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2018年4月15日 (日)

『未来よ こんにちは』

今日は、フランスとドイツの合作映画をひとつ、ご紹介♪

なんとなくの印象なんやけど、最近、イザベル・ユペールが少し熱いらしい...............!(笑)

イザベル・ユペールって、実は70年代から活躍してて、年齢がもう65歳くらいなんやけど、ここ最近、ちょくちょく主演したりしてて、別の作品でフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞の主演女優賞を受賞して、アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされたんよね。

個人的には、ミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』(2001年)や、フランソワ・オゾン監督の作品でカトリーヌ・ドヌーヴやエマニュエル・べアールと共演した『8人の女たち』(2002年)あたりが印象に残ってたんやけど、そこから10数年、再びブレイクするとはなぁ(笑)

ちなみに、監督のミア・ハンセン=ラブは、以前に紹介した『あの夏の子供たち』って作品や、『EDEN/エデン』って作品を手掛けたひとで、この作品でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞したんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

未来よ こんにちは / L'Avenir   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ミア・ハンセン=ラブ
出演:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン、ロマン・コリンカ、サラ・ル・ピカール、エディット・スコブ、エリーズ・ロモー、ソラル・フォルト、リオネル・ドレー、グレゴワール・モンタナ=アロシュ

高校で哲学を教えている女教師は、同業者の夫と、ふたりの子どもに囲まれ、満たされた日々を過ごしていたが、ある日、夫から別居を告げられ...............ってなドラマ?!

信頼していた夫から、別に好きなひとができたと言われ、少し惚けの症状のあった母親が急に他界し、付き合いのあった出版社からは契約を切られそうになり、それまでの生活の基盤が揺らいで戸惑うが...............ってなことで、中年女性の生き様をってとこなんかな。

この作品、なんといっても主演のユペールおばちゃんの存在感ってのがポイントで、突然に足場を失った人生で、自分らしさを見失わずに、逞しく生きてく女性ってのを、うまく表現してたね。

夫婦の問題や、高齢者介護の問題、女性の自立の問題など、フランス社会の現実を映しながら、そこで生きる女性の姿を通してメッセージをってところなのかもなぁ。

ちょっと哲学的な要素を盛り込んだり、作品としてのマッタリ感ってのはあったけど、味のある人生ドラマにはなってたんと違うかな?!

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