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2019年1月

2019年1月18日 (金)

『アフタースクール』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてる大泉 洋って、最近、ほんとよく映画に出てるよなぁって思うんよね。調べてみると、2018年は、声優を務めた2作品を含めると6本もの映画が公開されてるみたいなんよ。

なにがスゴイって、当然ながら主役を演じることもあれば、脇役でもなかなか存在感のある演技をしてたりして、確かに作る方からすると、重宝するよなぁって思うやんね。

ちなみに、この作品の監督をしてる内田けんじってひとは、『運命じゃない人』って作品で長編デビューして、この作品の後に『鍵泥棒のメソッド』ってのを撮ってたな。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

アフタースクール   ★★★☆☆   (2008年)

監督:内田けんじ
出演:大泉 洋、佐々木蔵之介、堺 雅人、常盤貴子、田畑智子、北見敏之、ムロツヨシ、伊武雅刀、大石吾朗、奥田達士、尾上寛之、田村泰二郎、山本龍二、村岡希美

突然、どこかの女と一緒に消えた会社員の男、そんな彼を捜す依頼を受けた探偵、そして捜索に付き合わされる消えた男の同級生の教師、謎が謎を呼び、事態は思わぬ方向へ...............ってなコメディ調のドラマ?!

学生時代の淡い思い出をきっかけに展開する話は、ヒネリが効いてて、なかなか良くできてたね。でもって、それぞれの役者が持ち味を出して、それがいい具合にまとまってたかな。

「学校が楽しいかどうかは、自分次第だ」なんてセリフは、的を得てるかもって思えるしね。まぁ、ヒロイン的な立ち位置の常盤くんに、もう少し魅力があればなぁ.................なんてのは、個人の好みの問題なのかもしれんけど.......................?!(苦笑)

2019年1月17日 (木)

『レンブラントの夜警』

今日は、カナダ、ポーランド、オランダ、イギリス、フランス、ドイツの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ヴェネチア映画祭で金獅子賞にはノミネートどまりやったものの、いくつか賞をもらってて、オランダ映画祭では作品賞や監督賞は逃したものの、脚本賞なんかを受賞してるんよ。

監督をしてるピーター・グリーナウェイってひとは、イギリス出身の監督さんで、そのちょっと独特な表現ってのは、ある種のカルト的な人気になってるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は................................?!

レンブラントの夜警 / Nightwatching   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ピーター・グリーナウェイ
出演:マーティン・フリーマン、エミリー・ホームズ、ナタリー・プレス、トビー・ジョーンズ、エヴァ・バーシッスル、マイケル・テイゲン、ケヴィン・マクナルティ、ジョナサン・ホームズ、ジョディ・メイ、ロバート・ザレッキー、アンナ・アントノヴィッチ

17世紀なかばのアムステルダムを舞台にして、画家であるレンブラントが、アムステルダムの自警団の肖像画を描くことになった話を描いた作品?!

単なる人物画と思われていた絵には、登場人物たちの罪を告発するという、レンブラントの挑戦的なメッセージが込められていた..................ってなところで、なかなかのドラマやったね。

独特の切り口と単純なセットでの撮影を組み入れた印象的な作風は、いかにもグリーナウェイ監督らしさなんかな。ただ...あまりにも淡々と一本調子で進む展開は、全体の尺の長さもあってか、ちょっと退屈やったよ(苦笑)

まぁ、ちょっと人物の関係が少しわかりにくく、いまいちストレートに伝わらんかった気がするなぁ?!

2019年1月16日 (水)

『ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動』

今日は、ドキュメンタリー作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたらしく、サンダンス映画祭でも賞をもらったりしたみたいで、なかなかの評価やったんよね。

監督をしてるアンドレア・ニックス・ファインとショーン・ファインは、この作品の後で作った短編で、アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞を受賞したらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動 / War Dance   ★★★☆☆   (2007年)

監督:アンドレア・ニックス・ファイン&ショーン・ファイン
出演:ドミニク、ローズ、ナンシー、キタラ・コールドウェル

ウガンダ北部の紛争地帯にある小学校で、音楽コンテストの全国大会に初めて出場する子供たちの様子を追ったドキュメンタリー?!

反政府軍によって親を殺されたり、兄弟が連れ去られて行方不明になったり、幼くして辛い現実にさらされ、生きる子供たち、そんな彼らがコンテストで優勝するために、必死に踊り、歌う姿は、やっぱりすばらしかった。

忘れられない記憶や悲しすぎる現実のなかで、歌や踊りが生きてる証になって、彼らの心を癒してるんやなぁ。

大人の理屈のために、重い十字架を背負わされた子供たちの悲しみは、胸にドスンと迫ってくる。それだけに、演じ終えたときの、少し興奮した子どもたちの笑顔がまぶしかった。

世界のどこかにある、そんな現実に対して、何ができるのか、この世界を少しでも多くのひとにとって幸せな場所にできるのか、考えさせられてもうたよ。子供が笑える世のなかに............せんとアカンね!?

2019年1月15日 (火)

『海がきこえる』

今日は、邦画のアニメをひとつ、ご紹介♪

邦画といっても、これ、どうやら劇場で公開されたものではなく、日本テレビの開局40周年の記念に作られた、TV用の映画ってことらしいんよ。

月刊アニメージュって雑誌に連載されてた小説を、スタジオジブリの若手スタッフがスタジオジブリ若手制作集団として、作り上げたものなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

海がきこえる / The Ocean Waves   ★★★☆☆   (1993年)

監督:望月知充
出演:(声の出演)飛田展男、坂本洋子、関 俊彦、緑川 光、天野由梨、荒木香恵、徳丸 完、金丸淳一、渡部 猛、さとうあい、鈴木れい子

高知県の高校に通う男の子は、東京から転校してきた女の子に親友が恋をしていることに気づき..............ってな青春ドラマ?!

ちょっと家庭の事情があって東京から高知にやってきた女の子だったが、そんな少しワガママな彼女に振り回されながらも、ふたりは親しくなっていき........ってなことで、甘酸っぱい学園ドラマをってとこなんかな。

恋と友情をテーマにしつつ、10代の複雑な心情を映し出してってところで、よくある青春学園ものとも言えなくもないんやけど、なかなか悪くはなかったね。

あまりアニメを語るほどの知識はないんやけど、ジブリ作品と言われても、ちょっと雰囲気が違うかなって思いつつ、場面の切り換えやアングルがいろいろと工夫されてるようで、少し古めの作品ながら、そんなあたりも観てて新鮮さがあったりで、良かったのかもしれんね?!

2019年1月14日 (月)

『美しい妹』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてるマリオン・コティヤールといえば、アカデミー賞の主演女優賞を受賞したこともある、フランスを代表する女優さんなわけやけど、そんな彼女が世界的にブレイクする前に出演してた作品のひとつが、これなんよ。

監督のジル・パケくんといえば、クリスティン・スコット・トーマスが主演した『サラの鍵』やシャーリーズ・セロンが主演した『ダーク・プレイス』といった作品で知られてるひとで、なかなか良質なドラマを撮る監督さんなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

美しい妹 / Les Jolies Ghoses   ★★★☆☆   (2001年)

監督:ジル・パケ=ブランネール
出演:マリオン・コティヤール、ストミー・バグジー、パトリック・ブリュエル、オフェリエ・ウィンテル、ティトフ

スターになることを夢見る破天荒な妹、そんな彼女のために替え玉として歌うことになった双子の姉、しかし、ライブの晩に妹は自殺してしまい、姉は妹になり代わり、歌手になろうとするのだが........................ってなフランス映画?!

まるっきり正確の違う姉と妹、それまで知らなかった妹のことを知り、いろいろと傷つきながらも、有名人になり................ってなことで、マリオンくんが一人二役で頑張るってね(笑)

いまや出演すれば何かしら賞レースに絡むくらい売れっ子なマリオンくんも、初期の頃は結構、大胆な演技をしてて、この作品でも、なかなか露出も多く、文字通り体当たりの演技をみせてくれるんよ。

ドラマとしては、姉がどうしても妹になるっていう、そもそもの設定に意味があまり見いだせないだけに、全体的に話に深みが出てないようで、もう一息な感じやったね?!

2019年1月13日 (日)

『12人の怒れる男』

今日は、ロシアの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、言わずと知れたシドニー・ルメット監督の『十二人の怒れるる男』をリメイクしたものなんやけど、アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされたり、ヴェネチア映画祭で金獅子賞の候補になったりしたらしいんよね。

監督のニキータ・ミハルコフってひとは、別の作品でヴェネチアの金獅子賞を受賞したことがあって、カンヌ映画祭ではパルム・ドールはノミネートまでなんやけど、審査員グランプリを受賞したりして、ロシアを代表する監督さんのひとりって感じかな。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

12人の怒れる男 / 12   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ニキータ・ミハルコフ
出演:セルゲイ・マコヴェツキイ、セルゲイ・ガルマッシュ、ニキータ・ミハルコフ、アレクセイ・ぺトレンコ、セルゲイ・ガザロフ、ユーリ・ストヤノフ、アレクセイ・ゴルブノフ、ロマン・マディアノフ、ミハイル・イェフレモフ、ヴァレンティン・ガフト

チェチェン人の青年による義父殺しを裁く12人の陪審員たち、簡単に“有罪”の判決に達すると誰もが思っていたが、ひとりの反対で結論は思わぬ方向に............ってな、かつての不朽の名作を、舞台を現代ロシアに置きかえて再現した人間ドラマ?!

チェチェン人への偏見、ユダヤ人への反感、貧富の差、開発の闇、ロシア社会が抱える様々な問題を提起しつつ、“決断のとき”を迎えるってなことなんかな。

オリジナルのストーリーのエッセンスに加えて、メッセージを伝えようとする気持ちは分かるんやけど、その分、話がまわりくどくなってもうて、少し無理が生じたかな。

それでも、密室の議論の緊張感、人々の迷い、それぞれの人物の気持ちが出てて、ドラマとしての見応えは十分にあったね。そこには命の重さがあり、人生のあり方、生き様があるんやなぁ。

ちょっと推論が、いつの間にか真実として扱われていくあたりに弱さがあったけど、なかなかいいリメイクやったね!?

2019年1月12日 (土)

『奇人たちの晩餐会』

今日は、フランスのコメディをひとつ、ご紹介♪

この作品、ちょっと古めではあるんやけど、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で主演男優賞、助演男優賞、脚本賞を受賞して、作品賞や監督賞、主演女優賞にノミネートされたんよね。

かなり遅れてやけど、スティーヴ・カレルやポール・ラッドを使って、『奇人たちの晩餐会 USA』ってのが作られてたんやけど、そちらのほうは劇場未公開やったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

奇人たちの晩餐会 / Le Diner De Cons   ★★★★   (1998年)

監督:フランシス・ヴェベール
出演:ジャック・ヴィルレ、ティエリー・レルミット、ダニエル・プレヴォスト、カトリーヌ・フロ、アレクサンドラ・ヴァンダヌート、フランシス・ユステール

自分がバカだと思う人を見つけ、晩餐会に呼んで、他の仲間が呼んだゲストと競い、一番のバカを見つける、そんな会に毎週参加している男は、マッチ棒で模型を作る男を、晩餐会に招待しようとするのだが.......................ってなフレンチなコメディ?!

晩餐会の前に自宅に招くが、趣旨を知らない呼ばれた男は、持ち前のバカさを発揮して、騒動を巻き起こし....................ってなことで、ドタバタとね。

バカを陰で嘲笑うっていう、実際を想像すると、あまり気分のいい話やないんやけど、うまく設定を利用しながら、ほんとうの滑稽さを映し出すってとこは、話として上手いなぁって思うよね。

主演のジャックおじさんの風貌からして、やや反則ぎみなんやけど、主演男優賞も納得の、絶妙な暴走具合が秀逸でツボやったよ。

バカな庶民を嘲笑う金持ち、だけど本当にバカなのは........................ってことで、シュールでエスプリの効いた(?)フレンチのコメディは、なかなかエエんよね?!

2019年1月11日 (金)

『蘇える金狼』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品は、言わずと知れた松田優作の代表作のひとつになるわけやけど、元ネタは『野獣死すべし』と同じで、大藪春彦の小説なんよね。

監督の村川 透ってひともまた、この作品の後、『野獣死すべし』の監督を務めてて、そのあとはTVドラマ「西部警察」や「はみだし刑事」なんかと監督してたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

蘇える金狼   ★★★☆☆   (1979年)

監督:村川 透
出演:松田優作、風吹ジュン、成田三樹夫、千葉真一、真行寺君枝、佐藤 慶、岩城滉一、加藤健一、小池朝雄、吉岡ひとみ、結城しのぶ、椎谷健治、安部 徹、草薙幸二郎、阿藤 海

一見すると、平凡で真面目なだけのサラリーマンだったが、そんな彼の裏の顔は、強盗殺人犯で、危ない橋を渡りながら、成り上がる男の姿を描くハードボイルドもの?!

生真面目に七三に分けた頭で、鋭い眼光で周囲を見つめる、そんな松田優作の力のみなぎる目の演技ってのが炸裂しててうまいらしい。

松田のパパの存在感ってのはピカ一で、孤独なアウトローな雰囲気が、オーラとなって漂ってる。70年代ドラマだけに、音楽や映像にさすがに古さがにじみ出てるけど、それでも彼だけは色褪せない、カリスマがあるんやなぁ。

もう渋すぎなわけやけど、ラストがとっても印象的で『太陽にほえろ』の殉職シーンなみにインパクトがあったね。

2019年1月10日 (木)

『裏切りの闇で眠れ』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるフレデリック・シェンデルフェールってひとは、お父さんのピエールさんも映画監督をしてて、アカデミー賞で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したりしてるらしいんよ。

役者として出演してるリュドヴィック・シェンデルフェールは、どうやら監督さんの弟になるらしく、別の作品では脚本を書いてたりもするんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

裏切りの闇で眠れ / Truands   ★★★☆☆   (2006年)

監督:フレデリック・シェンデルフェール
出演:ブノワ・マジメル、フィリップ・コーベール、ベアトリス・ダル、トメル・シスレー、オリヴィエ・マルシャル、メーディ・ネブー、リュドヴィック・シェンデルフェール

パリの裏社会において、組織のなかで繰り広げられる権力闘争のなかで、一匹狼として渡り歩くひとりの殺し屋の姿を描いた、クライム・サスペンス?!

いやぁ~、主役を演じてるブノワくん、鋭い眼の奥に光る、冷徹な光がとってもハードボイルドな感じで、格好いいんよなぁ。殺るか殺られるか、そんな世界のなかで、静かに、そして完璧なまでに“仕事”をする姿は、たまらなくカッコええよね。

作品の話全体としては、ボチボチと悪くはないんやけど、逆に、それほどまでの新鮮さってのはなかったのかもな。

目を背けたくなるような残酷なシーンがあったりして、部分的には緊迫感はあるんやけど、もうひとつ盛り上がりに欠けてたね。

2019年1月 9日 (水)

『ジェシー・ジェームズの暗殺』

今日は、ブラット・ピットの主演作をひとつ、ご紹介♪

この作品、当然ながら主演ブラット・ピットってことで話題になって、実際にブラピはヴェネチア映画祭で男優賞を受賞したりしたんやけど、それ以上に脇役が話題になったんよね。

アカデミー賞やゴールデン・グローブで助演男優賞にノミネートされたケイシー・アフレックは、名前から気づくかもしれんけど、あのベン・アフレックの弟で、この作品で若手の演技派として、一気にブレイクしたんよなぁ。

ちなみに、お兄ちゃんとは、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』なんかで共演したりしてて、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の演技でアカデミー賞の主演男優賞に輝いてるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ジェシー・ジェームズの暗殺 / The Assassination Of Jesse James By The Coward Robert Ford   ★★★☆☆   (2007年)

監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラット・ピット、ケイシー・アフレック、サム・シェパード、ジェレミー・レナー、メアリー=ルイーズ・パーカー、サム・ロックウェル、ゾーイ・デシャネル、ポール・シュナイダー、ギャレット・ディラハント、アリソン・エリオット、テッド・レヴィン、マイケル・パークス

南北戦争後の19世紀のアメリカで実在した無法者ジェシー・ジェームズと、そんな彼に憧れを抱きながらも、彼を殺した男を描いた作品?!

数々の悪事を働きながらも、伝説となっていた男、そんな彼に取り入り、仲間に加わったものの、劣等感から次第に憎しみの感情を抱く若者、そんなふたりの関係を中心に、ドラマは静かに進行していくんよね。

ブラピの気合の演技で、かなり張り詰めた雰囲気ってのは画面からヒシヒシと出てるんやけど、いかんせん160分間、ほぼずっと同じ調子やと、観る側には少々辛いわなぁ.................(苦笑)

話としては、同じ人殺しでありながら、対照的な扱いを受けたふたりの男を対照的にってところで、なんとも皮肉的で憐憫ってのを感じてもうたわけやけど、すべての感想を“うっちゃる”くらいに、作品の尺が気になってもうたね?!

2019年1月 8日 (火)

『14歳』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる廣末哲万ってひとは、高橋 泉ってひとと“群青いろ”っていう映像ユニットを組んで作った(高橋くんが監督、廣末くんが主演)『ある朝スウプは』って作品で ぴあ のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)でグランプリを受賞したんよね。

その受賞のご褒美(スカラシップ)で撮った劇場映画デビュー作がこの作品で、廣末くんが監督で高橋くんが脚本を書いてて、一緒に出演してる並木愛枝って女優さんも、前作に引き続きなんかな。

この作品、さりげなく駆け出しの頃の染谷くんが出演してるってあたりも、ちょっとした注目ポイントやったりして。

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

14歳   ★★★☆☆   (2006年)

監督:廣末哲万
出演:廣末哲万、並木愛枝、藤井かほり、渡辺真起子、石川真希、香川照之、染谷将太、小根山悠里香、夏生さち、椿 直、相田美咲、石川真希、松村真吾、河原実咲、笠井薫明

14歳の時に彫刻刀で教師を刺した少女は、10年後、中学教師となって、14歳の子供たちと向き合うことに。当時、事件を目撃した少年もまた、大人になって14歳の少年と向き合うのだが..................ってなドラマ?!

大人になりきらないが、もう子供でもない、そんな微妙な年頃になって、イジメや恋愛、親との関係、様々な問題を抱えながら、傷つけあう14歳の姿を見つめた作品ってな感じかな。

いかにも低予算で制作してるってのが伝わってしまうくらい、安っぽい演出が少々気になるものの、作品全体のトーン、雰囲気は悪くないんよ。

どこかアンバランスで、揺れる子供たちの姿と、素直に向き合えない、不器用な大人たちの様子ってのが、丁寧に描かれてる作品は、意外と後味がしっかりしてたかな!?

2019年1月 7日 (月)

『モール・フランダース~燃ゆる運命の炎~』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、イギリスのTV映画をひとつ、ご紹介♪

この“モール・フランダース”ってのは、17世紀から18世紀にかけて活躍したイギリスの作家ダニエル・デフォーってひとの小説で、これまでに何度か映像化されてるらしいんよ。

ちなにみ、このダニエル・デフォーってひとは、「ロビンソン・クルーソー」を書いたことで知られてて、どうやら政治活動も行ってて、彼のおかげ(?)でイングランドとスコットランドが一緒になったって言われてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

モール・フランダース~燃ゆる運命の炎~ / The Fortunes and Misfortunes of Moll Flanders   ★★★☆☆   (1996年)

監督:デヴィッド・アットウッド
出演:アレックス・キングストン、ダニエル・クレイグ、ダイアナ・リグ、ダラス・キャンベル、コリン・ブキャナン、イアン・ドライヴァー、ジェームズ・フリート、トム・ウォード、モーリーン・オブライエン、ロナルド・フレイザー

牢屋で生まれ、様々な苦難を乗り越えながら、波乱万丈な人生を送る、中世を生きたひとりの女性の半生を描いた、イギリスのテレビ映画?!

美しい美貌を武器に、次々と男を変え、世の中を渡り、破滅的な日々を過ごすが、真実の愛により救われる......................てな恋愛&人生ドラマってとこなんかな。

少し主役の女優さんに華がないような気はしなくもないんやけど、約3時間に及ぶドラマは、それなりに楽しめる内容やったね。

今やジェームズ・ボンドにまでなってしまって、すっかり人気のダニエルくんも、まだまだ駆け出しながら、なかなかオイシイ役どころで出演してたりするのが、見どころかな(笑)

古典小説をTV映画化したってことで、ちょうど日本でいうところの大河ドラマを観る感じで、まったりと楽しむって感じのものなのかもね..........................?!

2019年1月 6日 (日)

『クロウ 飛翔伝説』

今日は、ちょっとカルト的な人気を誇る作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタがカルト的な人気のコミックってところで、すでにマニアの心をくすぐった(?)わけやけど、それに加えて、主役を演じたのが、あのブルース・リーの息子で、しかも、この映画の撮影中に、銃の誤射によって亡くなったってことでニュースになったんよね。

この“クロウ”のシリーズは、この作品を皮切りに、シリーズ化されたものの、1作目のブランドン・リーの存在感や、その死というのもあって、結局は1作目を越える作品はできずに、あまりヒットしなかったんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

クロウ 飛翔伝説 / The Crow   ★★★☆☆   (1994年)

監督:アレックス・プロヤス
出演:ブランドン・リー、アーニー・ハドソン、マイケル・ウィンコット、デヴィッド・パトリック・ケリー、ロシェル・デイヴィス、バイ・リン、エンジェル・デヴィッド、ローレンス・メイソン、アンナ・トムソン、マイケル・マッシー

恋人を惨殺され、自らも命を奪われた男は、死者の魂を導くカラスによって甦らされ、あの世からの使者として、復讐に向かうのだが.......................ってな、とってもダークなアクション映画?!

深い悲しみを抱えながら、不死身の体で悪党どもをシメていく、とってもダークなヒーローものながら、気持ちいいくらいに勧善懲悪ってとこがいいんよね。

確かに、出演者の顔ぶれといい、話の内容といい、けっこうB級な作りながら、最初から最後まで暗闇のなかで繰り広げられるバトルは、なかなか味わい深いものがあった。

まぁ、何と言っても、撮影中の事故(銃の暴発)で死んだブルース・リーの息子、ブランドンくんの鬼気迫る演技ってのが秀逸で、その存在感ってのが凄いインパクトやった。

ちょっと地味な作品ながら、背景なんかも考えると、センチメンタルな部分もあったりで、なかなか悪くはなかったかな?!

 

2019年1月 5日 (土)

『ザ・ムーン』

今日は、ドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ケネディ大統領が始めた“アポロ計画”について、NASAの蔵出し映像を駆使しながら、関係者のインタビューで綴ったものなんよね。

劇場で公開されたときは、やはり映像が話題になったんやけど、作品としても、サンダンス映画祭で観客賞を受賞したり、世界各地の映画祭で賞を獲ったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ザ・ムーン / In The Shadow Of The Moon   ★★★☆☆   (2007年)

監督:デイヴィッド・シントン
出演:バズ・オルドリン、マイク・コリンズ、アラン・ビーン、ジーン・サーナン、チャーリー・デューク、エドガー・ミッチェル、ジム・ラヴェル、ハリソン・シュミット、デイヴ・スコット、ジョン・ヤング

人類が月面に降り立ってから40年、歴史的な快挙を成し遂げた当時の様子を、実際の宇宙飛行士が語るドキュメンタリー映画?!

米ソで繰り広げられた宇宙開発競争、そんななか打ち上げられたアポロ11号とその乗組員、実際に“宇宙”を体験した彼らの言葉ってのは、とっても興味深いものやった。加えて、その時の映像が贅沢に使われたていて、かなりのインパクトやったね。

宇宙に行く前に犠牲となった仲間たち、ベトナムで国のために戦う友人たち、そして国民の期待、人類の夢を乗せて、いざ出発...................ってなことで、当時、彼らが感じたことってのが伝わるんよ。

でもって、外からこの地球を目にした彼らの感想を聞くと、何か別の次元の扉を開けてきたようで、印象的やった。この恵まれた星を大切にすること、それが大事なことなんやろね。

いまだ12名しか足を踏み入れたことのない(........と言われてる)月、こんな映像を観てると、ちょっと行ってみなくなるよなぁ?!

2019年1月 4日 (金)

『明日への遺言』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、大岡昇平ってひとが書いてる「ながい旅」っていうノンフィクション小説らしく、実在の人物を描いたものなんやって。

監督の小泉堯史といえば、黒沢 明の弟子として長く助監督を務めてたひとで、寺尾 聰と宮崎美子が共演した『雨あがる』や寺尾 聰と深津絵里が共演した『博士の愛した数式』、役所広司と岡田准一が共演した『蜩ノ記』なんかで知られてるんかな。

ちなみに、この作品に出てるフレッド・マックィーンってひとは、あのスティーヴ・マックィーンの息子さんで、消防士や菓子職人を経て、俳優になったらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

明日への遺言   ★★★☆☆   (2007年)

監督:小泉堯史
出演:藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール、蒼井 優、西村雅彦、田中好子、近衛はな、加藤隆之、児玉謙次

第二次世界大戦中に、米軍パイロットを処刑したことに関して罪を問われ、戦犯として裁かれることになったひとりの軍人の姿を描いた話?!

名古屋を爆撃した米兵が、飛行機の墜落の際にパラシュートで降下したのを捕え、拘束した日本軍は、彼らを処刑したのだが、それがジュネーブ条約の捕虜の扱いに関する取り決めに反すると、裁判にかけられるのだが............ってな法廷ドラマ。

捕まった米兵は捕虜なのか、それとも無差別爆撃の戦犯なのか、揺れる裁判のなかで、毅然とした態度で司令官としての責任を果たし、若い士官たちを守ろうとする男の姿に、少し男気を感じてもうたね。

無差別爆撃が国際条約に違反することは、初めて知ったんやけど、検察の追及に対して、己の大義を信じ、自らを奮い立たせる主人公を演じる藤田くんの演技には、グッとくるものがあったよ。

戦争という状況で、何が正義なのか、難しい問題なわけやけど、一番のメッセージは、戦争のない世の中、それが一番大事ってことなんやろね!?

2019年1月 3日 (木)

『キャリー』

今日は、すでにクラシックな感のあるホラー系の映画をひとつ、ご紹介♪

この作品は、スティーヴン・キングのベストセラー小説を映画化したもので、ブライアン・デ・パルマを有名にした作品でもあるんよね。

ホラー系の作品でありながら、アカデミー賞でシシー・スペイセクが主演女優賞に、パイパー・ローリーが助演女優賞に、それぞれノミネートされて、話題になったんよなぁ。

2013年に、おなじ『キャリー』ってタイトルで、クロエ・グレース・モレッツを主演に、リメイクされたんやけど、その時も“あの作品をリメイクか”って、注目されてたっけ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

キャリー / Carrie   ★★★☆☆   (1976年)

監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ウィリアム・カット、ジョン・トラヴォルタ、エイミー・アーヴィン、ナンシー・アレン、ベティ・バックリー、シドニー・ラシック、プリシラ・ポインター、P・J・ソールズ

クラスでいじめられ、家では宗教に狂った母親に虐待される女子高生、そんな彼女がプロムに誘われ、幸せなひと時を過ごすのだが.....................ってなホラー系ドラマ?!

どことなく爽やかなエロから始まり、ちょっぴり青春の学園ドラマへ、でもって、そこから..................一気にホラーなラストへ..................いやぁ、なんともユニークな構成やったね(笑)

他人を信じられず、それでも“ひょっとして”という微かな期待を抱き、それがまんまと裏切られたときに、暴発するとてつもない怒りの感情、ひゃぁ~ホンマに恐ろしい。

この作品、アカデミー賞にノミネートされたのも納得できる、主役のシシーくんの存在感ってのがすさまじく、インパクトが半端ないんよなぁ。

根暗ないじめられっ子から、恋する乙女、そして目玉をむき出しにした憎しみの顔、本当に見事な演技やったね?!

2019年1月 2日 (水)

『ロープ/戦場の生命線』

今日は、スペインの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国スペインでは、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞ってので、脚色賞を受賞したらしく、監督賞や助演男優賞、編集賞といったあたりでもノミネートされたんやって。

監督のフェルナンド・レオン・デ・アラノアってひとは、20代後半で作った長編デビュー作が話題になって、スペインでは人気のひとみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ロープ/戦場の生命線 / A Perfect Day   ★★★☆☆   (2015年)

監督:フェルナンド・レオン・デ・アラノア
出演:ティム・ロビンス、ベニチオ・デル・トロ、メラニー・ティエリー、オルガ・キュリレンコ、セルジ・ロペス、フェジャ・ストゥカン

民族紛争後の停戦直後のバルカン半島のとある国で、水の衛生管理をメインに援助活動を行っているグループは、地域の唯一の井戸に死体が投げ入れられているとの通報を受け、死体の除去作業に向かうが..................ってなドラマ?!

一帯に地雷が埋まっているような状況で、住民の飲み水の確保のために奔走する援助団体の活動を、ちょっとシュールにってとこなんかな。

ティムおじさんとデル・トロおじさんの絡みに、オルガくんで華を添えてってところで、地味な内容をキャスティングで補ってる感じやったね。

援助を必要としてる人たちと、援助をしたいひとがいて、簡単なことが、それでも思い通りにならない状況ってのを、面白おかしく(?)ってところで、少し斜めに見る視点ってのは、悪くなかったかも。

それにしても、確かにロープがネタになってて、分からんでもないんやけど、原題のレイドバックしたニュアンスってのが、まったく微塵も感じられない邦題は、違和感しかなかったなぁ...........?!

2019年1月 1日 (火)

『blank13』

2019年、新しい年の始まりに、どの作品を紹介しようかと少し悩んだんやけど、俳優 斎藤 工が監督として長編デビューした作品をひとつ、ご紹介♪

名前の漢字が、俳優の「斎藤」と監督の「齋藤」で、使い分けてるらしく、そんなちょっとした“こだわり”具合も、なんや“らしさ”が出てるようで、なかなか興味深いキャラやよね。

実は、短編映画は、すでにこれまでに何本か撮ってたらしく、映画だけやなくて、写真でも活躍したりしてるみたいで、マルチなクリエイターっていう横顔もあるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

blank13   ★★★☆☆   (2017年)

監督:齋藤 工
出演:高橋一生、斎藤 工、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗、神野三鈴、大西利空、織本順吉、伊藤沙莉、村上 淳、くっきー、波岡一喜、森田哲矢、金子ノブアキ、川瀬陽太、神戸 浩、ミラクルひかる、福士誠治、蛭子能収

ギャンブルで借金を作り、妻と子供ふたりを捨てて失踪した父親の居所が13年ぶりに判明し、ガンで余命3ヶ月と聞き、会いに行くか迷う家族だったが.............ってな家族ドラマ?!

父親のせいで、ずっと苦労してきた家族は、許すことができずに会えずにいたが、次男だけは、我慢できずに父親と再会するが...............ってなことで、複雑な家族の心情をってとこなんかな。

斎藤くんの初の長編監督作品ってことなんやけど、いや、なかなか大したもんやったね。尺自体は70分と短いんやけど、うまく話しを2部構成のような作りにして、メリハリをつけてくるあたり、音楽の使い方もあわせて、いいセンスやと思うんよ。

自分たちの知る父親と、自分たちが知らない父親、そんな対比をうまくしながら、家族について考えさせるってなことで、随所に工夫が見られて、悪くなかったね。

なんか、斎藤くんが次にどんな作品を作るか、気になるくらいの上々のデキやったよ?!

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