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2019年3月

2019年3月31日 (日)

『ストンプ・ザ・ヤード』

今日は、青春ダンスもの(って言ってるあたりで、オヤジくさい気はするんやけど.....)をひとつ、ご紹介♪

❝ストンプ(Stomp)❞ってのを辞書で調べると、「ジャズのリズムのひとつで、足を踏みならすような激しく、ダンサブルなリズムにあわせて踊る踊り」って出てくるらしい。

そんなダンスを描いた作品で主役を演じてるコロンバス・ショートってひとは、いろんなアーティストの振り付けをしてたダンサーやったらしいんやけど、この作品で主演したのをキッカケに、本格的に役者として活躍してるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

ストンプ・ザ・ヤード / Stomp The Yard   ★★★★   (2006年)

監督:シルヴァン・ホワイト

出演:コロンバス・ショート、ミーガン・グッド、Ne-Yo、ブライアン・J・ホワイト、ラズ・アロンソ、ダリン・ヘンソン、クリス・ブラウン、ハリー・レノックス、アラン・ルイス、ジャーメイン・ウィリアムズ、ジャスティン・ハイアーズ

仲間とチームを組んで、ダンス・バトルでブイブイ言わせてた青年は、ダンス・バトルで負かした相手からの報復で兄を失ってしまい、故郷を離れて兄の意志を継いで大学に通うことに................ってな青春ドラマ?!

心に深い傷を負っている彼は、大学でストンプ・ダンスと出会い、そこで踊りながら仲間を知り、大切な人を見つけ、そんでもって成長する.................ってなことで、あぁ、青春!(笑)

ハゲおやじには、当然のことながら踊りのことはサッパリ分からんのやけど、全身を使い、体でリズムを刻んでいく、そんな踊りを見てると、なかなかの情熱と迫力が伝わってくるんよ。

話の筋としては、よくある、ちょっと安っぽい内容で、娘のワガママで全てが動くところが、何とも情けないんと違うのってツッコミをいれつつも、十分すぎるくらいに楽しめたかな。

ダンス・バトルでどうやって優劣をつけるのかってのが、イマイチ分からんのやけど、全身を使って表現する踊りは、とっても楽しそうで、なんや心躍る爽快感ってのがあったね!?(笑)

 

2019年3月30日 (土)

『英国総督 最後の家』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

監督のグリンダ・チャーダってひとは、インド系のバックグラウンドを持ってる女性監督さんなんやけど、彼女の母親が、実際にインドとパキスタンの独立の際に大移動を経験してるみたいで、そんなところから、この作品が作られたんやろね。

もともとはBBCでレポーターをしつつ、ドキュメンタリー作品を作って、それが評価されたみたいで、その後に作られた『ベッカムに恋して』『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』といった作品は、個人的に好きやったんで、久々に日本で公開された監督さんの作品ってことで、ちょっと楽しみやったんよ。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

英国総督 最後の家 / Viceroy's House   ★★★☆☆   (2017年)

監督:グリンダ・チャーダ

出演:ヒュー・ボネヴィル、ジリアン・アンダーソン、マイケル・ガンボン、マニーシュ・ダユール、タンヴィール・ガーニ、フーマ・クレシー、オム・プリ、ニーラジ・カビ、サイモン・キャロウ、デヴィッド・ヘイマン、リリー・トラヴァーズ

植民地だったインドの主権を返還するために任命された、イギリスの最後のインド総督とその家族は、首都デリーにある官邸に着任するのだが..................ってなドラマ?!

対立するヒンドゥー教徒とイスラム教徒、各地で暴動が起きて、国中が混乱に巻き込まれ............ってなことで、、インドとパキスタンの誕生の裏側をってね。

宗教的な対立がハゲしさを増すなかで、統一して独立するか、分離して2つの国として独立するか、そんな難しい判断を迫られるってところで、総督になった男の苦悩と、宗教を越えて愛し合う1組のカップルの運命を描いたドラマは、なかなか悪くなかったかな。

民族大移動となった歴史的なイベントが、なぜそうなったのかっていう理由や、実際に人々がどんな困難に直面したかっていうのが、分かったね。歴史の裏側にある様々な思惑に、振り回されて苦しめられるのは、普通の人たちやったってことなんかな................?!

 

2019年3月29日 (金)

『空飛ぶタイヤ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は❝半沢直樹シリーズ❞でお馴染みの池井戸 潤で、原作は既読で、なかなかの胸熱な力作やっただけに、映像化されるって聞いて、かなり期待してもうたんよなぁ。

これ、日本アカデミー大賞では、作品賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、音楽賞、美術賞、録音賞、編集賞の9部門でのノミネートされたらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

空飛ぶタイヤ   ★★★☆☆   (2018年)

監督:本木克英

出演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、寺脇康文、高橋一生、深田恭子、小池栄子、ムロツヨシ、中村 蒼、木下ほうか、渡辺 大、田口浩正、岡山天音、浅利陽介、谷村美月、近藤公園、柄本 明、佐々木蔵之介、大倉孝二、津田寛治、笹野高史、岸部一徳、升 毅、六角精児、木下隆行、毎熊克哉、矢野聖人

親から引き継いだ運送会社を経営する男は、自社のトラックの前輪が走行中にはずれ、死亡事故を起こしてしまい、それによって窮地に追いやられるのだが...................ってな社会派ドラマ?!

トラックの製造会社の調査で、自社の整備不良が原因と結論付けられたために、被害者家族から責められ、取引先も失って、銀行からも融資の返済を迫られ.................ってなことで、会社の命運をかけて事件の真相をってね。

原作を読んだ者からすると、ちょっと物足りないんよなぁ。小説の行間を含めて、映画の尺でってところに難しさがあるのは分かるんやけど、主役の役不足感がハンパなくて、脇役もそこそこ豪華な面々を集めて、重厚感のあるドラマにって意気は感じなくもないんやけど、いかんせんドラマとしての深みがね。

結局のところ、そのシーンの中では、存在するかもしれないけど、そこにリアリティのある中小運送会社の経営者の苦悶ってのが出てこないために、薄っぺらさが鼻についてまうんやろなぁ。

しかし、この作品の深田くんの演技で助演女優賞にノミネートしてしまう日本アカデミー賞ってのは、どんな価値があるんやろね?!(苦笑)

 

2019年3月28日 (木)

『判決、ふたつの希望』

今日は、レバノンとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ヴェネチア映画祭で男優賞を受賞して、作品賞にあたる金獅子賞にノミネートされたらしく、また、レバノンの映画で初めて、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたってことで、注目されたらしいんよ。

監督をしてるジアド・ドゥエイリってひとは、レバノン生まれなんやけど、18歳のときに紛争を避けて、アメリカに渡って、タランティーノ作品に携わって修行したらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

判決、ふたつの希望 / L'Insulte   ★★★★   (2017年)

監督:ジアド・ドゥエイリ

出演:アデル・カラム、カメル・エル・バシャ、リタ・ハイエク、カミーユ・サラメ、ジャマン・アブー・アブード、クリスティーヌ・シューイリ

レバノンの首都ベイルートで、身重の妻と暮らす男は、自宅のある建物を修理する建設会社で働くパレスチナ難民の現場監督の態度に腹を立て、謝罪を求めるのだが.................ってなドラマ?!

ほんの些細な争いが、いつのまにか民族や宗教の対立になり、ただ謝罪を求めただけのはずが、法廷での大論争となってしまい...............ってなことで、これ、レバノンの歴史なんかも織り交ぜて、なかなか考えさせられる内容なんよ。

たまたま街で出くわしたふたりの男、それぞれのバックグラウンドから、歴史的な背景、そんなものを映し出して、彼らの複雑な心情を法廷ドラマで描き出す、なかなかの見ごたえなんよね。

侮辱からはじまった対立から、それぞれの赦しへとつながるドラマは、なかなか秀逸なデキやったかな?!

 

2019年3月27日 (水)

『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』

今日は、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪


この作品、3部作のちょうど真ん中になるんやけど、1作目の『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』が劇場で未公開だったのが、本国での大ヒットもあってか、この2作目からは日本でも劇場公開作品になったみたいなんよ。


イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィド・ディ・ドナテッロ賞では、プロデューサー陣が賞にノミネートされてたみたいやね。


というわけで、そんな作品の感想は..........................?!


いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち / Smetto Quando Voglio : Masterclass   ★★★☆☆   (2017年)


監督:シドニー・シビリア
出演:エドアルド・レオ、グレタ・スカラーノ、ヴァレリオ・アプレア、パオロ・カラブレージ、ヴァレリア・ソラリーノ、リベロ・デ・リエンツォ、マルコ・ボニーニ、ステファノ・フレージ、ロレンツォ・ラヴィア、ピエトロ・セルモンティ、ロザリオ・リスマ、ジャンパオロ・モレッリ、ルイジ・ロ・カーショ


研究者として大学を追いやられた仲間とスマート・ドラッグを売りさばいて一攫千金を目論んだものの、結局、逮捕されて刑務所で服役する男だったが、彼とその仲間の力を利用しようとする警察から、捜査への協力を求められるのだが........................ってな犯罪コメディ?!


新たなスマート・ドラッグを30種類、摘発するのに協力すれば、これまでの罪を帳消しにするという条件で、新たな“スペシャリスト”を加えて、極秘に警察の捜査に協力することになるのだが........................ってなことで、今回も適度にドタバタとやりながらってね。


前作と同様に、ほどよい軽さでテンポよくってところで、観てる側を楽しませるだけのエンターテイメント性はあるんよね。2作目になって、少しキャラクターが前面に出てきてるあたりも、飽きさせない工夫がされてたかな。


抱腹絶倒っていうような笑いではないんやけど、犯罪ドラマを設定にうまく使いながら、コミカルさとユーモア勝負で攻める2作目も、それなりに楽しめるデキやったね?!


 

2019年3月26日 (火)

『アルビノの木』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪


この作品、世界各地の映画祭を上映してまわったらしく、世界9か国の映画祭で19もの賞を受賞したってところで、有名になったひとらしいんよ。


監督をしてる金子雅和ってひとは、どうやらこれが長編の商業映画は2作目ってことになるみたいで、主演してる松岡龍平って役者は、監督さんの最初の長編から、最近の短編など、数々の作品でタッグを組んでるみたいやね。


というわけで、そんな作品の感想は..................?!


アルビノの木   ★★★☆☆   (2016年)


監督:金子雅和


出演:松岡龍平、東 加奈子、福地祐介、長谷川初範、山田キヌヲ、尾崎 愛、細井 学、増田修一朗、松永麻里、山口智恵


害獣駆除の仕事をやっている男は、かつて鉱山で栄えた町の役場から、高額の報酬で依頼された仕事を引き受けることになり、現地へ向かうのだが...................................ってなドラマ?!


閉鎖された鉱山の跡地に、ひっそりと暮らす村人たちは、突然変異で生まれた白い鹿を崇拝していたが、町の評判を気にする役場では、それを駆除することとし、依頼がなされたのだが.............................ってなことで、自然を大切にする人たちと、害獣として処分しようとする人たちの狭間で揺れる人たちの戸惑いをってとこなんかな。


高額な報酬を必要としながらも、自然とともに生きる人たちと接し、迷う主人公ってのを、主役を演じた松岡くんが、淡々と演じてたね。


どこか古い時代の考え方と、それを否定しようとする現代を対比してるようなテーマで、そういう部分では興味深いなって思わんでもないんやけど、ドラマとしての盛り上がりは、静かな雰囲気に終始するもんやから、もう一息やったかもなぁ?!

2019年3月25日 (月)

『タイニー・ラブ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、なかなか豪華な顔ぶれが揃った作品をひとつ、ご紹介♪
この作品、ともにアカデミー賞の主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマンとマシュー・マコノヒーが共演した作品で、しかもケイト・ベッキンセイルも出演してるっていう、かなりキャスティングに気合いが入ってるんよ。
監督をしてるマシュー・ブライトってひとは、もともと脚本家として名前の売れてるひとやったらしいんやけど、この作品を最後に、ほとんど名前を見なくなってもうたみたいなんよなぁ。
というわけで、そんな作品の感想は....................?!
タイニー・ラブ / Tiptoe   ★★★☆☆   (2003年)
監督:マシュー・ブライト
出演:ケイト・ベッキンセイル、ゲイリー・オールドマン、マシュー・マコノヒー、パトリシア・アークエット、ピーター・ディンクレイジ、エド・ゲイル
愛する彼の子供を身ごもった彼女は喜ぶが、彼の方はなぜか浮かない表情で、実は彼には家族に関するある秘密が...................ってなドラマ?!
普通に見える彼には、実は双子の兄がいて、彼は小人症だった....................ってなことで、新しい命の誕生を機に、病気と向き合い、本当の愛情を問う............ってなとこなんかな。
いやぁ、それにしても、これだけ名の通った役者を使いながら、なんとも深みのないドラマに仕上がってもうてて、あまりにも期待値が高すぎたのか、ちょっと肩透かしをくらった気分になってもうたよ。
ビジュアル的に、まるで別人のようなゲイリーくんには、ちょっと驚きやったけど、それ以外に印象に残る部分があまりないんよなぁ。
おそらく差別や偏見をなくそうってことを言いたいんやろうけど、せっかくの独特なシチュエーションの割には、あまり胸にヒシヒシと伝わるものが、なかったんよね.........................?!

2019年3月24日 (日)

『ハリウッドランド』

今日は、ミステリーものをひとつ、ご紹介♪
この作品、実際にTVシリーズのスーパーマンを演じたジョージ・リーヴスっていう役者さんが、自宅で死んでるのが見つかったって事件を基に、その真相を独自の解釈で描いたものらしいんよ。
この作品で、ジョージ・リーヴスを演じたベン・アフレックは、ヴェネチア映画祭で男優賞を受賞して、ゴールデン・グローブや放送映画批評家協会賞なんかでは、助演男優賞にノミネートされたんよね。
というわけで、そんな作品の感想は..................?!
ハリウッドランド / Hollywoodland   ★★★☆☆   (2006年)
監督:アレン・コールター
出演:エイドリアン・ブロディ、ベン・アフレック、ダイアン・レイン、ボブ・ホスキンス、ロビン・タネイ、ロイス・スミス、ラリー・セダー、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ、ジェフリー・デマン、モリー・パーカー、キャスリーン・ロバートソン、ザック・ミルズ
謎の死を遂げた初代スーパーマン、自殺とされたその“事件”を、彼の母親からの依頼で調べることになった私立探偵の目を通して、華やかなハリウッドのなかで苦悩する、ひとりの男の姿を描く..........ってなことで、実際の事件をモチーフに描かれたミステリー!?
映画会社の重役の妻との不倫、くだらないと思いながら演じてた役で一躍有名になり、役者としての悩み、婚約者との関係、真実はどこに................ってな感じなんやけど、結局は真相は未だもって分からんもんやから、スッキリせんってね(苦笑)
この作品で役者として評価されたアフレックくんは、同じ役者ってところで共感できたのか、確かに少し陰のある役を、懸命に表現しようとしてたかな。
しかし、そんな演じ手の頑張りも、ドラマとしてサイド・ストーリーがうまく絡みきれないところで、話が退屈になってもうたんかなぁ............?!

2019年3月23日 (土)

『イコライザー2』

今日は、アクションものをひとつ、ご紹介♪
この作品、1作目が思わぬヒットになって、こうしてシリーズ化したわけやけど、デンゼルくんにとっても、久々のハマり役な感があって、個人的に嫌いな役者やないんで、よかったなぁって思うんよ。
監督をしてるアントワーン・フークアは、このシリーズのほか、『マグニフィセント・セブン』でもデンゼルくんとタッグを組んでて、監督と演じる側の信頼できる関係ってことなんやろね。
というわけで、そんな作品の感想は....................?!
イコライザー2 / The Equalizer 2   ★★★☆☆   (2018年)
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、ビル・プルマン、メリッサ・レオ、アシュトン・サンダーズ、サキナ・ジャフリー、アダム・カースト、オーソン・ビーン、ジョナサン・スカーフ
元CIAの腕利きエージェントだった男は、ハイヤー運転手をしながら、弱きを助けるために、悪党どもを退治していたが、元上官で自分のことを理解してくれていた友人が、何者かに殺され...........................ってなアクションもの?!
大切な友人を失い、犯人を探し出すために、ひとりで調査を始めるのだが、事件の背後には、意外な人物が関っていて....................ってなことで、デンゼルくんが凄腕の“仕事人”として、今回も派手に暴れまわるんよ。
これがシリーズ第2弾になるわけやけど、これ、アクションがなかなかスマートで、主人公の”どこか陰のあるキャラ”も上手くハマってて、なかなか格好いいんよなぁ。
正義のために人殺しってのが、ほんとに正しいのかっていう倫理的なことは置いといて、勧善懲悪で弱気を助け、正義のために戦う男の姿ってのは、嫌いやないんよね?!(笑)

2019年3月22日 (金)

『音量を上げるタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』

なんかココログがダウンしてたみたいで、2日ほど記事がアップできなかったんやけど、
気を取り直して、今日は邦画をひとつ、ご紹介♪
この作品、音楽をネタにしたドラマってことで、楽曲をHYDEやあいみょんといったあたりに作ってもらって、一流ミュージシャンとコラボってのがウリになってるらしいんよ。
監督の三木 聡といえば、麻生久美子が主演してた『インスタント沼』や三浦友和が出てた『転々』といった、ちょっとオフビートな作品で知られてるひとで、そんな監督さんのオリジナル脚本でってところで、期待したところもあったんやけど......。
というわけで、そんな作品の感想は.......................?!
音量を上げるタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!   ★★☆☆☆   (2018年)
監督:三木 聡
出演:吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、麻生久美子、松尾スズキ、田中哲司、中村優子、片山友希、池津祥子、森下能幸、岩松 了、小峠英二
声が小さすぎて、バンドメンバーからも愛想を尽かされた女の子は、“声帯ドーピング”で声量の大きさで人気のカリスマロックボーカルと出会うのだが…………….ってなコメディ調のドラマ?!
過去のトラウマから、声が小さすぎる女の子と、声がでかすぎる男、そんなふたりがひょんなことからめぐり合い、ドタバタと……..ってなことで、う~ん、なんやろね(苦笑)
いろいろと笑いを散りばめてってことなんやろうけど、これが恐ろしく笑えないんよね。しかも、主演の吉岡くんの演じ手としての力量のせいなのか、ベテラン脇役陣も含めて、すべてが空回りしてる感じで、観ててかなり疲れてしまった。
なんの深みもないペラペラの話が、とんでもなくスカスカの演技で、ダラダラと垂れ流されてるのを観てると、かなり早い段階から、悲しい気分になってもうたよ…………一応コメディ(のハズ)なのにね?!(笑)

2019年3月19日 (火)

『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、漫画家の押見修造っていうひとが、自らの体験を基にして書いた漫画を、映画化したものらしいんよね。

監督の湯浅弘章ってひとは、これまで主にテレビドラマの監督とかをしてたひとらしく、これが商業映画での監督デビューになるみたいで、経歴を見ると、ディーン・フジオカが主演して注目された『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』の脚本を書いてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

志乃ちゃんは自分の名前が言えない   ★★★☆☆   (2017年)

監督:湯浅弘章
出演:南 沙良、蒔田彩珠、萩原利久、奥貫 薫、山田キヌヲ、小柳まいか、池田朱里、田中美優、蒼波 純、渡辺 哲

新しく高校生活をスタートさせる女の子は、緊張すると上手く喋れない吃音に悩まされ、友だちもできない日々を送っていたが、ふとしたキッカケで、音楽好きの女の子と仲良くなり................ってな青春ドラマ?!

上手く話せないけど歌が上手い女の子と、音楽が好きだけど音痴な女の子、そんなふたりがバンドを組んで学園祭で演奏しようと頑張るが.............ってなことで、ちょっとビターな青春をってとこなんかな。

海辺の町のキレイな景色のなか繰り広げられる話は、主演のふたりの頑張りもあってか(鼻水の見事な垂れ具合もあってか)、なかなか悪くないんよね。キャスティングでいうと、奥貫くんの“使い方”も間違ってないし(笑)

悩みを抱えながらも、心を許せる親友と出会い、それでもいろいろあって、ってところで、うまく盛り上げられたドラマは、ちょっと胸にグッときて、少しの“しょっぱさ”が余韻として残る良作やったかな?!

2019年3月18日 (月)

『トリプル・リベンジ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、シネマカリテがやってる“カリコレ”と同じような企画もの、シネマート新宿の野村さんが選んだノムラコレクション、通称“ノムコレ”っていうらしいんやけど、それで紹介されたらしいんよ。

監督をしてるボビー・モレスコといえば、ポール・ハギス監督の『クラッシュ』で、共同で脚本を書いて、アカデミー賞の脚本賞を受賞したんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

トリプル・リベンジ / Bent   ★★★☆☆   (2018年)

監督:ボビー・モレスコ
出演:カール・アーバン、ソフィア・ベルガラ、アンディ・ガルシア、ジョン・フィン、トレイ・バイヤーズ、グレース・ギアリー、ヴィンセント・スパーノ

麻薬捜査でおとり捜査をしている時に、狙っていた組織の大物に身元がバレて、相棒を失った上に、捕まった組織のボスの虚偽の証言によって、3年間の懲役刑となった元刑事の男は、出所して、事件の真相を探ろうとするのだが.......................ってなサスペンス&アクションもの?!

自分を嵌めた黒幕を見つけ出そうと、いろいろと調べてみると、役人やCIA、教会までも絡んでいて.......................ってなことで、果たして事件の謎を解くカギはどこにってね。

それなりに伏線を張って、話にヒネリを加えてはあるものの、ある程度はキャスティングを見て、読めてしまうあたりに物足りなさがあったかな。

せっかく搾り出したオチも、ちょっと中途半端な感じになってしまって、尻すぼみな感もあるしね。

それにしても、この邦題、3つの復讐って言われて、内容を見ながら、どれと、どれと、どれって考えても、すぐに分からない時点で、どうなんやろなぁって思うよ。当然のことながら、原題はまったく違うしね?!(苦笑)

2019年3月17日 (日)

『心と体と』

今日は、ハンガリーの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされてたらしく、ベルリン国際映画祭では、金熊賞を受賞してて、ヨーロッパ映画賞ってのでも女優賞を受賞し、作品賞や監督賞にノミネートされてたらしいんよ。

監督をしてるイルディコー・エニェディってひとは、ハンガリー生まれの女性なんやけど、80年代に『私の20世紀』って作品でカンヌ映画祭のカメラ・ドール賞を受賞したことがあるみたいで、ヴェネチア映画祭の金獅子賞にもノミネートされたことがあったんやって。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

心と体と / Testrol Es Lelekrol   ★★★☆☆   (2017年)

監督:イルディコー・エニェディ
出演:アレクサンドラ・ボルベーイ、レーカ・テンキ、ゲーザ・モルチャーニ、エルヴィン・ナジ、ゾルタン・シュナイデル、タマス・ジョルダン

食肉加工会社で働く、左手の不自由な経理部長の男と、そんな彼の職場に、産休になった者の代役の食肉審査官として働くことになった女性、ふたりは、ふとしたキッカケで、同じ夢のなかで“鹿”として出会っていることを知るのだが..................ってなドラマ?!

他人とコミュニケーションをとるのが苦手な若い女と、体が不自由な中年の男、そんな男女が夢を共有していることをキッカケに、不器用にも接近する様をってな感じなんかな。

静寂に包まれた森のなかの印象的な映像と、少し生々しい食肉工場の様子、そんな対照的なシーンをつなぎながら、生きるのに不器用すぎるひとたちが、傷つけ合いながらも互いを必要とする、そんな感情的、肉体的な距離感を表現したドラマは、かなりオリジナリティがあったかな。

冷静に考えると、設定からして不思議すぎるんやけど、淡々とした雰囲気のなかで繰り広げられる人間模様は、妙に心にひっかかるようで、悪くなかったかな.........個性的すぎて、万人受けする感じではないんやろうけど?!

2019年3月16日 (土)

『サバービコン』

今日は、ジョージ・クルーニーの監督作をひとつ、ご紹介♪

この作品、一応、ヴェネチア映画祭で金獅子賞のノミネート作品だったみたいで、ジョージ・クルーニーとジュリアン・ムーアに賞が与えられてたみたいやね。

ジョエル&イーサン・コーエンの脚本をベースにして、監督のジョージ・クルーニーが共同で筆を入れて作った話らしいんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

サバービコン 仮面を被った街 / Suburbicon   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジョージ・クルーニー
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック、ノア・ジュープ、アレックス・ハッセル、グレン・フレシュラー、ジャック・コンレイ、ゲイリー・バサラバ、トニー・エスピノサ、リース・バーク

郊外にある、理想的な住環境を備えた町で暮らす少年だったが、白人ばかりの町に黒人の家族が引っ越してきたことで周囲が騒がしくなるなか、家に強盗が押し入り、母親が殺されてしまうのだが...........................ってなサスペンスもの?!

母親を亡くし、失意の少年だったが、叔母がそのまま同居するようになり、父との関係を怪しんでいたなか、親しくなった隣家の黒人家族への住民の反感が高まり.........................ってなことで、人々の欺瞞を映すってとこなんかな。

ちょっと説明がすぎる邦題はおいといて、人のもつ二面性をデフォルメして、シニカルにってことなんやろうけど、コーエン兄弟らしさは感じるものの、ドラマとして面白いかって言われると、そこまでの盛り上がりはなかったね。

ジョージ・クルーニーも、監督としてそれなりに場数を踏みつつあるけど、なかなか代表作になるようなものは、作れてないよなぁ..................................?!

2019年3月15日 (金)

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、“ホイチョイ・プロダクションズが手掛ける~”ってことで、公開当時、少し話題になったんやけど、そもそもホイチョイ・プロダクションズってのは、原田知世が人気になった『私をスキーに連れてって』とか『彼女が水着にきがえたら』といった作品で、一世を風靡したんよね。

監督をしてる馬場康夫ってのは、まさにそれらの作品で有名になって、絶頂期の(?)織田裕二と中山美穂が共演した『波の数だけ抱きしめて』ってのもあったな。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式   ★★★☆☆   (2006年)

監督:馬場康夫
出演:阿部 寛、広末涼子、薬師丸ひろ子、劇団ひとり、伊武雅刀、伊藤裕子、吹石一恵、小木茂光、森口博子、有吉弘行、飯島直子、八木亜希子

2007年の世の中で、莫大な借金によって破綻寸前の日本経済だったが、、そんな現状を救うのは.........................バブルを終わらせないことってなコメディ調のドラマ?!

ドラム式洗濯機の形をしたタイムマシンで1990年へ行き、バブルの崩壊を食い止めて、未来の日本の歴史を書き換える........................なんてアホらしい(笑)

ワンレン・ボディコンに懐かしい音楽やCM、そんな時代もあったのねぇ....................なんてことで、勝手にノスタルジィに浸ってもうたりしてね。

くだらない内容の話の筋でありながら、その時代を生きてきた世代としては、なんかいろいろと思い出すこともあったりして、意外と楽しめるんよ。

阿部くんのコミカルなオトボケ演技に、微妙にキュートな広末くんの魅力がマッチして、加えて薬師丸ひろ子や森口ひろこ、飯島 愛といったあの頃を感じさせる顔ぶれの登場に、思わずニヤリとさせられたりしてな。

まぁ、話としてどうなんやろうって気持ちはアリアリなんやけど、それでもコメディ作品としては、それなりに笑えるシーンもあったりで、そこまで悪くなかったかな?!

2019年3月14日 (木)

『インベージョン』

今日は、SFのサスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、ジャック・フィニイってSF作家さんの小説を映画化したものなんやけど、同じ原作「盗まれた街」からは、他にも『ボディ・スナッチャーズ』が何度か映画化されてるんよね。

監督をしてるのは、ドイツ出身のオリバー・ヒルシュビーゲルってひとなんやけど、先日亡くなったブルーノ・ガンツがヒトラーを演じた『ヒトラー ~最期の12日間~』の監督をしたひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

インベージョン / The Invasion   ★★★☆☆   (2007年)

監督:オリバー・ヒルシュビーゲル
出演:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジェフリー・ライト、ヴェロニカ・カートライト、ジャクソン・ボンド、ジョセフ・マー、セリア・ウェストン、ロジャー・リース、スーザン・フロイド、エリック・ベンジャミン

スペースシャトルの墜落により広まったウィルスによって、人々は感情を失っていく。そんな異変に気づいた精神科医は、愛する子供を守ろうと必死に抵抗するのだが..................ってな、SFサスペンス・ホラー?!

得体の知れない病気、止まらない感染、なんやシチュエーションとしては妙にリアリティがあって、ひょっとしたらってところから、かなり恐怖感を感じてもうた(苦笑)

唯一の争いのない平和な世の中を実現する方法は、人間らしさを失うことだってっていう解釈も、絶妙にアイロニーのスパイスが効いてるしね。

まぁ、冷静に考えると、少しやりすぎな感はあるものの、この手の作品としては侮れないクオリティで、ビビり症なだけなのかもしれんけど、十分ザワザワしてもうたよ?!

2019年3月13日 (水)

『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』

今日は、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、3部作の最初で、残りの2作は劇場で公開されたんやけど、これは正式にはされてなくて、イタリア映画祭2015って企画モノ上映会で紹介されてたらしいんよ。

イタリアのゴールデン・グローブでは、最優秀コメディに選ばれたらしく、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィド・ディ・ドナテッロ賞では、作品賞や脚本賞、新人監督賞や主演男優賞なんかにノミネートされたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち / Smetto Quando Voglio   ★★★☆☆   (2014年)

監督:シドニー・シビリア
出演:エドアルド・レオ、ヴァレリオ・アプレア、パオロ・カラブレージ、ヴァレリア・ソラリーノ、リベロ・デ・リエンツォ、ステファノ・フレジ、ピエトロ・セルモンティ

大学で教授をしながら研究をしている男は、予算削減で研究費用がおりず、大学をクビになってしまい、借金を抱えて途方に暮れるが、クラブでドラッグを楽しむ若者たちをみて、合法な成分のドラッグを作り、儲けることを考えるのだが...........................ってな、コメディ調のドラマ?!

かつては大学で教授をしていたが、クビになってガソリンスタンドの店員や飲食店で皿洗いをする仲間たちを集め、犯罪集団を結成して、大もうけを企むが........................ってね。

善良なインテリが、やけになって犯罪者になる、そんなちょっと“オチャメ”な設定は、なかなかうまく活かされてて、楽しませてくれるんよ。

イタリアならでは(?)の軽いノリと、適度なスリル、だからどうしたって感もあるんやけど、エンタメとしては、悪くない作品やったかな?!

2019年3月12日 (火)

『赤い文化住宅の初子』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、松田洋子ってひとが書いてる同名のコミックらしいんやけど、そいつを映画化したらしい。

監督のタナダユキといえば、フォーク歌手の高田 渡をフィーチャーした音楽ドキュメンタリー『タカダワタル的』って作品で注目されたひとで、蒼井 優と森山未來が共演した『百万円と苦虫女』や永山絢斗が主演した『ふがいない僕は空を見た』、上野樹里とリリー・フランキーが共演した『お父さんと伊藤さん』といった作品を撮ってるひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

赤い文化住宅の初子   ★★★☆☆   (2007年)

監督:タナダユキ
出演:東 亜優、塩谷 瞬、佐野和真、坂井真紀、浅田美代子、大杉 蓮、鈴木慶一、諏訪太朗、鈴木砂羽、江口のりこ、安藤玉恵、桐谷美玲

母親に先立たれ、兄とふたりで文化住宅に暮らす中学生の女の子、好きな男の子と一緒に高校に進学したいが、電気代の支払いにも困る生活で..............ってなドラマ?!

悲惨なまでの極貧生活、学校で感じる疎外感、羞恥心、そんな多感な年頃の女の子の感情が、静かに表現されてるんよね。それでいて、兄との暮らしにどこか満足している風な感覚が、興味深かったかなぁ。

どこかで幸せを夢見ながらも、現実に押しつぶされそうになり、屈折した想いに圧倒される.................淡々と進む展開のなかで語られる少女の気持ちが、ちょっと切ないね!?

2019年3月11日 (月)

『ミスエデュケーション』

今日は、劇場で未公開の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

この作品、とっても小粒ながら、サンダンス映画祭で審査員賞を受賞したらしく、そのほかにもヴァリャドリード国際映画祭なんかでも賞を獲ったらしいんよ。

主演のクロエ・グレース・モレッツといえば、子役から活躍する女優さんなわけやけど、そこそこ名前が知られてるだけに、こういったインデペンデント系の作品にも出演してるってのが意外やったりするんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ミスエデュケーション / The Miseducation of Cameron Post   ★★★☆☆   (2018年)

監督:デジレー・アカヴァン
出演:クロエ・グレース・モレッツ、サッシャ・レイン、フォレスト・グッドラッグ、ジョン・ギャラガー・Jr、オーウェン・キャンベル、マリン・アイルランド、ケリー・バトラー、クイン・シェパード、メラニー・エアリック、ジェニファー・イーリー、エミリー・スケッグズ

親友の女の子のことが好きで、彼女と肉体関係をもってしまったところを見つかり、同居していた叔母に説得され、なかば強制的に矯正施設に入れられた女の子だったが.............................ってなドラマ?!

聖書の教えに反する同性愛を直すため、共同生活をしながら、異性愛への転換を強いられるのだが、施設での教えに違和感を感じ.....................ってなことで、悩める10代の女の子の葛藤をってとこなんかな。

主演のクロエくんは、なかなかキワドイ描写もあるなかで、本人の露出はないまでも、この役に挑戦するあたりに女優としての覚悟を感じたね。

この作品、キリスト教の原理主義的な世界観と、そこに馴染めない若い世代のギャップってのが描かれてるのかもなぁ......................葬式仏教しか知らない無宗教のハゲおやじには、なかなか深くは理解できなかったかも?!

2019年3月10日 (日)

『ワンダー 君は太陽』

今日は、アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされてた作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、ベストセラーになってたこともあって、気になって読んだんやけど、児童書の部類なのか、原文でも読みやすく、なかなかグッとくる話に、ラストはベタながらもウルっとしてもうたんよね。

監督をしてるのが『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキーってこともあって、劇場で公開されたときの評判も良かったもんやから、かなり期待してたんやけどなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ワンダー 君は太陽 / Wonder   ★★★☆☆   (2017年)

監督:スティーヴン・チョボスキー
出演:ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、ソニア・ブラガ、マンディ・パテインキン、イザベラ・サンドヴィッチ、ダヴィード・ディグス、ダニエル・ローズ・ラッセル、ノア・ジュープ、ナジ・ジーター、ブライス・ガイザー、ミリー・デイヴィス、エル・マッキノン

遺伝子の異常で奇形で生まれた少年は、ずっと自宅学習をしてきたが、10歳のときにはじめて、普通の学校に通うことになり.............ってなドラマ?!

他と違う外見によって、イジメを受けたりしながらも、そんな彼と、家族をはじめ、その周囲の人たちとの関係を、ちょっと感動的に.........ってね。

なんか、本筋とはあまり関係ないんやけど、ジュリア・ロバーツが、こういう母親役を演じるようになったんかぁってのが、ちょっと個人的には感慨深かったかなぁ(笑)

作品としては、正直、原作を先に読んでしまったのがマイナスにいってもうたかなぁって思ったよ。小説で描かれてることを、比較的忠実に盛り込んではいるんやけど、逆に無理して押し込んでる感があって、ちょっとエピソードが雑になってる気がして、気持ちの盛り上がりってのが、期待したようにはこんかった。

すごいハンデを背負って、頑張る男の子と、それを支える家族や大人たち、そんでもって、彼によって変わっていく周囲ってところでは、話としてはよくできてるんやとは思うんやけどね?!

2019年3月 9日 (土)

『ミリキタニの猫』

今日は、ドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、トライベッカ映画祭では、観客賞とドキュメンタリー賞を受賞して、その他、世界各地の映画祭で評価されたんよね。

監督さんは、いろんな経緯があって路上で生活する老人の絵を買ったことがきっかけで、親戚を探したり、市民権を取り戻すよう尽力したり、彼の生活を支えたらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ミリキタニの猫 / The Cats Of Mirikitani   ★★★★   (2006年)

監督:リンダ・ハッテンドーフ
出演:ジミー・ツトム・ミリキタニ、ジャニス・ミリキタニ、リンダ・ハッテンドーフ

ニューヨークの路上で出会った、ひとりの日系人の絵描き、そんなホームレスの老人を9.11事件をきっかけに家に居候させることになった監督による、彼の人生を描いたドキュメンタリー?!

アメリカに生まれながら、日本人の血が入っているということで第二次大戦中は強制収容所に入れられ、また親族は広島で原爆により死んでしまう、そんな悲しい過去を背負いながら、ただ筆を動かす、ひとりの老人が語りだす波乱の人生、真実だけに心を揺さぶるものがあるんやね。

ひとつの出会いがこの監督と老人のその後の人生を大きく変える、そんな瞬間がフィルムでつながれ、過去が語りだすってところに、なんや心が揺さぶられるんよなぁ....................!?

2019年3月 8日 (金)

『自虐の詩』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは週刊誌に連載されてた4コマ漫画らしく、どういうわけか“泣ける漫画”として注目を浴びて、人気になったものらしい。

原作を書いてる業田良家ってひとは、是枝裕和が監督した『空気人形』の原作も書いてるひとで、この作品では、自らチョイ役で出演してるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

自虐の詩   ★★★☆☆   (2007年)

監督:堤 幸彦
出演:中谷美紀、阿部 寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、西田敏行、竜 雷太、名取裕子、斉木しげる、佐田真由美、蛭子能収、島田洋八、松尾スズキ、金児憲史、丸岡知恵、Mr.オクレ、アジャ・コング

大阪の下町で、元ヤクザの無口で短気な男と同棲する女は、子供の頃から貧乏で、“幸せ”を知らない、そんな彼女の人生を描くコメディ・ドラマ?!

阿部くんのパンチ・パーマのインパクトもさることながら、口より先にちゃぶ台引っくり返す演出が、とっても昭和を感じさせてくれて、ちょっとベタすぎながら、笑えるんよね。

コメディ作品としては、監督の堤くんの、いつも通りの“ヤリ過ぎ”な演出もあって所々おもろいんやけど、さすがに同じ調子で見せられて、ちょっと中だるみしてもうたかな。

まぁ、ちゃぶ台を引っくり返す以外は、いたって普通ってことで、悪くはないんやけど、ドキドキするようなものもなかったよなぁ。

良くも悪くも、とっても個性的な作品ではあるんやけど、期待したほどの突き抜けた感ってのが、ちょっとないんよね?!

2019年3月 7日 (木)

『パラノイドパーク』

今日は、ちょっと変わった青春ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭でパルム・ドールの候補になったり、インディペンデント・スピリット賞でノミネートを受けたりして、なかなか注目されたりしてるんよ。

監督をしてるガス・ヴァン・サントってひとは、どちらかと言うと、若者のナイーブな心情を映し出すってのが得意のジャンルになるイメージなのかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

パラノイドパーク / Paranoid Park   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ゲイブ・ネヴァンス、テイラー・モンセン、ジェイク・ミラー、スコット・グリーン、ダン・リウ、ローレン・マッキニー

スケートボード・パークへ遊びに行った16歳の少年は、ふとしたキッカケで人を殺してしまい......................ってな、思わぬ形で心に傷を負ったスケボー青年の心の葛藤を描いたドラマ?!

ボードで滑走することに夢中な、どこにでもいる男の子が、罪の意識に苛まれながらも、誰にも言えず苦悩する様を追うってまところかな。

ガス・ヴァン・サントらしい、なんとも言えないようなナルシスティックな映像は、青春映画として、確かに雰囲気はあったかな。

ただ、内容的には、ちょっと中途半端すぎる感じで、作品として、何が結論として言いたいんやろなぁ................って思わんでもないよね。

どこか他人に無関心で、無気力な若者、そんな彼らが抱える問題を.....................なんて言っても、それは立派な犯罪やからね。

結果的には、どうにも自慰的な作品でしかないように、個人的には思えてしまってしようがないんやけど..............................?!

2019年3月 6日 (水)

『地上(ここ)より永遠に』

今日は、クラッシックな作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるフレッド・ジンネマンといえば、ゲイリー・クーパーとグレイス・ケリーが共演した『真昼の決闘』で注目されて、その直後に発表された今作で、アカデミー賞の監督賞を受賞したんよね。

監督賞の他にも、作品賞、助演男優賞や助演女優賞、脚色賞なんかも受賞してて、技術系の賞も含めて8冠を占めたってところで、それだけ話題になったってことなんやろなぁ。

ちなみに、役者として出演してるフランク・シナトラは、この作品でアカデミー賞とゴールデン・グローブで助演男優賞に輝いたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

地上(ここ)より永遠に / From Here To Eternity   ★★★☆☆   (1953年)

監督:フレッド・ジンネマン
出演:バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト、デボラ・カーン、ドナ・リード、フランク・シナトラ、フィリップ・オーバー、ジャック・ウォーデン、クロード・エイキンス、バーバラ・モリソン、アルヴィン・サージェント、アーネスト・ボーグナイン

太平洋戦争の開戦直前のハワイ、転属してきたひとりの兵隊は、上官に逆らって、虐めにあうことに........................ってな、1953年に作られた名作映画?!

軍隊での理不尽なしごきに耐え、頑なに自分の意志を貫く、そんな反逆児を演じてるモンゴメリが、なんとも言えず渋いんよなぁ。で、彼を見守る、理解ある軍曹役のランカスターも、いい具合に存在感があって、エエ味出してるんよ。

そんな男くさいふたりとその恋人、切ない恋模様をってところで、この当時から不倫を描くとは.......................“不倫は文化だ”なんて言ってたひとがおったけど、あながち否定できんかもね(笑)

作品全体の印象としては、やはりちょっと時代を感じるのか、いま観ると少々“やぼったい”気はするけど、なかなか味のあるドラマやったかなぁ?!

2019年3月 5日 (火)

『陰日向に咲く』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

ちょっと今さらな感じしかしないんやけど、大ヒットした(?)劇団ひとりが書いた短編小説を映画化したのが、この作品なんよね。

まぁ、今となっては、岡田くんと宮﨑くんが結婚するキッカケになった(?)作品って言うほうが、なんとなく納得な感じなのかもしれんけど(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

陰日向に咲く   ★★★☆☆   (2008年)

監督:平川雄一郎
出演:岡田准一、宮﨑あおい、三浦友和、塚本高史、平山あや、西田敏行、伊藤淳史、緒川たまき、本田博太郎、北見敏之、堀部圭亮、池内万作、生田智子、近藤公園、平岩 紙

台風が接近する東京を舞台に、この街で暮らす様々な人たちが織りなす人生ドラマを....................ってなことで繰り広げられる群像劇?!

ギャンブルで借金を抱えるバスの運転手、母親の思い出の相手を探す弁護士、すべてを捨ててホームレスになろうとする中年サラリーマン、都会の片隅で生きる人たちの悲喜こもごもをってね。

いやぁ.......................ひいき目なのかもしれんけど、宮﨑くんの存在が、なんや素敵やったなぁ........................それにつきるな(笑)

群像劇だけに、最終的には人間関係がつながるんやろなぁ、と思いつつ観てると、なんとなく先が読めて、さして感動はなかったね。

ちょっと出だしがテンポ悪いだけに、全体の勢いがなぁ....................ってことろで、全体としてはボチボチでんなぁ?!

2019年3月 4日 (月)

『女神よ、銃を撃て』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるティエリー・クリファってひとは、監督2作目でカトリーヌ・ドヌーヴをフィーチャーして、その次の作品でも主演に抜擢し、そして今作でも、またまたタッグを組んでるんよな。

個人的には、大御所のドヌーヴおばちゃんよりも、ダイアンくんに注目をしてたんやけど、そんな監督さんの“忖度”が働いた(?)のか、ちょっと期待と違ったかもね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

女神よ、銃を撃て / Tout Nous Separe   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ティエリー・クリファ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ダイアン・クルーガー、ネクフ、セバスチャン・ウバニ、ニコラ・デュヴォシェル、ミカエル・コーエンオリヴィエ・ルストー、ブリジット・シィ、ジュリア・フォール

組織の麻薬を盗んでさばいて儲けていた男たちは、ボスにばれてしまい、高額の損失補てんを要求されてしまい、仲間のひとりが付き合っている、クスリの買い手でもある、足が不自由な金持ちの女から金を工面しようと考えたのだが..............................ってなドラマ?!

自分のことを求めてくる、金づるの女と会っていたが、思わぬことで喧嘩となり、事態は予想外の方向に...................................ってなことで、登場人物たちそれぞれの事情から絡み合う微妙な関係をってね。

なんかね、展開にヒネリを加えてってことなんやろうけど、細かい部分で無理があって、思わずツッコミを入れたりしてたら、あまり流れに乗りきれんかった(苦笑)

キレのある犯罪ドラマを期待すると、どこかメロドラマみたいなノリもあったりで、ちょっと肩透かしをくらってしまったかな。

カトリーヌ・ドヌーブにダイアン・クルーガー、出てるキャストは名の知れたひとなんやけど、ドラマの内容のほうは、う~ん、かなり物足りないかもね?!

2019年3月 3日 (日)

『P.S. アイラヴユー』

今日は、恋愛もの(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品、映画を観る前に原作を読んでて、かなりグッとくるストーリーに目頭を熱くしたこともあって、映像化にはかなり期待をしてたんよね。

監督のリチャード・ラグラヴェネーズと言えば、脚本家として有名で、『フィッシャー・キング』『マディソン郡の橋』とかを書いてるとなれば、どんな風に仕上がるか気になるわけよ。

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

P.S. アイラヴユー / P.S. I Love You   ★★☆☆☆   (2007年)

監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
出演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドロウ、キャシー・ベイツ、ジーナ・ガーション、ジェフリー・ディーン・モーガン、ハリー・コニック・Jr.、スーザン・ブラックウェル、ディーン・ウィンタース

脳腫瘍で他界した最愛の夫が残した10通の手紙、悲しみに暮れる妻はその手紙に励まされ、次第に悲しみから立ち直るのだが...................ってな恋愛ドラマ?!

原作を愛読する者としては、これはちょっと頂けなかったなぁ..................だいたい、ヒラリーくんはあまりにも“戦う女”のイメージが強すぎて、悲しみに暮れるヒロインには合わないって思うんよ。

しかも脚本がなぁ..................すべてを描くのは無理としても、あまりにも中途半端すぎで、エピソードに深みがなく、そのためにヒロインの心情がまったく伝わってこないんよなぁ。

結局のところ、話のキーはなぜか死後に届く、最愛の人からの手紙なんやけど、その部分も中途半端やし.................無理にアメリカを舞台にするから、こないなってまうんよね。

でもって、劇場上映時の最後にとどめを刺したのは、エンドロールの音楽.................なんで徳永英明やねんって........................?!(苦笑)

2019年3月 2日 (土)

『THE GUILTY/ギルティ』

今日は、久しぶりに劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

この作品、デンマークで作られたものなんやけど、ヨーロッパ映画賞で男優賞や脚色賞にノミネートされたほか、サンダンス映画祭では観客賞を受賞したりして、話題になってたらしいんよ。

監督さんは、これが長編デビュー作ってことらしく、この作品がキッカケで、世界的にも一気に注目を集めるってとこなんかもね。

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

THE GUILTY/ギルティ / Den Skyldige   ★★★☆☆   (2018年)

監督:グスタフ・モーラー
出演:ヤコブ・セーダーグレン、(声の出演)イェシカ・ディナウエ、オマール・シャガウィー、ヨハン・オルセン、カティンカ・エヴァース=ヤーンセン

訳あって現場を離れ、エマージェンシーコールの受付対応の業務をしている警察官は、誘拐されたという女性からの電話を受け、彼女を助けようと、必死に動くのだが........................ってなサスペンスもの?!

電話の向こうから助けを求める女性の声、なんとか状況を把握しようと会話を続け、捜査部隊に救助を求めるのだが、事態は思わぬ方向に......................ってなことで、緊迫したドラマが展開するんよ。

この作品、基本的には主人公がいるコールを受ける部屋だけで成立し、電話の会話と主人公の表情とかで、“外の世界”で起こっていることを語るっていう、ちょっと独特な作りになってて、なかなかアイデアとしては興味深いものがあったね。

話の筋も、単純な流れかと思わせておいて、少しヒネリを加えてきたあたりに、観る側を飽きさせない工夫ってのがあって、よかったかな。

どうしても小粒な印象ってのは拭えないんやけど、低予算でも、いろいろとアイデアひとつで深みのあるサスペンスが作れるってところでは、なかなかの意欲作で、悪くない作品やった?!

2019年3月 1日 (金)

『いぬやしき』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる佐藤信介ってひとは、“GANTZ”のシリーズや“図書館戦争”シリーズを手掛けたひとで、次回作は『キングダム』ってことらしく、これまでと同様に、アニメを映画化したものみたいで、こういう話題作を撮らせてもらえるぐらいに、名前は売れてるってことなのかな。

主役を演じてる木梨くんは、ご存じのとおり“とんねるず”っていうコンビのひとりなわけやけど、役者の仕事は、アニメの吹替なんかでありながらも、実写ものに限って言うと、2年ぶりくらいで、さらに主役というと、かなり前に遡る感じなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

いぬやしき   ★★★☆☆   (2018年)

監督:佐藤信介
出演:木梨憲武、佐藤 健、本郷奏多、三吉彩花、二階堂ふみ、濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介、福崎那由他

会社ではリストラの対象となり、せっかく一軒家のマイホームを手にしたものの、家では家族に無視される、しかも医者に癌で余命宣告され、そんな中年の男は、ある日、公園で強い光を浴びて、気を失ったところ、何者かによって肉体を改造され、ロボットになっていた..............................ってなSFアクション?!

冴えないオヤジが、突然、不思議な力を手にして、人助けをするものの、一緒に同じ光を浴びた高校生は、その力をつかって無差別殺人をしはじめて...........................ってなことで、とりあえずヒーローものなのかな。

意外性のある設定から、派手なアクションものをってところで、なかなか話のアイデアとしてはおもしろいよね。悪役を演じる佐藤くんも、なかなかのキレぶりで、主人公を演じる木梨くんも頑張ってたかな。

いろいろとツッコミどころはあるんやけど、冴えない中年オヤジって目線でみると、なかなか勇気をもらえる話でもあるし、これはこれで、意外と楽しめるかも?!(笑)

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