『テルミン』
今日は、ドキュメンタリーものをひとつ、ご紹介♪
この作品、製作年は1993年なんやけど、どういうわけか日本で劇場で公開されたのは2001年で、かなり時間がかかったんよね。
作品自体は、サンダンス映画祭でフィルムメーカー賞を受賞して、審査員賞にもノミネートされて、ドキュメンタリー作品として、一定の評価を受けたらしいんよ。
ちなみに、監督をしてるスティーヴン・M・マーティンってひとは、もともと役者として活躍してて、アダムズ・ファミリーに出演してた役者さんなんやって。
というわけで、そんな作品の感想は........................?!
テルミン / Theremin An Electronic Odyssey ★★★☆☆ (1993年)
監督:スティーヴン・M・マーティン
出演:レオン・テルミン、ブライアン・ウィルソン、トッド・ラングレン、クララ・ロックモア、ヘンリー・ソロモノフ、ベリル・キャンベル、ロバート・モーグ
電子楽器の先駆けとなった楽器テルミンを発明したロシア人科学者、レオン・テルミンの数奇な人生を追ったドキュメンタリー?!
アメリカに渡り、その画期的な機械で有名となったものの、何者かに誘拐され、忽然と姿を消したテルミン博士、ソ連で処刑されたと言われていたのだが..........ってなことで、ひとりの科学者を追いつつ、彼の残した功績とその後を描くってね。
その独特な音色もさることながら、社会主義国家のなかで翻弄されるひとりの科学者の生き様ってところで、彼の人生にはなかなか興味が尽きないんよなぁ。
何気なく聴いていたホラー映画の効果音や、あのビーチ・ボーイズの曲に使われていたとは、ちょっと驚きやったね。
確かに聞き覚えのある、インパクト十分な音やったんやけど、そんな音を生み出した人物の人生もまた、なかなかの驚きやったかな?!
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