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2018年9月

2018年9月30日 (日)

『ジャケット』

今日は、ちょっと前のサスペンスものをひとつ、ご紹介♪

監督をしてるジョン・メイブリーってひと、イギリス生まれみたいなんやけど、シンニード・オコナーのヒット曲“Nothing Compares 2 U”のミュージックビデオを撮ったひとみたいで、その時にグラミー賞にノミネートされてて、映画の方ではベルリン国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したりしてるみたいなんよ。

そんなこともあってか、この作品、スティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーの仲良しコンビが、そろって製作に名を連ねてるんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ジャケット / The Jacket   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ジョン・メイブリー
出演:エイドリアン・ブロディ、キーラ・ナイトレイ、クリス・クリストファーソン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ケリー・リンチ、ブラッド・レンフロー、ダニエル・クレイグ、ブレンダン・コイル、マッケンジー・フィリップス、ローラ・マラーノ、ジェイソン・ルイス、スティーヴン・マッキントッシュ

湾岸戦争で負傷し、記憶障害を患う男が、殺人事件に巻き込まれ、施設送りとなる。そこでの治療により、彼は未来を“目撃”するのだが...................ってな、サスペンス調の恋愛映画?!

思い出せない過去と、まぶたの裏に広がる未来の世界、交錯する時間軸のなかで、繰り広げられる、真実を追い求める旅、そしてその行方は、ってなドラマ。

この作品、映像的にも、なかなか技巧を凝らしてて、思ったほど悪いデキではない感じなんやけど、ただ、この手の話にどうしても付きまとうのは、いかにして説得力を持たせるかで、どうしても話に無理が生じるために、ツッコミ入れたくなるんよなぁ(苦笑)

主演のブロディくんの演技も悪くはないんやけど、作品全体のインパクトがもう一息で、まぁ、ヒロインを演じるキーラくんの魅力には、個人的なインパクトは十分あったんやけど...................?!

2018年9月29日 (土)

『ベロニカとの記憶』

今日は、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるリテーシュ・バトラってひとは、インドの出身のひとで、長編デビュー作となった『めぐり逢わせのお弁当』って作品では、本国インドだけやなくて、カンヌ映画祭なんかでも評価されたんよね。

これ以外では、ロバート・レッドフォードが出演した作品の監督をしたり、ジュリア・ロバーツが主演予定の作品があったりで、注目作が続くみたいやな。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ベロニカとの記憶 / The Sense Of An Ending   ★★★☆☆   (2017年)

監督:リテーシュ・バトラ
出演:ジム・ブロードベンド、ハリエット・ウォルター、ミシェル・ドッカリー、シャーロット・ランプリング、エミリー・モーティマー、ビリー・ハウル、フレイア・メイヴァー、ジョー・アルウィン、マシュー・グード、エドワード・ホルクロフト

妻とは別れて、年金生活をしながら、小さな中古カメラ屋を営んでる初老の男は、かつての恋人だった女性の母親の遺言で、若くして自殺した親友の日記を遺贈されたと知り、動揺するのだが...............ってなドラマ?!

突然でてきた親友の日記がキッカケとなり、若き日の思い出がよみがえるのだが、そこには忘れることのできない女性の存在が.............ってなことで、ミステリー仕立てで過去と現在が語られるってね。

かなりほろ苦い記憶と、胸につかえる思い、そんなものを辿りながら、人生を振りかえるって話は、ジムおじさんの抑えた演技で、なかなか渋い仕上がりになってた。

存在自体がミステリアス(?)シャーロットおばさんが、今回も意味深に笑みを浮かべると、不思議と謎が深まって、引き込まれてまうんよな(笑)

わだかまった過去を、ゆっくりと透かしていく、そんな記憶をたどる様は、さりげなくノスタルジックで、シンミリと沁みてくるんよね?!

2018年9月28日 (金)

『リバーズ・エッジ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、岡崎京子ってひとの90年代に連載された人気コミックらしいんやけど、例によって原作はまったく知らないんよね。

行定 勲って監督さんは、どうもこれまで相性が悪くて、この作品もまったく観るつもりはなかったんやけど、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したって聞いて、それならばってことでレンタル屋で手にしてみたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

リバーズ・エッジ   ★★★☆☆   (2017年)

監督:行定 勲
出演:二階堂ふみ、吉沢 亮、上杉柊平、森川 葵、土居志央梨、SUMIRE

学校でイジメにあっている同級生の男子を助けた女の子は、彼から学校の裏の川辺に放置された死体を見せられるのだが.............ってなドラマ?!

同性愛を隠してイジメに耐える男の子、イジメてる子と付き合ってる女の子、死体の存在を知っている摂食障害の女の子、そんな彼らの微妙な関係をってところなんかな。

う~ん、なんだろなぁ、このモヤモヤする感じは...........別に観る前からケナスつもりなワケではないんやけど、行定くんの演出ってのが、どうにも個人的に合わないんやろか(苦笑)

いろいろとリズムを変えて、内面を表現するための手法なんやろうけど、中途半端なインタビューシーンでシラケてしまって、逆になんも伝わらんのよなぁ。

二階堂くんの演技は、ズバ抜けていいんやけど、これでは“二階堂くんのムダ使い”ってやつやわ.........せっかく体張ってるのにね?!

2018年9月27日 (木)

『まともな男』

今日は、ちょっと珍しいところで、スイスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国スイスでは、スイス映画賞ってので最優秀脚本賞を受賞して、作品賞と主演女優賞でノミネートされたらしく、また、チューリッヒ映画祭でもノミネートされたりして、かなり評価されてたらしい。

監督をしてるミヒャ・レヴィンスキーってひとは、これがどうやら長編3作目らしいんやけど、日本で紹介されるのは、どうやらこの作品が初めてみたいやな。

ということで、そんな作品の感想は.............................?!

まともな男 / Nichts Passiert   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ミヒャ・レヴィンスキー
出演:デーヴィット・シュトリーゾフ、アニーナ・ヴァルト、マレン・エッツゲルト、ロッテ・ベッカー

関係の冷え気味の妻と、反抗期の娘を連れて、スキーリゾートに行くことになった男は、成り行きで娘と同じ年頃の上司の娘と一緒に出発するのだが......................ってなドラマ?!

事なかれ主義で生きてきた男だったが、初日の夜に、上司の娘が、現地の知り合いの息子に酔って襲われたと告白し、なんとか上手く解決しようとするのだが、余計に悪い方向に........................ってなことで、どツボにはまっていく様をってね。

お人よしの男が、よかれと思って行動することで、さらに事態が悪化して、取り返しのつかないことにってことで、話としては、それなりにオモシロく作ってるんやけど、ちょっと地味な感じかな。

まぁ、教訓としては、酒は飲んでも飲まれるなってことか.........................なんて?!(苦笑)

2018年9月26日 (水)

『デッドプール2』

今日は、マーベル・コミックのヒーローものの続編をひとつ、ご紹介♪

前作の『デッドプール』で、あまりにも自由すぎるヒーローとして、異彩を放ち、人気となったこともあってか、ちゃっかり(?)第2弾が完成してもうたんやね(笑)

今作でも製作に名前を連ねてるライアン・レイノルズくんが、主役として暴れまわるわけなんやけど、監督がシャーリーズ・セロンが主演した『アトミック・ブロンド』のデヴィッド・リーチに変更になってるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

デッドプール2 / Deadpool 2   ★★★☆☆   (2018年)

監督:デヴィッド・リーチ
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、ジョシュ・ブローリン、ジュリアン・デニソン、T・J・ミラー、ブリアナ・ヒルデブランド、レスリー・アガムズ、ジャック・ケシー、エディ・マーサン、ルイス・タン、忽那汐里、ブラッド・ピット、カラン・ソーニー

ミュータントの養護施設で騒ぎを起こした少年を捕えるために、見習いX-MENの一員として、現場に向かったデッドプールは、一緒に逮捕されて刑務所に入れられるが、その少年を未来から来た男が殺しに来て.............ってなアクションもの?!

ひょんなことから少年を守ることになるが、孤独な少年は、最強の囚人と手を組んで、復讐を企て...........ってなことで、前作に続いて、ダメダメなヒーローがルーズに活躍ってね(苦笑)

かなり“ヤリ過ぎ”なキャラ設定で、細かい笑いを散りばめてってところは、他にはないヒーロー(?)として、個性的ではあるんやけど、そのノリにどこまでついて行けるかってとこやろね。

ノリノリのレイノルズくんは、とっても楽しんでる風で悪くないんやけど、ちょっと軽すぎて、いろいろと盛り上げようとするストーリーも、イマイチ個人的には乗り切れんかったなぁ?!

2018年9月25日 (火)

『羊の木』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタはコミックらしいんやけど、例によってマンガはほとんど読んでないんで、原作はよく知らないんよね。

監督の吉田大八くんといえば、『桐島、部活やめるってよ』でブレイクして、その後、宮沢りえが主演した『紙の月』や、リリー・フランキーが主演した『美しい星』なんかを撮ったひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

羊の木   ★★★☆☆   (2017年)

監督:吉田大八
出演:錦戸 亮、木村文乃、松田龍平、北村一輝、市川実日子、優香、田中 泯、水澤紳吾、中村有志、北見敏之、安藤玉恵、細田善彦、松尾 諭、山口美也子、深水三章、鈴木晋介

過疎化が進んでいる小さな港町で、新たに6人の移住者を受け入れることになったのだが、彼らは全員、仮釈放の殺人犯だった................ってなドラマ?!

犯罪者の更生プログラムと、過疎対策として、極秘に進められる実験で、彼らの世話係に任命された市の職員は、戸惑うが.........ってなことで、なかなかクセものキャストで楽しませてくれたかな。

まぁ、キャスティングの時点で、なんとなく松田家の長男がヤバそうってのは、プンプンと臭うんやけど、無表情な演技がスゴイわ。それに対峙する、“役者っぽいひと”は、演技力に差がありすぎて、むしろ少しかわいそうやったかも(苦笑)

それぞれの事情やらで、完全な悪でもなく、それでも平穏ではいられない、そんなドラマは、ちょっと最後のオチがやり過ぎ感がありすぎて、引いてもうたんやけど、それなりに楽しめるデキやったかな?!

2018年9月24日 (月)

『触手』

今日は、メキシコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ノルウェー、スイスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ヴェネチア映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞して、金獅子賞(作品賞)にもノミネートされて、メキシコのアカデミー賞にあたるアリエル賞でも監督賞を受賞したんよね。

監督のアマト・エスカランテってひとは、スペインの生まれのひとみたいで、長編作は4本目みたいなんやけど、すでにカンヌ映画祭で監督賞を受賞したり、評価されてるみたいなんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

触手 / La Region Salvaje   ★★★☆☆   (2016年)

監督:アマト・エスカランテ
出演:ルト・ラモス、ヘスス・メサ、シモーネ・ブッチョ、エデン・ビリャビセンシオ、アンドレア・ペレーズ、オスカー・エスカランテ

メキシコの小さな町でふたりの息子を育てる女性、夫との関係は冷めていて、実は彼は同性愛者である自分の兄と肉体関係があり..............ってなドラマ?!

満たされない日々を過ごす彼女は、たまたま知り合った女性に連れられて、森のなかにある小屋に行くと.............ってなことで、SFエロティック・ファンタジーらしい(笑)

出だしで、かなりインパクトを出しつつ、かなりのエロで攻めてくるかと思いきや、とある夫婦を中心とした人間関係をドラマに、意外と普通やったりするんよね。

その筋の展開を期待すると、思った以上にアッサリで肩透かしをくらいそうではあるんやけど、逆にチラみせ的に煽りつつも、しっかりと人間ドラマをってところが評価されてるのかも。

満たされない心を慰める“モノ”、なんとも不可思議な世界観ってのがいいのかなぁ...............?!

2018年9月23日 (日)

『君の名前で僕を呼んで』

今日は、劇場で公開時に“キミヨン”って呼ばれて、密かにブームになってた(?)BL系の映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で脚色賞を受賞したのをはじめ、アカデミー賞では作品賞と主演男優賞にノミネートされたり、英国アカデミー賞で脚色賞を受賞したりと、世界的に評価されたんよ。

そんな脚本を書いてるのは、アンソニー・ホプキンスが主演した『日の名残り』やヒュー・グラントがブレイクするキッカケになった『モーリス』の監督をしてたジェームズ・アイボリーなんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

君の名前で僕を呼んで / Call Me By Your Name   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、アミラ・カサール、マイケル・スタールバーグ、エステール・ガレル、ヴィクトワール・デュポワ

北イタリアの別荘で夏を家族と一緒に過ごしていた青年は、研究のために大学教授である父に会いに来たアメリカ人の大学院生と出会い、不思議な感情を抱くのだが...................ってなボーイズ・ラブ系のドラマ?!

高校生の男の子は、異性との恋愛をしながらも、少し大人な同性への特別な感情を抱き、気持ちを抑えきれずにひと夏の経験を........................ってなことで、なかなか繊細なドラマになってたね。

展開としては、ありがちな部類の話ながら、禁断の愛ってのを、嫌味なく、サラリとかつ濃厚に(?)描くあたり、なかなか悪くなかったかな。

主人公とその相手のふたりだけでなく、彼を見つめる周囲の人との関係など、甘酸っぱいBL系恋愛ドラマを、やんわりと優し目線で語るところが、いいのかもしれんね?!

2018年9月22日 (土)

『レディ・プレイヤー1』

今日は、スピルバーグ監督の新作をひとつ、ご紹介♪

最近は、製作総指揮とかで名前を見かけることが多くなったスティーヴン・スピルバーグが、監督した最新作がこれなんやけど、元ネタは「ゲームウォーズ」っていうベストセラー小説なんやって。

主役を演じてるタイ・シェリダンくんは、マーベル・コミックのX-MENシリーズでサイクロップに抜擢されたりして、若手の注目株ってとこなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

レディ・プレイヤー1 / Ready Player One   ★★★☆☆   (2018年)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、T・J・ミラー、サイモン・ペッグ、ベン・メンデルソーン、マーク・ライランス、森崎ウィン、ハナ・ジョン=カーメン、リナ・ウェイス、フィリップ・チャオ

様々な問題が生じ、荒廃する現実社会から逃れるように、人々が“オアシス”と呼ばれるバーチャルな世界に夢中になるなか、オアシスの創始者である男が亡くなり、彼が仕掛けた謎を解いた者に、オアシスの運営を任せると遺言し、巨万の富を求めて、みんなが必死に謎解きをするのだが.............................ってなSFドラマ?!

両親をすでに亡くし、孤独な青年は、オアシスで知り合った仲間たちと一緒に、謎解きのゲームに参加するが、オアシスの独占を狙う巨大企業の妨害にあい.......................ってなことで、バーチャルな世界を使ったアドベンチャーってとこかな。

仮想世界で、なりたい自分になって、ただ楽しんでいた青年が、いろんな仲間と出会い、ゲームをクリアしながら、少しずつ成長していくってあたりを、遊び心をもって表現するってので、さすがスピルバーグってことなんかな。

悪の巨大企業 vs 善良な有志ってところで、分かりやすい構図ではあるんやけど、話としての深みってのが、やっぱり薄いのかも.......................なんて思ってもうた?!

2018年9月21日 (金)

『運命じゃない人』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる内田けんじってひとは、高校を卒業して、アメリカの大学で映画を学んだらしく、自主制作で作った作品が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)で賞を獲得して、スカラシップで劇場デビュー作が完成したらしい。

国内でも、この作品で注目されたんやけど、カンヌ映画祭でも、最優秀ヤング批評家賞なる賞やフランス作家協会賞をもらったりして、話題になったんよね。

この作品の後も、大泉 洋、佐々木蔵之介、堺 雅人が共演した『アフタースクール』や、海外でもリメイクされた堺 雅人と香川照之が共演した『鍵泥棒のメソッド』といった作品を作ってるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

運命じゃない人   ★★★☆☆   (2004年)

監督:内田けんじ
出演:中村靖日、霧島れいか、山中 聡、板谷由夏、山下規介

ふられた彼女のことを引きずるサラリーマンの男と、婚約者の浮気を発見し、飛び出してきた女、偶然の出会いから始まる不器用な恋の話......................と思いきや、その裏で巻き起こる人間模様を描く異色ドラマ?!

少しほのぼのした恋愛話から連鎖的に繰り広げられるエピソード、なるほど脚本が注目されただけのことはあって、この話の構成はなかなか意外性があるんよ。

いかにもいい人な“彼”と周りの人間臭さの対比ってのが絶妙で、まるで世の中の表と裏を描くってな感じで、興味深いんよなぁ。

どこかほのぼのとして、滑稽なドラマはなんや微笑ましいものがありつつ、「人生に期待してる」ってくだりは、ちょっと個人的にはグサっとくるものがあったりで、痛かゆい感じやったかも?!(苦笑)

2018年9月20日 (木)

『ココシリ』

今日は、中国と香港の合作映画をひとつ、ご紹介♪

“ココシリ”ってのは、海抜4,700メートル地点にあるチベット高原の山岳地帯で、この作品の撮影にあたっては、監督やスタッフは、高山病と闘いながら、必死の思いでやってたらしんよ。

その甲斐があってか、この作品、サンダンス映画祭で審査員賞にノミネートされたり、ベルリン国際映画祭で賞をもらったりと、世界的にも評価されたらしんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ココシリ / Kekexili : Mountain Patrol   ★★★☆☆   (2004年)

監督:ルー・チューアン
出演:デュオ・ブジエ、チャン・レイ、キィ・リャン、チャオ・シュエジェン

チベットの山岳地帯に住むカモシカを狙い、繰り返される密猟から生き物を守るために結成された私設パトロール団の男たち、そんな彼らを取材するために一人の記者が同行するのだが...................ってなドキュメンタリー調の中国映画?!

美しくも、どこか荒涼としたチベットの自然の中での追跡劇、金のためでなく、無残に殺されていくカモシカを守るため、命をかけて任務を行う男たち、正義を全うしようとする姿は迫力があるよなぁ。

でも、大自然の前では、しょせん人間の存在なんてちっぽけなものでしかなく、様々な困難に襲われて、男たちの顔のしわには、いつしか悲しみが刻み込まれる.............ってな感じかな。

実際に現地で撮影されたらしく、スクリーンに広がる映像には説得力があったし、真実に基づく話ということで、これによって、この一帯が自然保護区となったということが、救いになったよね。

いや、ほんとに彼らの勇気に拍手!!

2018年9月19日 (水)

『さよなら、僕のマンハッタン』

今日は、ニューヨークを舞台にしたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるマーク・ウェブといえば、先日、ちょっと紹介した『gifted/ギフテッド』を監督したひとで、その時も書いたけど、『(500)日のサマー』って作品が、ごっついお気に入りやったんよね。

主演のカラム・ターナーってひとは、バーバリーのモデルなんかをやりつつ、役者をやってるみたいで、イギリス出身の期待の若手ってところなんかな。

次回作は、エディ・レッドメインが主演してる“ファンタスティック・ビースト”の続編に、ジュード・ロウやジョニー・デップなんかと一緒に出演してるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

さよなら、僕のマンハッタン / The Only Living Boy In New York   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マーク・ウェブ
出演:カラム・ターナー、ピアース・ブロスナン、シンシア・ニクソン、ケイト・ベッキンセイル、カーシー・クレモンズ、ジェフ・ブリッジス、ビル・キャンプ、テイト・ドノヴァン、ジョン・ボルガー

彼女とデートをしているときに、偶然に父親が母親とは別の女性と一緒にいるのを目撃し、どうしても気になって、相手の女性を尾行するのだが.........................ってなドラマ?!

仕事も恋も思うようにいかず、人生に迷っていた男は、父親の不倫をキッカケに、たまたま同じアパートに引っ越してきた、中年のオヤジにアレコレ悩み相談をしながら、解決の糸口を見つけようと必死になるのだが.........................ってなことで、人生見つめなおしにサプライズありってなところかな(笑)

ニューヨークを舞台にして、ちょっと大人な(?)人生探しゲームってな感じなわけやけど、金持ちのボンボン臭が強すぎるもんやから、少し主人公に感情移入しにくくて、そこまで話しに入り込めんかった。

話しとしては、とっておき(?)のオチをつけて、それなりにヒネリがあるんやけど、それほど後に残らない、ボチボチな感じやったかなぁ?!

2018年9月18日 (火)

『ゼニガタ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてる大谷亮平って役者さん、最初は韓国でCMなんかに出演してたのが、役者として活動するようになって、そこから日本に逆輸入する形で現在に至ってるらしい。

監督の綾部真弥ってひとは、どうやら園 子温監督の作品で助監督なんかをしつつ、“人狼ゲーム”のシリーズものを、何本か手掛けてるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ゼニガタ   ★★★☆☆   (2018年)

監督:綾部真弥
出演:大谷亮平、小林且弥、佐津川愛美、田中俊介、渋川清彦、升 毅、安達祐実、八木アリサ、松浦祐也、岩谷健司、土田拓海、岩谷健司

地方の田舎町で、ワケあって兄弟で闇金融を営む男のもとには、いろいろとワケありな男女が金を借りにやって来るのだが.............................ってなドラマ?!

10日で3割の利子がつく、そんな条件でも金を借りにくる人たち、就農して運転資金が必要な者や、高価な買い物ばかりして借金で首が回らなくなった者、そんな彼らを冷静に見極める男をとおして、お金にまつわる人間模様をってとこなんかな。

主役の大谷くんは、言葉少なでクールな男を演じてて、まぁ、ちょっと小粒感は否めないけど、なかなか渋い役どころやったよ。個人的には、悪役を演じてる渋川くんの、抜群のチンピラ具合が、とってもツボではあったんやけど(笑)

キャスティングのせいもあってか、全体的に、あまり華やかさがなく、“こじんまり”したスケール感ではあるんやけど、闇金稼業を営む兄弟とその関係者、そしてそこで交わる人たちのドラマってことで、十分に楽しめるデキではあったね?!

2018年9月17日 (月)

『ウェザーマン』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、ニコラス・ケイジの主演作をひとつ、ご紹介♪

この作品、検索すると、“正式な邦題”ってのは、“ニコラス・ケイジのウェザーマン”って言うらしく、あえて名の知れた有名主演俳優をタイトルにネジ込むくらいに、販売側の必死さが伝わってくるやんね(笑)

どんだけB級かって思ったら、一応、主演はニコラスくんやし、マイケルおじさんやホープおばちゃんなんかも共演してて、監督をしてるのが“パイレーツ・オブ・カリビアン”シリーズのゴア・ヴァービンスキーなんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ウェザーマン / The Weather Man   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ケイン、ホープ・デイヴィス、ニコラス・ホルト、マイケル・リスポリ、ジェメンヌ・デ・ラ・ペーニャ、ギル・ベローズ

仕事はそこそこ順調な天気キャスター、しかし家庭は崩壊し、偉大な作家である父には認められないジレンマに悩む、そんな男を描いた人間ドラマ?!

この作品、なんといってもポイントはケイジくんで、終始“しみったれ”た役柄でダメダメな感じを出しまくってるんやけど、そんな冴えないっぷりがハマってるのはいいんやけど、話の内容も同じように冴えなかったなぁ................(苦笑)

バラバラの家族を取り戻そうと中途半端に必死な男と、テンポのズレた展開、なんとなく狙ってる線は分からんでもないんやけど、わざわざ観るほどのものでもないかなぁって思うやんね。

それでも、おじいちゃん役のケインおじさんの演技は、重みのある抑えた味わいで、つくずく上手さを感じるんよなぁ..................まぁ、こんな作品に出すのがもったいないって思わんでもないが!?(笑)

2018年9月16日 (日)

『インサイド・マン』

今日は、スパイク・リーの監督作をひとつ、ご紹介♪

スパイク・リーといえば、アカデミー賞で名誉賞を与えられるくらい、黒人監督としては成功を収めたひとなわけやけど、80年代終わりから90年にかけての無双ぶりは、すごかったんよなぁ。

それが、最近では、監督作品はほとんど劇場で公開されることなく、レンタル屋に直行になってしまってるってのが、なんや淋しかったりするんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

インサイド・マン / Inside Man   ★★★☆☆   (2006年)

監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン、クライブ・オーエン、ジョディ・フォスター、ウィリアム・デフォー、クリストファー・プラマー、キウェテル・イジョフォー、ウィレム・デフォー、カルロス・アンドレス・ゴメス、アシュリー・アトキンソン、キム・ディレクター、カサンドラ・フリーマン、ジェームズ・ランソン

ひとりの男が仕掛けた銀行強盗の完全犯罪、その解決に挑むひとりの交渉人と、謎の依頼を受けた女弁護士、はたして事件の行方は......................ってなクライム・サスペンス?!

当然ながら、監督がスパイク・リーって聞いた時点で期待をしてまうわけやけど、どうも作品全体の間の悪さ、そしてダイアローグも安っぽくて、ワクワクするものが全く感じられないってな感じで、どうしたんやろなぁって思ってもうた。

中途半端に人種差別や暴力反対なんかのメッセージを入れるもんやから、白々しく取って付けたような印象しかなくて、なかなか伝わず、観終わったときの疲労感ってのが、かなりのものやったね。

お気楽な警察の対応や、無意味な仕掛けに対し延々と謎解きする様は、どうにも我慢できずに、あくびが出てもうて、こらえるのに必死やった。

せっかく、これだけいい役者を集めたのなら、もう少しスリリングな展開にして欲しいって思うし、尺的にも2時間以上も引き伸ばす作品やないね。

それでも諦めきれない気持ちはあるんやけど、こういうデキを見せられると、あぁ、あの頃の作品に溢れる“毒気”はどこいったって言いたくなるやんか??(苦笑)

2018年9月15日 (土)

『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』

今日は、実話を基にした恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

主人公を演じてるクメイル・ナンジアニってひと、どうやらアメリカの人気コメディアンらしいんやけど、そんな彼が自ら体験した話を、同じく当事者である奥さんと共同で脚本を書いて、自ら主演して映画化したらしいんよ。

そんな作品は、アカデミー賞で脚本賞にノミネートされて、放送映画批評家協会賞ではコメディ映画賞を受賞したりして、他にもいろんな映画祭なんかで評価されたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ / The Big Sick   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マイケル・ショウォルター
出演:クメイル・ナンジアニ、ゾーイ・カザン、ホリー・ハンター、レイ・ロマノ、アディール・アクタル、ゼノビア・シュロフ、アヌパム・カー、ボー・バーナム、エイディ・ブライアント、ジェレミー・シェイモス、ヴェラ・ラヴェル、カート・ブローノーラー、マイラ・ルクレシア・テイラー、レベッカ・ナオミ・ジョーンズ、リンダ・エモンド

幼い頃に両親に連れられて、パキスタンからアメリカにやってきた男は、タクシー運転手をしながら、コメディアンを目指していたが、ライブ会場で知り合った女の子と、お互いに恋に落ちるのだが.......................ってな恋愛ドラマ?!

イスラム教徒として信仰心のあつい両親は、パキスタン人以外の女性との結婚を認めてはくれず、しきりにお見合いをセッティングするが、そんなことをアメリカ人の彼女には言うことができず、そんな時に彼女が病気になり..........................ってなことで、どうやら実話を基にした話らしいんよ。

古くからのシキタリニに縛られた親たちの世代と、アメリカで育った子どもたちの世代、そんなギャップに苦悩しながらも、自分の気持ちを見つめなおして、大切なことに気づく、そんなドラマは、なかなか悪くなかったかな?!

2018年9月14日 (金)

『ニワトリ★スター』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる かなた狼 ってひと、田中雄一郎って名前から たなか雄一狼って名前にして、そこからさらに かなた狼 って名前に変えたらしい。

これが映画監督としてのデビュー作になるみたいなんやけど、普段はアパートの大家をやってて、もともと映像クリエーターや原作を書いたりしてて、どうやらマルチな活躍をしてる“才人”ってことになるんかな(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ニワトリ★スター   ★★★☆☆   (2017年)

監督:かなた狼
出演:井浦 新、成田 凌、紗羅マリー、阿部亮平、鳥肌 実、津田寛治、奥田瑛二、海原はるか、海原かなた、ペ・ジョンミョン、名倉 央、LiLiCo、石橋穂乃香、尚玄、水橋研二、佐藤太一郎

大阪から目的もなく状況して、大麻の密売をする男と、そんな彼のアパートにいついた弟のような男、ふたりは個性的な住人に囲まれながら、それなりに退屈しない生活を送っていたが......................ってなドラマ?!

腐れ縁のようなふたりは、気ままな日常を謳歌していたが、大麻の仕入先だった男がいなくなり、ヤクザが絡んできたために、それまでの生活を諦めて、別々の人生を歩むことになるが.................ってなことで、ある種の男同士の友情をってとこなんやろね。

この作品、なかなか演出がおもしろくて、まぁ、ちょっと一貫性がなかったりするのが気になるものの、独特のアニメーションを使ってみたりしながら、コミカルさを出してみたり、ゴリゴリのバイオレンスで責めてみたり、いろいろ工夫されてた。

主役の井浦くんが関西人っていう設定で、ちょっと言葉のぎこちなさはあるんやけど、演技力はさすがの安定感やし、例によって、津田くんがノリノリで悪役を演じてるのが良かったね。

いろんな表情をみせるドラマは、ちょっと胸を打つクライマックスまで、てんこ盛りな内容で、十分に楽しませてくれたかな?!

2018年9月13日 (木)

『シリアナ』

今日は、ちょっと前の映画のなかから、政治ものをひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞でジョージ・クルーニーが助演男優賞を受賞して、脚本賞にもノミネートされたりしたんやけど、ジョージ・クルーニーはこれが初めてのオスカーやったってのは、ちょっと意外なのかもね。

監督のスティーヴン・ギャガンってひとは、スティーヴン・ソダーバーグが監督した『トラフィック』の脚本を書いて、アカデミー賞の脚本賞を受賞したんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

シリアナ / Syriana   ★★★☆☆   (2005年)

監督:スティーヴン・ギャガン
出演:ジョージ・クルーニ-、マット・デイモン、ジェフリー・ライト、アマンダ・ピート、クリス・クーパー、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、マザール・ムニール、ティム・ブレイク・ネルソン、アレクサンダー・シディグ、マックス・ミンゲラ、ジェイミー・シェリダン、アクバール・クルサ、マーク・ストロング、ヴィオラ・デイヴィス

中東での石油の利権を題材にして、CIAや弁護士、王族といった、そこに様々な立場で絡み合う人々の人間模様を描いた群像劇?!

いいように国家に利用されるCIA工作員、石油の利権を狙うアメリカ企業とその顧問弁護士、石油関係の投資を扱う金融会社のアナリスト、そして油田での仕事をクビになったパキスタン人親子、それぞれの思いや思惑が交錯するってね。

いやぁ、デイモンくんの間抜けぶりは相変わらずやけど、製作総指揮にまで名前を連ねて、久々に最初から終わりまで笑いのないクルーニーくんの演技は、アカデミー賞を受賞しただけあって、かなり気合入ってたよ。

それにしても、この作品、全編どっぷりと政治の闇を描き、とってもヘビーな内容で、登場人物が多い上に、セリフの言い回しが込み入ってて、かなり疲れてもうた(苦笑)

それでも、当時のブッシュ政権の行動を客観的に見てみると、このドラマで描かれてることが、なんやとってもリアルな話に思えて、なかなかスリリングな内容ではあったね?!

2018年9月12日 (水)

『はじめてのおもてなし』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国ドイツでは、アカデミー賞にあたるドイツ映画賞で観客賞を受賞したらしく、ヨーロッパ映画賞でもコメディ作品賞にノミネートされたりして、いろいろと評価されたみたいやね。

監督のジーモン・ファーフーフェンってひとは、実は主演女優のセンタ・バーガーの実の息子さんらしく、TVドラマを中心に役者として活躍しつつ、監督業もやってるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

はじめてのおもてなし / Willkommen Bei Den Hartmanns   ★★★★   (2016年)

監督:ジーモン・ファーフーフェン
出演:センタ・バーガー、フロリアン・ダーヴィット・フィッツ、ハイナー・ラウターバッハ、エリアス・ブバレク、エリック・カボンゴ、パリーナ・ロジンスキー

一見すると裕福で、なに不自由ない暮らしをしている一家で、古着の寄付で難民収容センターを訪れた妻が、突然に難民の受け入れを決め、ナイジェリアからのやって来た青年が同居することになるのだが........................ってなコメディ調のドラマ?!

外科医の夫と妻の関係は、少しギクシャクしてて、シングルファーザーの息子は仕事と育児の両立に苦労し、30になっても大学生をしている娘は人生に迷いってな感じで、問題を抱えた家族の面々と、難民の青年とのふれあいで変化が....................ってなことで、コミカルに感動をってとこなんかな。

話としては、ある程度、想定できそうな、ある種の“ありがち”な展開ながら、異文化コミュニケーションによって、新しい絆が芽生える様ってのは、観てて悪い気はせんよね。

違う価値観から物事を見ると、シンプルに答えが見つかる、そんなドラマは、清々しくて久しぶりにホッコりとさせられたかな?!

2018年9月11日 (火)

『脱脱脱脱17』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してる松本花奈ってひと、若干17歳でこの作品を撮って、それがゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞と観客賞を受賞して話題になったらしいんよ。

経歴を調べてみると、どうやら子役として活躍してたらしく、8歳でスクリーン・デビューしたみたいで、キャリア的には、年齢の割にそれなりの長さってことらしい(笑)

ちなみに、この作品でヒロインを演じてる北澤ゆうほって子、劇中でもなかなかの歌声を披露してるんやけど、どうやら The Peggies ってバンドのボーカルやってるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

脱脱脱脱17   ★★★☆☆   (2016年)

監督:松本花奈
出演:北澤ゆうほ、鈴木理学、佐倉 萌、祷 キララ、三坂知絵子、朱松真吾、東 久美子、大和孔太、鈴木築詩、安田弥央

ずっと留年して17年間、高校を卒業できないでいる応援団のオヤジと、母子家庭で育った女子高生、同級生のふたりは、ふとしたキッカケで彼女の父親を探しにいくことに.....................ってな青春(?)ドラマ?!

ウソ泣きが得意の女の子と、ワケあって応援し続けるオヤジ、そんな凸凹なコンビが、いろんな経験をして..................ってな感じで、意外性のあるストーリーでってことなんやろうけど、う~ん、どうなんやろね(苦笑)

これを10代の高校生監督が撮ったって言われると、よく頑張ったねってなるんやろうけど、純粋に作品として評価をすると、少し支離滅裂で、拙い演出が目について、そこまで感じるものはないんよなぁ。

まぁ、ハゲたオヤジが活躍(?)するあたりで、オレのような一定枠の人たちに勇気を与えるってのは、あるのかもしれないけど..................?!(笑)

2018年9月10日 (月)

『クローズド・ガーデン』

今日は、劇場で未公開の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるマギー・ベッツってひと、これまでは短編しか撮ってなくて、これが長編デビューみたいなんやけど、サンダンス映画祭で賞をもらったり、他の映画祭なんかでも、いろいろと評価されてたみたいなんよ。

主演のマーガレット・クアリーって女優さんは、気になって調べたところ、あのアンディ・マクダウェルの娘さんらしいんよなぁ。そういわれればやけど、なんとなく面影があるかも。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

クローズド・ガーデン / Novitiate   ★★★☆☆   (2018年)

監督:マギー・ベッツ
出演:マーガレット・クアリー、ダイアナ・アグロン、メリッサ・レオ、ジュリアンヌ・ニコルソン、マディー・ハッソン、モーガン・セイラー、リアナ・リベラト、レベッカ・デイアン、エリーヌ・パウエル、チェルシー・ロペス、デニス・オヘア

幼いころに両親が離婚し、母親に育てられた女の子は、たまたま行った教会のミサでキリスト教に興味をもち、カソリック系の学校で勉強したのちに、修道院に入ることを決めるのだが..........................ってなドラマ?!

神に恋をしてしまった女の子は、自分の身をキリストに捧げたいという思いで、修道院の門をくぐるが、そこでの生活は、厳しいものだった......................ってなことで、修道女たちの暮らしや心情を描くってところなんかな。

なかなかキリスト教徒でもなければ、宗教に興味を持っていない者からすると、よく分からない世界でしかないんやけど、修道女ってのが、神と結婚するっていう意味合いやってのは、初めて知ったよ。その上で、彼女たちが厳しいルールのなかで、何を思いながら生活してるのかってのを見せられると、ちょっと考えさせられるものがあったね。

閉じられた女だけの世界で、キリストを信仰することがどういうことなのか、こういう信仰ってのもあるんやなぁ........................................?!

2018年9月 9日 (日)

『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』

今日は、音楽ネタの伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品、50 Cent ってラッパーの自伝を映画化したものなんやけど、彼については、個人的にお気に入りの EMINEM のレーベルからメジャーデビューしたってところで知ったんよ。

監督をしてるジム・シェリダンといえば、アイルランド出身のひとで、ダニエル・デイ=ルイスが主演した『父の祈りを』でアカデミー賞にノミネートされ、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したんよね。

ちなみに、50 Cent ことカーティス・ジャクソンといえば、この作品が映画初主演やったんやけど、その後も順調に役者としてのキャリアを積み上げてて、最近は、むしろ音楽活動よりも映画に出てることの方がメインかと思うくらいかも(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン / Get Rich Or Die Tryin'   ★★★★   (2006年)

監督:ジム・シェリダン
出演:カーティス“50セント”ジャクソン、テレンス・ハワード、オマー・ベンソン・ミラー、ジョイ・ブライアント、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アシュリー・ウォルターズ、ヴィオラ・デイヴィス、トリー・キトルズ、サリヴァン・ウォーカー、ビル・デューク

ドラッグの密売人だった母親を幼くして亡くし、そのまま自らもストリートの売人となった男の、歌を武器にした這い上がり物語ってなことで、人気ラッパー50セントが、実体験を基にして描くってってなドラマ?!

どん底の生活、殺るか殺られるかの日々のなかで、悪事を重ねて生活のために金を稼ぐ、そんな暮らしに安らぎはないってな感じで、実体験を元ネタにした話は、なかなかリアルなんよ。

もがき苦しみながら、愛するものを見つけ、信じられる仲間に出会い、困難に立ち向かう、そんなふうに命を賭けて立ち向かう男の姿は、なんとも言えないカッコよさってのがあるんよなぁ。

ラッパーの不幸自慢からの成り上がりドラマってのは、もはやそれほど珍しいものでもないんかもしれんけど、MTVが製作にかんでるだけに、作品をとおして音楽も悪くなく、よくまとまった熱いドラマに仕上がってるところが、ナイスやったよ?!

2018年9月 8日 (土)

『ゴッホ 最期の手紙』

今日は、イギリスとポーランド合作のアニメーション映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされて、ゴールデン・グローブや英国アカデミー賞でもノミネートを受けたりして、かなり評価された作品らしいんよ。

ゴッホというと、耳を切ったひとっていうエピソードだったり、ちょっと激情型の変人のような部分がクローズアップされてるものの、あまり詳しく知らなくて、単に自殺したっていうところの裏に、いろいろと諸説があるってのも、この作品で初めて知ったなぁ。

というわけで、いろいろと興味深かった作品の感想は.....................?!

ゴッホ 最期の手紙 / Loving Vincent   ★★★★☆   (2017年)

監督:ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン
出演:ダグラス・ブース、ジェローム・フリン、ヘレン・マックロリー、クリス・オダウド、ロベルト・グラチーク、ジョン・セッションズ、シアーシャ・ローナン、エレノア・トムリンソン、ビョートル・パムワ

1年前に亡くなった画家、フィンセント・ファン・ゴッホの手紙を、宛名にある彼の弟テオを探して届けて欲しいと、ファン・ゴッホの友人でもあった郵便配達人の父から頼まれた男は、パリへ向かうのだが...........................ってなアニメ映画?!

ファン・ゴッホを知る人たちを訪れ、弟のテオの行方を調べながら、自殺したとされる天才画家の死をめぐる謎を追いかけるってとこなんかな。

いやぁ、この作品、なんといっても映像に驚かされてもうたよ。全編、ファン・ゴッホの絵のタッチで綴られてるんやけど、総勢125名の画家が書いた油絵をアニメーションとして動かしてるらしいんよね。

内容的にも、不遇の画家の実像を、独特の映像でうまく表現しながら、ミステリー仕立てで話しを展開し、画家として名前は知っていながらも、実はよく知らないファン・ゴッホという人物がよく分かるようになってた。

映像芸術としても秀逸でありながら、エンターテイメントとしても十分に評価できる、そんな作品は、なかなかの味わいやったね?!

2018年9月 7日 (金)

『去年の冬、きみと別れ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作となってるのは、芥川賞を受賞したことのある中村文則って作家さんのベストセラー小説らしいんやけど、柳楽優弥が主演した『最後の命』って作品と同じ原作者なんやって。

監督の瀧本くんといえば、直近では岡田准一や小栗 旬が共演した『追憶』の脚本を書いてたひとで、生田斗真が主演した『グラスホッパー』といった作品を監督してたひとやんね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

去年の冬、きみと別れ   ★★★☆☆   (2018年)

監督:瀧本智行
出演:岩田剛典、斎藤 工、北村一輝、山本美月、浅見れいな、土村 芳、利重 剛、小林且弥、Mummy-D、毎熊克哉、永倉大輔、でんでん、山田明郷、堀内正美、林 泰文

有名な写真家のスタジオで火事が起こり、モデルとなっていた目の不自由な女性が焼死する事件が起こり、雑誌社の編集をする男のもとに、フリーライターを名乗る男が、写真家への密着取材を提案するのだが........................ってなサスペンス?!

焼死する女性をカメラで撮影したのでは、そんな疑惑を追及するべく、写真家の男の過去や交友関係を調べていくと.....................ってな感じで、事件の背景にある絡み合う人間関係をってね。

ちょっと悪役的なポジションの斎藤くんが、なかなか味のある演技を見せてくれてたんやけど、メインのキャスティングがなぁ.........................なんか残念すぎる(苦笑)

話しとしては、いろいろとヒネリを加えてるってことなんやろうけど、途中でなんとなく読めてしまって、ストーリーに意外性ってのはなかったかな。

もう少しやりようによっては、オモシロくなりそうな雰囲気はあるだけに、なんとなく物足りなさばかりが印象として残ってもうたかも?!

2018年9月 6日 (木)

『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してるクラーク・ジョンソンってひとは、コリン・ファレルやサミュエル・L・ジャクソンなんかが共演した『S.W.A.T』って作品で長編デビューしたんよね。

以前に紹介した『ハイエナ・ロード』って作品に役者として出演してるんやけど、その作品で主演してたロッシフ・サザーランドがキーファー・サザーランドの異母弟になるらしく、どうやらサザーランド家とは、仲良しらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ザ・センチネル 陰謀の星条旗 / The Sentinel   ★★★☆☆   (2006年)

監督:クラーク・ジョンソン
出演:マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイジンガー、エヴァ・ロンゴリア、デヴィッド・ラッシュ、サイモン・レイノルズ、マーティン・ドノヴァン、クラーク・ジョンソン、ジャッキー・バロウズ

大統領の警護を務めるシークレット・サービス、その中に暗殺計画に加担する者がいることが判明し、捜査に乗り出したベテラン・エージェントだったが、しかし逆に容疑をかけられ....................ってなクライム・サスペンス?!

この当時、ちょうどキーファーくんは、メジャー作品から遠ざかってて、これが久々のスクリーンへのカムバックとあって、かなり鼻息も荒く、気合十分やったよ。

仕組まれた罠から抜け出し、必死に大統領を守る、確かに話のスジとしては悪くないんやけど、それに不倫やら奥さんと“ヤッタ”“ヤラない”ってな痴話喧嘩が絡んでくると、なんやシラケてまうよなぁ(苦笑)

暗殺計画を察知しながら、のん気に部屋で眠ってるエージェントや、本気で容疑者を追わない姿勢がどうとか、どうも全体に緊張感がなくて、締りがないんよね。

まぁ、アメリカの大統領の命の重みなんて、しょせんその程度のものってことなんか...........なんて穿った見方をしてみたりしつつ、テーマはでかい割りに、スケールの小さな展開に、どうしてもイマイチ感が拭えんかった?!

2018年9月 5日 (水)

『リトル・ランナー』

今日は、カナダの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞で、作品賞や主演男優賞、助演男優賞なんかにノミネートされたりして、本国ではかなりの評価を受けたらしいんよ。

監督のマイケル・マッゴーワンってひとは、この作品で注目されたわけやけど、その後のキャリアを見てみると、どうやら映画というよりは、TVドラマの演出に力を入れてる感じやね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

リトル・ランナー / Saint Ralph   ★★★★   (2004年)

監督:マイケル・マッツゴーワン
出演:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット、ジェニファー・ティリー、ゴードン・ビンセント、タマラ・ホープ、ショーナ・マクドナルド、ジョナサン・ウォーカー

カトリック学校に通う少年は、問題ばかりを起こしていたが、病気で昏睡状態となってしまった、大好きな母親が目覚めるためには、自らが奇蹟を起こす必要があると信じ、ボストン・マラソン優勝を目指してがむしゃらに頑張るが.........................ってなドラマ?!

どうしようもなくアホなほど純粋に奇蹟を信じる少年の姿を追いながら、全体的にはどこかしらコメディ・タッチな雰囲気を作り出し、要所で感動をちらつかせる、そんな展開のドラマは、なかなか上手い具合にこなれてたかな。

この作品、まぁ、それほど意外性があったりするわけやないんやけど、ひとつの無謀な信念に触れた時、それが周囲に巻き起こす“波”ってのが、なんや心くすぐるんよ。

現実的には14歳が大人相手にフル・マラソンを戦うってのは無理があるんやけど...そんな無茶が許せる爽やかさってことかなぁ?!(笑)

2018年9月 4日 (火)

『寝ずの番』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるマキノ雅彦ってのは、実は、先日、惜しまれながらも亡くなった、俳優の津川雅彦の監督業をするときの名前で、祖父の牧野省三ってひとが、日本映画の初期の監督をしてたひとらしく、そこから名前を取ってるんやって。

津川さんにとっての監督デビュー作ってのが、この作品になるらしく、ちなみに原作は、酔いどれ作家の中島らもなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

寝ずの番   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:マキノ雅彦
出演:中井貴一、木村佳乃、富司純子、木下ほうか、堺 正章、岸部一徳、長門裕之、笹野高史、高岡早紀、田中 章、土屋久美子、蛭子能収、桂 三枝、笑福亭鶴瓶、浅丘ルリ子、米倉涼子、中村勘三郎、真由子

病死した上方落語の重鎮を偲び、師匠のために寝ずの番をする弟子たちの様子を、コミカルに描いたコメディ・ドラマ?!

故人の生前のエピソードを披露しながらワイワイがやがや、それなりに細かい笑いもあったりして、悪くはないんやけど......................中島らもの原作のせいなのか、ちょっとネタが下(シモ)に走りすぎで、引いてもうた(苦笑)

木村佳乃のような、どちらかというと正統派の女優さんのコメディってのは、意外性があったんやけど、話のネタを無理やり作るためにってことなのか、かなり強引な展開は、ちょっと疑問やったかなぁ。

これはこれで、悪い作品ではないんやろうけど、どうにも個人的には一本調子に感じられてもうて、最後はちょっと飽きがきてもうたかな..............................?!

2018年9月 3日 (月)

『ゴスペル』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、音楽ネタをひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるロブ・ハーディってひと、どうも映画というよりは、TVドラマの方で名前が知られてるようで、“ER”や“新ビバリーヒルズ青春白書”、“ヴァンパイア・ダイアリーズ”といったシリーズを手掛けてるみたいやね。

そんな作品の出演者には、ゴールデン・グローブなんかにもノミネートされたりしてる、今ほど売れっ子になる前のイドリス・エルバが、ちょこっと顔を出してたりするんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ゴスペル / The Gospel   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ロブ・ハーディ
出演:ボリス・コジョー、ヨランダ・アダムス、クリフトン・パウエル、フレッド・ハモンド、オマー・グッディング、アロマ・ライト、ドニー・マクラーキン、ノーナ・ゲイ、ショーン・ネルソン、イドリス・エルバ、タミラ・グレイ、ヘゼキア・ウォーカー

母の死をきっかけに父との確執から聖職者の道を諦め、歌手になった男は、疎遠だった父の病気をキッカケに、親子は再会を果たすのだが.......................ってなドラマ?!

ゴスペルの歌声は力強く、時にエモーショナルで、喜怒哀楽を伝えるわけやけど、なるほど歌は抜群に上手く、その点は思わず聴き入ってしまいながらも、話の内容がなぁ.................ちょっと安っぽいすぎた(苦笑)

エゴに権力への欲望、そんなものを捨てて神の元に信仰に身を捧げる、確かにキリスト教徒が観れば、えらい啓蒙的な内容なんやろうけど、仏教徒(しかも葬式仏教ていど)には、残念ながら、ストレートには伝わってこんかったね..........................?!

2018年9月 2日 (日)

『ワールド・トレード・センター』

今日は、9.11を描いた映画をひとつ、ご紹介♪

ニューヨークのワールド・トレード・センターに2機の旅客機が衝突した、あの同時多発テロが起こったのが2001年で、もう17年も前のことなんやね。

9月11日ってのは、夜11時くらいに目にしたニュースの映像で受けた衝撃ってのは、今でも覚えてるし、多くの人にとって、忘れることのできない事件なんやろなぁ。

というわけで、そんな事件に関わった人たちの実話を基に、あのオリバー・ストーンが作ったってことで話題になった作品の感想は......................?!

ワールド・トレード・センター / World Trade Center   ★★★☆☆   (2006年)

監督:オリバー・ストーン
出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ベロ、マイケル・シャノン、スティーヴン・ドーフ、ジェイ・ヘルナンデス、トム・ライト、ヴィオラ・デイヴィス、ローラ・クック、ダニー・ヌッチ、ドナ・マーフィー、アルマンド・リスコ

2001年9月11日、2機の旅客機がテロリストによってハイジャックされ、ニューヨークにあるツイン・タワーに激突した事件を題材にした、真実の物語?!

“あの日”救助活動のために現場に入った港湾警察、ビル崩壊で生き埋めになりながらも、助け出された二人の隊員とその家族を描くってことらしく、関係者の証言を基に、忠実に再現された話みたいで、その内容はショッキングな映像と相まって、かなり身につまされるものやった。

家族を思い、必死に耐える隊員と、そんな彼らの無事を祈る家族の強い絆と、身の危険を冒してまで助け出そうとする人々使命感、そんな熱い感情は確かに心揺さぶるものがあったかな。

ただ、観終わってどこかしっくりこないものがあって、目の完全にいった元海兵隊員や、聞き分けのない息子だとか、エピソードとして、ちょっと“作り物”の臭いが強くてなぁ.................。

映画である以上、ドラマチックにすることは悪ではないんやけど、目頭を時折熱くしながらも、ちょっとなぁ..................って思ってもうた?!(苦笑)

2018年9月 1日 (土)

『RAW 少女のめざめ』

今日は、フランスとベルギーの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるジュリア・デュクルノーってひとは、フランス出身なんやけど、最初に作った短編映画がカンヌ映画祭で賞を受賞して、今回の長編デビュー作も、カンヌで賞をもらったらしいんよ。

本国フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞でも、新人作品賞、監督賞、脚本賞、有望若手女優賞なんかにノミネートされて、初監督作品としては、破格の評価を得たみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

RAW 少女のめざめ / Grave   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジュリア・デュクルノー
出演:ギャランス・マリリエ、エラ・ルンプフ、ジョアンナ・プレス、ラバ・ナイト・ウーフェラ、ブーリ・ランネール、ローラン・リュカ、マリオン・ヴェルヌー

ベジタリアンとして育った女の子は、姉も通う獣医大学に入学し、寮生活を送ることになったが、新入生に対する儀式でウサギの腎臓を食べさせられたことで、体にアレルギー反応が出て............................ってなホラー調のドラマ?!

はじめて肉を口にしてから、肉への異常な執着を押さえきれなくなり、思わぬキッカケで人肉を口にしたことで.............................ってなことで、カニバリズムをネタにした、かなり奇抜なストーリーやった(苦笑)

ちょっと“やりすぎ”な感のある展開に、思わず引き気味になってもうたんやけど、キワもの的な話でインパクトを出しつつ、ギリギリの線でチープなホラーに陥らないところが、評価の高さにつながってるのかもね。

まぁ、ただ、やっぱりカニバリズムってのは、ビジュアル的にキツイものがあるから、個人的には、遠慮したくなるかもなぁ...................................?!

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