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2018年5月16日 (水)

『うつせみ』

今日は、韓国の映画をひとつ、ご紹介♪

キム・ギドクって監督さん、個人的にはごっつい好きなんやけど、ちょっと前に、暴行され、セックスを強要されたって罪で、訴えられてるんよなぁ。

この作品も、実はベルリン映画祭に出品されてて、なんと監督賞やらを受賞受賞した作品なんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

うつせみ / (ハングル)   ★★★☆☆   (2004年)

監督:キム・ギドク
出演:イ・スンヨン、ジェヒ、クォン・ヒョコ、チェ・ジョンホ、チュ・ジンモ

亭主から虐待を受けている妻、そんな彼女の前に現れたのは、他人の留守宅を寝床にしている、風変わりな青年。何かに吸いつけられるかのように、始まったふたりの逃避行は...............ってなドラマ?!

主役ふたりには、まったくセリフがなく、ただ見つめあい、寄り添うことで気持ちを表現する。お互いの寂しさが重なり合って、静かに愛情へと変わっていく、ほんとうにギドク監督らしい、個性的な世界やったね。

言葉を切り落とした映像には、独特の世界観が広がり、不思議と観る側を引きつける説得力のようなものがあるんかな。現実と夢の世界、その狭間で生きる人生の不確かさ、危うさのようなものを感じるんやね。

後半の部分は少し寓話的で、監督さんの描きたかったことは分かりにくいものの、90分のスクリーンの中の物語に、この監督さんの他にはない、深い世界があるんやなぁ.................でも、ちょっとマニアックすぎるか?!(笑)

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