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2018年4月25日 (水)

『ぼくを葬る』

今日は、フランスの映画をひとつ、ご紹介♪

フランソワ・オゾンってひとは、結構、日本でも人気のあるフランスの監督さんで、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では、監督賞に2度、脚色賞に3度ノミネートされてるんやけど、意外にも、まだ受賞したことがないんよね。

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した『8人の女たち』(2002年)あたりで注目されて、次の『スイミング・プール』では、当時の監督さんの“ミューズ”やったリュディヴィーヌ・サニエの奔放な肢体が、ずいぶんと話題になってたっけ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ぼくを葬る / Le Temps Qui Reste   ★★★☆☆   (2005年)

監督:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ダニエル・デュヴァル、マリー・リヴィエール、ルイーズ=アン・ヒッポー、クリスチャン・センゲワルト、ウォルター・パガノ、ウゴ・スーザン・トラベルシ、アンリ・ドゥ・ロルム

ファッション誌でカメラマンをする男は、ある日、医者に癌を宣告され、余命3ヶ月と告げられる。突然に突きつけられた“死”というものに戸惑いながら、残された時間を過ごすのだが..............ってなフレンチ人生ドラマ!?

死というものをひとはどうやって受け止め、区切られた残りの時間をどう過ごすのか、化学療法を拒否し、戸惑いながらも、それまでの人生で絡まったままになっていた糸を、ほぐす主人公の姿には、静かな悲しみが映るんよなぁ。

どことなく“メリハリ”がないために、淡々と流れていくだけのような展開には物足りなさを感じてまうものの、テーマがテーマだけに終わってからズッシリとしたものを感じ、なんや引きずってまうんよね。

やり残したこと、人生への未練、それを考えた時に、生きてることの意味とは何かって考えるんやろうと思う。

人は確実に死に向かって日々を重ねてるわけで、自分がいかに無駄に時間を過ごしているかってことを、この主人公を通して、見せ付けられた気がするわ?!

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