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2018年4月 1日 (日)

『ありふれた悪事』

今日は、韓国の映画をひとつ、ご紹介♪

韓国といえば、つい先日、2代前の大統領が収賄の容疑で逮捕されて、大きなニュースになってたけど、1代前の大統領は、すでに収賄で刑務所に入ってて、3代前の大統領は収賄の容疑で捜査されてるときに自殺して亡くなってるっていう、なんともワイルドな国なんよな(笑)

そんなブラックを地で行く社会やからなのか、その手の内幕を描くサスペンスものは、悔しいかな、韓国映画のほうが日本映画よりはるかにオモシロイものが多いってのが印象なんよね。

ちなみに、この作品は、モスクワ国際映画祭ってので上映されて、監督さんと主演男優が賞を受賞したらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ありふれた悪事 / Ordinary Person   ★★★★   (2016年)

監督:キム・ボンハン
出演:ソン・ヒョンジュ、チャン・ヒョク、キム・サンホ、ラ・ミラン、チ・スンヒョン、オ・ヨンア、チョン・マンシク、チェ・ユンソ、チョ・ダルファン

地方の警察署で刑事をする男は、未解決の殺人事件の犯人を逮捕するように上司からプレッシャーをかけ、とりあえず容疑者となる男を拘束し、真犯人を追いかけるのだが、強引な取調べを行うなかで、容疑者の男が自供し、更に中央からも思わぬ圧力が...............ってな犯罪ドラマ?!

“作られた”連続殺人犯を取り調べる刑事と、事件を追う彼の先輩でもある新聞記者、そして権力者たち、ひとつの事件を背景に、韓国警察、政治の裏側を................ってとこなんかな。

抗うことのできない強大な権力に巻かれて、堕ちていく男の姿をとおして、理不尽なゲームの“駒”となる男の悲哀を感じさせつつ、そこに正義があるのかを問うってことで、なんや、なかなかスリリングで重く熱いドラマが展開してたよ。

主役のソン・ヒョンジュくんは、刑事として、友として、そして父として、そんな立場のなかで翻弄され、揺れる男ってのを熱く演じてて、なかなかやった。

つい最近も元大統領が逮捕されたり、企業のトップが糾弾される韓国社会の裏側を垣間みるような話は、妙なリアリティがあって、面白かったし、権力の裏側という意味では、出てくる形は違っても、この国も根本は変わらないなぁ........................なんて、いろいろと考えさせられたりしてね?!(笑)

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