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2018年11月

2018年11月17日 (土)

『パシフィック・リム:アップライジング』

今日は、SFアクションものをひとつ、ご紹介♪

この作品、ギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』の続編なんやけど、ギレルモくんは、今回は監督はせずに、製作に名前を連ねてるんよね。

代わりに監督を務めてるスティーヴン・S・デナイトってひとは、どうやらこれまではTV畑で監督やら脚本やらをやってたみたいで、これが映画の初監督作品ってことになるらしい。

ちなみに、この作品では、前作から引き続き出演の菊地くんのほか、もうひとり、日本人がキャスティングされてて、新田真剣佑っていう、どこで名前を切ったらいいか迷う役者さんは、実は、あのサニー・千葉こと千葉真一の息子さんなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

パシフィック・リム:アップライジング / Pacific Rim Uprising   ★★★☆☆   (2018年)

監督:スティーヴン・S・デナイト
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ケイリー・スピーニー、バーン・ゴーマン、菊地凛子、チャーリー・デイ、ジン・ティエン、アドリア・アルホナ、カラン・ブラル、シャーリー・ロドリゲス、リーヴァイ・ミーデン、新田真剣佑、リリー・ジー、マックス・チャン、チュウ・チュウ、イヴァンナ・ザクノ

カイジュウとの戦いに勝った人類は、新たな防衛計画をたてながら、ロボットのパイロットを養成していたが、かつて優秀なパイロットだった男は、廃品となったロボットの部品を盗みに入ったところを捕まり、強制的に軍に戻らされるのだが.............................ってなSFアクションもの?!

かつての戦いで英雄となって死んでいった父親と比較されるのが嫌で、軍からドロップアウトしたものの、再びロボットに乗ることになった男は、新たな戦いに臨むのだが.................ってなことで、侵略者とのバトルをってとこかな。

続編ということで、キャストの顔ぶれを変えて、それなりのドラマ性をもたせてってところなんやろうけど、印象としては、ごく普通のSFアクションって感じで、1作目のような高揚感ってのはなかったかもね。

いろいろと日本びいきな要素が出てきて、日本人からするとオモシロいところもあるんやけど、一方でかなり中国資本が入ってるような気がしたよ。

まぁ、この手の作品としては、悪いほうではないんやろうけど、特別にどうこうってのでは、もはやないかもなぁ...............................?!

2018年11月16日 (金)

『友罪』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、薬丸 岳っていう作家さんの小説らしいんやけど、推理小説で江戸川乱歩賞を受賞したことがあるみたいで、この「友罪」って作品では、吉川英治文学新人賞ってのにノミネートされたんやって。

監督の瀬々敬久ってひとは、かつては“ピンク映画の四天王”って言われてたこともあるらしいんやけど、最近では『64-ロクヨン』を撮ったりして、メジャーな作品を手掛けてるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

友罪   ★★★☆☆   (2017年)

監督:瀬々敬久
出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、奥野瑛太、飯田 芳、富田靖子、小市慢太郎、忍成修吾、西田尚美、村上 淳、片岡礼子、北浦 愛、坂井真紀、古館寛治、宇野祥平、青木崇高、矢島健一、大西信満、渡辺真起子、光石 研

雑誌記者を辞めて、小さな町の町工場の見習いとして働くことになった男は、同じタイミングで働き始めた、ちょっとぶっきらぼうな男と、次第に仲良くなっていくのだが.........................ってなドラマ?!

過去のことを引きずっている男と、罪を抱えている男、犯罪者となった子どもの父親、それぞれが背負い込んだものへの贖罪の物語ってとこなんかな。

犯した罪を消し去ることはできるのか、そんなテーマで、絡み合う人間関係を使って、ってところで一応は群像劇の形式をとってるんやろうけど、タイトルから想像するものと異なるエピソードが並列的に差し込まれてると、やっぱり散漫なイメージが残るよね。

それでも、この作品でメインのキャラを演じる瑛太くんは、いい感じで役作りができてて、少し世間と切り離されて生きてきたっていう雰囲気を、うまく演出してたかな。

まぁ、他の豪華な脇役の役者のスパイスの効いた演技を見せられると、どうしても、もうひとりのメインと山本くんあたりの薄っぺらさってのが、浮き立ってしまうんやけど(苦笑)

心の中で十字架を背負いながら、それでも生きたいと思う気持ち、切り取った場面場面では、考えさせるものがあっただけに、少しもったいない作品やったかな?!

2018年11月15日 (木)

『ベルリン・フィルと子どもたち』

今日は、ドイツのドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ドイツ映画賞では、最優秀ドキュメンタリーを受賞したり、トライベッカ映画祭でもノミネートされたりと、なかなか評価されたんよね。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、通称ベルリン・フィルというと、有名な指揮者であるカラヤンを思い出すんやけど、この作品に出てくるサイモン・ラトルってひとは、カラヤンの2代後の常任指揮者なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ベルリン・フィルと子どもたち / Rhythm Is It !   ★★★★   (2004年)

監督:トマス・グルベ、エンリケ・サンチェス・ランチ
出演:サイモン・ラトル、ロイストン・マルドゥーム、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

子どもたちにクラシックをもっと身近に感じて欲しい、そんな願いをこめて、ベルリン・フィルの指揮者 兼 芸術監督になった男が仕掛けるコラボ企画、貧しく恵まれない境遇にいる子供たちと、ベルリン・フィルのコラボレーション、そんな出来事を綴ったドキュメンタリー?!

難民や親の不仲など、様々な理由で傷ついた子供たちに、生きることの素晴しさを伝えようと、音楽とダンスで語りかける振付師と芸術監督は、自己防衛のために物事に真剣になれない子供たちに、自己を表現することの大切さや、情熱を持ち続けること、そして自分の可能性を信じることを教えるんよね。

このプログラムに参加することで、何かをやり遂げよう、変わろうとする必死な姿勢ってのが溢れ出してくる様を観てると、なんや熱い気持ちになってくるやんね。

クラッシックに興味はなかったんやけど、こうして目を輝かせる子どもたちを見てると、本当に音楽の持つ力ってのは、すごいなぁって思うんよなぁ。

ブラボーと言いながら、全ての登場人物に拍手をおくりたい気分やね?!

2018年11月14日 (水)

『REVENGE リベンジ』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

フランス映画といっても、よくある小難しいものやなくて、実に単純な復讐アクションで、そこにちょっとグロい描写を入れて作ってあるんよ。

監督さんは、どうやらこれが長編デビュー作になるらしいんやけど、これまで作った短編映画が評価されてて、トライベッカ映画祭で審査員賞にノミネートされたりしてるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

REVENGE リベンジ / Revenge   ★★★☆☆   (2017年)

監督:コラリー・ファルジャ
出演:マチルダ・ルッツ、ケヴィン・ヤンセンス、ギョーム・ブシェード、ヴァンサン・コロンブ

金持ちの男と不倫をしている女は、彼に誘われて、砂漠の中にある別荘にやって来るが、二人きりのはずが、彼のハンティング仲間の男ふたりが、予定より早く別荘に現れ..............ってなアクション&ホラー映画?!

彼が不在のあいだに、友人の男に犯された彼女は、口封じのために崖から突き落とされ、大けがを負うが、なんとか生き残った彼女は、男たちに復讐を...............ってなことで、かなりハゲしい血生臭さやった(笑)

荒涼とした砂漠で展開する美女狩り、サバイバルのために必死の女、ヤルかヤラレルかの攻防は、なかなかスリリングやったりしてね。

多少、オイオイっていうツッコミを入れつつ、かなりグロい描写に眉をしかめながらも、勧善懲悪な展開に、それなりに胸のすくものもあったりして.............................?!(笑)

2018年11月13日 (火)

『トリノコシティ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、2010年に公開された「トリノコシティ」っていう人気のボーカロイド楽曲があって、その歌詞の世界を膨らませて映画化したものらしいんよ。

監督をしてる山口ヒロキってひとは、以前に、ちょっとキワもののB級映画ってことで『血まみれスケバンチェーンソー』ってのを紹介したんやけど、どうやら来年公開予定で続編のプロジェクトが進行中らしい(笑)

実は、そんな作品にも出演してたらしいのが、主役を務めてる山崎丹奈っていう女優さんで、Wiki情報によると、東京工業大学を卒業したみたいで、在学中は珊瑚礁の研究をして、ミス東工大グランプリになったんやって。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

トリノコシティ   ★★★☆☆   (2017年)

監督:山口ヒロキ
出演:山崎丹奈、玉城裕規、高崎翔太、山地まり、中村有志、太田理恵、替地桃子、緑川 睦

将来の進路も決められず、毎日、漫然と周囲に合わせて生きてきた女子高生は、ある日、見知らぬ老人から妙な機械を渡され、それによって「トリノコシティ」と言われる別世界に連れていかれるのだが.............ってなドラマ?!

この世とあの世の境目にある場所、そこで未練を残したまま死んだひとたちの願いを聞いてあげることになるのだが...........ってなことで、ひとりの少女の心の成長をってとこなんかな。

正直、話としては、ちょっと狙いすぎな感じもしなくもないんやけど、それなりにヒネリもあったりで、意外と楽しんでしまったんよ。

主演の山崎くんの、さりげなく印象に残る存在感ってのが、特に強く主張してくるわけではないんやけど、嫌味がなくて悪くなかったのかも。

何のために生きているのか、何がしたいのか、そんな問いかけの答えを探す、そんな10代の少し“しょっぱい”気持ちが出たドラマは、案外、よかったりして?!

2018年11月12日 (月)

『ゲーム・ナイト』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、コメディ系の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインってひとたちは、セス・ゴードンが監督した『モンスター上司』って作品で共同で脚本を書いてて、他にも何作かコメディ系で脚本を一緒に書いてるみたいなんよ。

最近では、スパイダーマンの新シリーズである『スパイダーマン:ホームカミング』の脚本を一緒に手掛けてるみたいで、おバカコメディだけやなくて、活躍の場を広げてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ゲーム・ナイト / Game Night   ★★★☆☆   (2018年)

監督:ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン
出演:レイチェル・マクアダムス、ジェイソン・べイトマン、カイル・チャンドラー、シャロン・ホーガン、ビリー・マグヌッセン、ラモーン・モリス、カイリー・バンブリー、ジェス・プレモンス、ダニー・ヒューストン

ゲーム大会で出会って結婚した夫婦は、子宝に恵まれず、悩んでいたが、そんな時、ビジネスで成功をおさめた夫の兄が海外から戻ってきて、そんな彼の豪邸で友人たちとゲーム大会をすることになるのだが................ってなコメディ調のドラマ?!

誰かが誘拐されるという設定で、役者を雇ってゲームとして推理モノの犯人探しをするはずが、なぜか本物の強盗が押し入り、事態は思わぬ方向に.............ってなことで、ドタバタとね。

遊びのハズが、本物のマフィアに狙われて、ってことで、くだらない話ながら、それなりに展開が気になる内容にはなってたかな。

まぁ、個人的には、レイチェルくんが頑張ってるところで、それなりに楽しめてしまうんやけどね(笑)

というわけで、劇場で未公開の作品としては、出演陣もそれなりに豪華で、意外と観れてしまうあたりで、悪くなかったかなって思うんやけど?!

2018年11月11日 (日)

『ボヘミアン・ラプソディ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、音楽伝記ものをひとつ、ご紹介♪

QUEENといえば、やっぱりボーカルのフレディ・マーキュリーのイメージが強くて、80年代にロックを聴き始めた者として、やっぱりハズせないバンドで、エイズで亡くなったっていう衝撃も含めて、忘れられない存在なんよね。

その音楽は、今聞いても、まったく色あせない個性があって、フレディの声の美しさと力強さってのは、すごい魅力があったなぁって、思わずにはおれんよなぁ。

そんなバンドの知られざる秘話を描いた作品は、どうやら評論家からは平凡な作品と評されてるらしいんやけど、一方で、観客からは絶大な支持を得てるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody   ★★★★   (2018年)

監督:ブライアン・シンガー
出演:ラミ・マレック、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、ルーシー・ボーイントン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、エイダン・ギレン、マイク・マイヤーズ、ダーモット・マーフィ、アーロン・マカスカー

イギリスのロックバンド“クィーン”の誕生から、ライヴ・エイドのコンサートまで、フレディ・マーキュリーとメンバーたちがたどった軌跡を描いた伝記ドラマ?!

ブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドのボーカルが抜けて、偶然のタイミングでフレディ・マーキュリーがメンバーに加わり、新たにベースを加えて結成されたバンドは、その独創的な音楽で人気となるのだが..............ってなことで、バンドの栄光の陰にある波乱のドラマをってとこなんかな。

いやぁ~、キャストが実際のメンバーに見た目が激似ってのもあってか、名曲の数々をバックに、胸アツな作品に仕上がってるんよ。

代表曲のデキあがるときの秘話なんかを見ながら、思わず「そうやったんかぁ~」って感心しつつ、孤独を抱えながら、フロントマンとしてシャウトするフレディの苦悩に満ちた生き様ってのが、切なかったね。

そんでもって、いろいろありながらのライヴ・エイド..........もう涙しかないよなぁ。

どうやら批評家ウケがよくないらしいんやけど、これを観て、QUEENというバンドの各メンバーのクオリティの高さと、彼らの熱い友情や絆ってのをひしひしと感じつつ、フレディ・マーキュリーという男の偉大さってのを、実感してまうよなぁ?!

2018年11月10日 (土)

『トレイン・ミッション』

今日は、おじさんアクションをひとつ、ご紹介♪

ジャウマ・コレット=セラって監督さんは、スペインの出身のひとで、これまでも何作か取り上げてきたけど、もともとはスペインでホラー系の作品を手掛けてたのが、最近は、すっかりハリウッドでの仕事が増えてる感じやね。

主演のリーアム・ニーソンとは、『アンノウン』『フライト・ゲーム』、そして『ラン・オール・ナイト』ときて、これが4回目のタッグってことになるんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

トレイン・ミッション / The Commuter   ★★★☆☆   (2018年)

監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ、エリザベス・マクガヴァン、フローレンス・ピュー、サム・ニール、ジョナサン・バンクス、キリアン・スコット、アンディ・ナイマン、クララ・ラーゴ、ローランド・モラー

警察官をやめて10年間、保険会社の営業をしていた男は、突然、会社から解雇され、途方に暮れて家に帰る通勤電車で、見知らぬ女に高額の報酬と引換えに人探しを依頼されるのだが..................ってなサスペンス&アクション?!

強引に巻き込まれた男は、家族の身の危険を感じながら、必死にターゲットの人物を探そうとするのだが...............ってなことで、リーアムおじさんの本領発揮(?)といわんばかりに、ドラマとアクションを組み合わせてってとこなんかな。

話の設定や展開としては、ちょっとどうなのって思わなくもないんやけど、リーアムおじさんの必死の形相を見てると、だんだんと先が気になってもうて(笑)

いつもの通勤電車が、まったく違う様にってところが、目のつけ所としてはなかなかで、それゆえの原題が、なぜか安っぽいカタカナ邦題に変えられてしまっているところが、なんとも配給会社のセンスのなさを表してるよなぁって思うんやけどね?!

2018年11月 9日 (金)

『ナラタージュ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は島本理生って作家さんが書いた小説らしく、芥川賞や直木賞に何度もノミネートされてる、人気のあるひとなんやってね。

例によって原作は読んでないんで、まったく知らなかったんやけど、有村架純が主演ってところで、少し興味を持ちつつも、主役が役者っぽいひとで、監督がしかもこのひとってところが、かなりのマイナスポイントで、結局はレンタル待ちになってたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ナラタージュ   ★★★☆☆   (2017年)

監督:行定 勲
出演:松本 潤、有村架純、坂口健太郎、瀬戸康史、市川実日子、大西礼芳、古館佑太郎、駒木根隆介、金子大地、上岡実希

高校の演劇部の顧問だった教師への淡い思いを抱いたまま卒業した女の子は、大学生になったある日、彼から学園祭にむけて部員が足りないので手伝って欲しいと頼まれ、久しぶりに再会するのだが...........................ってな恋愛ドラマ?!

忘れかけていた気持ちが再燃し、それを伝えようとするが、彼には複雑な事情があり、彼女と付き合うことができないのだが...........................ってなことで、ドロドロの恋の話をってとこなんかな。

う~ん、まぁ原作を知らないんで、なんとも言えないんやけど、どうにも間延びした人間関係を、間延びした展開で語られるもんやから、とっても“まったり”した気分になってしまった(苦笑)

有村くんは、初めての(たぶん?)ベッドシーンで体を張った演技をして頑張ったんやけど、どうなんやろう、ここまでやる価値があったんかなぁって、ちょっと気の毒になってもうたよ?!

2018年11月 8日 (木)

『ロスト・イン・パリ』

今日は、フランスとベルギーの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督をしてるふたりが、そのまま主演を兼ねてて、もともと道化師だったふたりの独特な作品作りってのは、カンヌ映画祭やベルリン国際映画祭なんかでも評価されてるみたいなんよ。

公式ホームページを読むと、演劇学校で知り合ったふたりが、やがて結婚して、一緒になって楽しい映画を作ってるってことらしく、なんとも微笑ましい話やよね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ロスト・イン・パリ / Paris Pieds Nus   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ドミニク・アベル、フィオナ・ゴードン
出演:フィオナ・ゴードン、ドミニク・アベル、ピエール・リシャール、フィリップ・マルツ、エマニュエル・リヴァ

長年パリで暮らす叔母からの手紙で、一緒に暮らして欲しいと頼まれ、カナダからパリにやってきた女だったが、到着直前に姿を消した叔母の行方が分からず、途方に暮れるのだが................................ってなコメディ調のドラマ?!

見知らぬ街で、右も左も分からずに戸惑う彼女だったが、ひょんなキッカケで路上生活者の男と知り合い、一緒に叔母を探してまわるのだが.........................ってなことで、軽妙なタッチでドタバタ騒ぎをって感じかな。

見るからに、ちょっと個性的なキャラクターたちが、コミカルな動きをしながら、アレコレとってことで、美男美女でもなく、ロマンチックとも言いがたく、微妙な線をつきながら、どこか気になるっていう、絶妙な雰囲気を作り出してたね。

ちょっとエスプリの効いた(?)、小洒落たドラマは、ホノボノしてて、それなりに楽しめるデキやったよ?!

2018年11月 7日 (水)

『死の谷間』

今日は、アイスランド、スイス、アメリカ、ニュージーランドの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのはロバート・C・オブライエンっていう作家が70年代なかばに出した小説らしく、オリジナルの話は登場人物がふたりだったのを、映画では3人にしてあるんやって。

そんな作品、もともとはアマンダ・セイフライドとトビー・マグワイアがキャスティングされてたみたいなんやけど、スケジュールの遅れとかで変更になってしまったらしい。

ちなみに、サンダンス映画祭で上映されて、審査員特別賞にノミネートされてたみたいで、監督さんは、『コンプライアンス 服従の心理』って作品で注目されたひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

死の谷間 / Z For Zachariah   ★★★☆☆   (2015年)

監督:クレイグ・ゾベル
出演:マーゴット・ロビー、キウェテル・イジョフォー、クリス・パイン

放射能の汚染が広がる世界で、奇跡的にまったく影響を受けない山間の谷間でひとりで暮らす女だったが、ある日、他の場所から流れ着いた黒人の男が現れ、彼と生活するようになるのだが、そこに、もうひとり白人の男がやって来て.............................ってなドラマ?!

誰もいない世界で、孤独に生きていた暮らしに、ある日、ひとりの男が現れ、そしてもうひとり、ってことで、男と女の微妙な恋愛関係をってところなんかな。

他に誰もいなければ、選択の余地はないが、別の選択肢ができたときに、宗教観や年齢、人種、生活観といったものを考え、果たしてどうなるかってところで、登場人物の設定の仕方がなかなか興味深いところではあったかな。

現実的な話をすれば、ちょっと無理がありすぎる感はありありなんやけど、究極的なところで、人が誰かを好きになるときに、どういうプロセスがあるかってことを映し出すというあたりで、悪くはなかったかなぁって思うんやけどね?!

原作本の翻訳タイトルが「死の影の谷間」っていうらしく、それをもじっての邦題やったんやろうけど、なんか違和感しかないよなぁ................なんて思ってもうた。

2018年11月 6日 (火)

『ミスミソウ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのが、その筋では人気のホラー系の漫画らしく、そいつを若手俳優を使って映画化したってことらしく、いろいろと海外の映画祭なんかにも出展してたみたいやね。

監督の内藤瑛亮といえば、商業映画デビューとなった『先生を流産させる会』ってのが、そのショッキングな内容からも話題になって、その後も野村周平と夏帆が出演した『パズル』、間宮祥太朗や中条あやみなんかも出演した『ライチ☆光クラブ』といった、なかなか個性的な作品を作ってるイメージかな。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ミスミソウ / Liverleaf   ★★★☆☆   (2017年)

監督:内藤瑛亮
出演:山田杏奈、清水尋也、大谷凛香、紺野彩夏、中田青渚、大塚れな、櫻愛里紗、寺田 農、片岡礼子、玉寄世奈、戸田昌宏、大友一生、遠藤健慎、森田亜紀

父親の仕事の関係で、田舎町にある学校に転校してきた中学生の女の子は、いつしかクラスの中心メンバーからイジメを受けるようになり、エスカレートして家に放火され、両親を亡くし、妹は火傷で重体となるのだが...............ってなバイオレンスもの?!

家族を失った女の子の怒りは、抑えることができずに暴走するが............ってなことで、かなりハードな復讐ドラマが展開するんよ。

出だしの重苦しい感じから、一気にメーターを振り切るあたりで、ちょっとグロすぎなところもありつつ、ただ、そこで安易にチープなバイオレンスにならずに、ある種のセンスを感じさせるあたり、意外と嫌いやないんよなぁ(笑)

まぁ、かなり“やりたい放題”なところが、好き嫌いの分かれるところやとは思いつつ、遠慮なくとことん突き進むってのは、これはこれでアリかなぁって思わせてくれるね?!

2018年11月 5日 (月)

『ハッピー・エンディング』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、コメディ調の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、サテライト賞ってので、いくつかのノミネートを受けたりしてて、インディペンデント・スピリット賞でもマギー・ギレンホールが助演女優賞にノミネートされてたんよね。

監督のドン・ルースってひとは、もともと脚本家として知られたひとで、この作品にも出演してるリサ・クドローとクリスティナ・リッチが共演した『熟れた果実』って作品で、インディペンデント・スピリット賞の新人監督賞や脚本賞を受賞したらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ハッピー・エンディング / Happy Endings   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ドン・ルース
出演:トム・アーノルド、ローラ・ダーン、リサ・クドロー、スティーヴ・クーガン、マギー・ギレンホール、ジェイソン・リッター、サラ・クラーク、タマラ・デイヴィス、デヴィッド・サトクリフ

母親の再婚相手の息子と肉体関係をもち、10代で妊娠した彼女のその後と、その周りの人々のちょっぴり世知辛い人間模様を描いたコメディ・タッチのドラマ?!

同性愛カップルにマッサージ師、住所不定の女に映画監督志望の若者、絡み合うそれぞれの非日常的な日常を、ちょっとおもしろオカシクってとこなんかな。

未公開作品ながら、話の語り方が独特で、どこか淡々とした展開でありながら、登場人物たちの不器用な生き様が、観てるうちに気になってくる、そんな、なかなか味のあるドラマやったよ。

これまでは、大ヒットしたテレビコメディの人気キャラで、コミカルさがウリのイメージやったリサくんが、ちょっとシリアス目の演技をしてるあたりが、なんか意外やったね?!

2018年11月 4日 (日)

『ユナイテッド93』

今日は、アメリカの同時多発テロのことを描いたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、9.11のテロの時に、ハイジャックされた4機の飛行機のうち、唯一、ターゲットに到達せずに不時着した飛行機をめぐるドラマを描いたものなんよね。

アカデミー賞では、監督賞と編集賞にノミネートされて、英国アカデミー賞や全米批評家協会賞では監督賞を受賞したりして、作品としても評価されてたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ユナイテッド93 / United 93   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ポール・グリーングラス
出演:ハリド・アブダラ、ポリー・アダムズ、オパル・アラディン、ルイス・アルサマリ、リチャード・ベキンス、レイ・チャールソン、クリスチャン・クレメンソン、ローナ・ダラス、ピーター・ハーマン、デヴィッド・アラン・ブッシェ、タラ・ヒューゴ、ゲイリー・コモック、スーザン・ブロンマート

2001年の9月11日、あの衝撃的な事件から5年を経て、ついに語られる悲しみの物語、ハイジャックされた4機のうち、唯一目的に到達しなかったユナイテッド航空93便での出来事を描いたドラマ?!

管制塔の緊迫した状況、混乱する人々、全てをドキュメンタリー・タッチで極力演出を避けて作り上げられた内容は、当時の様子を想像させるのには十分なデキやったね。

空港職員は役者ではなく、本人がそのまま演じてるらしく、また、名の通った役者を使わず、リアリティを出した点も、なかなかのアイデアやったかな。

実際の機内の様子はよく分からないだけに、どこまで本当なのか、気になるところではあるんやけど、ハイジャックされた機内から家族に電話した人々の言葉も、そのままやったとしたら、かなり胸に重くのしかかる話やよね。

これだけのイベントをネタにしながらも、金儲けのための映画的な部分が、あまり見えなかったことは、十分に評価できるんと違うかな?!

2018年11月 3日 (土)

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

今日は、スピルバーグ先生の作品をひとつ、ご紹介♪(笑)

この作品、さすがはスピルバーグってところで、アカデミー賞では作品賞とメリル・ストリープが主演女優賞にノミネートされたんよね。

ゴールデン・グローブでも、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞にノミネートされたりして、作品としては、それなりに評価されてたんかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 / The Post   ★★★☆☆   (2017年)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクス、サラ・ポールソン、ブルース・グリーンウッド、アリソン・ブリー、ボブ・オデンカーク、ブラッドリー・ウィットフォード、トレイシー・レッツ、マシュー・リス

父親が作った新聞社を継いだ夫がなくなり、代表となった女性は、経営を安定させるために株式の公開に踏み切るが、ちょうどその時に、アメリカ政府が関与してきた戦争に関する内部文書がリークされ、大騒ぎになるのだが................ってな、ワシントン・ポストとその代表を務めた女性の苦悩を描いたドラマ?!

ベトナムでの敗北を悟りながらも、戦争続行に舵をきるニクソン政権の本音を暴露したレポートをめぐり、隠ぺいするために圧力をかける政府と、報道の自由のために戦うマスコミ、そんななかで苦悩するひとりの女性をってところで、スピルバーグ監督らしい、良心的な作品に仕上がってたかな。

ただ、主演のメリルおばちゃんの演技が、どうもキャラクターにフィットしてない感があって、そこに何を演じても“トム・ハンクス”なテイストが絡んで、個人的には、ちょっと違和感になってもうたね。

70年代はじめという時代のなかでの女性経営者の立場や、今や名前のよく知られたポスト社の転換期、そんなドラマがあったんやっていうのは、ちょっと興味深かったけどね?!

ワシントン・ポストっていう新聞社と、そこに集うジャーナリストたちの熱い魂を描いてるが故の原題やったのが、暴露文書をメインにしてしまった邦題、なんかズレてもうてるんよなぁ...........................(苦笑)

2018年11月 2日 (金)

『オー・ルーシー!』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとは同名タイトルで桃井かおりを主演に迎えて短編映画として作ったものが評価されて、日米合作で長編映画になったものなんやってね。

監督の平柳敦子ってひとは、そんなこんなで、これが長編デビュー作ってことになるんやけど、インディペンデント・スピリット賞で新人作品賞にノミネートされて、主演の寺島しのぶも主演女優賞にノミネートされたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

オー・ルーシー! / Oh Lucy!   ★★★☆☆   (2017年)

監督:平柳敦子
出演:寺島しのぶ、忽那汐里、ジョシュ・ハートネット、南 果歩、役所広司

退屈な日々を送っていた独身OLの女は、ある日、姉の娘である姪に、自分が申し込んだ英会話のレッスンを代わりに受けて欲しいと頼まれ、授業料の残額を支払って、体験レッスンに参加するのだが.........................ってなドラマ?!

あまり乗り気ではなかった英会話だったが、フレンドリーな教師のアメリカ人が気になって、次のレッスンに行くと、彼は学校を辞めて、姪と一緒にアメリカに帰ってしまったと聞いて、姪の母親である姉と一緒に、有給休暇を使ってアメリカに行くことに.......................ってなことで、ちょっと痛めの恋愛話ってとこなのかな。

こんなところでジョシュ・ハートネットを見るとは、っていう、ちょっとしたサプライズ(?)もありつつも、基本的には主演の寺島くんや脇で効いてる役所くんの存在やらで、うまくまとまってる印象やったね。

どんよりと日々を過ごしていた女性が、ちょっとした人生の転機を迎えて、無茶をしながらも、必死にもがく姿ってのは、少し悲哀を感じつつも、どこか共感できてしまう、そんな絶妙な雰囲気ってのがあるのかもなぁ...............................?!

2018年11月 1日 (木)

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

今日は、賞レースを賑わせた作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞ではウィレム・デフォーが助演男優賞にノミネートされて、残念ながら受賞はできなかったんやけど、全米批評家協会賞やNY批評家協会賞で助演男優賞に輝いたんよ。

監督のショーン・ベイカーってひとは、この作品でもインディペンデント・スピリット賞の監督賞にノミネートされたんやけど、前作でも監督賞にノミネートされてて、なかなか注目されてるみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 / The Florida Project   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ショーン・ベイカー
出演:ブルックリン・キンバリー・プリンス、ブリア・ヴィネイト、ウィレム・デフォー、ヴァレリア・コット、クリストファー・リヴェラ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

フロリダにある安モーテルで暮らす母親と娘。定職につくこともできずに、自堕落な生活をする母親だったが、娘は、同じようにモーテルで暮らす同じくらいの友だちと、走り回って遊ぶのだが............................ってな、社会の底辺で暮らす人たちの姿を描いたドラマ?!

いたずら盛りの子どもたちは、いろいろと問題を起こすのだが、それを見守るモーテルの管理人は、時に厳しく接しながらも、彼ら“住人”のことを気に掛けるのだが....................ってなことで、その日暮らしをする人たちの現実をってとこなんやろね。

ディズニー・ワールドのそばにある夢の国とは違う、厳しい現実、そんな中でも明るく生きる子どもたちの姿を活き活きと映しつつ、ってところで、ちょっと世知辛いドラマやったなぁ。

子役の女の子の演技が絶賛されてるらしく、悲惨な環境のなかでも逞しく走り回る姿ってのは、なるほど、印象的ではあったね。

作品としては、日常を切り取った感じの作りで、少し一本調子なように思えて、もうひとつ気持ちが盛り上がらんかったのかもしれんなぁ......................邦題についた“真夏の魔法”ってのが、ディズニーにかけてるのかもしれんけど、蛇足に思えてしょうがないし?!(苦笑)

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