『リトル・ランナー』
今日は、カナダの映画をひとつ、ご紹介♪
この作品、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞で、作品賞や主演男優賞、助演男優賞なんかにノミネートされたりして、本国ではかなりの評価を受けたらしいんよ。
監督のマイケル・マッゴーワンってひとは、この作品で注目されたわけやけど、その後のキャリアを見てみると、どうやら映画というよりは、TVドラマの演出に力を入れてる感じやね。
というわけで、そんな作品の感想は........................?!
リトル・ランナー / Saint Ralph ★★★★☆ (2004年)
監督:マイケル・マッツゴーワン
出演:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット、ジェニファー・ティリー、ゴードン・ビンセント、タマラ・ホープ、ショーナ・マクドナルド、ジョナサン・ウォーカー
カトリック学校に通う少年は、問題ばかりを起こしていたが、病気で昏睡状態となってしまった、大好きな母親が目覚めるためには、自らが奇蹟を起こす必要があると信じ、ボストン・マラソン優勝を目指してがむしゃらに頑張るが.........................ってなドラマ?!
どうしようもなくアホなほど純粋に奇蹟を信じる少年の姿を追いながら、全体的にはどこかしらコメディ・タッチな雰囲気を作り出し、要所で感動をちらつかせる、そんな展開のドラマは、なかなか上手い具合にこなれてたかな。
この作品、まぁ、それほど意外性があったりするわけやないんやけど、ひとつの無謀な信念に触れた時、それが周囲に巻き起こす“波”ってのが、なんや心くすぐるんよ。
現実的には14歳が大人相手にフル・マラソンを戦うってのは無理があるんやけど...そんな無茶が許せる爽やかさってことかなぁ?!(笑)
« 『寝ずの番』 | トップページ | 『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』 »
「お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事
- 『トップ・ランナー』(2019.01.28)
- 『スルース』(2019.01.26)
- 『奇人たちの晩餐会』(2019.01.12)
- 『ちはやふる -結び-』(2018.12.28)
- 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2018.12.19)