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2019年1月 4日 (金)

『明日への遺言』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、大岡昇平ってひとが書いてる「ながい旅」っていうノンフィクション小説らしく、実在の人物を描いたものなんやって。

監督の小泉堯史といえば、黒沢 明の弟子として長く助監督を務めてたひとで、寺尾 聰と宮崎美子が共演した『雨あがる』や寺尾 聰と深津絵里が共演した『博士の愛した数式』、役所広司と岡田准一が共演した『蜩ノ記』なんかで知られてるんかな。

ちなみに、この作品に出てるフレッド・マックィーンってひとは、あのスティーヴ・マックィーンの息子さんで、消防士や菓子職人を経て、俳優になったらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

明日への遺言   ★★★☆☆   (2007年)

監督:小泉堯史
出演:藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール、蒼井 優、西村雅彦、田中好子、近衛はな、加藤隆之、児玉謙次

第二次世界大戦中に、米軍パイロットを処刑したことに関して罪を問われ、戦犯として裁かれることになったひとりの軍人の姿を描いた話?!

名古屋を爆撃した米兵が、飛行機の墜落の際にパラシュートで降下したのを捕え、拘束した日本軍は、彼らを処刑したのだが、それがジュネーブ条約の捕虜の扱いに関する取り決めに反すると、裁判にかけられるのだが............ってな法廷ドラマ。

捕まった米兵は捕虜なのか、それとも無差別爆撃の戦犯なのか、揺れる裁判のなかで、毅然とした態度で司令官としての責任を果たし、若い士官たちを守ろうとする男の姿に、少し男気を感じてもうたね。

無差別爆撃が国際条約に違反することは、初めて知ったんやけど、検察の追及に対して、己の大義を信じ、自らを奮い立たせる主人公を演じる藤田くんの演技には、グッとくるものがあったよ。

戦争という状況で、何が正義なのか、難しい問題なわけやけど、一番のメッセージは、戦争のない世の中、それが一番大事ってことなんやろね!?

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