』

今日は、チェコとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

スザンネ・ビア(スサンネ・ビア)監督というと、デンマーク出身のひとで、『ある愛の風景』、『アフター・ウェディング』といった作品で注目され、『未来を生きる君たちへ』って作品ではアカデミー賞の外国語映画賞を受賞したりしてて、そんな日本でも名前の知られてる監督さんの作品が、“未体験ゾーンの映画たち”っていう企画モノ上映会でしか公開されてないってのに、ちょっと驚いたんやけど、作品を観ると.....................ね(笑)

まぁ、ちょっとヨーロッパの合作といいつつ、主演にジェニファー・ローレンスやブラッドリー・クーパーが名を連ねてるってのも、不思議ではあるんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

セリーナ 炎の女 / Serena   ★★★☆☆   (2014年)

監督:スザンネ・ビア
出演:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、リス・エヴァンス、ショーン・ハリス、トビー・ジョーンズ、アナ・ウラル、ダーヴィッド・デンシック、サム・リード、クリスチャン・マッケイ

製材会社を営む男は、妹に会いに行ったときに見かけた女に一目惚れし、彼女と結婚することに。会社のある森林を自然保護区にしようという動きがあるなか、妻と一緒に会社を切り盛りするのだが..............ってなドラマ?!

会社の経営が思うようにいかないなか、右腕として働いていたパートナーに裏切られ、更に問題が.............ってなことで、ドロドロの人間関係をってとこなんかな。

う~ん、監督さんの才能を高く買ってるだけに、あまりにも深みのないドラマに、ちょっと反応に困ってもうたよ(苦笑)

これは、ひょっとすると、タイトルになってるキャラを演じるジェニファー・ローレンスが女優として好きか、どうかっていう視点でしか論じられない作品なのかもしれんと思いつつ、もしそうだとしたら、ちょっと個人的にはムリかもって思ってもうた。

男と女の愛憎劇ってところで、美男美女を揃えて、豪華な共演でってことなのかもしれんけど、監督さんの作品として観たいのは、こういうのではないんよなぁ............?!

2018年4月22日 (日)

『ポリーナ、私を踊る』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

フランスやベルギーの漫画を“バンドデシネ”って言うらしいんやけど、この作品の元ネタは、そんなバンドデシネで人気になってたものらしく、そんな海外の漫画は、日本でも少し人気になってるらしい。

これ、バレエの世界を描いたドラマなんやけど、監督をしているアンジュラン・プレルジョカージュってひとは、自らもバレエ・ダンサーで、コンテンポラリー・バレエの振付師としても有名なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ポリーナ、私を踊る / Polina, Danser Sa Vie   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ヴァレリー・ミュラー、アンジュラン・プレルジョカージュ
出演:アナスタシア・シェフツォヴァ、ニールス・シュネデール、ミグレン・ミルチョフ、ヴェロニカ・ジョフニツカ、ジェレミー・ベランガール、ジュリエット・ビノシュ、アレクセイ・グシュコフ、アンジュラン・プレルジョカージュ、クセニヤ・クテポヴァ

バレりーナになり、プリマになることを夢見るロシア人の女の子は、バレエ団に入り、厳しい練習にも耐えて、成長するのだが.................ってなドラマ?!

ロシアのバレエ団の最高峰であるボリショイ・バレエ団への入団が決まったものの、クラシックよりもコンテンポラリー・バレエに惹かれ、パリに向かうが............ってなことで、ひとりのバレリーナの波乱の生き様をってとこなんかな。

夢に向かって頑張って、また別の世界に魅せられて、思うがままに突き進むが、そこで挫折をして........ってストーリーは、さして目新しさはないんやけど、監督さん、主演女優と、実際にバレエの世界にいる人が作り上げてるところに、リアリティを感じるのかも。

脇役で出てくるジュリエットおばちゃんが、ピリッと苦みの効いた演技を見せてくれてて、さりげなく場の雰囲気をもっていってしまうような、さすがの存在感やったなぁ。

自分らしさ、自分の踊りを追及しながら、迷い、打ちのめされても、一歩前へ、すごく地味なドラマではあるんやけど、強い意志を感じるところが魅力なのかも?!

2018年4月21日 (土)

『不都合な真実 2 :放置された地球』

今日は、環境に関するドキュメンタリーをひとつ、ご紹介♪

2006年に作られた『不都合な真実』といえば、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したのをはじめ、数々の賞に輝いた、傑作ドキュメンタリーやんね。

あまりにもセンセーショナルな内容もあって、環境破壊は科学的な根拠に乏しいとか、感情論に過ぎないとか、いろいろな批判もあったらしい。

ただ、その後の世界で起こる数々の異常気象や天然災害を見てると、何が真実なのかってのは、なんとなく分かるような気がするんやけどね。

というわけで、4月でありながら、気温が30度になろうかという日に、あらためて環境問題を問うという意味で、続編の感想を...................?!

不都合な真実 2 :放置された地球 / An Inconvenient Sequel : Truth To Power   ★★★★☆   (2017年)

監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク
出演:アル・ゴア

前作の公開から約10年が経過し、その後、気候変動による危機がどこまで進んだか、そして、それを阻止するために奮闘するゴア元副大統領の活動を追いかけたドキュメンタリー?!

地球温暖化は着実に進み、自然からの警鐘を映像で追いながら、政治から離れて、世の中を少しでもいい方向に変えるために、熱く語りかけるゴアさんの姿をってところで、今回もいろいろと考えさせられたよ。

風力や太陽光などの再生可能エネルギーで、なんとか進んだ針を戻そうとする活動と、一方で国の発展のために、石油や石炭を捨てることができない途上国、なかなか妥協点が見つからないなか、必死になって頑張るゴアさんを見てると、ほんとこの人がブッシュの代わりに大統領になってたら....................って思ってまうよね。

国のエゴや個人の無関心、それによって異常気象が起きて、地球環境が悪化しているという現実を、変えることができるのは、ひとりひとりの意識の変化や、国としての決断なわけで、太陽光の推進のハシゴをはずし、利権にかられて、しれっと原発を再稼動させまくってる、どこかの総理大臣に、ゴアさんからレクチャーしてもらって欲しいなぁって、切に願ってまうよなぁ.......................?!(笑)

2018年4月20日 (金)

『恋と嘘』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、どうやら人気の漫画らしいんやけど、例によってまったく読んだこともなく、前知識なしで鑑賞したんよね。

監督をしてる古澤 健ってひとは、ちょっと前に紹介した『ReLIFE リライフ』って作品や、橋本 愛が主演した『アナザー Another』ってのを撮ったひとで、NHKの朝ドラ「朝が来る」の演出さんかもしてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

恋と嘘   ★★☆☆☆   (2017年)

監督:古澤 健
出演:森川 葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、温水洋一、眞島秀和、木下ほうか、徳井義実、遠藤章造、三浦理恵子、中島ひろ子

少子化対策として、16歳になったときに政府からの通知で、遺伝的に自分にぴったりな相手を紹介され、そのまま結婚すると、様々な保障を受けられる、そんな世の中で、ふたりの男の間で揺れる女子高生の恋を描いたドラマ?!

幼なじみと、いつも一緒の女子高生は、“政府通知”で総合病院を営む家の御曹司とのマッチングを告げられるが、相手は自分に感心を示さず..........ってなことで、タイプの違う2人の男との三角関係をってなとこかな。

う~ん、おそらくマジメに演技を語るような作品ではないんやろうけど、あまりのチープさに、かなり精神的に“いただけない”ものに仕上がってたよ。

設定としては、自分のようにモテない男にも夢があるんやけど、でも、出てくるのはイケメンだけで、その部分に共感するようなもんでもないし................(苦笑)

イロイロとツッコミどころも多く、恋愛ドラマとしても、“ありがち”な域を出ることなく、学芸会のような演技を延々と見せられると、さすがに気持ちが萎えてきてもうたよ?!

2018年4月19日 (木)

『50年後のボクたちは』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるファティ・アキンってひとは、トルコ系ドイツ人で、ベルリン国際映画祭では、金熊賞を受賞したことがあり、カンヌ映画祭では脚本賞を受賞し、ヴェネチア映画祭でも賞を受賞してて、なかなかヨーロッパでは評価されてるひとなんよ。

ちょうど劇場で公開中の作品で、カンヌ映画祭で女優賞を受賞し、パルム・ドールの候補にもなった、ダイアン・クルーガー主演の『女は二度決断する』ってのは、なかなかの評判みたいなんよなぁ。

監督さんの作品では、個人的には自身のルーツを見つめた前作の『消えた声が、その名を呼ぶ』や、ヴェネチア映画祭で賞をもらった『ソウル・キッチン』なんかがお気に入りなんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

50年後のボクたちは / Tschick   ★★★★☆   (2016年)

監督:ファティ・アキン
出演:トリスタン・ゲーベル、アナンド・バトビレグ、メルセデス・ミュラー、アニャ・シュナイダー、ウーヴェ・ボーム、アレクサンダー・シェーア、マルク・ホーゼマン、ウド・ザメル、フリーデリッケ・ケンプター

クラスであまり存在感がなく、変人扱いされ、片思いをしてる人気者のクラスメートの誕生会に呼ばれずに落ち込んでた男の子は、ひょんなことから、ロ シアからの転校生に誘われて、彼が盗んだ車で旅に出ることに.........................ってな、青春ロードムービー?!

なかば強引に友達にされ、そのまま車で旅に出ることになった14歳の少年たちは、いろんな人と出会い、経験をしながら、忘れられない時間を過ごすの だが.........................ってなことで、友情の絆を強くしながら、子どもから、ちょっぴり大人へと成長する、そんな姿が描 かれてるんよ。

この作品、少し複雑な家庭で育つ主人公が、破天荒な“友達”との冒険旅行で、徐々に変わっていくっていう、まぁ、よくありがちなストーリーで攻めつつも、なんか程よくコミカルで、清々しさとワクワク感があって、観終わって、不思議と満足感ってのがあるんよね。

この監督さんらしく、意表をつく(?)音楽の使い方をしたりしながら、甘酸っぱい青春の一ページを切り取ったロードムービーは、なかなかの味わいやったよ?!

2018年4月18日 (水)

『ジュリーと恋と靴工場』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をやっているポール・カロリとコステアテスチュってひとは、どうやらふたりとも、これが長編デビューってことになるらしい。

主役を演じてるポーリーヌ・エチエンヌって女優さんは、ベルギーの出身で、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で、これまでに2度ノミネートを受けたりしてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ジュリーと恋と靴工場 / Sur Quel Pied Danser   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ポール・カロリ、コステア・テスチュ
出演:ポーリーヌ・エチエンヌ、オリヴィエ・シャントロー、ジュリー・ヴィクトール、フランソワ・モレル、ロイック・コルベリ、エロディ・エスカルメール

正社員として働ける場所を探しているものの、なかなか見つからずに悶々とした日々を過ごしていた女の子は、とある高級靴店の製造工場で、商品管理の仕事をすることになったが、会社の“近代化”の方針で、リストラの噂が出て、工場の職人たちが経営者に反旗を翻し、そんな騒動に巻き込まれ...................ってなフレンチなミュージカル映画?!

安定した仕事を手にして、まともな生活を送りたいと願うものの、やっと手にしたチャンスも、どうやら雲行きが怪しくなり...................ってなことで、コメディ調なストーリーを歌と踊りでってとこなんかな。

作品の作りとしては、逆境にめげずに、頑張る女の子の恋と仕事の話ってことで、分からなくもないんやけど、ミュージカルとしては、ちょっと歌のトーンが一本調子で、どちらかというとホノボノ系な感じが漂いすぎて、イマイチ個人的には盛り上がらなかったかな(苦笑)

全体的な雰囲気としては、それなりに悪くはないんやけど、ミュージカル映画として楽しめるかと言われると、もう一息、押しになるものが欲しかったかもなぁ.......................?!

2018年4月17日 (火)

『最低。』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は現役のAV女優の紗倉まなってひとが書いた短編小説らしく、そいつを映画化したものらしいんよね。

監督をしている瀬々くんと言えば、昨年の日本アカデミー賞で『64-ロクヨン-前編』で監督賞にノミネートされたひとで、その前だと岡田将生や染谷将太なんかが出演した『ストレイヤーズ・クロニクル』なんかも撮ってたひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は...............?!

最低。   ★★★☆☆   (2017年)

監督:瀬々敬久
出演:森口彩乃、佐々木心音、忍成修吾、森岡 龍、山田愛奈、江口のりこ、渡辺真起子、根岸季衣、高岡早紀、斉藤陽一郎

親に仕事のことがバレてしまった人気AV女優、子供を望まない夫との距離感に悩み、心の隙間を埋めるためにAVに出演する主婦、かつて母親がAV女優だったことを知り、心を悩ます女子高生、そんな彼女たちを描いたドラマ?!

それぞれの事情でAV業界に入って来た女性たちと、そんな彼女たちと関わる人たちの、ちょっと切ない人間模様をってとこなんかな。

実際の女優さんが書いた原作を映画化してるってことで、業界のなかから見た現実ってのが垣間見れる、そんな内容になってたね。

以外としっかりとした役者を揃えて作られてるんやけど、そのなかでも高岡くんのスレ具合が半端なくハマってたよ(笑)

男たちの欲望を満たすためにために作られる映像の向こう側の世界、肯定や否定はあるんやろうけど、そこにある刹那ってのは、感じられたかもね?!

2018年4月16日 (月)

『ビリー・リンの永遠の一日』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、戦争にまつわるドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、台湾出身のアン・リーが監督をしてるんやけど、よくよく考えたら、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが共演した『ブロークバック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で、すでに2度もアカデミー賞の監督賞を受賞してるひとなんよな。

主演のジョー・アルウィンは、イギリス出身の若手らしく、どうやらこの作品が映画デビューみたいなんやけど、マシュー・グードやシャーロット・ランプリングが出演した『ベロニカとの記憶』(2017年)って作品や、マーゴット・ロビーやシアーシャ・ローナンとの共演作、オスカー・アイザックの主演作とか、なかなか話題作への出演が続く、注目の若手みたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

ビリー・リンの永遠の一日 / Billy Lynn's Long Halftime Walk   ★★★☆☆   (2016年)

監督:アン・リー
出演:ジョー・アルウィン、クリス・タッカー、ギャレット・ヘドランド、クリステン・スチュワート、ヴィン・ディーゼル、スティーヴ・マーティン

ワケあって軍に志願し、中東に派兵される部隊に加わった青年は、現地の民兵の襲撃を受けた際に、敵に撃たれた上官を救助しようとしたところが、ジャーナリストの残したカメラに映り、一躍、英雄となるのだが............ってなドラマ?!

戦場で必死に戦い、気づいたら英雄となって祖国に戻り、引っ張りだこになるが、どこか違和感があり........ってなことで、戦場から戻った青年の心の葛藤をってとこなんかな。

地面に這いつくばり、命がけの戦いをしていたのが、戻ってみるとアメフトの試合のゲストとして呼ばれってことで、戦いでトラウマを抱える男の姿を通して、何のために戦場に行くのか、命を懸けるに値するのか、そんなテーマを間接的に問いかけてくるんよ。

若い兵士の目を通してみた戦場の現実と、自分が命を懸けて守ろうとする祖国の現実、あまりにも違いすぎる二つの世界を対比したドラマは、皮肉を込めたメッセージなんかな?!

2018年4月15日 (日)

『未来よ こんにちは』

今日は、フランスとドイツの合作映画をひとつ、ご紹介♪

なんとなくの印象なんやけど、最近、イザベル・ユペールが少し熱いらしい...............!(笑)

イザベル・ユペールって、実は70年代から活躍してて、年齢がもう65歳くらいなんやけど、ここ最近、ちょくちょく主演したりしてて、別の作品でフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞の主演女優賞を受賞して、アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされたんよね。

個人的には、ミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』(2001年)や、フランソワ・オゾン監督の作品でカトリーヌ・ドヌーヴやエマニュエル・べアールと共演した『8人の女たち』(2002年)あたりが印象に残ってたんやけど、そこから10数年、再びブレイクするとはなぁ(笑)

ちなみに、監督のミア・ハンセン=ラブは、以前に紹介した『あの夏の子供たち』って作品や、『EDEN/エデン』って作品を手掛けたひとで、この作品でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞したんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

未来よ こんにちは / L'Avenir   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ミア・ハンセン=ラブ
出演:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン、ロマン・コリンカ、サラ・ル・ピカール、エディット・スコブ、エリーズ・ロモー、ソラル・フォルト、リオネル・ドレー、グレゴワール・モンタナ=アロシュ

高校で哲学を教えている女教師は、同業者の夫と、ふたりの子どもに囲まれ、満たされた日々を過ごしていたが、ある日、夫から別居を告げられ...............ってなドラマ?!

信頼していた夫から、別に好きなひとができたと言われ、少し惚けの症状のあった母親が急に他界し、付き合いのあった出版社からは契約を切られそうになり、それまでの生活の基盤が揺らいで戸惑うが...............ってなことで、中年女性の生き様をってとこなんかな。

この作品、なんといっても主演のユペールおばちゃんの存在感ってのがポイントで、突然に足場を失った人生で、自分らしさを見失わずに、逞しく生きてく女性ってのを、うまく表現してたね。

夫婦の問題や、高齢者介護の問題、女性の自立の問題など、フランス社会の現実を映しながら、そこで生きる女性の姿を通してメッセージをってところなのかもなぁ。

ちょっと哲学的な要素を盛り込んだり、作品としてのマッタリ感ってのはあったけど、味のある人生ドラマにはなってたんと違うかな?!

2018年4月14日 (土)

『15時17分、パリ行き』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、クリント・イーストウッド監督の最新作をひとつ、ご紹介♪

この作品、2015年に実際にフランスの高速鉄道で起こった事件を描いてるらしいんやけど、作品の主役を演じてる3人が本人みたいで、更に列車の乗客として出演してる人たちも、事件のあった列車に乗ってたひとたちが、本人役で出演してるんやって。

クリント・イーストウッドと言えば、最近は自分で演じる機会も減って、すっかり“映画監督”というイメージになってきたけど、彼にとってこの作品は、36本目の監督作らしいんよ。まつ、出演作はもっと多いんやけど(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

15時17分、パリ行き / The 15:17 To Paris   ★★★☆☆   (2018年)

監督:クリント・イーストウッド
出演:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、ジュディ・グリア、ジェナ・フィッシャー、トーマス・レノン、ポール=ミケル・ウィリアムズ、ブライス・ガイザー、ウィリアム・ジェニングズ、トニー・ヘイル、レイ・コラサーニ、アイリーン・ホワイト

休暇旅行で訪れたヨーロッパで、幼馴染の3人の男たちは、アムステルダムからパリ行きの高速列車に乗るが、途中でテロリストが銃を持ち込み、大量殺人を試みるも、彼らの勇気ある行動で.....................ってなことで、実話を基にしたドラマ?!

子どもの頃から問題を起こしてばかりで、それが縁で親友になった3人、うち二人は軍に入隊し、別々の道を歩んでいた3人が、久しぶりに一緒に旅行に出た先で...............ってことで、ヨーロッパでテロを未然に防いだアメリカ人の若者の活躍をってことなんかな。

実話を使って、主人公となる3人の人となりを説明した上でって構成は分からんでもないんやけど、なんかね、作品の情報を聞いて想像してた内容と違いすぎて、しかも、盛り上がりそうな部分が、意外とアッサリなもんやから、肩透かしをくらったような感じやったよ(苦笑)

いざという時に、あなたならどうするか、そして実際に行動した若者たちの勇気を讃えるってことなのかもしれんけど、前振りとクライマックスのバランスが悪すぎるのか、イマイチ盛り上がらんかったよ?!

2018年4月13日 (金)

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作になってるのは人気作家(?)の東野圭吾で、宣伝のうたい文句で“東野圭吾 史上で最も泣ける小説”とか言ってたような.........................(苦笑)

まぁ、ほんとこれは好き嫌いの問題ではあるんやけど、ひとに文庫本を何冊かもらって、東野圭吾の小説を読んだんやけど、個人的には、ひとつとしてシックリとくるものがなくてなぁ。

ちなみに、この作品、今年の日本アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、美術賞の6部門にノミネートされたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は................?!

ナミヤ雑貨店の奇蹟   ★★★☆☆   (2017年)

監督:廣木隆一
出演:山田涼介、村上虹郎、寛 一郎、林 遣都、門脇 麦、西田敏行、萩原聖人、成海璃子、山下リオ、小林 薫、尾野真千子、吉行和子、手塚とおる、鈴木梨央

強盗に押し入り、逃げる途中で車がエンストしてしまい、空き家になっていた雑貨店に逃げ込んだ3人の若者は、店の郵便受けを通して投函される悩み相談の手紙で、不思議な体験を...............ってなお話?!

1980年の日付が書かれた手紙を受け取り、返事を書くと、相談主とのやり取りが........ってなことで、時空を越えた手紙のやり取りで、つながった心が奇蹟をってね。

この手の話は、やっぱりご都合主義が過ぎると、話がアザとくなりすぎて、どうしても気持ちが入っていかんのよなぁ(苦笑)

悩み相談から、人生が少しずつ変わり、それがつながって.........ってのは、感動話として分からんでもないんやけど、なんかちょっとどうなんやろうって思ったりしてね。

結構、豪華な面々を揃えてるものの、メインを張る3人がチャラすぎて、全体的なイメージが、なんかガチャガチャしたまま、話があっちこっち飛んでってなってまうと、なんも心に響くものがなかったよ。

これで日本アカデミー賞6部門ノミネート..........本気で日本映画界の行く末を案じてまうわ(笑)

2018年4月12日 (木)

『ナインイレヴン 運命を分けた日』

今日は、16年ほど前に起こった事件を描いたドラマをひとつ、ご紹介♪

乗客を乗せた旅客機テロに使われ、それが有名なビルに追突し、ビルがあっけなく倒壊するっていう、まさに世界に衝撃を与えた事件をテーマにしてるんやけど、ニュース映像を見ると、今でもあの日の夜のテレビを思い出すよね。

作品としては、どうやら事件直後の2011年10月に舞台劇として上演されたものをベースにしながら、映画化したらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ナインイレヴン 運命を分けた日 / 9/11   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マルティン・ギギ
出演:チャーリー・シーン、ルイス・ガスマン、ウッド・ハリス、ウーピー・ゴールドバーグ、ジーナ・ガーション、ジャクリーン・ビセット、オルガ・フォンダ

2001年9月11日、ワールドトレードセンターのビルの一室で離婚調停をしていた夫婦、メッセンジャーをしている男、ワケあってビルを訪問していた女、そしてビルの保守地術者の男は、事件によって緊急停止したエレベーターのひとつに乗り合わせ.............ってなドラマ?!

突然の出来事に、何が起こったかも分からず、パニックになる人々、やがて情報が入って来るなかで、どうにか脱出しようと協力するのだが..........ってなことで、緊迫した状況での人間劇をってとこなんやろね。

う~ん、実際にこんなこともあったのかもしれんけど、どうも作られた感がハゲしくて、チャーリー・シーンやウーピーおばさんといった、個人的にシリアス系に向かないと思われる役者の演技のせいもあるのか、都合のよさに、興ざめしてもうた(苦笑)

あれほどの事件があって、そこで実際に人々が何を感じ、どう行動したか、そんなリアリティのあるドラマを期待するだけに、キャラの絡み方も含めて、想定以上の盛り上がりがなかったところが、イマイチ感の原因かもしれんね?!

2018年4月11日 (水)

『ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~』

今日は、フレンチなコメディをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるニコラ・ブナムといえば、ちょっと前に紹介した林家ぺー&パー子を宣伝に担ぎ出した『真夜中のパリでヒャッハー!』と、その続編の『世界の果てまでヒャッハー!』のひとなんよ。

このシリーズが、それなりにヒットしたってことなのか、監督さんのこの新作は、ちゃんと劇場で公開されることになって、しかも、劇場で公開されたときは、それなりにオモシロイって話題になってた気がするな(脈絡もなく、邦題で“ヒャッハー!”って付けられなくて、ホント良かったって思う)。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~ / A Fond   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ニコラ・ブナム
出演:ジョゼ・ガルシア、アンドレ・デュソリエ、シャルロット・ガブリ、カロリーヌ・ヴィニョ、ヴァンサン・ドゥサニャ、ジョゼフィーヌ・カリエ、スティラン・ルカイユ、フロランス・フォレスチ、ジェローム・コマンドゥール

家族旅行で海に行くことになり、父親は最新の自動制御の新車のワンボックスを購入し、身重の妻と子供ふたり、父親を連れて出発するのだが.........................ってなコメディ?!

父親と妻の折り合いが悪く、車内は出だしから険悪な雰囲気になり、挙句のはてに買ったばかりの車のシステムがエラーとなり、高速道路で車が止まらなくなって、目の前には渋滞が........................ってな、ドタバタもの。

かなり笑いの取り方がベタで、コテコテすぎて、ちょっと笑えるというよりは、イラッとしてしまうあたり、コメディとしてどうなんやろなぁって思ったりして(苦笑)

サブキャラも、ちょっと狙いすぎというか、そこまで笑えないところで、全体としての“オモシロ”具合は、個人的にはちょっと足りなかったかもなぁ。

自動制御の車が、走行中に壊れて云々って設定は、なんか起こりそうな感じで、なかなか悪くないとは思うんやけどね?!

2018年4月10日 (火)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』

今日は、シリーズもののアニメ第5弾をひとつ、ご紹介♪

80年代前半に公開された機動戦士ガンダムの前日譚を描いた“THE ORIGINシリーズ”全6話の第5話がこの作品なんよ。

これまでの『THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』『THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』『THE ORIGIN III 暁の蜂起』、そして『THE ORIJIN IV 運命の前夜』ときて、いよいよクライマックスへって感じかな。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦   ★★★☆☆   (2017年)

監督:安彦良和
出演:(声の出演)池田秀一、浦山 迅、銀河万丈、三宅健太、柿原徹也、喜山茂雄、古谷 徹、小野賢章、瀬戸麻沙美、潘 めぐみ、松田健一郎、一条和也、土屋トシヒデ、古川登志夫、中西英樹

ついに地球連邦軍に対して独立戦争を仕掛けたジオン公国は、住民の住んでいるコロニーを地球に落とし、地球の人口の半数が失われ...............ってなシリーズ第5弾?!

ザビ家の横暴によって暴走するジオンと、その中でモビルスーツのパイロットとして昇進するシャア、一年戦争の始まりを描くってとこなんかな。

いよいよ戦争に突入ってところで、それぞれのキャラの立ち位置みたいなものを説明するような内容のドラマやったね。

ギレンのイカレ具合や、ドズルの愚直さ、ガルマの甘ちゃんっぷり等、ザビ家の中のパワーバランスってのも、こうやって見るとオモロイもんやわ。

あと、なんといってもランバ・ラルとハモンさん、最初のシリーズでのふたりの立ち位置ってのが、少し不思議やったんやけど、このThe Originのシリーズで語られる内容で、すごくスッキリするんよね......もう渋くて、格好良すぎ(笑)

ということで、いよいよ6部作の先も見えてきたところで、ボチボチ最初のシリーズを見返そうかという気分になってきた?!

2018年4月 9日 (月)

『ピザ!』

今日は、劇場で未公開(おそらく)の作品のなかから、インド映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、南インドが舞台になってるんやけど、そんな南インドの映画賞で作品賞なんかを受賞したりして、評価されたみたいなんよね。

インド映画というと、どうしても尺長めで、ムダに(?)歌と踊りが入って、そんなイメージがあるんやけど、この作品に関しては、91分で歌ったり踊ったりもなく、ある意味、普通の映画の作りなところが、普通のインド映画と異なるところやったりして(笑)

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ピザ! / Kaakkaa Muttai   ★★★☆☆   (2014年)

監督:M・マニカンダン
出演:ラメーシュ、J・ヴィグネーシュ、アイシュワリヤー・ラジェーシュ、ラメーシュ・ティラク、バブ・アントニー、ヨギ・バブ、ジョー・マルーリ

父親が刑務所に入っており、母親と祖母とチェンナイのスラム街で暮らしている兄弟は、自分たちの遊び場だった空き地に建てられたピザ屋でピザを食べようと、必死にお金を集めようとするのだが..........ってな、コメディ調のドラマ?!

貨物列車の通る線路脇の落ちている石炭を拾ったり、あの手この手でお金をためて、ピザ屋に行くと、スラムの子どもは入れないと門前払いされ..........ってなことで、人生で初めてのピザを食べる、という目的のために一生懸命な兄弟が巻き起こす騒動をってとこなんかな。

ドタバタのコメディなのかと思ったら、時に少し悪だくみをしながらも、純粋にピザを食べるために頑張る兄と弟の奮闘ぶりがしっかりと描かれてて、かなり好感が持てる内容やったよ。

子供たちのイキイキとした表情に楽しませてもらって、ドラマとしても絶妙なオチがついて、なんか心温まる、エエ話に仕上がってたね?!

2018年4月 8日 (日)

『グレイテスト・ショーマン』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ミュージカル映画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ、最近ちょっと映画館に行けてなくて、この作品も2月16日に初日公開で、いろいろと評判を聞いて気にりつつも、なかなか観れなくて、ようやく1か月半以上してから、こうして感想を書けるようになったんよ。

アカデミー賞では、歌曲賞にノミネートされて、ゴールデン・グローブでは歌曲賞を受賞し、ミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演男優賞にノミネートされて、アメリカでもヒットしたらしいんよね。

監督のマイケル・グレイシーくんは、どうもこれが長編デビュー作のようで、どうやら人気漫画のNARUTOの実写映画版のプロジェクトで、監督候補になってるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman   ★★★★   (2017年)

監督:マイケル・グレイシー
出演:ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、キアラ・セトル、サム・ハンフリー、ポール・スパークス、エリス・ルービン、ナターシャ・リュー・ボルディッゾ

仕立屋の息子として生まれ、早くに父を亡くしてからは、その日暮らしの生活をしていた男は、やがて幼なじみの裕福な家庭に育った女と結婚し、貧しいながらも、家族のために必死に働き、夢だったショービズの世界での一歩を踏み出すが................ってなミュージカルもの?!

社会で虐げられていた人たちを舞台にあげ、誰も見たことのないショーで人気となるが、せっかく手にした成功も........ってことで、波乱万丈の生き様をってとこなんかな。

この作品、前評判どおり、なかなか力強い楽曲でうまくドラマを盛り上げるもんやから、観ててグイグイと引き込まれるんよ。

話としては、不遇な下積みから一発逆転で成功を手にし、そこから挫折があって、再生へってことで、シンプルかつ、ある意味“王道”な展開で目新しさはそれほどないんやけど、ポジティブなメッセージを前面にだした勢いで、潔く押し切られる感じやった(笑)

相変わらずのヒュー・ジャックマンの歌声の微妙さは置いといて(?)、久々にミュージカルに挑戦のザックくんをはじめ、楽曲の良さで十分にミュージカル映画としての魅力を放ってたかな。

確かにこれ、サントラが気になる、そんな作品やったね?!

2018年4月 7日 (土)

『歓びのトスカーナ』

今日は、イタリアとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門で受賞したらしく、またイタリアのゴールデン・グローブで脚本賞を受賞したりして、本国ではかなりの評価やったみたいなんよ。

監督のパオロ・ヴィルズィってひとは、前作の『人間の値打ち』って作品でもドナテッロ賞7部門を制してて、『見わたすかぎり人生』って作品など、なかなかいいドラマを世に出してるんよね。

今年1月に劇場で公開されてたヘレン・ミレンが主演した『ロング、ロングバケーション』って作品では、ヴェネチア映画祭の金獅子賞の候補にもなってたみたいやし。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

歓びのトスカーナ / La Pazza Gioia   ★★★☆☆   (2016年)

監督:パオロ・ヴィルズィ
出演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ミカエラ・ラマツォッティ、アンナ・ガリエナ、マルコ・メッセーリ、ヴァレンティーナ・カルネルッティ、トンマーゾ・ラーニョ、ボブ・メッシーニ、フランチェスカ・トゥリーニ、セルジョ・アルベッリ、ベアトリス・スキロス

精神病の女性のための診療所で暮らす女性は、新しく入所してきた女性が気になり、なかば強引に同部屋にしてもらい、親しくなろうとするが...............ってなドラマ?!

虚言癖のある女性と、過去の出来事により心を閉ざす女性、そんなふたりが一緒に行動をするうちに、いろいろと騒動を巻き起こし..........ってなことで、ちょっと異色の友情ドラマってとこなんかな。

この作品、なんといっても主演のテデスキくんの、心のバランスを失った女性っていう難しい役どころの演じ方の上手さが光ってた。

それぞれに心に傷を持つ女性ふたりが、ぶつかり合いながらも支え合い、ちょっとしたロードムービーの体(てい)で、大切なものを見つけにいくって話は、設定がかなり特異ながらも、うまくまとまってたね。

まったく内容と合ってない(と個人的には思う)邦題の、イタリア映画=とりあえず“トスカーナ”ってタイトルに入れとくか、的な安直さが鼻につくんやけど、そんな違和感を忘れてしまえば、ドラマとしては、なかなかの味わいやったかな?!

2018年4月 6日 (金)

『ハローグッバイ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、主演の若手女優の萩原みのりと久保田紗友のふたりがソニー・ミュージック・アーティスツって事務所の所属で、どうやら彼女たちを活かした企画をってことで始まったものらしい。

監督の菊地健雄ってひとは、いろんな監督さんのもと、助監督として作品に携わってきてたひとらしく、これが長編映画第2弾ってことになるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ハローグッバイ   ★★★★   (2016年)

監督:菊地健雄
出演:萩原みのり、久保田紗友、もたいまさこ、渡辺真起子、木野 花、渡辺シュンスケ、小笠原 海、岡本夏美、松永ミチル、望月瑠菜、桐生コウジ、池田 良、川瀬陽太

学級委員長で、いつもひとりでいる女の子と、友だちに囲まれて、中心になってワイワイやってる女の子、同じクラスにいて、ほとんど接点のないふたりだったが........ってな友だちをテーマにしたドラマ?!

学校の帰り道に認知症のおばあさんを手助けしたことで、ひょんなことから、一緒におばあさんの手紙の受取人探しをすることに.........ってなお話。

主演の若いふたりも、当然ながら頑張ってはいるんやけど、もたいまさこの圧倒的な存在感と演技力を感じさせられてもうたよ。

そんなもたいさんに、同じくベテランの木野くんが絡んでくると、キャラクターの過去を想像できてまうような、なんとも言えない、味わい深いシーンが完成するんよなぁ。

それぞれに秘密や悩みを抱えた女子高生ふたりと、老女の秘めた想い、時代を越えて“友だち”というテーマで語られるドラマは、もたいさんのおかげで、なんとも印象的な作品に仕上がってたよ?!

2018年4月 5日 (木)

『おとなの恋の測り方』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてるローラン・ティラールってひとは、『モリエール 恋こそ喜劇』『プチ・二コラ』といった作品で、脚本の方でフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞にノミネートされてるんよ。

主演のジャン・デュジャルダンは、ご存じのとおりミシェル・アザナヴィシウス監督の 『アーティスト』でアカデミー賞の主演男優賞を受賞したわけやけど、セザール賞は受賞してないんよな。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

おとなの恋の測り方 / Un Homme A La Hauteur   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ローラン・ティラール
出演:ジャン・デュジャルダン、ヴィルジニー・エフィラ、セザール・ドンボワ、ステファニー・パパニヤン、セドリック・カーン、ブリュノ・ゴミラ、マノエル・ガイヤール、エドモンド・フランシ

レストランに忘れた携帯を拾ったという男と会ってみると、彼は身長が136㎝しかなく、戸惑う彼女だったが、何度か会ううちに惹かれていき.............ってな恋愛ドラマ?!

知的でユーモアもあり、名の通った建築家でもある、理想的な恋人候補なのだが、あまりにも外見が理想と違うために、このまま好きになっていいものか、悩む弁護士の彼女だったが............ってなことで、恋のスッタモンダをってね。

好きな気持ちはありながらも、他人の目が気になる、そんな恋愛に求める見栄ってのを、うまく突いてる話やったよ。

金と地位もあって、身長以外はすべて持ち合わせてるって設定に、多少のいやらしさは感じるものの、話のポイントを際立たせるには、そうなるんかな。

“障害うんぬんを気にしてる、あなたの心が障害者だ”ってのは、ちょっと胸に響いてもうたね。恋愛に何が必要か、そんな問いかけを軽いタッチでしてくるドラマは、それなりに楽しめる内容やったんと違うかな?!

2018年4月 4日 (水)

『セブン・シスターズ』

今日は、イギリス、アメリカ、フランス、ベルギーの合作映画をひとつ、ご紹介♪

監督のトミー・ウィルコラはノルウェー出身で、ノオミ・ラパスはスウェーデン、なのに、なぜこの組み合わせの合作なのかが不思議やったりするんやけど(笑)

トミー・ウィルコラってひとは、『処刑山 -デッド・スノウ-』っていうスプラッター・ホラーで注目されたらしく、その後、ハリウッドに進出してジェレミー・レナーとジェマ・アータートン共演でグリム童話を斬新にアレンジした『ヘンゼル&グレーテル』ってのも人気やったらしい(日本では劇場未公開)。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

セブン・シスターズ / What Happened To Monday ?   ★★★☆☆   (2016年)

監督:トミー・ウィルコラ
出演:ノオミ・ラパス、ウィレム・デフォー、グレン・クロース、マーワン・ケンザリ、クリスチャン・リューベック、キャメロン・ジャック、キャシー・クレア

増えすぎた人口を抑制するために一人っ子政策がしかれた近未来で、2人目以降は政府が強制的に引き取り、冷凍保存することに。そんな中で生まれた7つ子は、政府に隠れて一人の人格を曜日ごとに入れ替わって暮らすのだが..........ってなSFドラマ?!

政府機関の目を欺いて暮らしていたが、ある日、ひとりが帰ってこず、残りの6人は不安にさいなまれ...........ってなことで、なかなかヒネリのきいた話やったね。

主演のノオミ・ラパスが異なる7人の人格を演じるってのがポイントなんやけど、これがなかなかいい感じで演じ分けてたよ。

映像的に編集するのは、かなり大変なんやろうって思うんやけど、これができるってのは技術の進歩なんかな。

B級なSFアクションを想像してたもんやから、思った以上にしっかりした作りに、ちょっと驚いてもうたよ...........まぁ、期待値が低かったのが幸いしたのかもしれんけど?!(笑)

2018年4月 3日 (火)

『スイートハート・チョコレート』

今日は、中国との合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、2012年に製作されて、光州国際映画祭ってので審査員賞を受賞したんやけど、そのまま日本では劇場公開されず、お蔵入り作品を集めた「お蔵出し映画祭」でグランプリを獲ったんやって。

ヒロインを演じてるリン・チーリンって女優さんは、台湾の出身で、ジョン・ウー監督の『レッド・クリフ』で妖艶な美女を演じてたひとやったんやね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

スイートハート・チョコレート / 甜心巧克力   ★★★☆☆   (2012年)

監督:篠原哲雄
出演:リン・チーリン、池内博之、福地祐介、左 時枝、山本 圭

上海から夕張に来ていた中国人の女性は、レスキュー隊の男と知り合い、恋に落ちるが、彼が亡くなって、彼女はその遺志を継いでチョコレート店を上海に開くのだが............ってな恋愛ドラマ?!

亡くなった彼と彼女が互いに想いを寄せる一方で、彼女が宿泊する宿の息子で、レスキュー隊の隊長をする男も、彼女を気に入っていて..........ってなことで、切ない恋の三角関係をってとこなんやろね。

う~ん、なんかね、片言の日本語は当然、仕方ないんやけど、なんか違和感しかないんよ。あと、繰り返し流れる、メロドラマ調の音楽、かなりドン引きしてもうたよ(苦笑)

話としても、いろいろと運命的でドラマチックな悲恋をって気持ちは分からんでもないんやけど、かなり無理があって、正直、どうかと思ってもうたね。

なんとなく、長い間、倉庫のなかに眠ってたっていう理由が、分からんでもないかもなぁ............なんて?!

2018年4月 2日 (月)

『ロスト・シティ Z 失われた黄金都市』

今日は、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品で描かれてるイギリス人、パーシー・ハリソン・フォーセットってひとは、実はインディー・ジョーンズのモデルになった人って言われてるらしいんよ。

アマゾンに眠る古代文明を探し当てることに心血を注いだひとで、なかなか謎めいた生涯だったみたいで、その評価はマチマチで、かえって人々の興味をひいてるってとこなんかな。

ちなみに、この作品、ブラッド・ピットの製作会社プランBで作られてるんやけど、そんなことを考えてたせいか、主演のチャーリー・ハナムがブラピに似てるなぁって、そんなことを思ってもうたよ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ロスト・シティ Z 失われた黄金都市 / The Lost City Of Z   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジェームズ・グレイ
出演:チャーリー・ハナム、ロバート・パティンソン、トム・ホランド、シエナ・ミラー、エドワード・アシュリー、アンガス・マクファーデン

イギリス軍で将校をしていた男は、国境をめぐって争っていたボリビアとブラジルからの要請を受けた王立地理院が編成する探検隊を率いることになり、家族を国に残して、アマゾンの奥地に向かうのだが.....................ってな伝記もの?!

未開の地で測量のための探検を行う一行だったが、原住民に襲撃されたり、過酷な自然環境もあって、旅は困難を極めたが、なんとか目的を達し、そこで彼は土器などを発見したことから、かつてアマゾンの奥地に文明が存在したと確信するのだが..................ってなことで、アマゾンの探検に魅せられた男の生き様をってとこなんかな。

命がけの冒険をして、新たな歴史的発見を予感して、その夢に突き進もうとする男の姿をチャーリーくんが熱演してたんやけど、ちょっとドラマとして尺が長く感じてしまったかも。

夢を追いかける男のロマンをってところでは、なかなか熱いものがあったんやけど、実話をもとにした話しだけに、仕方がないんやろうけど、もう一息、グッと盛り上がる部分が欲しかったかもね?!

2018年4月 1日 (日)

『ありふれた悪事』

今日は、韓国の映画をひとつ、ご紹介♪

韓国といえば、つい先日、2代前の大統領が収賄の容疑で逮捕されて、大きなニュースになってたけど、1代前の大統領は、すでに収賄で刑務所に入ってて、3代前の大統領は収賄の容疑で捜査されてるときに自殺して亡くなってるっていう、なんともワイルドな国なんよな(笑)

そんなブラックを地で行く社会やからなのか、その手の内幕を描くサスペンスものは、悔しいかな、韓国映画のほうが日本映画よりはるかにオモシロイものが多いってのが印象なんよね。

ちなみに、この作品は、モスクワ国際映画祭ってので上映されて、監督さんと主演男優が賞を受賞したらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ありふれた悪事 / Ordinary Person   ★★★★   (2016年)

監督:キム・ボンハン
出演:ソン・ヒョンジュ、チャン・ヒョク、キム・サンホ、ラ・ミラン、チ・スンヒョン、オ・ヨンア、チョン・マンシク、チェ・ユンソ、チョ・ダルファン

地方の警察署で刑事をする男は、未解決の殺人事件の犯人を逮捕するように上司からプレッシャーをかけ、とりあえず容疑者となる男を拘束し、真犯人を追いかけるのだが、強引な取調べを行うなかで、容疑者の男が自供し、更に中央からも思わぬ圧力が...............ってな犯罪ドラマ?!

“作られた”連続殺人犯を取り調べる刑事と、事件を追う彼の先輩でもある新聞記者、そして権力者たち、ひとつの事件を背景に、韓国警察、政治の裏側を................ってとこなんかな。

抗うことのできない強大な権力に巻かれて、堕ちていく男の姿をとおして、理不尽なゲームの“駒”となる男の悲哀を感じさせつつ、そこに正義があるのかを問うってことで、なんや、なかなかスリリングで重く熱いドラマが展開してたよ。

主役のソン・ヒョンジュくんは、刑事として、友として、そして父として、そんな立場のなかで翻弄され、揺れる男ってのを熱く演じてて、なかなかやった。

つい最近も元大統領が逮捕されたり、企業のトップが糾弾される韓国社会の裏側を垣間みるような話は、妙なリアリティがあって、面白かったし、権力の裏側という意味では、出てくる形は違っても、この国も根本は変わらないなぁ........................なんて、いろいろと考えさせられたりしてね?!(笑)

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »