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2018年10月22日 (月)

『聖なる飼育』

今日は、チリ、アルゼンチン、スペインの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、サン・セバスチャン国際映画祭ってので、新人監督賞ってのにノミネートされたらしいんやけど、監督さん自身は、短編映画でカンヌ映画祭で短編のパルム・ドールにノミネートされたりしてるんやって。

マリアリー・リバスって監督さんは、他にも劇場未公開ながら、『ダニエラ 17歳の本能』って作品が日本でも紹介されてるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

聖なる飼育 / Proncesita   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マリアリー・リバス
出演:サラ・カバイエロ、マルセロ・アロンソ、マリア・グラシア・オメーニャ、ラファエル・フェデルマン、エミリアーノ・ジョフリ、ステファノ・マルドネス、イシドラ・オリベ

ひとりの男が率いるカルト集団のなかで暮らしてる女の子は、リーダーである男から“特別な存在”と認められ、普通の学校に転入することになるのだが....................ってなドラマ?!

実の親を知らない彼女は、リーダーの男のことを信じ、何の疑いも持たずに毎日を過ごしていたが、学校で同級生の男の子に恋心を持ったことで、男の言うことに違和感を感じるようになり......................ってなことで、洗脳されてた女の子の心の中の葛藤をってところなんかな。

狭い世界のなかで、チハホヤされて暮らしていたのが、別の世界を知って、服従のなかで、すべてはリーダーである男の欲するままになっていることに気づく、そんな少女の“変化”を、体の成長のタイミングとあわせてってことで、ちょっと下世話な(?)邦題とは違って、繊細なドラマに仕上がってた。

話しの内容としては、それなりにキワドイところもあるんやけど、露骨な性描写があるわけではなく、真剣にカルトの内側と、そこで暮らす女の子から見た世界を描いてて、そういう意味で、この邦題から何かを期待すると、ちょっと肩透かしをくらうのかもね?!

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