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2018年7月

2018年7月21日 (土)

『ノクターナル・アニマルズ』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるトム・フォードってひとは、ファッション・デザイナーとして有名らしく、イヴ・サンローランやグッチのクリエイティブ・ダイレクターを務めたことがあるらしいんよね。

デビュー作となったコリン・ファース主演の『シングルマン』って作品では、ヴェネチア映画祭や英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞したりして、かなり評価されたんやけど、この作品もヴェネチア映画祭で審査員大賞なるものを受賞し、アカデミー賞でマイケル・シャノンが助演男優賞にノミネートされたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

ノクターナル・アニマルズ / Nocturnal Animals   ★★★☆☆   (2016年)

監督:トム・フォード
出演:エイミー・アダムス、ジェイク・ギレンホール、マイケル・シャノン、アイラ・フィッシャー、アーミー・ハマー、アーロン・テイラー=ジョンソン、ローラ・リニー、マイケル・シーン、アンドレア・ライズブロー、カール・グルスマン、エリー・バンバー、ゾウイ・アシュトン、ジェナ・マローン、ニール・ジャクソン

アートの世界でディーラーとして成功を手にしたものの、夫とはすれ違いで、満たされない日々を過ごしていた時に、別れた元夫から、自分に捧げる小説が届くのだが....................ってなミステリー?!

小説に描かれていたのは、最愛の妻娘を殺された男の復讐の物語だったが................ってなことで、現実と虚構の世界を並列して描くって感じかな。

オープニングからの独特な映像世界ってのは、いかにも監督さんらしさが出てて、細かな映像の切り取り方も含めて、すごく個性的やったね。

キャスティングも、いつもながらのマイケル・シャノンの毒のある演技に、ジェイクくんが絡むあたり、かなり贅沢な感じやったよ。

作品全体としては、個人的には、もうひとつ煮え切らないところが物足りなかったんやけど、監督さんの個性が前面に出てるってtころでは、悪い作品ではないのかもね?!

2018年7月20日 (金)

『探偵はBARにいる3』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、『探偵はBARにいる』『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』に続く、シリーズ第3弾になるんやけど、今回は、これまで監督をしてた橋本 一から、主にテレビ畑で活躍してた吉田照幸ってひとに変更になったみたいなんよね。

これまでのシリーズは、正直、そこまでハマってないんやけど、劇場で公開されてたときの評判がスコブル良くて、シリーズ最高傑作なんてコメントもチラホラとあったもんやから、ちょっと期待してたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

探偵はBARにいる3   ★★★☆☆   (2017年)

監督:吉田照幸
出演:大泉 洋、松田龍平、北川景子、リリー・フランキー、田口トモロヲ、鈴木砂羽、松重 豊、野間口 徹、安藤玉恵、志尊 淳、前田敦子、マギー、坂田 聡、篠井英介

ススキノで探偵をしている男は、相棒の後輩の依頼で、連絡の取れない彼女を探して欲しいと頼まれ、簡単に片付くと思い、軽い気持ちで捜索を開始したのだが...............ってなサスペンス?!

行方不明の彼女の裏に、暴力団の影がちらつき、気がつくと大きな事件に巻き込まれ..............ってことで、お馴染みの凸凹コンビが大暴れして、難事件の解決に挑むってね。

さすがにシリーズ3作目になると、大泉くんと“松田家の長男坊”のコンビも、安定の域に達してて、観てて心地よい掛け合いやったね。

出てくる脇役も、お馴染みのキャラもいて、悪くないんやけど、初参戦の前田くんは、わざとキャラを大げさに作ってるのかもしれんど、個人的に非常にイラついた(苦笑)

ストーリー的には、それなりにヒネリを加えてあったりで、どこかユル~いノリを活かしつつ、楽しませてくれたんやけど、まぁ、総合的にみると、ボチボチってとこやったかなぁ?!

2018年7月19日 (木)

『プルートで朝食を』

今日は、アイルランドとイギリスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アメリカのゴールデングローブ賞で、主演のキリアン・マーフィーが賞にノミネートされたり、ベルリン国際映画祭でもノミネートを受けたりと、劇場で公開されたときは、なかなか評判やったんよね。

主演のキリアン・マーフィーは、この作品の頃は駆け出しやったとはいえ、リーアム・ニーソンを相手に主役を張るってところで、なかなかやったね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

プルートで朝食を / Breakfast On Pluto   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ニール・ジョーダン
出演:キリアン・マーフィー、リーアム・ニーソン、ルース・ネッガ、ローレンス・キンラン、スティーヴン・レイ、イアン・ハート、ブレンダン・グリーソン、ブライアン・フェリー、シャーリーン・マッケンナ、ギャヴィン・フライデー、ルース・マッケイブ

生まれてすぐ教会の前に捨てられ、里親に育てられた“彼”は、幼い頃から心は女だった。そんな主人公の母親捜しを軸に、60年代から70年代と、時代のなかでもがきながら生きる人間模様を描く、コメディ・タッチの人間ドラマ?!

こういう作品ってのは、設定が少し特殊だけに、話の流れが気になるところやけど、女装したキリアンくんの“キモ・かわいい(?!)”姿が、なかなかインパクト抜群の作品やったね(笑)

サッチャーのような典型的なイギリス女に、なんて言いながらビシッと化粧をきめる当たりが、細かいながらも、おもろい!

IRAのテロなど時代に翻弄されながらも、親の愛情への憧れを胸に、前に進んでいくってなことで、個性的であるがゆえに、ほどよくズレた笑いは、思わず観る側をくすりと微笑ますんやなぁ。

それほどベタ褒めするような作品ではないものの、音楽の使い方も出すぎず、引きすぎずで、全体としてもうまくまとまってるかな?!

2018年7月18日 (水)

『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』

今日は、チェコ、イギリス、アメリカの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるニキ・カーロってひとは、ニュージーランド出身の女性監督なんやけど、初期の『くじらの島の少女』って作品が大好きで、その後の作品も追いかけてるんやけど、期待値が高すぎるのか、もうちょいな感じなんよなぁ。

まぁ、シャーリーズ・セロンが熱演してた『スタンドアップ』あたりは、悪い作品ではなかったんやけど、『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』は、少しスベりぎみやったからね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命 / The Zookeeper's Wife   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ニキ・カーロ
出演:ジェシカ・チャステイン、ヨハン・ヘルデンベルグ、ダニエル・ブリュール、ゴラン・コスティッチ、マイケル・マケルハットン、イド・ゴールドバーグ、ティモシー・ラドフォード、シーラ・ハス

ポーランドのワルシャワで動物園を営んでいた夫婦だったが、ナチスの侵攻により、空爆を受け、動物園を接収されてしまうのだが.............ってな実話に基づいたドラマ?!

ユダヤ人はゲットーに入れられ、迫害される友人たちを見捨てることができず、ドイツ軍の目を欺いて、動物園でユダヤ人を匿おうとするのだが.............ってなことで、ナチスに抵抗して、多くの命を救った夫婦の話なんよ。

占領されて、自分たちの身も安全とは言えないなか、迫害された人たちを救うってことは、簡単にはできないことやし、話としては感動的なんやけど、映画としての盛り上がりでは、ちょっと物足りなかったかな。

主役のジェシカくんは、演技力は認められてるところではあるんやけど、どうも役を作り過ぎてる感がありすぎて、すんなりと入ってこないんよなぁ(苦笑)

こうした勇気ある行動によって、いくつもの命が救われ、そこからまた新たな命が生まれって考えると、単純に何人を救ったってことだけやない、素晴らしいことなんやけど、作品としては、もう一息やったなぁ...........?!

それにしても、あまりにも“どストレート”な邦題に、ちょっと戸惑ってもうた(笑)

2018年7月17日 (火)

『富美子の足』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、谷崎潤一郎の短編小説を、若手の監督さんが映像化するっていう企画“TANIZAKI TRIBUTE”ってののひとつとして、作られたものらしいんよ。

監督をしてるウエダアツシっていうひとは、長編デビューとなった『リュウグウノツカイ』ってので注目されたひとで、若手を起用した『桜ノ雨』や、小芝風花が主演した『天使のいる図書館』といった作品を作ってるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

富美子の足   ★★★☆☆   (2018年)

監督:ウエダアツシ
出演:片山萌美、でんでん、淵上泰史、山田真歩、武田令子、福山翔太、田村泰二郎

男たちが自分の足に異常に惹かれることにコンプレックスを抱いて生きてきた女は、遺産をすべてもらうという条件で、彼女の足に執着する男の身の回りの世話をするのだが..............ってなドラマ?!

彼女の足に夢中の男は、甥に彼女の足をそっくり再現したフィギュアを作るよう命じるのだが...............ってなことで、足に執着するふたりの男と、彼らの異常な行動に耐える女のアブノーマルな関係をってとこなんかな。

いやぁ、テーマがテーマだけに、ちょっとオカシイんと違うかってツッコむような世界が繰り広げられるんやけど、そのなかで、でんでんと淵上くん、かなりイってもうてるよ(笑)

フェティシズムのディープな世界を形にすると、こうなるんやろうけど、あまりにも深すぎたかも................?!

2018年7月16日 (月)

『チャック~“ロッキー”になった男~』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

シルヴェスター・スタローンの作ったロッキーってキャラクターには、実はモデルになってるひとがいて、ロッキーと同じように、借金の取り立てとかやってたらしいんよね。

そんな話を監督してるのは、カナダ人の監督さんで、『ぼくたちのムッシュ・ラザール』『グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~』といった佳作を作ったひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

チャック~“ロッキー”になった男~ / The Bleeder   ★★★☆☆   (2016年)

監督:フィリップ・ファラルドー
出演:リーヴ・シュレイバー、エリザベス・モス、ロン・パールマン、ナオミ・ワッツ、マイケル・ラパポート、プーチ・ホール、ジム・ガフィガン、モーガン・スペクター、ウィリアム・ヒル、ジェイソン・ジョーンズ

ニュージャージーのヘビー級チャンピオンになった男は、モハメド・アリのタイトル防衛戦の相手に指名され、戦うことになったのだが...............ってな、実話に基づくドラマ?!

圧倒的に不利と見られた試合で、モハメド・アリからダウンを奪い、最終ラウンドでTKOを負けした男は、地元で人気となり、そして、スタローンの作った“ロッキー”のモデルになったと知って、喜ぶのだが.............ってことで、ひとりの男の人生の浮き沈みをってね。

実際にロッキーにモデルがいたってのは、この作品で初めて知ったし、その人の波乱の人生ってのも、ちょっと興味をそそられるものがあったかな。

こうやって作品になるぐらいには、ドラマチック(?)な話ではあるんやけど、どこか予想できるところで、熱い感動を期待してしまうと、ちょっと違うのかもね?!

しかし、これを“チャンプ”って邦題にして売ろうとする姿勢は、正直どうなんやろうって思うんやけど.........(苦笑)

2018年7月15日 (日)

『ダンガル』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、インド映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実際に自分の娘たちをレスリング選手にして、育て上げた男がいて、そんな彼と娘の半生をベースにしながら、脚色してドラマに仕立ててるらしいんよ。

主演のアーミル・カーンといえば、『PK ピーケイ』『きっと、うまくいく』なんかの作品で、日本でも知られてるけど、今作は、みずから製作にも乗り出して、作り上げたってところで、かなりの思い入れがあるんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ダンガル / Dangal   ★★★★☆   (2016年)

監督:ニテーシュ・ティワーリ
出演:アーミル・カーン、ザイラー・ワシーム、スハーニー・バトナーガル、ファーティマー・サナー・シャイク、サニャー・マルホートラ、アパルシャクティ・クラーナー、サークシー・タンワル

レスリング選手として一流でありながら、生活のことや、政府から助成金を得られたかったことで、国際大会で金メダルを獲るという夢を断念した男は、息子を作って、自分の夢を託そうと思うのだが...............ってなドラマ?!

息子の誕生を切望するも、生まれてくるのが娘ばかりで、夢を諦めようとしていたが、ふたりの娘に才能があることに気づき、彼女たちを一流のレスリング選手にすべく、猛特訓を開始するが........ってことで、なかなかドラマチックな話なんよ。

周りから白い目で見られても、自分の信念を曲げずに、突き進む男と、そんな父親に時に反発しながらも、頑張る娘たち、“インドの伊調姉妹”か“アニマル浜口と娘”の関係かってくらい、熱かった(笑)

娘たちのために逆境にもめげずに、必死になる父親の姿や、複雑な気持ちをかかえながらも、そんな父親をリスペクトする娘との、レスリングを通した父娘の絆ってのが、なんとも清々しくて、思わず涙してもうたよ?!

2018年7月14日 (土)

『unknown アンノウン』

今日は、ちょっと前の作品でサスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さん、これが長編映画デビュー作やったんやけど、もともとは音楽ビデオの監督をやってて、エンリケ・イグレシアスの作品を多く手がけてたらしい。

ちょっと前の作品の出演者を見てると、意外と今、脇役とかで活躍してるひとがいたりで、おやって思うんやけど、この作品なんかも、バリーくんやジェレミーくん、ピーターくんなんかも出てたりして、まさにその類やね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

unknown アンノウン / Unknown   ★★★☆☆   (2006年)

監督:サイモン・ブランド
出演:ジェームズ・カヴィーゼル、グレッグ・キニア、ブリジット・モイナハン、バリー・ペッパー、ジェレミー・シスト、ピーター・ストーメア、ウィルマー・カルデロン

密室のなかで、記憶喪失のまま目覚めた5人の男達。そのうち2人が人質で3人が誘拐犯だと知るが...................ってなクライム・サスペンス?!

自分が誰なのかも分からず、誰が味方で誰が敵かも分からない、徐々に回復する記憶を探りながら、繰り広げられる駆け引き、なかなかの設定やったね。

役者陣の顔ぶれも悪くなくて、特にバリーくんは、いい演技をしてて、脇役ながら、さりげなく存在感があって、ちょっとお気に入り。

話全体としては、混乱と緊迫感が十分に出てて、それほど悪くなく、思った以上に楽しめたかな............まぁ、後半は展開が読めるんやけど、最後に仕掛けが..............でも、そこがちょっと安っぽかったりして。

結局のところ、女のしたたかさに踊らされてる愚かな男ってなところが、同じ男としては、あまりにも情けなさすぎるんやけどねぇ.................仕方ないか、男やから!(笑)

2018年7月13日 (金)

『勝手にふるえてろ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、綿矢りさって作家の小説らしいんやけど、綿矢くんといえば、高校生のときの最初の小説で文学賞を受賞し、大学生のときに最年少記録を塗り替えて芥川賞を受賞して話題になったんよね。

主役を演じてる松岡茉優って女優さん、NHKの朝ドラなんかにも出てたことがあったりで、それなりに認知されてるんやとは思うんやけど、実は初期の出演作の頃から、妙に存在感があって、個人的にずっと追いかけて出演作を鑑賞してるんよ。

劇場で公開されてる頃には、彼女の演技を絶賛するコメントが数多くあったので、かなり期待して鑑賞した作品の感想は...............................?!

勝手にふるえてろ   ★★★★☆   (2017年)

監督:大九明子
出演:松岡茉優、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈、趣里、前野朋哉、古館寛治、片桐はいり、池田鉄洋、稲川実代子、柳 俊太郎、山野 海、梶原ひかり

花火を扱う会社の経理として働く女の子は、中学の時にクラスにいた男の子のことを、今でもずっと好きでいて、他の恋愛はしてこなかったのだが、そんな彼女と付き合いたいという会社の同期が現れて...........ってな、恋愛べたな女の子の恋を描いた恋愛ドラマ?!

ずっと心に温めている好きな相手との恋愛に固執するか、それとも、自分と付き合いたいといってくる男と付き合うか、迷いながらも、彼女なりの決断をするのだが..........ってなことで、いやぁ、主役の松岡くん、様さまだったね。

原作は知らないんで、比べてどうなのかは分からないんやけど、絶滅危惧種をこよなく愛し、アンモナイトを購入するような、ちょっと変わった女の子ってのを、見事なまでに魅力的なキャラとして演じてるんよなぁ。

なんかね、妄想や思い込み、屈折した恋愛感情など、主人公の不器用な恋愛模様の行く先に、気がついたら、ぐいぐいと引き込まれてもうたよ。

他の女優さんでってことが考えにくいくらい、松岡くんの女優としての素材を活かした、いい映画やったんと違うかな?!

2018年7月12日 (木)

『シンクロナイズドモンスター』

今日は、コメディ調のファンタジーものをひとつ、ご紹介♪

この作品、別のをレンタルしたときに予告にあって、アン・ハサウェイが主演かぁって思いつつ眺めてたら、なんかお茶目な感じで、妙に気になってもうたんよね。

製作スタッフを見てみると、アン・ハサウェイが製作総指揮の面々のひとりとして、名前を連ねてるところを見ると、かなりノリノリで企画に乗っかってたっぽいな(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

シンクロナイズドモンスター / Colossal   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ナチョ・ビガロンド
出演:アン・ハサウェイ、ジェイソン・サダイキス、ダン・スティーヴンス、ティム・ブレイク・ネルソン、オースティン・ストウェル、クリスティン・リー

失業して、仕事も探さずに、友人たちと飲み歩いていたことで、同棲中の彼に三行半を突き付けられ、故郷に戻って来た女は、韓国のソウルに出現した怪獣のニュースに驚きながらも、あることに気づき............ってなコメディ調のSFもの?!

アメリカの田舎町にある公園の砂場とソウルの中心部に現れる怪獣、それがなぜかシンクロして.............ってなことで、話のネタとしては、かなり意表をつく感じやったよ(笑)

飲んだくれて砂場を歩くと、ソウルでは怪獣が同じように動いてビルをなぎ倒して、人々を踏みつける、そんな話の主人公をオスカー女優が喜々として演じるってところが、なかなか楽しいよね。

そんな話のとっかかりのインパクトから、ちょっと途中からグタグタになってしまったのが、なんか残念やったかなぁ。

話に深みを(?)ってところで、いろいろとネタを散りばめってのは分からんでもないけど、どうせならB級ノリで突っ走ってもらったほうがって思わんでもないし、出だしの勢いが最後まで続かないところが、この作品の限界やったのかも?!

2018年7月11日 (水)

『ダークタワー』

今日は、SFファンタジーものをひとつ、ご紹介♪

この作品、原作を書いてるのが、モダン・ホラーの開拓者といわれるスティーヴン・キングで、原作はシリーズになってて、7冊も本が出てるんやって。

監督のニコライ・アーセルってひとは、デンマークの出身で、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』を撮ったひとで、他には特捜部Qシリーズで脚本を書いてるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ダークタワー / The Dark Tower   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ニコライ・アーセル
出演:トム・テイラー、イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー、ジャッキー・アール・ヘイリー、フラン・クランツ、クローディア・キム、マイケル・バルビエリ、エヴァ・カミンスキー、キャサリン・ウィニック、ニコラス・ハミルトン

夢で見たイメージなかで、邪悪な集団によって攻撃を受けるという光景を何度も目にし、少年は、それが夢ではないことを絵にして訴えるが、親を含めた周囲は、父親の死がキッカケで心を病んでいると思い込み、彼を施設に入れようとするが..........................ってなSFアクション?!

いくつかの世界を邪悪な者から守るためにある塔、それを破壊して、世界を征服しようとする男と、そんな男に父親を殺されて、復讐に燃える男、そして別の世界にいる彼らの戦いを夢で見た特別な能力を持つ少年、世界を守ることはできるのか.........................ってなことで、善悪のハゲしい攻防をってな感じかな。

マコノヒーくんの、ふてぶてしい悪役ぶりや、イドリスくんの哀愁を帯びたガンマンぶりってのが、なかなかいい雰囲気を作ってて、さすがわスティーヴン・キングと思わせるストーリー展開で楽しめるんやけど、細かい演出で、なんで忍者風かなぁとか、ちょっと個人的に違和感があったのが惜しかったね。

原作はシリーズものなのか、ひょっとしたら続編なんてことも考えてるのかもしれないけど、もしあれば、観てみてもっていうレベルでは、あったかな?!

2018年7月10日 (火)

『LOVEHOTELS -ラブホテルズ-』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる村松くんは、もともとは俳優やモデルをやってたらしいんやけど、この作品で劇場映画監督としてデビューってことやったらしい。

最近では、プロジェクションマッピングでの演出をやったりしてるらしく、どちらかというと、そっちがメインになってるのかもね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

LOVEHOTELS -ラブホテルズ-   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:村松亮太郎
出演:原田佳奈、片山けい、三浦敦子、サエコ、高橋一生、榎木孝明、木下ほうか、田村圭生、嶋田達樹、佐藤祐基、鈴木美生、マイケル富岡

ラブホテルを舞台に描かれる4つの恋愛模様。ひとりぼっちになることが不安で二股する女、妻子ある男を愛してしまい、ひたすら彼を待つ女、肉体だけの関係を続けながらも愛されたいと願う女、そして父親の後を継いでラブホテルの経営し、育った環境のために愛を信じられない女、それぞれの恋愛観を描くってね?!

4話のうち3つはシリアスにドロドロの恋愛ドラマが繰り広げられ、最後がコメディ調で、監督さんもいろんな演出を試したかったんやろうけど、なんやまとまりのない構成やった。

しかも、お世辞にもうまいとは言えない演技もあったりで、観ててかなり疲れてもうたよ。特に最後のエピソードは、主役の“見事な”演技のせいか、完全にアイドル映画みたいになってて、終わりよければ..........なんてのとは真逆で、かなりシラケてもうた。

ラブホテルというシチュエーションを使って、どこか切ないラブストーリーを作り出そうというアイデアは悪くないんやど、なんとも中途半端やったねぇ.......?!(苦笑)

2018年7月 9日 (月)

『トラウマ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、すでにブリジット・ジョーンズのシリーズ2作目も作られてる頃で、コリン・ファース的には黒歴史になってるのかもしれんけど、個人的には嫌いやないんよなぁ(笑)

監督さんは、ホラー系の作品を得意としてる(?)みたいなんやけど、残念ながら、これまでのキャリアで目立ったものはないかな。

というわけで、そんな誰も気にしないようなマイナーな作品やけど、とりあえず感想は....................?!

トラウマ / Trauma   ★★★☆☆   (2004年)

監督:マーク・エヴァンス
出演:コリン・ファース、ミーナ・スヴァーリ、ナオミ・ハリス、ケネス・クラナム、トミー・フラナガン、ショーン・ハリス、ドロシー・ダフィー、コーネリアス・ブース、ジャスティン・エドワード

交通事故で妻を失った男だったが、しかし彼はその時の記憶を失い、同時期に起こった殺人事件の容疑をかけられ、動揺するのだが..................ってな、サスペンス・スリラー?!

自らの心の闇に怯え、やがて真実を見失っていく男の姿ってのを、さすがの演技ってやつで、コリンくんが熱演してるんやけど、精神的に病んでしまい、心のバランスが取れなくなる様ってのを、絶妙に表現してた。

今や、セクハラ問題もあって、共演者としても迷惑してる(?)かもしれんけど、ヒロインを演じてるミーナくんが、どこか無垢な美しさっての出してて、あの『アメリカン・ビューティー』の時を彷彿とさせるんよね。

アリやらクモやらで、ちょっと個人的には苦手の部類の“エグさ”にひきつつ、この手の作品としては上出来なデキやないかなぁって思ったりして?!

2018年7月 8日 (日)

『RIZE〈ライズ〉』

今日は、ドキュメンタリーものをひとつ、ご紹介♪

この作品、クランプ・ダンスってのを取り上げてるんやけど、これが上映されて、日本でもクランプ・ダンスってのが流行したらしいんよ(もちろん、実際のダンスは、ハゲおやじには無縁の世界ではあるんやけど...............)

監督のデヴィッド・ラシャペルってひとは、エルトン・ジョンやジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズ、ノラ・ジョーンズ、ジョス・ストーンといった、数々のミュージシャンのミュージックビデオを手掛けてたりしてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

RIZE〈ライズ〉 / Rize   ★★★★   (2005年)

監督:デヴィッド・ラシャペル
出演:トミー・ザ・クラウン、セザール・ウィリス、クリストファー・トラー、ミス・プリッシー、ドラゴン、ラリー・ベリー、ケヴィン・スコット・リチャードソン

アメリカ、ロサンゼルスの貧民街サウスセントラルで、ギャングのハゲしい抗争が続く中、ひとりの男が始めた“踊る”ピエロは次第に広がり、ダンスを通して人々が希望をもつようになった.................そんな様子を描いた白熱のドキュメンタリー?!

激しく手足や腰を振りながら、歓びや悲しみ、苦しみや怒りをダンスで表現する若者たち、そんな彼らの姿からは、決して悪の道には踏み入れないという強い意志と、自分に対する信念、そしてとてつもない力を感じるんよ。

ダンスバトルで夢中になって踊る若者たちの姿は、置かれた現状と、それに負けない決意がほとばしってて、胸を熱くするんよなぁ。

厳しく、無常な現実のなかで、子供から大人まで、激しく人生のステップを刻んでいく、そんな熱すぎる映像に、ただ、拍手するしかなかったな!?

2018年7月 7日 (土)

『太陽』

今日は、ロシア人監督による昭和天皇を描いた作品をひとつ、ご紹介♪

アレクサンドル・ソクーロフって監督さん、ロシアでは有名で、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞したり、カンヌ映画祭では、よくパルム・ドールにノミネートされたりしてるんよね。

この作品は、歴史上の人物を描くシリーズのひとつとして作られたものらしく、ヒトラー、レーニンときて、3人目が日本の昭和天皇やったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

太陽 / The Sun   ★★★☆☆   (2005年)

監督:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:イッセー尾形、桃井かおり、ロバート・ドーソン、佐野史郎、つじしんめい、六平直政、品川 徹、西沢利明

終戦直前からその後、神から人間となったひとりの男を描いたドラマ?!

この作品、なによりもまず、主演のイッセー尾形の役作りに感心してもうたね。どことなく雰囲気のある姿から、実際は分からないものの本人を彷彿とさせる身のこなし、口癖として発せられる「あっ、そう」の短い言葉が、言葉以上に人物を語るんやなぁ。

軍部の圧力と、現実の戦況への憂い、そんな板ばさみの中で苦しみながら、時に無邪気な子供のような仕草をする、そんなギャップが当時を連想させるんかな?!

ロシア人監督らしく、多少、大袈裟に日本人を描いてるってところはご愛嬌かな(苦笑)

それにしても、20世紀のこの国を動かした人物でありながら、外国映画として作品となるところが少し悲しいね。ドイツにヒトラー映画があっても、日本に天皇家映画はないってね。

願わくば、自らの手で歴史を記して欲しいもんやなぁ!?

2018年7月 6日 (金)

『ミックス。』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、脚本を書いてるのが古沢良太ってひとで、三丁目の夕日のシリーズや、探偵はBARにいるのシリーズとか、いろいろと脚本を手掛けてて、かなり注目されてるひとの、オリジナルものってことで、話題になってたらしい。

最近の日本の卓球界は、若手で世界の頂点を争えるような人材が出てきて、東京オリンピックも徐々に迫ってるってことも影響としてはあるんやろうけど、かなり盛り上がってきてて、このタイミングで、そんな卓球をネタにした映画ってことで、いい狙いやったかも。

というわけで、そんな作品の感想は................................?!

ミックス。   ★★★☆☆   (2017年)

監督:石川淳一
出演:新垣結衣、瑛太、広末涼子、、田中美佐子、遠藤憲一、小日向文世、瀬戸康史、佐野勇斗、永野芽郁、蒼井 優、森崎博之、山口紗弥加、中村アン、真木よう子、佐野ひなこ

かつては天才卓球少女として卓球漬けの生活を送っていたが、鬼コーチだった母親の死をキッカケに卓球をやめてしまい、普通に会社勤めをしていた女は、会社の卓球部に選手として入ってきた男と恋人となるも、二股をかけられたことで、会社を辞めて実家に戻るのだが..............................ってなコメディ調のドラマ?!

親が営んでいた卓球クラブでコーチをすることになるが、そこにはワケありの面々が集まっていて、そんな彼らと大会に出場するのだが…..........................ってなことで、スポ根コメディってとこなんかな。

キャスティングとしては、新垣くんの程よいクダケ具合と、イケメンを掛け合わせってところで、それなりに悪くない雰囲気には、なってたね。

肝心の卓球のシーンは、CGを駆使して、熱い戦いをってところなんやけど、それなりに仕上がってたものの、やっぱりオーバーリアクションなところで、ちょっと失笑してもうたよ(苦笑)

軽いタッチで、笑いと感動を狙ってって感じの作品なんで、細かいところでリアリティも必要ないし、むしろ勢いがあればってところでは、悪くないデキやったのかもしれんね?!

2018年7月 5日 (木)

『16ブロック』

今日は、アクションものをひとつ、ご紹介♪

この作品、主役を演じてるブルース・ウィリスくんが、自ら製作にも加わってるってところで、かなり気合が入ってる感じなんかな(笑)

監督をしてるリチャード・ドナーってひとは、ホラー映画としてカルト的人気のある『オーメン』を撮ってて、この作品と同じアクション系でいくと、メル・ギブソンとダニー・グローバーが共演した『リーサル・ウェポン』のシリーズを担当してたひとでもあるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

16ブロック / 16 Blocks   ★★★☆☆   (2006年)

監督:リチャード・ドナー
出演:ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース、ジェナ・スターン、ケイシー・サンダー、デヴィッド・ザヤス、ピーター・マクロビー、シルク・コザート、ブレンダ・プレスリー、パトリック・ギャロウ

飲んだくれの徹夜明けの警官、急遽代役として留置所の男を16ブロック先の裁判所に護送する任務を任されるが、その男に法廷で証言して欲しくない面々がいて...................ってなアクション・ドラマ!?

偶然のめぐり合わせで一緒に逃げることになったふたりの男、やがてその出会いがお互いの生き方を変えるってなことで、ブルース・ウィリスがヨレヨレの刑事を演じてるんやけど、やっぱりここでも“ダイ・ハード”なんやなぁ(笑)

話の筋としては、よくある陰謀ものの展開で、特に目新しいものはなく、それなりに盛り上がるものの、正直、さして感動や興奮はなかったかなぁ。

今やハリウッドの“ハゲ”の大将格となったブルースくんのキリリとした視線に、広い額が、毛は生えなくても、映えるんやなぁ.......................ってところで、なぜか、不覚にも、エンディングに目頭を熱くしてもうた(笑)

期待しないで観てみると、意外と楽しめるかも...........................?!

2018年7月 4日 (水)

『トリスタンとイゾルデ』

今日は、古典の恋愛話をネタにした作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場での公開時は、リドリー・スコットとトニー・スコットの兄弟が、製作総指揮として名前を連ねてるってところで、ちょっと話題になったっけなぁ。

そんなふたりが監督として作品を託したケヴィン・レイノルズくんは、ケヴィン・コスナーが主演した『ウォーターワールド』やガイ・ピアースなんかが出演した『モンテ・クリスト伯』を撮ったひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

トリスタンとイゾルデ / Tristan & Isolde   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ケヴィン・レイノルズ
出演:ジェームズ・フランコ、ソフィア・マイルズ、ルーファス・シーウェル、デヴィッド・パトリック・オハラ、マーク・ストロング、ヘンリー・カヴィル、ロナン・ヴィバート、ブロナー・ギャラガー、ルーシー・ラッセル

イギリスの戦士とアイルランドの王の娘、両国がハゲしく対立する情勢の中で、偶然に知り合った男女の、悲しい恋の物語をってなドラマ?!

この手の古典ものは、退屈になるか、中途半端にアクションが勝って、雰囲気のないものになることが多いものの、これはなかなかの出来やったね。

出だしの戦闘シーンから始まり、やがて悲しい恋の物語へってところで、展開もよく、内容的にも派手すぎず、力強く、そして繊細で、うまくバランスが取れてた。

忠誠心と愛するものへの気持ち、その狭間で苦悩する男、究極の選択やよなぁ(苦笑)

今でこそ“あの人が”ってのはあるけど、公開当時、目だった有名な役者はいないものの、演出から演技、音楽まで、作る側の作品に対する真摯な姿勢を感じる内容やったね。

あと、主役の育ての親役のルーファスくんがいい味出してた。別にハゲに共感したってわけやないんやけど.............................(苦笑)

最初から最後まで、観る側を飽きさせないそのクオリティに、ちょっと拍手したくなったかも!?

2018年7月 3日 (火)

『おじいちゃん、死んじゃったって。』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる森ガキ侑大ってひと、長編映画はこれがデビュー作になるらしいんやけど、もともとソフトバンクの“白戸家”のCMを手掛けたり、CMディレクターとして、かなり注目されてるひとらしいんよ。

脚本を担当してる山崎佐保子ってとも、シナリオライターとして、賞を受賞したりして、話題になってるらしく、そんな若手のクリエーターのコラボ作品ってところで、話題になってるのかな。

個人的には、NHKの朝ドラでも、すっかり“ヘタレ演技”が全国的に知られることになった(?)岡山天音の登場が、くすぐりポイントやったんやけど(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

おじいちゃん、死んじゃったって。   ★★★☆☆   (2017年)

監督:森ガキ侑大
出演:岸井ゆきの、光石 研、岩松 了、美保 純、岡山天音、小野花梨、水野美紀、赤間麻里子、池本啓太、大方斐紗子、松澤 匠、五歩一豊

おじいちゃんが亡くなったという知らせを受けて、集まる親族たち、それぞれに問題を抱えた彼らは、久々に顔を合わせたにもかかわらず、喧嘩をはじめ.................ってなことで、葬式から垣間見る人間ドラマをってね?!

認知症のおばあちゃんを残して亡くなったおじいちゃん、長男と次男は、母親をどうするかなど、互いに不満をもって口論ばかりで、彼らの子どもたちも、それぞれ問題やらを抱え....................ってなことで、こじれた“家族”の関係をってところなんかな。

話しとしては、どこか人生うまくいかない人たちの、少し泥臭い関係を描きながら、彼らの新たな一歩をってところで、それほど深みのあるものではないんやけど、岩松くんや光石くんといったベテランの存在感が活きてて、悪くない仕上がりやったよ。

おじいちゃんの死によってもたらされた、親族のなかの小さな波紋と、そこから広がる“家族”のつながりのドラマは、地味ながらも、どこか心地いい落としどころになってたね?!

2018年7月 2日 (月)

『パーフェクト・リベンジ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞ってので、音楽賞にノミネートされてたらしいんよね..............といいつつ、そこまで音楽のインパクトはなかったような気がするんやけど(笑)

監督をしてるアントニオ・エルナンデスってひとは、日本では、これまでにDVDが数本出てるくらいで、劇場公開された作品はなく、それほど知られてないんやけど、本国では、ゴヤ賞で脚本賞を受賞したりして、それなりにキャリアを積み上げたいひとみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

パーフェクト・リベンジ / Matar El Tiempo   ★★★☆☆   (2015年)

監督:アントニオ・エルナンデス
出演:ベン・テンプル、ヨン・ゴンザレス、フランク・フェイス、エステル・メンデス、アイトール・ルナ、セルヒオ・カバイェロ、アルフォンソ・トレグロサ

出張で2週間スペインに来ていたアメリカ人の男は、ネットの風俗サイトで知った女と関係を持つが、もう一度、会いたいと思い、彼女のサイトにアクセスすると、Webカメラで映し出された彼女の部屋に、怪しい男たちが入って来て.............ってなサスペンスもの?!

明らかに様子がおかしいなか、男たちの隙をみて、彼女から助けて欲しいとメッセージが来て、動揺するのだが..........ってなことで、なかなかよくできたドラマやったよ。

普通の堅物の銀行マンが、思いもよらずに事件に巻き込まれ、助けを求められて、どうするかってなところで、妙にグイグイと引き込まれてまうんよね(笑)

邦題の“完璧な仕返し”ってのが、どうにも意味不明な気がしてならないものの、いかにも低予算な作品ながら、アイデアを凝らして、いいサスペンスに仕上げてた。

まぁ、絶賛するほどでもないんかもしれんけど、チープな邦題から、さして期待してなかっただけに、ちょっと得した気分になったかな?!(笑)

2018年7月 1日 (日)

『否定と肯定』

今日は、イギリスとアメリカの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実際にイギリスで行われた裁判を描いてるんやけど、有名な裁判をネタにしてることもあってか、英国アカデミー賞で英国作品賞にノミネートされたりしたらしいんよ。

監督さんは、かつてケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが共演した『ボディーガード』のひとやってところで...................ちょっと人選を間違えたかなぁって思わないでもないか(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

否定と肯定 / Denial   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ミック・ジャクソン
出演:レイチェル・ワイズ、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、カレン・ピストリアス、アレックス・ジェニングス、ジャック・ロウデン、ハリエット・ウォルター、ジョン・セッションズ、マーク・ゲイティス、ニキ・アムカ=バード

ユダヤ人歴史学者として、ホロコーストについて研究し、大学で教える女性は、自分の著書でホロコーストを否定する学者を非難したところ、名誉棄損の罪で裁判で訴えられてしまい................ってな実話を基にしたドラマ?!

ホロコーストは存在せず、ヒトラーによるユダヤ人抹殺の指示はなかった、そう主張するホロコースト否定論者の歴史学者に訴えられ、結果的に法廷でホロコーストの有無を争うことになった裁判の行方は.........ってことで、法的劇が繰り広げられるんよ。

レイチェルくんにウィルキンソンおじさん、悪役にティモシーおじさんと、演技派の彼らが出てくれば、必然的に、それなりの重厚なドラマにはなるやんね(笑)

ホロコーストは歴史の事実と思ってたんで、こうして否定論者がいることや、その有無をイギリスの法廷で争ったってことに、ちょっと驚きがあったかな。

それなりに役者の演技のおかげで仕上がった作品にはなってるんやけど、ちょっとアッサリな感がぬぐえず、ドラマとしての重厚感や盛り上がりに欠けた気がしたのが、残念やったね?!

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