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2019年3月28日 (木)

『判決、ふたつの希望』

今日は、レバノンとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ヴェネチア映画祭で男優賞を受賞して、作品賞にあたる金獅子賞にノミネートされたらしく、また、レバノンの映画で初めて、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたってことで、注目されたらしいんよ。

監督をしてるジアド・ドゥエイリってひとは、レバノン生まれなんやけど、18歳のときに紛争を避けて、アメリカに渡って、タランティーノ作品に携わって修行したらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

判決、ふたつの希望 / L'Insulte   ★★★★   (2017年)

監督:ジアド・ドゥエイリ

出演:アデル・カラム、カメル・エル・バシャ、リタ・ハイエク、カミーユ・サラメ、ジャマン・アブー・アブード、クリスティーヌ・シューイリ

レバノンの首都ベイルートで、身重の妻と暮らす男は、自宅のある建物を修理する建設会社で働くパレスチナ難民の現場監督の態度に腹を立て、謝罪を求めるのだが.................ってなドラマ?!

ほんの些細な争いが、いつのまにか民族や宗教の対立になり、ただ謝罪を求めただけのはずが、法廷での大論争となってしまい...............ってなことで、これ、レバノンの歴史なんかも織り交ぜて、なかなか考えさせられる内容なんよ。

たまたま街で出くわしたふたりの男、それぞれのバックグラウンドから、歴史的な背景、そんなものを映し出して、彼らの複雑な心情を法廷ドラマで描き出す、なかなかの見ごたえなんよね。

侮辱からはじまった対立から、それぞれの赦しへとつながるドラマは、なかなか秀逸なデキやったかな?!

 

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