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2018年5月 3日 (木)

『ポルト』

今日は、ポルトガル、フランス、ポーランド、アメリカの合作映画をひとつ、ご紹介♪

1行目にいっぱい国名が並んだんやけど、監督のゲイブ・クリンガーってひとは、どうやらブラジルの出身らしく、この作品の前に撮ったドキュメンタリー作品で、ヴェネチア映画祭の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したこともあるみたいなんよ。

まだまだ無名に近い監督さんの作品とはいえ、少し話題になったのは、ジム・ジャームッシュが製作総指揮に名前を連ねてるってあたりで、作品自体も、世界のいろんな映画祭なんかで上映されて、高評価やったらしい。

ちょっと淋しいのは、主演のアントン・イェルチンが、この作品が製作されたのと同じ年に、不慮の事故で亡くなってもうたってことなんよなぁ。ちょっと声に特徴があって、子役から活躍して、いい演技のできる役者やっただけに、27歳での他界は、惜しいよね。

というわけで、そんな、ちょっと個人的にセンチメンタルな要素も加わった作品の感想は........................?!

ポルト / Porto   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ゲイブ・クリンガー
出演:アントン・イェルチン、リュシー・リュカ、パウロ・カラトレ、フランソワーズ・ルブラン

ポルトガルのポルトの街で出会ったアメリカ人の男とフランス人留学生の女、運命に導かれるように一夜の関係になる男女の揺れる思いを描いた、恋愛ドラマ?!

遺跡の発掘現場で一緒になり、同じ夜に街のカフェで出会ったふたりは、強く惹かれあい、愛を語りながら体を重ねるのだが............ってな、ちょっと酸っぱい大人の恋愛ってとこなんかな。

少し風貌から“やさぐれ感”が漂うアントンくんと、イキイキしたリュシーくんの組み合わせってので、微妙に“なさそう”で“ありそう”な線を狙ってる(?)ところが、絶妙なキャスティングやったかも(笑)

単調になりそうな恋愛ドラマを、少し時間を切り取って、展開にメリハリをつけつつ、蘊蓄(うんちく)のあるセリフで男女を絡み合わせるあたり、なかなか演出としては興味深いものがあったね。

一夜の愛に酔い、夢のような時間と現実のはざまでってところで、なかなか儚い恋やなぁ..................なんて思ったよ?!

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