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2018年12月

2018年12月31日 (月)

『キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、ミステリーものをひとつ、ご紹介♪

この作品、どうやらシリーズものの1作って位置づけらしく、母親が営む下宿にやってくる客と、そこで暮らす女の子の交流をネタにした“アメリカン・ガール”っていうシリーズになってるらしんよ。

主役を演じるアビゲイル・ブレスリンといえば、『リトル・ミス・サンシャイン』って作品での演技が注目されて、当時まだ10歳くらいながら、アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.............?!

キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー / Kit Kittredge An American Girl   ★★★☆☆   (2008年)

監督:パトリシア・ロゼマ
出演:アビゲイル・ブレスリン、ジュリア・オーモンド、クリス・オドネル、ジョーン・キューザック、ザック・ミルズ、スタンリー・トゥッチ、ウォーレス・ショーン、マックス・シェリオット、ジェーン・クラコウスキー、ウィロウ・スミス

大恐慌時代のアメリカの田舎町では、人々は職にあぶれ、苦しい生活を強いられていた。そんな暮らしを子供たちを中心に描いた、コメディ・タッチの作品?!

新聞記者になることを夢見る女の子だったが、父親は失業してシカゴに職探しに行き、家には下宿人を泊めて、家計の足しにするが..................ってなことで、子供の目線から見た世の中はってね。

少し風変わりな登場人物たちと、わんぱくな子供たち、いろいろエピソードを盛り込みつつ、ドラマとして、うまくまとまってたかな。

まぁ、“ありがち”と言えばそれまでではあるんやけど、背伸びした感じと無邪気さを前面にだした、生き生きした子供たちを見てると、ちょっと元気になれるかな?!(笑)

2018年12月30日 (日)

『ビューティフル・デイ』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭でパルム・ドールにノミネートされて、男優賞と脚本賞を受賞したらしく、インディペンデント・スピリット賞なんかでも監督賞や主演男優賞にノミネートされたりして、インディーズ系の作品としては、かなり評価されたらしいんよ。

監督をしてるリン・ラムジーっていう女性監督は、ティルダ・スウィントンが主演した『少年は残酷な弓を射る』って作品でも、カンヌ映画祭のパルム・ドールにノミネートされてたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ビューティフル・デイ / You Were Never Really Here   ★★★☆☆   (2017年)

監督:リン・ラムジー
出演:ホアキン・フェニックス、ジュディス・ロバーツ、ジョン・ドーマン、アレックス・マネット、ダンテ・ペレイラ=オルソン、エカテリーナ・サムソノフ、アレッサンドロ・ニヴォラ、フランク・パンド

裏社会で、行方不明人の捜索を請け負う仕事をしている男は、とある上院議員から、母親が亡くなってから家出をして、娼館で働いている娘を助け出して欲しいと懇願さえるのだが......................ってなドラマ?!

戦場での辛い体験から、心に深い傷を負い、強い自殺願望を持つ男だったが、年老いた母親を養うためにも、裏稼業で危険な橋を渡るのだが............ってなことで、内省的な独特の雰囲気のドラマが展開するんよ。

この作品、なんといっても主役のホアキンくんの“ヤサグレ具合”がポイントになってて、世捨て人のような風貌ってのが、うまくキャラを作ってる感じやったね。

居場所を見つけられずに生きてる男がたどり着く先は..........ってなことで、サスペンス調のドラマは、なかなかのデキやったよ。

どうやら原作本の訳題に引きずられてるっぽい邦題は、インパクトのあるセリフからってところで気持ち的には分からんでもないんやけど、それが内容のすべてを言い現わしてるものではないだけに、なんでそうなるかってところで、違和感しかないよなぁ............?!

2018年12月29日 (土)

『ロンドン、人生はじめます』

今日は、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

このドラマ、どうやら実話をモチーフにしてるらしく、ハムステッド・ヒースという緑豊かな公園のある高級住宅街で、ずっと土地を占有して暮らしていたホームレスの男性が、土地の所有権を手に入れたって話をもとに、作られてるんやって。

監督のジョエル・ホプキンスってひとは、ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンが共演した『新しい人生のはじめかた』って作品を作ったひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ロンドン、人生はじめます / Hampstead   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジョエル・ホプキンス
出演:ダイアン・キートン、ブレンダン・グリーソン、レスリー・マンヴィル、ジェームズ・ノートン、ジェイソン・ワトキンス、フィル・デイヴィス、アリスター・ペトリ

夫に先立たれ、ロンドンにある高級住宅街のマンションで一人暮らしをする女は、近くに森のなかで、ひっそりと掘っ立て小屋で暮らす男を見つけ.............................ってな実話をモチーフにしたドラマ?!

高級住宅街で生活しているものの、借金がかさみ、大変な状況にあるなか、森の中で暮らす男に興味を持ち、その地域を開発しようとしている不動産業者から嫌がらせを受けているのを見つけ、助けるのだが...........................ってなことで、ひとつの出会いをキッカケに人生を見つめなおすってとこなんかな。

ベテランふたりの演技で、じっくりとってことなんやろうけど、どうもダイアンおばちゃんのキャラクターに“あざとさ”を感じてもうて、もうひとつシックリとこんかったよ。

異なる価値観にふれて、新しい人生への一歩をってところで、老齢の恋の話を絡めてってのは分からんでもないんやけど、お金マークがちらつくと、ちょっと下世話な気分になってもうたりして.......................................ね?!(苦笑)

2018年12月28日 (金)

『ちはやふる -結び-』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』ときて、競技かるたというニッチなところを逆に活かして、青春どまんなかなシリーズの締めということで、残念ながら劇場では観れなかったんやけど、レンタルで手にしたってわけ。

いろいろと世間では叩かれてる部分もあるみたいやけど、個人的には広瀬くんの演技力ってのは、かなり買ってて、それに加えて松岡くんも引き続き登場ってところで、期待をしてもうたよね。

ちなみに、新田真剣佑って若手の役者さん、ちょっと前まで真剣佑ってクレジットされてたから、てっきり“しんけん・ゆう”って名前かと思ったら、どうやら“あらた・まっけんゆう”っていうのが正解らしく、パパさんが、あのサニー千葉こと千葉真一なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ちはやふる -結び-   ★★★★   (2017年)

監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、矢本悠馬、上白石萌音、松岡茉優、國村 隼、賀来賢人、清水尋也、森永悠希、清原果耶、松田美由紀、優希美青、佐野勇斗

競技かるた部は、3年生となり、最後の大会での全国大会制覇を目指して、頑張っていたが、大会を前に、部長が退部する事態となり...............................ってな青春ドラマ?!

チーム一丸となって大会に挑むハズが、主力が抜けて、新入生を加えたメンバーで戦うことになり、予選から苦戦を強いられるのだが.........................ってなことで、競技にかける高校生の熱い思いをってとこなんかな。

いやぁ、競技かるたをここまでドラマチックな青春ドラマにできるってのは、ある種の新鮮さを覚えるよなぁ。3作目にして、メインキャストもすっかりキャラ立ちしてるところで、主演の広瀬くんをはじめ、いい雰囲気が伝わってくるようで、なかなかいい具合に盛り上げてくれるんよ。

原作をまったく知らないだけに、ストーリーとしての再現具合がどうのってのは、よく分からないんやけど、単純にシリーズを1作目から鑑賞してる視点でみると、まぁ、多少、中途半端な笑いに引きつつも、最後まで胸アツで観れたかな?!

2018年12月27日 (木)

『フロム・ヘル』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、主演がジョニー・デップなんやけど、ちょうど“パイレーツ・オブ・カリビアン”のシリーズが始まる前の、まだジョニーくんがマイナーな作品を好んで出演してた頃の作品なんよ。

監督をしてるアルバート&アレン・ヒューズ兄弟は、黒人の置かれた厳しい現実を描いた、デビュー作の『ポケットいっぱいの涙』って作品で注目されたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

フロム・ヘル / From Hell   ★★★☆☆   (2001年)

監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
出演:ジョニー・デップ、へザー・グレアム、イアン・ホルム、ジェイソン・フレミング、スーザン・リンチ、レスリー・シャープ、ロビー・コルトレーン、テレンス・ハーヴェイ、ソフィア・マイルズ、イアン・リチャードソン、マーク・デクスター

19世紀終わりのロンドンで人々を震撼させた“切り裂きジャック”を題材に、その事件の真相を探るサスペンス・スリラー?!

次々と切り裂かれる娼婦たち、その背後にある事件の闇を追って、ひとりの警部が奮闘するのだが...............ってなことで、いやぁ~、正直、観る前はちょっとダメな臭いがプンプンしてたんやけど、期待に反して思いのほかおもろかったね(笑)

ジョニーデップの圧倒的な存在感と、手の込んだ謎解き、脇を固めるイアン・ホルムの怪演など、なかなか見所が満載やったんよ。

映像的にも実に丁寧に作られていて、随所に斬新なカットを使いつつ、ちょっとエグイながらも、効果的に嫌味なく、うまく恐怖感を煽ってたところがよかったね。

期待せずに観たこともあってか、これは意外と拾い物の作品やった?!

2018年12月26日 (水)

『レディ・バード』

今日は、ゴールデン・グローブで作品賞を受賞した作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞なんかにノミネートされて、かなり注目されたんやけど、監督のグレタ・ガーウィグは、これが長編単独監督デビュー作になるらしい。

これまでも、自ら脚本と主演をやった『フランシス・ハ』って作品なんかで、その個性が注目されてたひとではあるんやけど、こうして賞レースを賑わしてるのをみると、才能があるんかもね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

レディ・バード / Lady Bird   ★★★☆☆   (2017年)

監督:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、ルーカス・ヘッジズ、トレイシー・レッツ、ビーニー・フェルドスタイン、ティモテ・シャラメ、クリステン・クローク、ロイス・スミス、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、マリエル・スコット、オデイア・ラッシュ、ジョーダン・ロドリゲス、ジェイク・マクドーマン

カトリック系の高校に通うことになったものの、肌に合わず、周囲といろいろとぶつかりながらも、成長していく、そんな10代の女の子の葛藤を描くドラマってな感じかな?!

娘のことが心配で、いろいろと言ってくる母親とは喧嘩ばかり、好青年の彼氏ができるものの、物足りなくて.........................ってなことで、夢や希望を抱きながら、現実と向き合う中で悩む、女の子の日常をってね。

各方面で絶賛されてる主演のシアーシャくんの演技は、母親への感情、友情、恋愛、10代の悩みが映し出されてて、なかなか脱力した感じも、よかったかもね。

なかなかハゲおやじには100%シンクロする感じではなかったんやけど、おそらく同性の視点から観ると、いろいろと共感したり、考えたりするものもあるんやろなぁ?!

2018年12月25日 (火)

『ルームロンダリング』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる片桐健滋ってひとは、どうやらこれが長編映画デビューってことらしいんやけど、これまで助監督として、崔 洋一、中村義洋、羽住英一郎なんかの作品に携わってきたみたいやね。

主演は、最近、すっかり女優としての露出が増えてる池田くんなわけやけど、ひょっとすると世間的には、モト某アイドルグループにいたひとの映画出演ってところでザワついてる部分もあるのかもなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ルームロンダリング   ★★★☆☆   (2017年)

監督:片桐健滋
出演:池田エライザ、オダギリジョー、渋川清彦、光宗 薫、渡辺えり、田口トモロヲ、木下隆行、健太郎、つみきみほ、奥野瑛太

父親が亡くなり、母親に捨てられた女の子は、少し怪しい不動産屋を営む叔父の手伝いで、ワケあり物件を転々としながら、生活していたのだが..........................ってなドラマ?!

自殺や殺人事件などで人が亡くなった部屋の、事故歴を消すために一定期間、物件に住んでいる女の子は、霊感が強いために、亡くなった人が見えてしまい...........................ってなことで、ゆる~いファンタジー的な話やった。

主演の池田くんは、演技がまだそれほど上手くない割りに、なかなか頑張ってたところが好印象やったかな。個人的には、毎度ながら、脇役で個性を出しまくってた渋川くんが、結構なツボやったんやけど。

他人に心を開くことができず、幽霊とばかり話をしてる、そんな孤独な女の子が、騒ぎに巻き込まれて、少しずつ変わっていく、そんなドラマは、嫌味なく、ボチボチと楽しめる内容やったかな?!

2018年12月24日 (月)

『ピュア』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ベルリン国際映画祭でマンフレート・ザルツゲーバー賞ってのを受賞したみたいで、監督をしてるギリーズ・マッキノンってひとは、ちょっと前に紹介した『ウィスキーと2人の花嫁』を撮ったひとなんよね。

これ実は、まだ駆け出しのころのキーラ・ナイトレイが出演してて、ちょうど『ベッカムに恋して』で注目された直後に製作された作品やったんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

ピュア / Pure   ★★★☆☆   (2002年)

監督:ギリーズ・マッキノン
出演:モリー・パーカー、デヴィッド・ウェンハイム、ゲイリー・ルイス、ハリー・イーデン、キーラ・ナイトレイ、ヴィニー・ハンター、ブロンソン・ウェブ、マーシャ・トマソン

麻薬中毒の母親と暮らす少年は、クスリでボロボロになった母親を支えようと奮闘するが...............ってなことで、少年の視点で描いた家族の再生物語?!

完全に麻薬なしには生きていけない状態の母親、更正施設に入っても、薬を断ち切れないでいるが、再び家族一緒に暮らすことを願う息子の必死の姿を見て、変わろうとするが...............ってな感じで、家族の絆ってのを描いてるんかな。

悲惨な状況の中で、大好きな母親を守ろうとする少年の健気な気持ち、なんやイタイケナ姿にグッとくるものがあって、にじみ出た感情が伝わってくる気がするね。

最低の日々のなかでも断ち切れない家族の絆、ちょっと小粒でB級ながらも、丁寧に描かれた家族の物語は、そっと心の琴線に触れるんよなぁ?!

2018年12月23日 (日)

『来る』

今日は、久しぶりに劇場で公開してる作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、日本ホラー小説大賞ってのを受賞した澤村伊智ってひとの小説らしく、それを監督の中島哲也が脚本をおこして、映画化したものなんやって。

中島くんといえば、最近はすっかりメジャーな監督になって、松 たか子が主演した『告白』、役所広司が主演した『渇き。』と、そこそこの評価の作品を作り続けてるよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

来る   ★★★☆☆   (2018年)

監督:中島哲也
出演:妻夫木 聡、岡田准一、黒木 華、小松菜奈、青木崇高、柴田理恵、松 たか子、太賀、伊集院 光、石田えり、志田愛珠、蜷川みほ

幼い頃に友だちが人さらいにあって、行方不明になったことがある男は、大人になって最愛の妻とひとり娘と一緒に暮らしていたが、周囲で不吉なことが頻発し、民俗学者の友人に相談するのだが..........................ってなホラー系のドラマ?!

家族と幸せな日々を過ごしていたはずが、得たいの知れないなにかにつきまとわれ、それが何なのかを突き止めようと、霊媒師の力を借りるが、相手は思いのほか強大で........................ってなことで、怖い話やった(笑)

中島くんらしく、映像的になかなか凝ってて、かなりドギツイ描写もありつつ、ドラマのインパクトをうまく映像で増強させてる感じやったね。

岡田くんあたりは、出だしはなかなか、普段ないキャラでオッって思ったんやけど、次第に出番が増えるにつれ、例によって薄っぺらさが鼻についてしまって.........................(苦笑)

あと、どういう演出なのか不明なんやけど、中途半端に違和感のある音楽をバックで流してるのが気になってしまって、ちょっと気分的にノリきらんかった。

それでも、豪華なキャストを存分に使いつつ、監督さんのらしさを前面に、なかなかインパクトのある作品には、仕上がってたんと違うかな?!

2018年12月22日 (土)

『ファントム・スレッド』

今日は、PTAの久々の作品をひとつ、ご紹介♪

PTAといっても、学校関係ではなくて、監督さんの名前、Paul Thomas Anderson 略してPTAなわけやけど、 ホアキン・フェニックスが主演した『インヒアレント・ヴァイス』から、久々の新作なんよね。

主演のダニエル・デイ=ルイスは、どうやらこれが俳優引退の作品って言ってるらしいんやけど、監督のPTAとは、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に続くコラボで、この演技でアカデミー賞の主演男優賞をはじめ、数々の賞でノミネート受けて、絶賛されたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ファントム・スレッド / Phantom Thread   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル、ジーナ・マッキー、ブライアン・グリーソン、ハリエット・サンソム・ハリス、カミーラ・ラザフォード、サイラス・カーソン、リチャード・グレアム、ジュリア・デイヴィス、フィリス・マクマーン

女性用の高級ドレスを手掛ける仕立屋の男は、別荘を訪れた際に、レストランでウェイトレスをする女を口説き、モデルとして手伝ってもらうようになるのだが..................ってな男女の愛憎ドラマ?!

彼女のスタイルに惚れ込み、一緒に生活を始めるが、物静かな男は、まだ若く情熱的な彼女に心を乱され..............ってなことで、年の離れた男女の屈折した愛をってとこなんかな。

なんといっても、ダニエルくんの渋く枯れた演技が、たまらなくクールやったなぁ。もともと靴職人になろうとしたぐらいやから、こういう職人肌なキャラってのは、きっと演じてて共感できるんやろなぁ、なんてことを勝手に思ったりして。

静と動、まったく逆でありながら、異なる感性で互いに相手を愛し、必要とする、そんなある種“異形の愛”ってのは、ちょっと陰気でストレートには伝わりにくいんやけど、後からジワジワとくるのかも?!

2018年12月21日 (金)

『50回目のファーストキス』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとは2004年にハリウッドで製作された同名映画(原題:50 First Date)のリメイクで、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが共演した作品は、それなりにヒットしてたっけ。

日本版の方は、長澤くんと山崎くんの東宝シンデレラガールズコンビ(長澤くんのバーターで山崎くんなのかなぁ............)で、“変態仮面”のシリーズや銀魂でおなじみの福田くんが監督をしてるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

50回目のファーストキス   ★★★☆☆   (2018年)

監督:福田雄一
出演:山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀、山崎紘菜、勝矢、大和田伸也

天文学を独学で勉強するために、ハワイに渡り、そこでいい加減なツアーガイドをして生計を立てていた男は、ある日、たまたま立ち寄ったレストランで、ひとりの日本人の女の子と知り合うのだが、彼女には秘密が........................ってな、ハリウッド作品のリメイクもの?!

交通事故の後遺症で、短期記憶がなく、翌日には前日のことをすべて忘れてしまう、そんな女の子に恋をしてしまうが、毎朝、口説くことからリスタートする関係は、なかなかうまくいかず..........................ってなことで、コメディ調の恋愛ドラマをってとこなんかな。

くせもの役者の山田くんの個性と、だいぶ演技ができるようになった(?)長澤くんのキュートさでってことなんやろうけど、そういう意味では、とりあえず一定の需要は満たせてそうで、悪くないのかもね。

コメディよりなせいか、ムロくんや佐藤くんの軽さで雰囲気を作ってるわけやけど、どうも佐藤くんとハワイっていうのがシックリしなくてなぁ............................余計なお世話でしかないんやけど(笑)

研究者としての夢を追うか、困難な恋愛を貫くか、コミカルで切ない(?)恋愛模様の結末は..........................ってなことで、ボチボチやったかな?!

2018年12月20日 (木)

『キンキーブーツ』

今日は、コメディー調のドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品で主要なキャストを演じてるキウェテル・イジョフォーって役者さん、イギリスのロンドン出身の黒人俳優なんやけど、『それでも夜は明ける』って作品の演技が認められて、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたりして、すっかり実力派のイメージがついてるよね。

監督をしてるジュリアン・ジャロルドってひとは、イギリスの出身なんやけど、そのキャリアを見てみると、どうやらTVドラマを中心に活躍してるみたいやったよ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

キンキーブーツ / Kinky Boots   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー、サラ・ジェーン・ボッツ、ジェミマ・ルーパー、リンダ・バセット、ニック・フロスト、ロバート・パフ、ユアン・フーパー、モナ・ハモンド、ジェフリー・ストレトフィールド、スティーヴン・マーカス

ノーサンプトンの田舎町にある父親の靴工場を離れ、ロンドンでの生活を決断した矢先に父親が亡くなり、仕方なく工場を継ぐことに..................ってなドラマ!?

工場を引き受けてみると、実は経営は火の車で、途方に暮れていると、思わぬところから一筋の光明が.................ってなことで、コメディ・タッチで人生やり直しの物語をってとこなんかな。

いやぁ、出だしからイジョフォーくんの強烈なインパクトに、少しどうなのって弱気になりつつも、どういうわけか、ずっと見てると徐々に美しく魅力的に見えてくるから不思議やね(笑)

単なるキワモノキャラを使ったドタバタものではなく、性別を越えた、人と人との繋がりを表現した内容ってところで、ちょっぴり胸に重く響くんやなぁ。

演出の仕方としては、定番の盛り上げ方と分かっていても、グッと感情の高ぶる場面があったりして、なかなかあなどれないデキやったよ?!

2018年12月19日 (水)

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

今日は、イギリスの伝記映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞して、その他に作品賞や撮影賞、美術賞なんかにノミネートされたんよ。

ちなみに、メイクアップを担当したのが、辻 一弘っていう日本の特殊メーキャップ・アーティストで、ゲイリー・オールドマンをチャーチルそっくりに仕立てて、評価されたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 / Darkest Hour   ★★★★   (2017年)

監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、リリー・ジェイムズ、クリスティン・スコット・トーマス、ベン・メンデルソーン、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ニコラス・ジョーンズ、サミュエル・ウエスト

ドイツが周辺国に侵攻し、攻勢をかけるなか、チェンバレン政権が退陣し、首相に就任したチャーチルだったが、寄せ集めの政権の運営は困難を極め.............................ってな伝記ドラマ?!

軍が壊滅的なダメージを受け、敗戦濃厚な状況で、イタリアのムッソリーニを仲介人にして、ヒトラーと和平交渉すべきという意見が強くなり、追い込まれるが、そんななかで国を率いるリーダーとして、決断を迫られ..................................ってなことで、いや、歴史の結果を知っていながらも、その熱さが伝わってくるよね。

それを実現したのは、やっぱりゲイリーおじさんの“なりきり”の白熱した演技なわけで、外見は特殊メイクで普段の面影はないんやけど、役者としての凄みが滲み出てた。

ヒトラーに屈するのか、それとも国を、誇りを守るために、徹底抗戦するのか、状況としてかなり究極な選択を迫られたときに、こうして信念を貫けるリーダーがいたってことが、今の社会の礎になってるんやなぁって思うと、なんや感慨深いよなぁ?!

2018年12月18日 (火)

『幸福な食卓』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてる北乃きいって女優さん、一時はそこそこ人気になって、ちょうどこの作品で日本アカデミー賞の新人俳優賞ってのを受賞したんやけど、もっともスキャンダルがあったりしたのも影響したのかもしれんけど、その後の活躍って点では、ちょっと痛かったね。

監督をしてる小松隆志ってひとは、どうやらこの作品を最後に、TVドラマの方に軸足を置いて活動してるっぽくて、「サラリーマン金太郎」なんかの演出を手がけてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

幸福な食卓   ★★★☆☆   (2006年)

監督:小松隆志
出演:北乃きい、勝地 涼、平岡佑太、さくら、石田ゆり子、中村育二、羽場裕一、久保京子

3年前の父親の自殺未遂をきっかけに、母親は家を出、兄は進学をやめて農業をやるようになり、父親は浪人生に..............そんな崩れそうな家族のなかで暮らす娘の日々をってな家族ドラマ?!

朝食のために食卓を囲む家族の面々を前に、父親が唐突に“父親を辞めようと思う”と宣言したことで、巻き起こる騒動をってな感じなんかな。

なんともいえない“ゆるーい”家族の物語は、なかなかのマッタリ感なんやけど、そんな中で、主役の女の子を演じた北乃きいが、なかなか新鮮な魅力をふりまいてて、よかったね。

全体的に話の設定がユニークで悪くはないんやけど、終わり方がまるで音楽プロモっぽくて、ちょっとどうなんかなぁって疑問は感じてもうたかな。

それでも、家族とはなんやろか、なんてことを微かに考えさせるってところで、作品としては悪ボチボチってとこなんかもなぁ?!

2018年12月17日 (月)

『ベネズエラ・サバイバル』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、ちょっと珍しいところで、ベネズエラ映画をひとつ、ご紹介♪

ベネズエラって国は、正式名称はベネズエラ・ボリバル共和国っていうらしく、南にブラジル、西にコロンビアがあって、カリブ海と大西洋に面してるんよね。

石油をはじめとする資源の豊かな国らしいんやけど、長く続いた独裁政権や内戦などもあり、なかなか政治的には安定してないみたいで、現在もインフレが続いて、かなり厳しい状況にあるらしい。

というわけで、そんな国を舞台にした映画の感想は...........................?!

ベネズエラ・サバイバル / Secuestro Express   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ジョナサン・ヤクボウイッツ
出演:ミア・マエストロ、ジャン=ポール・ルルー、ルーベン・ブラデス、ペドロ・ペレス、カルロス・マデーラ、カルロス・フリオ・モリーナ、ダリラ・コロンボ、エルバ・エスコバル、ミゲル・アンヘラ・ランダ

金を持っていそうなカップルを襲い、ATMで金を引き出させようとするのだが..................ってなことで、小遣い稼ぎに誘拐が行われる、そんなベネズエラの現実を描いたクライム・サスペンス?!

社会の大半を占める貧困層が、一部の富欲層を誘拐し、身代金を要求する、そんなことが日常茶飯事で起こる、病んだ国、あまりにもリアルで、驚いてまうよね。

作品としては、効果的に音楽を使い、なかなか勢いのある作品になってて、映像的にも随所に工夫がなされていて、才能を感じさせるかな。

襲う側と襲われる側、それぞれの当事者の個性が描かれるストーリーも悪くなかったんやけど、ただ、ユーモアを交えることで、少し緊張感が持続せんかったかなぁ.....................でも、小粒ながらもなかなか悪くなかったね?!

2018年12月16日 (日)

『ミッション』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞では、撮影賞を受賞したんやけど、作品賞、監督賞、作曲賞、編集賞なんかにもノミネートされて、カンヌ映画祭ではパルム・ドールを受賞したんよね。

キャスティングでいうと、イギリスでしか知られていなかったジェレミー・アイアンズがメジャーになるキッカケになったってのと、まだ駆け出しの(?)リーアム・ニーソンが脇役で出てるあたりが、注目かもね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ミッション / The Mission   ★★★☆☆   (1986年)

監督:ローランド・ジョフィ
出演:ジェレミー・アイアンズ、ロバート・デ・ニーロ、レイ・マカナリー、リーアム・ニーソン、エイダン・クイン、フィリップ・ボスコ、シェリー・ルンギ

南米コロンビアの山奥に住む原住民にキリスト教を広め、そこに楽園を築いた宣教師たち。そんな彼らを快く思わないポルトガルとスペイン、宗教と政治、理想と現実、そんな葛藤を描いた人間ドラマ?!

原住民にキリストの教えを広めようとする神父、原住民を奴隷として売り飛ばしていたが、弟の死をキッカケに改心した男、土地を求めて侵略を企てるポルトガル、様々な利害や思惑が絡み合い...............ってなことで、なかなか熱い話が展開するんよ。

この作品、アカデミー賞で撮影賞を受賞しただけあって、映像に迫力があって、イグアスの滝でのロケは圧巻やったよ。

自然を前にして、人はなんてちっぽけなものか、そんな人間が私利私欲のために罪のない人々を苦しめ、そしてそれに信念をもって抵抗する男たちの心の苦闘、なんかいろいろと考えさせられたね。

ちょっとセリフが少なく、クライマックスが少々あっけなくもあったりで、物足りなさを感じつつも、歴史の悲劇ってのに胸が痛んでもうたなぁ?!

2018年12月15日 (土)

『マーダーボール』

今日は、ドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、車椅子ラグビーの話なんやけど、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされて、サンダンス映画祭では、観客賞と審査員特別賞を受賞したんよ。

来年は日本でラグビーのワールドカップが開催されるし、パラリンピックの正式競技になってて、東京オリンピックまで約1年半、このスポーツを知るにはうってつけの作品かもね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

マーダーボール / Murderball   ★★★★☆   (2005年)

監督:ヘンリー・アレックス・ルビン、ダナ・アダム・シャピーロ
出演:マーク・ズパン、ジョー・ソアーズ、アンディ・コーン、ボブ・ルハノ、スコット・ホグセット、キース・キャヴィル

事故や病気によって四股に障害を抱えた男達が車イスで激しくぶつかり合う、車椅子ラグビーという競技に熱中する彼らを描いたドキュメンタリー?!

不自由な体でありながら、前向きに競技に打ち込む男達、パラリンピックでのメダル獲得を目指し、アメリカとカナダの宿命の戦いが始まる.....................ってなところで、熱いドラマがあるんよね。

スポーツとしてのハゲしさへの驚きもさることながら、ゲームのなかで、生きる力を漲らせる彼らの姿に心を動かされるんよなぁ。

障害を前面に出した感傷的なものでなく、アスリート達の逞しさ、力強さに、スポーツのもつ美しさってのを感じて、観てて勇気づけられてもうたよ!?

2018年12月14日 (金)

『パプリカ』

今日は、邦画のアニメをひとつ、ご紹介♪

この作品、「時をかける少女」で知られる筒井康隆の書いた小説をアニメ映画化したものらしく、よっぽど気に入ったのか、原作者みずからが声優として出演してるんよね。

監督をしてる今 敏ってひとは、「ジョジョの奇妙な冒険」なんかで注目されて、アニメ映画の監督として注目されてたんやけど、それだけやくて、脇役で出てる(?)面々も豪華で、すごいなぁって思ってもうた。

ちなみに、今 監督は、膵臓ガンになってもうて、2010年に亡くなられてもうてるらしいんよね(合掌)。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

パプリカ   ★★★☆☆   (2006年)

監督:今 敏
出演:(声の出演)林原めぐみ、江守 徹、古谷 徹、筒井康隆、山寺宏一、大塚明夫、田中秀幸、阪口大助、こおろぎさとみ、勝 杏里、三戸耕三、岩田光央

サイコセラピーをやりながら生計をたてている女の子は、他人の夢を共有できるマシンを巡り、様々なことが繰り広げられるなか、巻き込まれ...................ってな近未来アニメ?!

無限に広がる夢の世界を支配し、現実をも掌握する、そんな野望に立ち向かう“パプリカ”、ちょっぴりスパイスの効いたドラマやったかな!?

夢の中にあるファンタジーや妄想、トラウマ、そんなものを題材に、不思議な世界を描いた内容は、なかなかおもしろかったかな。色鮮やかな映像と、印象的な音楽を繰り返すことで、不思議なインパクトが残るんよね。

光と影、善と悪、男と女..............................相反するものねぇ...ボチボチかな?!

アムロの声の人がデブ・キャラなのが、気になって...(笑)

2018年12月13日 (木)

『狩人と犬、最後の旅』

今日は、フランス、カナダ、ドイツ、イタリア、スイスの合作映画をひおとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるニコラス・ヴァニエってひとは、フランスのひとらしいんやけど、本国では名前の知られた冒険家でもあるらしいんよ。

もともとはドキュメンタリー映画を撮ってたみたいで、この作品の後に作った『ベル&セバスチャン』ってのでも、過酷な撮影をしながら、リアルなタッチで描いてたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

 

狩人と犬、最後の旅 / Le Dernier Trappeur   ★★★☆☆   (2004年)

監督:ニコラス・ヴァニエ
出演:ノーマン・ウィンター、メイ・ルー、ケン・ボルトン、アレックス・ヴァン・ビビエ、デニー・デニソン

ロッキー山脈で狩りをしながら、妻と7頭の愛犬たちと一緒に、自給自足の生活を長い間して暮らす狩人の生き様を描いた人間ドラマ?!

広大な自然に囲まれ、ソリを引く犬たちと一緒に生きる男、町での生活に背を向け、厳しい自然のなか狩猟で生計を立てる姿、そして美しい自然とそのなかで生きる動物たち、この作品、何と言っても映像が美しいんよ。

他の動物たちと共存する世界のなかでは、人間ですら、そんな“社会”の一部でしかなく、その恵みを必要なだけ分かち合う、彼の考えは、ことごとく自然を破壊してきた人類が忘れてしまった、大切なことなんやろなぁ。

過酷な環境の中にあって、動物たちと心を通わせて生きるその姿は、すごく崇高で、なんや爽やかな感動を覚えてもうたよ!?

2018年12月12日 (水)

『ポイント45』

今日は、久しぶりにダメな映画をひとつ、ご紹介♪(笑)

監督のゲイリー・レノンってひとは、この作品でどうやら長編映画デビューをしたらしいんやけど、もともとはテレビドラマのプロデューサーや脚本家をやってたみたいで、そちらの方では評価されてるみたいやね。

主演のミラ・ジョヴォヴィッチは、これがちょうどバイオハザードの2作目と3作目の間に作られたもので、女優としてある程度の認識を得られたころの、若気の至りってやつなのかも(笑)

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ポイント45 / .45   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:ゲイリー・レノン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アンガス・マクファーデン、スティーヴン・ドーフ、サラ・ストレンジ、アイシャ・タイラー、ヴィンセント・ラレスカ

ニューヨークの貧しい一角で、拳銃の密売とコソ泥をして生計を立てるチンピラと一緒に暮らす女、ふたりは愛し合っていたが、支配的な男の一方的な暴力に耐えられず、ついに女はひとつの決心をするのだが.......................ってな、クライム・サスペンス.........一応は?!

出だしからエロと暴力満載で、予告を見た限りは、もっとスリリングに展開するクライム・アクションかと思ったんやけど、全くキレのないズルズルな内容やった。

元モデルのミラ嬢は顔面ボコボコで頑張ってたんやけど、いかんせん話がおもんなさすぎて、主役が安っぽいチンピラの設定だけに、話もペラペラってね?!

違った雰囲気を出そうと“語り”を入れたりしても、逆に、そのおかげで全く話に流れがないんよなぁ................でもって、クライマックスへの“仕込み”も、えっ?って思わず驚くぐらい、くだらなく、ミエミエで..................(苦笑)

この手の映画は、ただエロと暴力があればいいってもんやなくて、ある程度の“スタイル”と“センス”がないと.....................とても観れたもんやないよなぁ!?

2018年12月11日 (火)

『三尺魂』

今日は、インディーズ系の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる加藤悦生ってひとは、普段は、どうやらTVのディレクターをしてるらしいんやけど、これがどうやら2作目の映画ってことらしい。

どうも劇場での公開はなかったような感じなんやけど、埼玉県川口市でやってるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭ってので上映されたみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

三尺魂   ★★★☆☆   (2017年)

監督:加藤悦生
出演:津田寛治、木ノ本嶺浩、辻 しのぶ、村上穂乃佳

ネットの掲示板で希望者を募り、三尺玉の花火で自殺することになったひとたちが掘っ立て小屋に集まったが、遅れてきた最後の参加者が女子高生だったことから、彼女だけは思いとどまらせようとするのだが................................ってな人生ドラマ?!

爆発で吹っ飛んだはずが、なぜか時間がループしてしまい、それを使って、大人3人は、まだ高校生の女の子を説得しようとするが、彼女にも覚悟を決める理由があり......................ってなことで、ちょっとコミカルさを出しつつも、人生を諦めた人たちが繰り広げる、再生のドラマをってとこなんかな。

個人的には、なんといっても津田くんの、いつもどおりに調子に乗った演技ってのがツボで、ほんといい役者やなぁって、しみじみ思いながら観てたよ。

話としては、死にたいと思って集まった人たちが、他人と出会い、自分を見つめなおして人生を考えるってところで、“ありがち”かなぁと思いつつも、キレイに話をまとめたなぁって印象やったね。

ほぼ、ワンシチュエーションで、舞台劇のように4人で繰り広げる掛け合いは、控えめながら、悪くないキャスティングで、うまく成立してたんと違うかな。

劇場での公開がないのか、そういう意味で小粒な作品ってことやったのかもしれんけど、映画としては、なかなか味わいがあったと思うんやけどね?!

2018年12月10日 (月)

『スノーマン 雪闇の殺人鬼』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、未公開ながらも、出演してるキャストが、なかなか豪華で、イロ男のマイケル・ファスベンダーに加え、シャルロット・ゲンズブールやJ・K・シモンズ、トビー・ジョーンズといったベテランから、個人的には久しぶりのクロエ・セヴィニーといった、なかなか楽しめる面々がそろってるんよ。

それもそのなず、監督をしてるトーマス・アルフレッドソンってひとは、スウェーデンのひとなんやけど、『ぼくのエリ 200歳の少女』で世の中の度肝を抜き、『裏切りのサーカス』では、英国アカデミー賞の監督賞にノミネートされたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

スノーマン 雪闇の殺人鬼 / The Snowman   ★★★☆☆   (2016年)

監督:トーマス・アルフレッドソン
出演:マイケル・ファスベンダー、レベッカ・ファーガソン、シャルロット・ゲンズブール、ヴァル・キルマー、トビー・ジョーンズ、J・K・シモンズ、クロエ・セヴィニー、ソフィア・ヘリン

アル中ぎみの飲んだくれ刑事は、連続する女性失踪事件を捜査することとなり、他の街から異動してきたばかりの若手の女性刑事と一緒に動くのだが.................ってなサスペンスもの?!

行方不明となった女性たちの共通点は、それぞれ夫や恋人との関係がうまくいっておらず、幼い子供がいること、そんな少ない手掛かりから、犯人を捜すのだが...............ってなことで、凍てついたノルウェーの景色のなか、なかなかスリリングなドラマが展開するんよ。

犯人を突き詰めたつもりが、意外な展開にってなことで、いろいろと伏線があったり、ヒネリがあったりで、まぁ、多少、強引なところもありつつも、うまく盛り上げてたんと違うかな。

作品の評価自体は、正直イマイチな感じみたいなんやけど、なかなか豪華な面々もキャスティングされてて、個人的には思った以上に楽しめたかも?!

2018年12月 9日 (日)

『主人公は僕だった』

今日は、コメディ調の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるマーク・フォースターってひとは、もともとドイツの出身らしいんやけど、ビリー・ボブ・ソーントンとハル・ベリーが共演した『チョコレート』って作品で注目されて、ジョニー・デップとケイト・ウィンスレットが共演した『ネバーランド』では、アカデミー賞の作品賞にノミネートされたんよね。

この作品も、ゴールデン・グローブで主演のウィル・フェレルが男優賞にノミネートされて、放送映画批評家協会賞では、エマ・トンプソンが助演女優賞にノミネートされたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

主人公は僕だった / Stranger Than Fiction   ★★★☆☆   (2006年)

監督:マーク・フォースター
出演:ウィル・フェレル、エマ・トンプソン、ダスティン・ホフマン、クィーン・ラティファ、リンダ・ハント、マギー・ギレンホール、トム・ハルス、クリスティン・チェノウェス、トニー・ヘイル

国税局に勤め、常に数字で物事を計り、決まりきった毎日を生きていた男の頭の中で、ある日、何者かが物語を語り始め、彼が死ぬ運命にあることを告げるのだが...............ってな、コメディ(?)タッチの人間ドラマ?!

フェレルくんと言えば、冴えないコメディ役者のハズが.................今回は、どういうわけか終始真面目な演技で、あまりのイメージの違いに、ちょっと拍子抜けしてもうた。

まぁ、笑いを狙ったところで、もともと笑えないようなセンスだけに、これはこれで、かえってよかったかも、なんて思ったりもせんでもないんやけど。(笑)

自分の人生が、誰かが書く小説になってる、そんな少し意表をつく話の展開も、さして目新しさは感じなかったし、特に心に残るようなセリフもなく、大学教授役のホフマンくんの演技も、どこか虚しく空回りしてた感じやったね。

ただ、そんななかで、スランプの作家を演じるエマおばちゃんのなり切りぶりは、“さすが”って思わせるものがあったね。あまりの上手さに、他とのバランスが取れないのが、もったいなかったなぁ。

というわけで、作品全体の評価でいうと、結果的には普通のデキやったなぁ.................?!(苦笑)

2018年12月 8日 (土)

『ラスト、コーション』

今日は、中国とアメリカの合作映画をひとつ、ご紹介♪

監督のアン・リーといえば、台湾の出身なんやけど、アメリカで映画を勉強して、ハリウッドでも成功をおさめた中華系の監督さんってことなんやろね。

これまでに、『ブロークバック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞の監督賞を受賞してて、ちなみに、この作品では ヴェネチア映画祭の金獅子賞を受賞してるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ラスト、コーション / 色、戒(Lust, Caution)   ★★★☆☆   (2007年)

監督:アン・リー
出演:トニー・レオン、タン・ウェイ、ワン・リーホン、チュウ・チーイン、ジョアン・チェン、クー・ユールン、チン・ガーロウ、ジョンソン・イェン、トゥオ・ツォンホァ、リサ・ルー

日本統治下の中国の上海と香港で、舞台の仲間と一緒に抗日運動に身を投じる女子学生は、ひとりの政府高官を暗殺しようと企てるのだが.................ってなドラマ?!

反政府組織を潰すのが職務の男と、そんな彼に近づき、暗殺のチャンスを窺う女、ふたりの間に微妙な感情が生まれ...................ってなことで、なんともドロドロな話が展開するんよ(笑)

途中にかなり濃厚な絡みがあって、その部分が必要以上に注目されてもうてたんやけど、ただ、感情をストレートに表現するという意味では、必然性があったように思えるかな。

誰も信じられない男の孤独と、そんな男が憎いはずなのに、彼が唯一感情をさらけ出すのを見て、愛おしさを感じる.................男女の間は“禁断の愛”が盛り上がるってことなんやろねぇ?!(笑)

2018年12月 7日 (金)

『ブルーハーツが聴こえる』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ザ・ブルーハーツの名曲「ハンマー」、「人にやさしく」、「ラブレター」、「少年の詩」、「情熱の薔薇」、「1001のバイオリン」をモチーフにして、6人の監督さんがそれぞれのドラマを作ったオムニバスなんよ。

個人的には、これまで散々取り上げてきた“B級映画の巨匠(?)”こと井口くんが、こんなメジャーなところで顔を出してるところが、なんか嬉しくなるやんね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ブルーハーツが聴こえる   ★★★☆☆   (2017年)

監督:飯塚 健、下山 天、井口 昇、清水 崇、工藤伸一、李 相日
出演:尾野真千子、角田晃広、伊藤沙莉、萩原みのり、高橋メアリージュン、市原隼人、浅利陽介、西村雅彦、加藤雅也、斎藤 工、要 潤、山本舞香、優香、新井浩文、内川蓮生、永瀬正敏、水原希子、豊川悦司、三浦貴大、石井杏奈、小池栄子、荒木飛羽

ザ・ブルーハーツの名曲をモチーフにして、6人の監督さんが、それぞれ独自に思い描く世界を描いたオムニバス映画?!

同棲中の彼氏の浮気を目撃しながらも、なにもできないでいる女、護送中の囚人を乗せた宇宙船の話、高校時代にタイムスリップした脚本家、戦隊ヒーロが大好きな少年、最愛の女性の死を受け入れられず、その亡骸と暮らす男、福島の原発事故を引きずって生きる男、それぞれのそれぞれのドラマをってね。

曲から思い描くストーリーってのは、ひとそれぞれで、6人の監督さんの感性を楽しむってところなんやろうけど、まぁ、正直、なんなんやろうってのもあれば、うまく曲を使ってるのもありで、好みの問題なんかな。

たとえば尾野くんの演技や、斎藤くんと便器をコラボさせていまう“B級映画の巨匠”井口監督のお茶目さや、永瀬くんの寡黙な演技ってのは、観てて楽しめたかな。

それにしても、こうして物語を作らせてしまうってところで、ブルーハーツの歌の持つ不思議な力ってのがあるんかもね。なんか久しぶりにカラオケで熱唱したくなってきた...............なんて?!

2018年12月 6日 (木)

『タクシデルミア ある剥製師の遺言』

今日は、ハンガリー、オーストリア、フランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてるパールフィ・ジョルジってひとは、ハンガリーのブタペスト出身なんやけど、長編デビュー作となった『ハックル』って作品が評価されて、ヨーロッパ映画賞なんかで賞をもらったりしてるんよ。

この作品も、カンヌ映画祭でノミネートを受けたり、サンダンス映画祭で賞をもらったりして、かなり評判になってたらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

タクシデルミア ある剥製師の遺言 / Taxidermia   ★★★☆☆   (2006年)

監督:パールフィ・ジョルジ
出演:ツェネ・チャバ、トロチャーニ・ゲルゲイ、マルク・ビシュンショフ、シュタンツェル・アデール、パルティ・ナジ・ラヨシュ、コッパーニ・ゾルターン、ヘデドゥーシュ・デー・ゲーザ

戦争中に性の妄想にふける兵士、スポーツ大食いのチャンピオンとなった男、そして究極の剥製をつくることに夢中の剥製師、ハンガリーに暮らす親子3代の人生を描いた異色ドラマ?!

いやぁ、この作品、とっても個性的なんやけど、とりわけ何が異色かって、とことんグロテスクなところなんよなぁ......................簡単に言ってしまうと、ご飯どきには絶対に観たくない作品やね(苦笑)

露骨なまでの性描写にゲロ、そして切り裂かれる肉体、どれもとってもリアルすぎて、ちょっとまともに正視できんくらいなんよ。

それでいて、単なるキワモノ作品かと言うと、描写の仕方や表現に気になるものがあったりして、何より、この不気味な話がとっても意味深で、妙に気になったりして。

まぁ、当然のことながら、万人受けするようなシロモロではなく、かなり思い切ってマニアックに針を振り切ったような作品であるってことは、間違いないんよね!?

2018年12月 5日 (水)

『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』

今日は、韓国の映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるチャン・フンってひとは、『映画は映画だ』『義兄弟 SECRET REUNION』なんか撮ったひとで、この作品も韓国では、映画賞で作品賞を獲ったりしたらしい。

ちなみに、作品の背景になってる“光州事件”ってのは、1980年に軍部クーデターが起こって、それに反対する民衆のデモに対して、軍が発砲するっていうものやったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

タクシー運転手 ~約束は海を越えて~ / A Taxi Driver   ★★★☆☆   (2017年)

監督:チャン・フン
出演:ソン・ガンホ、ユ・ヘジン、トーマス・クレッチマン、パク・ヒョックォン、リュ・ジュンヨル、オム・テグ、チョン・ヘジン、チェ・グィファ、コ・チャンソク

貧しいながらもタクシー運転手として、ひとり娘を男手ひとつで育てている男は、ソウルから光州まで行きたがっている外国人がいると聞き、その客を他のドライバーから横取りするのだが................................ってな、実話を基にしたドラマ?!

普通に目的地まで行って、滞納していた家賃分の稼ぎになる、そう簡単に考えていたが、光州では民衆と軍部が対立していて、立ち入り禁止になっており............................ってなことで、タクシー運転手とドイツ人ジャーナリストの友情をってとこなんかな。

思わぬ事件に巻き込まれてってところで、どこまで本当の話なのかは分からないんやけど、権力に立ち向かう市民の姿ってところで、なかなか熱いドラマに仕上がってたね。

実際の事件は知らないんやけど、軍によるあまりにも理不尽な蛮行に、ちょっと胸が痛くなりつつ、いろんな友情つながりに、惹きつけられてもうたかな。まぁ、ちょっと“できすぎ”た感は、正直なきにしもあらずなんやけど........................?!(笑)

それにしても..................邦題の蛇足感ってのが、ハンパないよなぁ....................。

2018年12月 4日 (火)

『パンとバスと2度目のハツコイ』

今日は、邦画の恋愛ものをひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる今泉力哉ってひとは、以前に紹介した『鬼灯さん家のアネキ』ってのや、オムニバス映画の『ヴァージン』ってので監督してたんよ。

主演の深川麻衣ってひとは、どうやら乃木坂46ってのの元メンバーらしいんやけど、女優を目指して事務所を移り、これが映画初出演で初主演ってことらしい。

この作品での演技が好評やったらしく、監督さんの次回作で角田光代の原作小説を映画化した作品では、脇役で出演が決まってるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

パンとバスと2度目のハツコイ   ★★★☆☆   (2017年)

監督:今泉力哉
出演:深川麻衣、山下健二郎、伊藤沙莉、志田彩良、音月 桂、勇翔、安倍萌生

大学で絵を学びながらも、描くのをやめてパン屋に就職した女の子は、中学時代の初恋の相手と再会するのだが..............ってな恋愛ドラマ?!

同じ人をずっと好きでいて、またずっと好きでいてもらえる自信がなく、元カレのプロポーズを断って、一人で暮らしてる女の子は、バツイチでバスの運転手をしてる初恋の相手と会うようになるが............ってなことで、“こじらせ系”の恋愛模様ってことらしい(笑)

主演のふたりは、ぎこちないながらも、いい意味で地味さがあって、それほど嫌味がなかったかな。いつの間にか脇役ブレイク中(?)の伊藤くんが、酒焼けしたような声で、インパクトを残してたりして。

「好きになったひとを、付き合わないで嫌いになれるか」、そんな問いかけをしつつ、サラリとした展開のなかで、人を好きになるってことを考えさせるあたり、案外、嫌いやなかったかもね?!

2018年12月 3日 (月)

『ディザスター・アーティスト』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、実話を基にしたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、実は監督をしてるのが、あのジェームズ・フランコで、アカデミー賞で脚色賞にノミネートされて、主演もしてるジェームズくんは、ゴールデン・グローブで男優賞を受賞したりして、かなり評価されたらしいんよね。

実は、“The Room”っていうカルト的な人気になった映画があるらしく、製作費 600万ドルで公開初週末の興収が 5,800ドルだったっていうヤバいできだったのが、逆にそれが人気になって、数年かけて元をとったんやって。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ディザスター・アーティスト / The Disaster Atrist   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジェームズ・フランコ
出演:ジェームズ・フランコ、デイヴ・フランコ、セス・ローゲン、アリ・グレイナー、ジャッキー・ウィーヴァー、ザック・エフロン、アリソン・ブリー、ジョシュ・ハッチャーソン、ジューン・ダイアン・ラファエル

役者になる夢をかなえるために演技の勉強をしていた青年は、同じ演技のレッスンを受けていた男と出会い、一緒にロスに行くことになるのだが................ってな、カルト映画を作ったふたりの男を描いた実話もの?!

強烈な個性に惹かれて、意気投合して、気づいたら一緒に映画を作ることになったが、いろいろと問題が発生し、あれこれと..............ってなことで、インディーズ映画のできるまでってな感じかな。

いやぁ、主演を確認せずに観てたんやけど、主役をジェームズくんが演じてるとは気づかないくらいの、かなりキレキレの演技やった(笑)

実際のデキあがった作品は観たことがないんやけど、ひとつの作品を苦労して作り上げ、それが作り手の意図とは違うところで、驚くようなある種の“奇跡”を起こす、なんかね、映画っていいなぁって思わせてくれる、そんな作品やったかも?!

2018年12月 2日 (日)

『シャイニング』

今日は、名作のホラー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、今でこそ傑作ホラー映画って言われてる(....と個人的には信じてる)んやけど、実は、公開当時はゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)でワースト主演女優賞とワースト監督賞にノミネートされてたんよね。

それまでの作品で、アカデミー賞をはじめとする、数々の名誉ある賞にノミネートされてきたスタンリー・キューブリックにしたら、かなりショッキングな評価やったんかもしれんなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

シャイニング / The Shinning   ★★★★☆   (1980年)

監督:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド、バリー・ネルソン、アン・ジャクソン、スキャットマン・クローザース、フィリップ・ストーン、ジョー・ターケル

冬季閉鎖するホテルの管理人をすることになった男とその家族。男は、他に誰もいないホテルで小説を書くつもりだったのだが、次第に精神が病んでいき.....................ってな、サイコ・スリラー!?

そのホテルでは、過去に管理人の男が家族を惨殺するという事件が起こっており、そんな過去が影響して、次第に常軌を逸していき...............ってなところで、何とも怖いデキなんよ(笑)

この作品、なんといっても、何かにとりつかれたように暴走する主人公を演じるニコルソンくんの怪演に目を奪われてもうて、その目力と雰囲気で、恐怖が加速するってね!

まぁ、それに加えて、息子くんも不気味な表情をしてるし、奥さんの怖がり方ってのも尋常やないもんやから、かなりの恐怖インパクトなんよ。

徹底した演出と圧倒的な役者の演技力で、こうやって傑作は生まれるってとこかな。ひやぁ~、それにしても恐ろしい!?(笑)

2018年12月 1日 (土)

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

今日は、ご存じマーベル・コミックの人気キャラクターを集めたSFアクションものをひとつ、ご紹介♪

“アベンジャーズ”のシリーズとしては、これが第3弾ってことになるみたいなんやけど、いろんなキャラクター別の売りモノに、他のキャラが乱入してるもんやから、3作目っていうよりは、もっとやってそうな気になるね。

これまでのアイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンだけじゃなく、今回はブランクパンサーやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーまで加わって、ほんと、よくやるよなぁって感心してもうた(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War   ★★★☆☆   (2018年)

監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、チャドウィック・ボーズマン、ゾーイ・サルダナ、トム・ホランド、トム・ヒドルストン、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、カレン・ギラン、アンソニー・マッキー、イドリス・エルバ、ベネディクト・ウォン、デイヴ・バウティスタ、グウィネス・パルトロー、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、クリス・プラット、ウィリアム・ハート、(声の出演)ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー

宇宙のあらゆるものを支配できるほどの力を持つ6つの石、別々の場所にあったものを、すべて手に入れようとする敵に対し、アベンジャーズの面々が戦いを挑むのだが................ってなヒーロー・アクションもの?!

すべてを手に入れた者は、指を鳴らしただけで全宇宙の半分を消すことができるのだが、それを阻止しようと、ヒーローたちが協力して戦うが.........ってなことで、みんな揃って大騒ぎってね。

いやぁ、なにがすごいって、これでもかってくらいに登場するキャストの終結具合がハンパないな(笑)

内容的にも、単に悪役が出てきて、ヒーローが活躍して宇宙を救うっていう単純なものにせず、少しずつヒネリがあるところがよかったね。

それにしても、これだけの主役級を登場させると、キャスティングのギャラだけでも相当な額やろうに、それでも作れてしまうってことは、かなりの儲けになるんやろなぁ...............なんてことを考えてもうたよ?!

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