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2019年3月17日 (日)

『心と体と』

今日は、ハンガリーの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされてたらしく、ベルリン国際映画祭では、金熊賞を受賞してて、ヨーロッパ映画賞ってのでも女優賞を受賞し、作品賞や監督賞にノミネートされてたらしいんよ。

監督をしてるイルディコー・エニェディってひとは、ハンガリー生まれの女性なんやけど、80年代に『私の20世紀』って作品でカンヌ映画祭のカメラ・ドール賞を受賞したことがあるみたいで、ヴェネチア映画祭の金獅子賞にもノミネートされたことがあったんやって。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

心と体と / Testrol Es Lelekrol   ★★★☆☆   (2017年)

監督:イルディコー・エニェディ
出演:アレクサンドラ・ボルベーイ、レーカ・テンキ、ゲーザ・モルチャーニ、エルヴィン・ナジ、ゾルタン・シュナイデル、タマス・ジョルダン

食肉加工会社で働く、左手の不自由な経理部長の男と、そんな彼の職場に、産休になった者の代役の食肉審査官として働くことになった女性、ふたりは、ふとしたキッカケで、同じ夢のなかで“鹿”として出会っていることを知るのだが..................ってなドラマ?!

他人とコミュニケーションをとるのが苦手な若い女と、体が不自由な中年の男、そんな男女が夢を共有していることをキッカケに、不器用にも接近する様をってな感じなんかな。

静寂に包まれた森のなかの印象的な映像と、少し生々しい食肉工場の様子、そんな対照的なシーンをつなぎながら、生きるのに不器用すぎるひとたちが、傷つけ合いながらも互いを必要とする、そんな感情的、肉体的な距離感を表現したドラマは、かなりオリジナリティがあったかな。

冷静に考えると、設定からして不思議すぎるんやけど、淡々とした雰囲気のなかで繰り広げられる人間模様は、妙に心にひっかかるようで、悪くなかったかな.........個性的すぎて、万人受けする感じではないんやろうけど?!

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