« 2018年5月 | トップページ

2018年6月

2018年6月24日 (日)

『万引き家族』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、話題の邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の是枝くんは、カンヌ映画祭にこれまで5回、コンペティション部門に参加して、ついに念願のパルム・ドールを受賞したってことで、なんや話題になってるやんね。

もともと、独特の手法で子役に演技をさせることで、イキイキとした表情を引き出すのが上手い監督さんで、今回も“息子”役の男の子が、柳楽くんの再来といわんばかりに、評判になってたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

万引き家族   ★★★☆☆   (2018年)

監督:是枝裕和
出演:リリー・フランキー、樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優、城 桧吏、佐々木みゆ、緒方直人、森口瑤子、池松壮亮、山田裕貴、片山萌美、池脇千鶴、高良健吾、柄本 明

一軒家に5人で暮らす“家族”は、生活に足りないものは万引きをして調達していたが、ある日、近所の家のベランダでひとりでいる女の子を家に連れて帰ると、親から虐待を受けているようで、そのまま家に帰すことができず、ズルズルと新たな家族として暮らすことに.......................ってな“家族”ドラマ?!

一見すると、ちょっと貧しいが、仲のいい家族だが、“おばあちゃん”の年金を当てにしながら、幼い子どもに万引きをさせる、そんなちょっとワケありな生活を切り取りながら、家族とはなにかを問う、ってところなんかな。

前半から、やや淡々と日常を追いながら、徐々に“家族”の関係を描いてるんやけど、それぞれの背景が分かってくるうちに、なんかいろいろと考えさせられるんよね。

樹木おばあちゃんの絶対的な存在感に、父親役のリリーくんの適度に脱力した感じ、母親役の安藤くんの大胆さに、松岡くんの目力、子役たちの演技と、キャスティングがうまくはまってるところが、さすがの是枝くんの腕前やった。

丁寧に描かれた人間ドラマは、少し期待したよりも抑えぎみのトーンで、個人的には物足りなさを感じてしまったものの、後からジワジワとくるものがあって、“家族”や人のつながりってのを考えさせるには、十分な良作やったね?!

2018年6月23日 (土)

『ジャスティス・リーグ』

今日は、アメコミものをひとつ、ご紹介♪

この作品、言わずと知れたDCコミックのヒーローたちが集結した、マーベルコミックのアベンジャーズに対抗して作られたものなんよね。

スーパーマンの新シリーズ『マン・オブ・スティール』に始まり、前作の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を経て、更なる展開にってことなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ジャスティス・リーグ / Justice League   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ザック・スナイダー
出演:ベン・アフレック、ガル・ガドット、エイミー・アダムス、ヘンリー・カヴィル、エズラ・ミラー、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャー、ジェレミー・アイアンズ、ダイアン・レイン、J・K・シモンズ、コニー・ニールセン、アンバー・ハード、デヴィッド・シューリス、ビリー・クラダップ、(声の出演)キアラン・ハインズ

スーパーマンがいなくなった地球では、新たな侵略者が暗躍していたが、その気配を感じたバットマンことブルース・ウェインは、悪と戦うために仲間を集めてチームを作ろうと奔走するが.....................ってなアクションもの?!

バットマンにワンダーウーマン、アクアマンにフラッシュ、そしてサイボーグ、侵略者から地球を守るため、特殊能力を持つ“ヒーロー”を集めってことで、まさにマーベルのアベンジャーズに対抗すべく、DCコミックのコンテンツを集めてってとこやね。

基本的には、明快なストーリーで、勧善懲悪に少しエモーショナルなエピソードを挟みってことなんやけど、なんかね、役どころがアベンジャーズとかぶったりするもんやから、ちょっと微妙な感じがしてもうたりして(苦笑)

それと、個人的には、どうしてもベン・アフレック版のバットマンのキャラ設定がしっくりこなくて、どうにも違和感が先行して、気分が乗ってこないんよね。

アクション映画としては、それなりのスケールで楽しませてくれてはいるんやけど、どうしても後発組の宿命か、二番煎じな感じが出てもうて、あまり特筆するようなものは、なかったかもしれんなぁ?!

2018年6月22日 (金)

『二十六夜待ち』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしている越川道夫ってひと、スローラーナーっていう配給会社を自ら立ち上げ、当初は主にプロデュースでいろいろな作品に携わってたみたいなんよ。

でもって、渋川清彦と山田真歩が主演した『アレノ』って作品で監督デビューして、昨年は3本の映画を発表したんやけど、そのうちの1本がこれやったんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

二十六夜待ち   ★★★☆☆   (2017年)

監督:越川道夫
出演:井浦 新、黒川芽以、天衣織女、内田周作、鈴木晋作、諏訪太朗、鈴木慶一、山田真歩、宮本なつ、新名基浩、潟山セイキ、信太昌之、杉山ひこひこ、足立智充、吉岡睦雄、井村空美

震災の影響でおばの家に避難して暮らす女は、アルバイト募集の張り紙を見つけ、小さな小料理屋でパートとして働くことになったのだが.........................ってなドラマ?!

人付き合いが苦手そうな、ちょっと不器用な店主は、過去の記憶がなく、自分が誰なのかも分からずに、手覚えのある料理で生活をしていたのだが、震災で傷ついた彼女は、次第にそんな彼に惹かれ、ふたりはいつしか男女の仲に....................ってなことで、傷ついた大人の恋の物語ってとこかな。

井浦くんの、渋い演技ってのが光るんやけど、それに対する黒川くんの大胆な絡みってのも、なかなかの度胸っぷりで、そんなイメージがこれまでなかっただけに、ちょっと驚いてもうたかな。

別々の理由ではあるものの、それぞれ自己の存在に不安を感じているなかで、寄り添って体を重ねながら、新たな一歩へと進むってことで、ある種の再生のドラマなんやろね。

ちょっと地味な話ではあるんやけど、なかなか味わいのある仕上がりやったかな?!

2018年6月21日 (木)

『パーティで女の子に話しかけるには』

今日は、SFと青春ロマンスものを掛け合わせた作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしているジョン・キャメロン・ミッチェルってひとは、ロック・ミュージカル映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の監督さんで、個人的にはかなりのお気に入りやったんやけど、その後は、数本、映画を撮ったものの、あまり作品を発表してなかったんよね。

なので、久々の新作と聞いて、ついつい期待をしてもうたんやけど、ヒロインが例の姉妹のひとりってことで、思わず“う~ん”って唸ってもうたんよ(苦笑)

それでも気になって、観ないわけにもいかず、鑑賞した感想は....................?!

パーティで女の子に話しかけるには / How To Talk To Girls At Parties   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
出演:アレックス・シャープ、ルース・ウィルソン、マットー・ルーカス、エル・ファニング、ニコール・キッドマン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ジョアンナ・スキャンラン、ララ・ピーク、トム・ブルック、アリス・サンダーズ、イーサン・ローレンス、ジョーイ・アンサー、ジャメイン・ハンター

パンクをこよなく愛する高校生は、親友ふたりとパンクバンドのライブを観に行き、バンドの打ち上げパーティーに紛れ込もうとするが、場所が分からず、迷い込んだ先は、ロンドンに滞在中の、ちょっと怪しげな一団の滞在先で..........................ってなSF青春もの?!

パンク命の男の子が、ちょっと変わった女の子に恋をして、48時間という短い間を一緒に過ごし........................ってなことで、なんともエキセントリックなドラマが展開するんよ。

なんかね、パンクな尖がったものと、まったく異質な世界が交わって、パンクと宇宙人が交流するっていう設定自体が、ある意味、すごくパンクやった(笑)

ヒロインの好き嫌いってのはあるんやけど、それでも、シャウトしてる姿ってのは、なかなか様になってて、悪くなかったし、そいう音楽の使い方の上手さってのは、この監督さんらしさで、さすがやなぁって思うんよね。

かなり荒唐無稽なストーリーで、ちょっとイロモノ的な感じは強いんやけど、この開き直った語り口ってのは、妙に気になったりするんよなぁ?!(笑)

2018年6月20日 (水)

『カポーティ』

今日は、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で主演のフィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞を受賞して、他にも作品賞や監督賞、脚色賞や助演女優賞にノミネートされたりして、かなり評価されたんよ。

フィリップくんといえば、アル・パチーノが出演した『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』って作品で、主人公の同級生を演じてたのが、すごいインパクトがあって、その後、あれよあれよという間に一流の役者に昇りつめたんよなぁ。

若くして亡くなってしまったのが、なんとも残念な役者さんやったよ.............なんてことを思いつつ、彼の渾身の演技の感想は......................?!

カポーティ / Capote   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ベネット・ミラー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズJr、クリス・クーパー、ボブ・バラバン、ブルース・グリーンウッド、エイミー・ライアン、アリー・ミケルソン、マーク・ペルグリノ、アダム・キンメル

カンザスの田舎町で起こった一家4人虐殺事件、それを作品にしようと、その容疑者と接近するが.....................ってな、作家トルーマン・カポーティの傑作ドキュメンタリー小説『冷血』の執筆過程を追った人間ドラマ?!

事件の真相を知るために、犯人に弁護士をつけ、時間をかせぐが、逆に死刑が執行されず作品のエンディングが書けない、そんなジレンマに苦しむ男は...............ってなことで、友人として助けようとしているのか、それともあくまでも作品の対象でしかないのか、苦悩する主人公をホフマンくんが熱演してるんよ。

本物のカポーティがどういう人物かはよく知らないものの、その演技はかりの気合いを感じるもので、確かにこの演技やったらアカデミー賞に値するんかもなぁって思わせるクオリティーやった。

話としては、なかなか悪くはないんやけど、ちょっと観ててちょっと疲れてもうてなぁ..................実際の本を読んでれば、もう少し違った感じに思うんかもしれんけど..................?!

2018年6月19日 (火)

『明日の記憶』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

渡辺 謙というと、海外作品でも活躍して、日本を代表する役者ってなるわけやけど、日本アカデミー賞で主演男優賞を初めて受賞したのは、この作品なんよね。

まぁ、最近は、本業の演技の方ではなくて、いろいろとゴシップネタで世間を騒がせてしまって、ちょっと残念な感じになってしまってるんやけど(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

明日の記憶   ★★★☆☆   (2005年)

監督:堤 幸彦
出演:渡辺 謙、樋口可南子、坂口憲二、吹石一恵、香川照之、大滝秀治、田辺誠一、水川あさみ、袴田吉彦、遠藤憲一、木野 花、市川 勇、渡辺えり子

広告代理店のエリート部長としてバリバリと働いていた男は、50歳を前にしてアルツハイマーを発症してしまい、苦悩するのだが...............ってなドラマ?!

仕事に家庭、それまで何不自由なく暮らしてきたのが、病気によって、その全てが崩れ去っていく..............そんな、容赦なく進行する病気に苦しむ男の役を、主役の渡辺 謙が熱演してるんよね。

人はやがて老い、衰えていく、そんな現実を痛感しながら、やっぱり自分ならば..................って、思わず考えてもうたよね。

過去を忘れ去り、愛するものを忘れ去り、それでも生きるということ、そんな姿になった大切な人を見守る者は、何ができるのか?

主演のふたりの演技は素晴らしく、文句のつけようがないものの、監督さんの悪いクセというか、途中の小賢しい演出がちょっとね....................もったいない?!(苦笑)

2018年6月18日 (月)

『ジェラルド・バトラー in THE GAME OF LIVES』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、サッカーのワールドカップにちなんだ作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、1950年に行われたW杯ブラジル大会の話なんやけど、戦争によって1938年から中断されてたのが、ようやく再開された大会やったらしく、当初16か国の参加を予定していたものの、諸所の事情により、棄権する国が出て、結局は13か国で争われたらしいんよね。

そんな大会でのことを描いた作品なんやけど、主役の役者の名前がタイトルに入り、しかも、英語は中途半端になってるっていう、それだけでも“痛い”邦題になってるのが、残念すぎるか(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ジェラルド・バトラー in THE GAME OF LIVES /  The Game of Their Lives   ★★★☆☆   (2004年)

監督:デヴィッド・アンスポー
出演:ジェラルド・バトラー、ウェス・ベントリー、ジェイ・ロダン、パトリック・スチュワート、ルイス・マンディロア、ジョン・リス=デイヴィス、ザカリー・タイ・ブライアン、ビル・スミトロヴィッチ、リチャード・ジェニク

1950年に開催されたサッカーのW杯ブラジル大会で、完全なプロ選手で構成されたイングランドを、ほとんどがアマチュア選手だったアメリカ・チームが破った、“ベロオリゾンテの奇跡”と呼ばれる、史上最大の大番狂わせを描いたドラマ?!

サッカー不毛の国の寄せ集めチームが、世界最強の男達を相手に、勇気と誇りを胸にフィールドで戦い、勝ち取った勝利を............ってなことで、実話を基にした話なんよ。

“何が起こるかわからないのがフットボール”とは言え、まさにこれは奇蹟であり、その裏には仲間への信頼とチームとしての結束ってのがあったんやね。

かなり感動的な話ではあるんやけど、その一戦をクローズアップするあまり、全体の展開があっけなくて、ちょっと盛り上がりが足りないんよなぁ。

せっかくのドラマだけに、もう少し余韻があってもなぁ....................なんて思ったりして?!(苦笑)

2018年6月17日 (日)

『トランスアメリカ』

今日は、ちょっと異色の親子を描いたロードムービーをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてるフェリシティ・ハフマンは、この作品でアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされて、ゴールデン・グローブでは、女優賞を受賞して、かなりの評価を受けたんよね。

もともと、どちらかというとTVドラマで活躍してた女優さんで、「デスパレートな妻たち」って人気シリーズに出演してたらしく、彼女の夫は、あのウィリアム・H・メイシーらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

トランスアメリカ / Transamerica   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ダンカン・タッカー
出演:フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、グレアム・グリーン、バートヤング、キャリー・ブレストン、リチャード・ポー、ダニー・バーンスタイン

性同一性障害のため、女性になるための手術を1週間後に控えた男、そんな彼の元に息子を名乗る青年が拘置所に、との連絡が。父親であることを隠し、身元引受人となり、アメリカの東から西への父子の旅が始まる、ってな一風変わった家族ドラマ?!

悲惨な幼年期を過ごし、だらしなく生きる息子と、その存在に戸惑いながらも、芽生える子供への愛情、ぎこちない親子関係と複雑な状況、そんななかにユーモアのある会話を交え、うまく話を作ってた。

正直、期待したほどの盛り上がりはなかったものの、かえってそんなドラマとしての“さりげなさ”ってのが、ゆっくりと伝わってくるんよね。

女になりきれない男を演じ、親としての息子への気持ちをにじます主演のハフマンの女優魂ってのは、なるほど評価に値するし、ちょっと感心してもうたよ。

アメリカを“横ぎり”、性別を“越えて”、そして時間を“超越して”結ばれる父子の愛情、あらゆる意味で“Trans-”していく物語は、上々の味わいやったなぁ.............!?

2018年6月16日 (土)

『トゥモロー・ワールド』

今日は、SFものをひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場で公開されたときは、思ったほど盛り上がらなかった記憶があるんやけど、それでもアカデミー賞で脚色賞や撮影賞、編集賞にノミネートされたりして、それなりに評価されたんよね。

アルフォンソ・キュアロン監督は、メキシコ出身の監督さんなんやけど、この作品のあと、同じメキシコ出身のギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』の製作にたずさわったり、自身もアカデミー賞の監督賞を受賞した『ゼロ・グラビティ』を発表したりしてるんよなぁ。

というわけで、そんな監督さんの作品の感想は.........................?!

トゥモロー・ワールド / Children Of Men   ★★★☆☆   (2006年)

監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン、キウェテル・イジョフォー、チャーリー・ハナム、ピーター・ミュラン、パム・フェリス

18年間子供が生まれていない近未来の世界、人々は絶望のなかで暮らしていたが、反政府組織のもとに、ひとりの妊婦が匿われた。昔の恋人のために、そんな彼女を守ることになった男は......................ってなSFドラマ?!

子供がいなくなったら.................なんて設定は、なかなかSF的におもしろいし、少子化問題の他にも移民の問題や戦争のことなど、さりげなく考えさせられるところもあったりで、なかなか悪くはないんやけど、全体を通して、ちょっと雰囲気が安っぽいかなぁ(苦笑)

激しい銃撃のなかで、赤ん坊を抱えて歩くなんてシーンなんかは、印象的やったりして、さりげなくイメージが残るあたりも、味わいがあるんよね。

現実の世の中では、大人の都合で行われる醜い争いのなかで、確実に罪もない子供達が命を失ってるわけで、結局は、そうやって未来の希望を、人間は自らの手で奪ってるんやなぁって、改めて思ったよ。

個人的には、脇を固めるマイケル・ケインの演技ってのが、なんとも渋くて、たまらんかったなぁ...................!?

2018年6月15日 (金)

『アウトレイジ 最終章』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

“巨匠(?)”北野 武の極道ものシリーズも、『アウトレイジ』『アウトレイジ ビヨンド』ときて、とうとう“最終章”になるそうで...............(笑)

これまでの2作を観た印象から、ちょっと3作目は劇場では観なくてもいいかなぁって思ってスルーしたんやけど、公開時の評判ってのは、思いのほか悪くなかったんよなぁ。

そんなわけで、ちょこっと気になりつつ鑑賞した作品の感想は...................?!

アウトレイジ 最終章   ★★☆☆☆   (2017年)

監督:北野 武
出演:ビートたけし、大森南朋、西田敏行、大杉 漣、塩見三省、岸部一徳、ピエール瀧、松重 豊、白竜、名高達男、光石 研、池内博之、津田寛治、原田泰造、金田時男、中村育二

抗争が集結し、韓国系の組織の会長の手助けもあり、韓国の済州島に渡ったが、たまたまそこに遊びに来た日本のヤクザともめ事になり..........ってなバイオレンスものの続編?!

組のなかでは、新しい会長と古参の組長との権力闘争が繰り広げられ、そこに別のヤクザとの抗争やら、復讐やらが絡み合い.........ってなことで、裏社会のドロドロしたしがらみをってことなんやろうけど、どうにもキレがなかったね(苦笑)

まぁ、こうして3作も作ってるわけやし、この手のヤクザものを作って来たわけやから、“北野作品”ってやつを評価する向きもあるんやろうけど、個人的にはダメダメなんよなぁ。

確かにコワモテの役者が、スゴんだり、わめいたりしてるんやけど、どうにも空回り感がハンパなくて、しかも、どうにも話にムリがあるんよね。

結局のところ、監督さんが自ら主演して、なんか自己満足で盛り上がってるようにしか見えなくて、まったく乗り切らない作品やった..........?!(苦笑)

2018年6月14日 (木)

『プラダを着た悪魔』

今日は、ファッション業界を舞台にしたベストセラー小説の映画化作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、メリル・ストリープがアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされて、ファッションがテーマだけに、衣装デザイン賞にもノミネートされてたんよなぁ。

ちょっと不思議なのは、メリル・ストリープとエミリー・ブラントが随分と賞レースを賑わせたのに、アン・ハザウェイの演技は、あまり注目されんかったんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

プラダを着た悪魔 / The Devil Wears Prada   ★★★☆☆   (2006年)

監督:デヴィッド・フランケル
出演:メリル・ストリープ、アン・ハザウェイ、エミリー・ブラント、サイモン・ベイカー、スタンリー・トゥッチ、サイモン・ベイカー、トレイシー・トムズ、リッチ・ソマー、エイドリアン・グレニアー、レベッカ・メイダ

ジャーナリスト志望の田舎娘が手にした仕事は、流行の最先端をリードするファッション誌でのアシスタント。しかも上司の女編集長は、強烈な個性の持ち主で............ってな、コメディ・タッチの人間ドラマ?!

メリル・ストリープといえば、かつてはお淑やかな美人女優やったのが、部下に無理難題を課し、徹底的にこき使う、そんな強烈な編集長の役を演じてて、ちょっと意表を突かれたね。

話の筋としては、主人公が奮闘しながらも、様々なことを経験して、考え方や人生の価値観を見出し、成長していく、そんな自分探しのドラマやった。

よくある展開ながら、そこそこ笑えるユーモアがあったりで、悪くはなかったかなぁ...........まぁ、ファッションに詳しいと、より楽しめるんやろうけど。

そこらへんのセンスがないハゲおやじにとっては、お洒落になった主人公の服装ってのが、どうも好みやなくて、ありがたみってのがよう分からんのよなぁ....................?!(苦笑)

2018年6月13日 (水)

『麦の穂をゆらす風』

今日は、ヨーロッパ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督を務めてるケン・ローチといえば、ご存じのとおりイギリスが誇る人気の監督さんなんやけど、この作品でカンヌ映画祭のパルム・ドールを受賞したんよなぁ。

まぁ、監督さん自体がカンヌ映画祭の常連になってて、何度もノミネートに上がりながらも、実はこの作品が初めての受賞やったんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

麦の穂をゆらす風 / The Wind That Shakes The Barley   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ケン・ローチ
出演:キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー、オーラ・フィッツジェラルド、メアリー・オリオーダン、リーアム・カニンガム、ローレンス・バリー、ロジャー・アラム、マイルス・ホーガン、マーティン・ルーシー

イギリスからの独立を目指すアイルランド、自由を勝ち取る過程での闘争、そして仲間との衝突、苦難の日々のなかで苦悩する男たちを描いた人間ドラマ?!

いやぁ、重いなぁ................歴史の大きな波の中でもがき苦しみながら、自由とはなんなのか、愛国心とは、そんなことを強烈に考えさせられる内容やったね。

虐げられた日々の暮らしのなかで、強大な権力を相手に銃を構えるようになり、やがて仲間同士で銃口を突きつけ、兄弟という血のつながりよりも大切な自由への道をってな感じかな。

命を懸け、立ち上がる、その価値のあるものって.....................ってことで、感動の話というよりは、ほんまにやるせなさが募り、切ないくらいに救いのない話やった。

まぁ、そこがケン・ローチの真骨頂ってなとこで、平和ボケしたこの国では、真実をから目を背け、結局は日和見的に現実は受け入れられてまうんよなぁ、どんなにひどくても!?

2018年6月12日 (火)

『なっちゃんはまだ新宿』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、MOOSIC LABってのに出品したもので、準グランプリと女優賞、そしてベストミュージシャン賞ってのを受賞したらしいんよね。

監督さんは、まだ22歳の新鋭ってことらしいんやけど、すでに“ぴあフィルムフェスティバル”では審査員特別賞などを受賞したことがあるらしく、それなりに期待を浴びてる若手監督さんなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

なっちゃんはまだ新宿   ★★★☆☆   (2017年)

監督:首藤 凛
出演:池田夏海、河西裕介、菅本裕子、POLTA、ぱいぱいでか美

田舎町の高校に通う女の子は、密かに片思いをしている男の子のことが好きすぎて、いつしか彼が付き合ってる彼女の幻想を見るようになるのだが..............ってなドラマ?!

好きな人の彼女への強い嫉妬心が、幻影を作り出し、そんな幻といつしか心を通わすようになり............ってなことで、ちょっとエキセントリックな話が展開するんよ。

基本的には、野暮ったい高校生のベタな恋愛を描きつつ、ってところで、これといって新鮮味なないんやけど、美男美女の別次元の恋愛になってないところで、ある種の共感を呼ぶのかも(笑)

誰かを好きになる気持ちと、それを阻む屈折した感情、そんなものを幻の存在を使ってドラマに仕上げた作品は、ジワジワと考えさせられるものがあるかもね?!

2018年6月11日 (月)

『フレッシュ・デリ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、デンマーク映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ちょっとキワもの的なホラー・コメディなんやけど、本国デンマークのアカデミー賞にあたるロベルト賞ってので、メイクアップ賞を受賞し、監督賞や主演男優賞、脚本賞なんかにノミネートされて、かなりの評価やったらしいんよ。

監督をしてるアナス・トーマス・イェンセンってひとは、短編映画でアカデミー賞を受賞した経験を持ってて、しかも、スザンネ・ビア監督の作品の多くの脚本を手掛けてるんよなぁ。

まぁ、こんなクセものな作品に、若き日のマッツ・ミケルセンが喜々として出演してるってのも、個人的には見どころやったんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

フレッシュ・デリ / De Gronne Slagtere   ★★★☆☆   (2003年)

監督:アナス・トーマス・イェンセン
出演:ニコライ・リー・カース、マッツ・ミケルセン、リーネ・クルーセ、オーレ・テストロップ、ボディル・ヨルゲンセン

肉屋で働いていたふたりの男たちは、店長の横暴に耐えられずに、独立して肉屋を開くことにしたのだが、なかなか客は来ず、困っているところで、たまたま誤って冷凍室で凍死した人肉を捌いたら、これが評判に................ってなホラー&コメディ?

人殺しと分かっていながらも、店の繁盛のために、仕方なく邪魔者たちを次々とマリネに...............ってなことで、肉屋を舞台にした、ちょっと異色のドラマ展開するんよ。

窮余の策が、いつしかエスカレートして..............ってな話は、なかなかシュールで、意外性があって悪くないんよなぁ。

愛情を知らない“汗っかき”の男と、過去のトラウマから動物を切り刻む男、そんな少し個性的な主役二人の存在感ってのが、妙な雰囲気を作り出してて、エエんよね。

とっても小粒な作品ではあるんやけど、それなりにヒネリが効いてて、案外、楽しめてもうたりして....................!?(笑)

2018年6月10日 (日)

『女神の見えざる手』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、全米ライフル協会にケンカを売るような内容になってる(?)せいなのか、本国アメリカでの評価は、どうやら賛否両論ってことになってるらしいんよ。

これだけ頻繁に、無差別的な銃乱射事件が起こって、数多くの犠牲者が出てるという現状を踏まえても、銃規制が一向に進まないってのは、外から見てると不思議でならないんやけど、憲法によって銃の保有が認められてるというなかで、政治(家)の立ち位置や、それを取り巻く人たちの思惑ってのが、なんとなく分かる内容は、考えさせられるものがあったかな。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

女神の見えざる手 / Miss Sloane   ★★★★☆   (2016年)

監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャスティン、マーク・ストロング、アリソン・ピル、ジョン・リスゴー、ググ・ンバータ=ロー、マイケル・スタールバーグ、ジェイク・レイシー、サム・ウォーターストン、ラウール・バネジャ、ノア・ロビンス、デヴィッド・ウィルソン・バーンズ、ダグラス・スミス、メーガン・フェイヒー、グレース・リン・カン、ディラン・ベイカー

政治の裏でロビー活動を仕切る会社で、腕利きのロビイストとして働く女性は、その実力を買われて、全米ライフル協会から、新たな銃規制法案を廃案にするためのロビー活動を指揮するよう依頼を受けるが、断ることに...........ってなサスペンスもの?!

会社の最重要クライアントの依頼を断ったことで、クビになった彼女は、法案成立のためのロビー活動をする会社に移籍し、対決することに........ってなことで、政治の裏側のハゲしい攻防をってね。

睡眠時間を削ってでも、勝利を目的に、手段を選ばずに活動する、そんなスゴ腕のロビイスト役を、ジェシカくんが持ち前の気合いで頑張ってた。個人的には、マークおじさんが、地味ながら、抑えた演技で要所を締めるあたりで、安心して観てられたかな。

ひとつの法案を巡り、強力な利益団体と、それに真っ向から勝負を挑む女性のバトル、その結末はってことで、緊迫感とヒネリがあって、夢中にさせられたよ。

ここ最近、ずっと“しょっぱい”作品を作り続けてた(?)ジョン・マッデン監督の、ようやくの復活って感じかもね?!

2018年6月 9日 (土)

『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ベルリン国際映画祭で、監督賞と女優賞で銀熊賞を受賞してて、アカデミー賞でも外国語映画賞にノミネートされてたらしいんよ。

主役を演じてるユリア・イェンチって女優さんは、もともとドイツの出身ではあるんやけど、結構、ドイツ以外の国での作品にも出演したりして、人気になってるみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 / Sophie Scholl - Die Letzten Tage   ★★★☆☆   (2005年)

監督:マルク・ローテムント
出演:ユリア・イェンチ、アレクサンダー・ヘルト、ファビアン・ヒンリヒス、ヨハンナ・ガストドロフ、アンドレ・ヘンニック、ヨハネス・シューム、フロリアン・シュテッター、リリー・ユング、ペトラ・ケリング、マキシミリアン・ブリュックナー

ナチス政権化で、反体制、戦争終結を求め活動をし、大学構内でビラを配るところを逮捕され、わずか5日後に処刑されたひとりの女性の最後の時を描くドイツ映画?!

恐怖を目の前にしてもなお、己の信念と正義を信じ、処刑台へと向かった彼女の生き様は、想像を絶するものがあったね。

そんな彼女の強さを、主演のユリア・イェンチが見事に演じてて、まっすぐに前を見つめる瞳は、ただ純粋に曇りなく輝いてるんよなぁ。

狂気の世界のなかで、自分を偽ることなく貫いた気持ち、ほんまに立派やと思うんやけど、作品としては、彼らの活動の動機や背景が省略されてるために、もう一息伝わりきらない部分があるのが残念やったよ。

しかし、それにしても.............ユリアくん、かわいいなぁ.....................なんて?!(笑)

2018年6月 8日 (金)

『彼女がその名を知らない鳥たち』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、先日ちょっとおススメした、ちょうど劇場公開中の役所広司が出演してる『孤狼の血』を撮った白石和彌って監督さんの作品なんよね。

何気に松坂桃李くんが両方の作品に出演してて、どうやら監督さんのお気に入りの役者って扱いになってるらしい(笑)

ちなみに、この作品で主役を演じてる蒼井 優は、日本アカデミー賞の主演女優賞を受賞したんよね..................ほんと“さりげなく”いい女優さんになったもんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

彼女がその名を知らない鳥たち   ★★★☆☆   (2017年)

監督:白石和彌
出演:蒼井 優、阿部サダヲ、松坂桃李、村川絵梨、竹野内 豊、赤堀雅秋、赤澤ムック、中嶋しゅう

ちょっと気まぐれで、ツンデレな彼女と、そんな彼女にべたぼれの彼、アンバランスな関係で一緒に暮らすふたりだったが...................ってなドラマ?!

彼女が他の男に入れ込んでも、ひたすら彼女の機嫌をとる彼だったが、常に彼女を見守っていて.....................ってなことで、ちょっと“痛い”だけの恋愛ドラマかと思ったら、それなりにヒネリの利いた話やったよ。

やっぱり蒼井くんの“なんとなく”重たい演技がキマッてて、阿部くんの、毎度の作りすぎキャラに違和感を持ちつつも、今回に限っては、そのバランスが絶妙やったのかも。

愛の形ってのはいろいろあるわけで、ここで描かれてるのも、ある種の究極の愛
なんかな......................ちょっと 極端ではあるんやけど?!

2018年6月 7日 (木)

『ゲット・アウト』

今日は、ちょっと不気味なサスペンスものをひとつ、ご紹介?!

この作品、実はアカデミー賞で脚本賞を受賞したもので、他にも作品賞、監督賞、主演男優賞に乗り物酔いしてもうたよ。

監督をしてるジョーダン・ピールってひとは、どうやらアメリカでは人気のコメディアンらしいんやけど、監督業ってことでいえば、これがキャリアの始まりってとこなのかもね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ゲット・アウト / Get Out   ★★★★☆   (2017年)

監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ブラッドリー・ウィットフォー、キャサリン・キーナー、スティーヴン・ルート、マーカス・ヘンダーソン、レイキース・スタンフィールド、リルレル・ハウリー

白人の彼女と付き合っている黒人の彼は、週末を使って、彼女の両親や弟に会いに行くことになったのだが.......................ってな、ホラー調のサスペンス?!

黒人である自分を歓待してくれる彼女の家族だが、家にいる二人の使用人の黒人の様子に違和感を感じ.................ってなことで、意外性のあるドラマが展開するんよ。

母親役のキャサリンくんが、ちょっと不気味な雰囲気で、なんとなくザワザワしたなかで、思いのほか大胆な展開に、グイグイ引き込まれてもうたよ。

また、主役を演じてるダニエルくんのリアクションが秀逸で、妙な話ではあるんやけど、なかば強引に納得させられてもうた感じかな。

それにしても.............................暗闇で走って向かってくるひとが、ホラーになるとは.........................ちょっと新鮮!?(笑)

2018年6月 6日 (水)

『レディ・ガイ』

今日は、アクション映画(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるウォルター・ヒルといえば、サム・ペキンパーが監督したスティーヴ・マックィーンが主演した『ゲッタウェイ』の脚本を書いてたひとで、ダイアン・レインやウィレム・デフォーなんかが出演してた『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984年)なんかを撮ったひとなんよね。

ここで出演してるシガーニー・ウィーヴァーあたりは、どうもエイリアンの製作にかかわってたことでのキャスティングの人脈やったのかもしれんなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

レディ・ガイ / The Assignment   ★★☆☆☆   (2016年)

監督:ウォルター・ヒル
出演:ミシェル・ロドリゲス、シガーニー・ウィーヴァー、トニー・シャルーブ、ケイトリン・ジェラード、アンソニー・ラパリア、テリー・チェン、ザック・サンティアゴ、ポール・マクギリオン

最愛の弟を殺された復讐で、殺し屋をつかまえて、眠ってるあいだに性転換手術をした女外科医、勝手に女性にされてしまった殺し屋は、自分をそんな風にした相手を見つけようとするのだが........................ってなアクションもの?

腕利きの殺し屋が、本人の意思と関係なく女にされて、怒り狂いながら、犯人探しをして殺しまくる............................ってな感じで、どこかコミカルさとキレキレのハードなアクションでって想像してたんやけど、なぜかシガーニーおばちゃんの独白が見せ場に採用されてたりして、思ったほどアクション感ってのがないんよね(苦笑)

まぁ、設定上、仕方のないことなのかもしれんけど、最初から、どう見ても“男装”してるミシェルくんが、男役をしてる時点で、なんか乗り切れないものがあって、思い切って役者を変えるとか、もっと技術を活かすとかして、完全に別人風にしたほうが、話としてはオモロイような気がするんやけどなぁ、なんて思ってもうた。

アイデアとしては悪くないのかもしれんけど、コメディにもならず、アクションとしても冴えない、なんとも盛り上がらんドラマになってもうてたね?!(苦笑)

2018年6月 5日 (火)

『いらっしゃいませ、患者さま。』

今日は、ちょっと古めの邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる原 隆仁ってひと、松田優作が主演したTVドラマ「探偵物語」で助監督としてキャリアをスタートして、「西部警察」や「あぶない刑事」なんかで演出や監督をしてたらしいんよ。

監督のひとりとして参加したオムニバス映画『バカヤロー!私、怒ってます』(1988年)が、スマッシュヒットしてた記憶があるんやけど、一緒に監督として参加してたのが堤 幸彦や中島哲也やったんやね。

なんてことを言いつつ、作品の感想は...........................?!

いらっしゃいませ、患者さま。   ★★★☆☆   (2005年)

監督:原 隆仁
主演:渡部篤郎、原 沙知絵、大友康平、石橋蓮司、渡辺えり子、石橋蓮司、石原良純、松重 豊、津田寛治、板谷由夏、小日向文世、田山涼成、木下ほうか

経営難でヤクザに脅されてる病院に、患者として担ぎ込まれたのは風俗業界のカリスマで、ひょんなことから倒産寸前の病院の立て直しに力を貸すことに..................ってなナンセンス・コメディ?!

ナースの指名制度に、口移しでのバリュウムサービス、同伴の人間ドック...............そんな、ちょっとふざけたサービスを始めると、ちょっと評判になり............って、アホなって思いつつも、ちょっといいかも(笑)

病院という、ちょっとお堅い世界に、サービス業という考えを当てはめたところは、話のネタとしては、なかなかユニークやし、着想としては悪くなかったね。

ただ.......................やっぱりくだらんよなぁって思いつつ、ヒロイン役の原くんの素敵な笑顔に癒されてみたりして................なんて!?(笑)

2018年6月 4日 (月)

『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、ちょっと古い80年の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場で公開されることはなかったものの、実は、ゴールデン・グローブで脚本賞ってのを受賞してて、ドラマ部門の作品賞にもノミネートされ、助演男優賞でもノミネートを受けたらしいんよ。

そんな作品を作った監督のウィリアム・ピーター・ブラッティってひとは、『エクソシスト』の製作、源作、脚本を作ったひとで、意外と本国アメリカでは、人気になってたのかも。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン / The Ninth Configuration   ★★★☆☆   (1980年)

監督:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
出演:ステイシー・キーチ、スコット・ウィルソン、ジェイソン・ミラー、エド・フランダース、ネヴィル・ブランド、ロバート・ロジア、ジョー・スピネル、トム・アトキンス、リチャード・リンチ、アレハンドロ・レイ、モーゼス・ガン

心を病んだベトナム帰還兵や発射直前に発狂した宇宙飛行士を収容し、その原因を調査する施設にやって来たひとりの精神科医は、患者たちに治療を施すのだが....................ってな、サスペンス調ドラマ?!

ちょっと気のふれた人々と、そんな彼らに何とか救いの道を探しだそうとする医者、しかし心の闇は意外なところに...............ってなことで、なかなか歯ごたえのある話やったよ。

心の傷を丁寧に描きながらも、最後に描かれた“光”ってのが、なんとなく印象的やったかな。それにしても、この邦題を見てると、なんやモンゴリアン・チョップを思い出してもうたよ.....................人の名前くらいはちゃんと訳せってね(笑)

2018年6月 3日 (日)

『孤狼の血』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともと前評判がすごく良くて、気にはなってたんやけど、聞くところによると、早々に続編の製作が決定したらしいね。

どうやら、かつて絶大なる人気を誇った“仁義なき戦い”ってヤクザ映画へのオマージュを込めた小説が元ネタになってるらしく、あえてこの時代に、暴力団の抗争を真正面から描く映画を作るってところに、気概を感じたりして。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

孤狼の血   ★★★★☆   (2017年)

監督:白石和彌
出演:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、駿河太郎、勝矢、嶋田久作、江口洋介、石橋蓮司、ピエール瀧、竹野内 豊、伊吹吾郎、矢島健一、阿部純子、中村倫也、井上 肇、町田マリー、中村獅童、MEGUMI、岩永ジョーイ、瀧川英次、野中隆光、沖原一生

広島の地方都市を舞台に、地場のヤクザと他所から来た新興ヤクザの対立がハゲしくなるなか、配属されたばかりの若い刑事は、ベテランの“まる暴”の刑事の相方として、行方不明となった闇金融の会計係の行方を調べることに...............ってな、犯罪ドラマ?!

一触即発の状況のなか、組同士の“戦争”を回避すべく立ち回るベテラン刑事のやり方に、相方としてついて回りながら、疑問を感じるのだが.........ってことで、ドロドロの裏社会の抗争と、間でもまれる警察の関係をってとこなんかな。

いやぁ~、なんといっても役所さん、違法捜査を繰り返す、ヤクザ以上にヤクザらしいまる暴のデカって役を、人間臭く演じてるんやけど、ホンマに見事やわ。

キャスティングでいうと、少ない出番で見事に空回りしてる中村くんは論外として、ちょっと江口くんと竹野内くんのヤクザっぷりが中途半端やったかな(苦笑)

かなりキワどい描写があったりで、R15になるだけのエグさはありつつも、裏社会の攻防を泥臭く描いたドラマは、久々に見ごたえのあるヤクザもの映画に仕上がってて、個人的には満足のデキやったよ?!

2018年6月 2日 (土)

『ホテル・ルワンダ』

今日は、ちょっと今さらな感じもあるけど、アフリカの民族紛争を題材にしたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、主演のドン・チードルがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたり、共演のソフィー・オコネドーが助演女優賞のノミネートされたりで、かなり評価されたんよね。

ドン・チードルって俳優さんは、90年代にデンゼル・ワシントンが主演した『青いドレスの女』って作品に出演して、その演技が認められて全米批評家協会賞の助演男優賞を受賞したりしたんやけど、そんな彼の名前を一躍有名にしたのは、この作品なんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ホテル・ルワンダ / Hotel Rwanda   ★★★☆☆   (2004年)

監督:テリー・ジョージ
出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、デズモンド・デュベ、ジャン・レノ、デヴィッド・オハラ、カーラ・セイモア、トニー・キゴロギ、ハキーム・ケイ=カジーム

90年代なかばに起こった、アフリカのルワンダでの民族間の内戦で、多くの命を救ったホテルマンの実話に基づいた、戦争ドラマ?!

国を二分するツチ族とフツ族、ただグループの違いだけで、隣近所も容赦なく繰り広げられる虐殺のなかで、家族を守り、そして千人を超える命を救った、ひとりのホテル支配人の生き残りを掛けた苦闘を描くってね。

アフリカの“シンドラー”という宣伝文句やったけど、比べるとより家族を中心にしてるせいか、同じような内容を想定してると、ちょっと違和感があって、今ひとつ物語としての感動はなかったかも。

ただ、歴史における事実として、罪のない人々が無残に命を奪われていくのを、残りの世界は見殺しにしたのであり、その現実について考えると、なんとも胸が苦しくなってまうよね。

争いのない平和な世の中、それを平気で口にしながらも、豊かさや宗教も関係なく、こうしてただ争いあうということが、なんとも哀しすぎるんよ?!

2018年6月 1日 (金)

『ビジランテ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

もう、あまり日本映画でどんな賞を獲ってるかなんてことを論じても、意味はないなぁって思いつつも、ちなみに、この作品は日本映画プロフェッショナル大賞ってのの年間第5位に選ばれてるらしい(笑)

監督さん自らが脚本を書いてるところをみると、特に原作があるわけではなく、オリジナルなドラマってことなんやろかね。

監督をしてる入江くんといえば、“サイタマノラッパー”シリーズが個人的に大好きで、それを作ったひとってことで注目はしてるんやけど、すっかりメジャー監督になってからは、ちょっと違和感を感じなくもないんよなぁ。

なんてことを思いつつ、作品の感想は............................?!

ビジランテ   ★★★☆☆   (2017年)

監督:入江 悠
出演:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、菅田 俊、嶋田久作、篠田麻里子、間宮夕貴、吉村界人、般若、岡村いずみ、坂田 聡、浅田結梨、宇田あんり、市山京香

地元の名士だった父親が亡くなり、市議会議員をする次男と、デリヘル店で、雇われ店長をしている三男の前に、子供の頃に自分たちを置いて家を出て行った長男が現れ、父親の遺した土地を自分が相続すると宣言するのだが....................ってなドラマ?!

暴力的な父親によって離れ離れになった兄弟の、年月を経ての再会と、過去から続く因縁を描くってところなんかな。

憎むべき父親が残した土地という遺産をめぐり、交錯するそれぞれの思惑をってことで、キャスト的には、ちょっとキレぎみの大森くんや、少しヤンチャな桐谷くんと、悪くない面子やったね。

ドラマとしては、やるせない刹那のようなものを感じることはできるものの、なぜそういう行動をするのかって部分がイマイチ伝わってこないもんやから、それほど深く響くものがなかったんよなぁ。

見た目は、なんとなく雰囲気のあるドラマになってるものの、なんか少しスカスカな感じのする、ちょっと惜しいデキやったようで?!

« 2018年5月 | トップページ