お・ス・ス・メ!

2018年10月13日 (土)

『ザ・シークレットマン』

今日は、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

ウォーターゲート事件といえば、時のアメリカ大統領だったリチャード・ニクソンが、任期途中で辞任に追い込まれた原因となった出来事で、政権内部の情報源(通称“ディープ・スロート”)からもたらされたネタによって、マスコミが追及したらしいんよ。

そんな内部通報者の苦悩を描いたのがこの作品なんやけど、監督をしてるピーター・ランデズマンってひとは、もともとはジャーナリストやったらしく、以前に紹介した『コンカッション』なんかで社会派の実話をネタに作品を作ってるだけに、適任やったのかもね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ザ・シークレットマン / Mark Felt: The Man Who Brought Down The White House   ★★★★   (2017年)

監督:ピーター・ランデズマン
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・レイン、マートン・ソーカス、ブルース・グリーンウッド、アイク・バリルホルツ、ジョシュ・ルーカス、トニー・ゴールドウィン、エディ・マーサン、マイケル・C・ホール、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、マイカ・モンロー、ケイト・ウォルシュ、トム・サイズモア、ジュリアン・モリス

FBIの副長官をしていた男は、ウォーターゲート事件の捜査を行っていたが、そのタイミングで長官のフーバーが亡くなり、時の大統領ニクソンに近い者が長官となり、組織への圧力がかかることへの対抗策として、匿名で捜査情報をマスコミにリークするのだが......................ってな政治ドラマ?!

ホワイトハウスの関与が疑われながらも、迫りくる権力者からの圧力、様々な思惑が渦巻くなか、FBIという組織を守るためにも真実を明るみだそうとするが......................ってなことで、なかなかスリリングな展開で事件の裏側を語ってるんよ。

なんといっても主役を演じるリーアムおじさんの渋みがポイントなわけやけど、久しぶりにアクションのない演技を見せつけられると、やっぱり一流の役者やなぁって思わされるよね。

長く正体が不明だったウォーターゲート事件の内部告発者、その存在があったからこそ、アメリカの政治が変わった、その歴史的事実を映し出したドラマは、なかなかの見ごたえやったよ!?

2018年10月 7日 (日)

『キャラクター』

今日は、ちょっと古めの作品ながら、なかなかおススメしたくなるオランダ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の外国語映画賞を受賞してて、カンヌ映画祭でも賞をもらったりしたのをはじめ、いろんな映画祭で評価をされたんよね。

監督のマイク・ファン・ディムってひとは、本国オランダでは、いろいろと賞を獲ったり、ノミネートされたりで名前が知られてるみたいなんやけど、なかなか日本では、作品を目にすることはないのかな。

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

キャラクター / Karakter   ★★★★   (1996年)

監督:マイク・ファン・ディム
出演:ヤン・デクレイル、フェジャ・ファン・フェット、ベティ・スヒュールマン、ヴィクトル・レーヴ、ハンス・ケスティング、タマル・ファン・デン・ドップ

無口な母親との母子家庭で育てられた青年、父親殺しの容疑での取調べで明かされる、彼の人生と父親の影、親子の愛憎を描いたオランダのサスペンス・ドラマ?!

重厚な雰囲気のなかで繰り広げられる執行官の父と反発する息子の確執、いやぁ~、なんともよく練られた脚本やったね。

男と女、母と息子、そして息子と父、このトライアングルのなかで繰り広げられる、冷徹で、哀しい人間模様ってのが、うまく表現されてるんよ。

暗く重苦しい映像の中で、静かに熱く描かれた心の葛藤は、なんとも味わい深くて、憎しみに垣間見る愛情と、血のつながり(絆)について考えさせられてもうたなぁ....................?!

2018年9月12日 (水)

『はじめてのおもてなし』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国ドイツでは、アカデミー賞にあたるドイツ映画賞で観客賞を受賞したらしく、ヨーロッパ映画賞でもコメディ作品賞にノミネートされたりして、いろいろと評価されたみたいやね。

監督のジーモン・ファーフーフェンってひとは、実は主演女優のセンタ・バーガーの実の息子さんらしく、TVドラマを中心に役者として活躍しつつ、監督業もやってるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

はじめてのおもてなし / Willkommen Bei Den Hartmanns   ★★★★   (2016年)

監督:ジーモン・ファーフーフェン
出演:センタ・バーガー、フロリアン・ダーヴィット・フィッツ、ハイナー・ラウターバッハ、エリアス・ブバレク、エリック・カボンゴ、パリーナ・ロジンスキー

一見すると裕福で、なに不自由ない暮らしをしている一家で、古着の寄付で難民収容センターを訪れた妻が、突然に難民の受け入れを決め、ナイジェリアからのやって来た青年が同居することになるのだが........................ってなコメディ調のドラマ?!

外科医の夫と妻の関係は、少しギクシャクしてて、シングルファーザーの息子は仕事と育児の両立に苦労し、30になっても大学生をしている娘は人生に迷いってな感じで、問題を抱えた家族の面々と、難民の青年とのふれあいで変化が....................ってなことで、コミカルに感動をってとこなんかな。

話としては、ある程度、想定できそうな、ある種の“ありがち”な展開ながら、異文化コミュニケーションによって、新しい絆が芽生える様ってのは、観てて悪い気はせんよね。

違う価値観から物事を見ると、シンプルに答えが見つかる、そんなドラマは、清々しくて久しぶりにホッコりとさせられたかな?!

2018年9月 9日 (日)

『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』

今日は、音楽ネタの伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品、50 Cent ってラッパーの自伝を映画化したものなんやけど、彼については、個人的にお気に入りの EMINEM のレーベルからメジャーデビューしたってところで知ったんよ。

監督をしてるジム・シェリダンといえば、アイルランド出身のひとで、ダニエル・デイ=ルイスが主演した『父の祈りを』でアカデミー賞にノミネートされ、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したんよね。

ちなみに、50 Cent ことカーティス・ジャクソンといえば、この作品が映画初主演やったんやけど、その後も順調に役者としてのキャリアを積み上げてて、最近は、むしろ音楽活動よりも映画に出てることの方がメインかと思うくらいかも(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン / Get Rich Or Die Tryin'   ★★★★   (2006年)

監督:ジム・シェリダン
出演:カーティス“50セント”ジャクソン、テレンス・ハワード、オマー・ベンソン・ミラー、ジョイ・ブライアント、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アシュリー・ウォルターズ、ヴィオラ・デイヴィス、トリー・キトルズ、サリヴァン・ウォーカー、ビル・デューク

ドラッグの密売人だった母親を幼くして亡くし、そのまま自らもストリートの売人となった男の、歌を武器にした這い上がり物語ってなことで、人気ラッパー50セントが、実体験を基にして描くってってなドラマ?!

どん底の生活、殺るか殺られるかの日々のなかで、悪事を重ねて生活のために金を稼ぐ、そんな暮らしに安らぎはないってな感じで、実体験を元ネタにした話は、なかなかリアルなんよ。

もがき苦しみながら、愛するものを見つけ、信じられる仲間に出会い、困難に立ち向かう、そんなふうに命を賭けて立ち向かう男の姿は、なんとも言えないカッコよさってのがあるんよなぁ。

ラッパーの不幸自慢からの成り上がりドラマってのは、もはやそれほど珍しいものでもないんかもしれんけど、MTVが製作にかんでるだけに、作品をとおして音楽も悪くなく、よくまとまった熱いドラマに仕上がってるところが、ナイスやったよ?!

2018年9月 8日 (土)

『ゴッホ 最期の手紙』

今日は、イギリスとポーランド合作のアニメーション映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされて、ゴールデン・グローブや英国アカデミー賞でもノミネートを受けたりして、かなり評価された作品らしいんよ。

ゴッホというと、耳を切ったひとっていうエピソードだったり、ちょっと激情型の変人のような部分がクローズアップされてるものの、あまり詳しく知らなくて、単に自殺したっていうところの裏に、いろいろと諸説があるってのも、この作品で初めて知ったなぁ。

というわけで、いろいろと興味深かった作品の感想は.....................?!

ゴッホ 最期の手紙 / Loving Vincent   ★★★★☆   (2017年)

監督:ドロタ・コビエラ、ヒュー・ウェルチマン
出演:ダグラス・ブース、ジェローム・フリン、ヘレン・マックロリー、クリス・オダウド、ロベルト・グラチーク、ジョン・セッションズ、シアーシャ・ローナン、エレノア・トムリンソン、ビョートル・パムワ

1年前に亡くなった画家、フィンセント・ファン・ゴッホの手紙を、宛名にある彼の弟テオを探して届けて欲しいと、ファン・ゴッホの友人でもあった郵便配達人の父から頼まれた男は、パリへ向かうのだが...........................ってなアニメ映画?!

ファン・ゴッホを知る人たちを訪れ、弟のテオの行方を調べながら、自殺したとされる天才画家の死をめぐる謎を追いかけるってとこなんかな。

いやぁ、この作品、なんといっても映像に驚かされてもうたよ。全編、ファン・ゴッホの絵のタッチで綴られてるんやけど、総勢125名の画家が書いた油絵をアニメーションとして動かしてるらしいんよね。

内容的にも、不遇の画家の実像を、独特の映像でうまく表現しながら、ミステリー仕立てで話しを展開し、画家として名前は知っていながらも、実はよく知らないファン・ゴッホという人物がよく分かるようになってた。

映像芸術としても秀逸でありながら、エンターテイメントとしても十分に評価できる、そんな作品は、なかなかの味わいやったね?!

2018年9月 5日 (水)

『リトル・ランナー』

今日は、カナダの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞で、作品賞や主演男優賞、助演男優賞なんかにノミネートされたりして、本国ではかなりの評価を受けたらしいんよ。

監督のマイケル・マッゴーワンってひとは、この作品で注目されたわけやけど、その後のキャリアを見てみると、どうやら映画というよりは、TVドラマの演出に力を入れてる感じやね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

リトル・ランナー / Saint Ralph   ★★★★   (2004年)

監督:マイケル・マッツゴーワン
出演:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット、ジェニファー・ティリー、ゴードン・ビンセント、タマラ・ホープ、ショーナ・マクドナルド、ジョナサン・ウォーカー

カトリック学校に通う少年は、問題ばかりを起こしていたが、病気で昏睡状態となってしまった、大好きな母親が目覚めるためには、自らが奇蹟を起こす必要があると信じ、ボストン・マラソン優勝を目指してがむしゃらに頑張るが.........................ってなドラマ?!

どうしようもなくアホなほど純粋に奇蹟を信じる少年の姿を追いながら、全体的にはどこかしらコメディ・タッチな雰囲気を作り出し、要所で感動をちらつかせる、そんな展開のドラマは、なかなか上手い具合にこなれてたかな。

この作品、まぁ、それほど意外性があったりするわけやないんやけど、ひとつの無謀な信念に触れた時、それが周囲に巻き起こす“波”ってのが、なんや心くすぐるんよ。

現実的には14歳が大人相手にフル・マラソンを戦うってのは無理があるんやけど...そんな無茶が許せる爽やかさってことかなぁ?!(笑)

2018年8月19日 (日)

『カメラを止めるな!』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、すさまじく話題になってる邦画をひとつ、ご紹介♪

なんか、すごいよなぁ。今日も、テレ朝の報道ステーションで、監督が生出演して、特集が組まれてしまってるわけやから、この勢い、ハンパないわ(笑)

わずか300万円の予算で、無名の監督が、無名の役者を使って、必死に作り上げたものが、こんだけ絶賛されて、評価されるとは..........しかもゾンビ映画で...............どんな夢物語やってね。

もともと、かなり根性が曲がってるだけに、世間が絶賛すると、どうしてもケナシたくなる性格なんやけど..................ってことで、鑑賞した感想は....................?!

カメラを止めるな!   ★★★★☆   (2017年)

監督:上田慎一郎
出演:濱津隆之、秋山ゆずき、真魚、長屋和彰、しゃはまはるみ、細井 学、市原 洋、山﨑俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、吉田美紀、合田純奈、浅森咲希奈

廃墟を使って、ゾンビ映画を撮影していたところ、いわくつきの現場に、本物のゾンビが現れて、現場はパニックになるが、リアルな映像を求めていた監督は、撮影を止めずにカメラを回し続け...........................ってなコメディ&ホラー?!

恐怖と興奮がマックスになった撮影現場で、混乱のなか、みんな逃げ惑うが...................ってなことで、ちょっと定番な感じのチープなホラー映画な体(てい)で始まるドラマなんやけど、いい具合にヒネりが利いて、ある種の感動する覚えてもうたよ(笑)

この作品、いかにもな低予算まる出しの出だしから、そんなすべてのマイナス要素もまとめてネタにして、巧みに料理してしまう見事な展開に、かなり腹を抱えて笑ってもうた。

製作費がなくても、イケメン俳優がいなくても、アイデアひとつで、いい映画は作ることができる、そんな気概と遊び心が溢れ出した作品だからこそ、観る側をこれだけ魅了するのかもしれんね。

絶賛ばかりの提灯コメントはしたくないと思ったんやけど..........................そんなことすらどうでもいいように思える、がむしゃらな作品に、すっかり映画愛を満たされてもうたかな?!(笑)

2018年8月18日 (土)

『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

今日は、個性的すぎる監督さんの新作をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるヨルゴス・ランティモスってひと、ギリシャ出身のひとなんやけど、前作の『ロブスター』って作品でカンヌ映画祭の審査員賞を受賞して注目されたんよ。

その時と同じくコリン・ファレルを主演に迎えた今作でも、カンヌ映画祭でパルム・ドールの候補になり、脚本賞を受賞したらしいんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア / The Killing Of A Sacred Deer   ★★★★☆   (2017年)

監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・キオガン、ラフィー・キャシディ、アリシア・シルヴァーストーン、ビル・キャンプ、サニー・スリッチ

優秀な心臓外科医の男は、かつて自分の手術で死なせてしまった患者の息子と、定期的に会っていたが、彼を家族に紹介したところ、子供たちの体に異変が................ってなサスペンス?!

贖罪のつもりで援助していたのが、事態は思わぬ方向に進み、男は決断を迫られるのだが.........ってなことで、なんとも独特な世界が広がるんよね。

出だしから、なにか“しっくりと”いかない違和感のようなものが全体を覆っていて、そこから半ば強引に展開していくドラマは、冷静に考えると“?”だらけなんやけど、妙な説得力をもって、突き進むんよ。

なんともシュールで、ワケの分からない異質感で作り上げられたドラマは、あまりにも個性的で、ちょっとクセになってまうかもしれんね?!(笑)

2018年7月28日 (土)

『デトロイト』

今日は、アカデミー賞の受賞歴のある監督さんの作品をひとつ、ご紹介♪

キャスリン・ビグロー監督といえば、ジェームズ・キャメロンの元奥さんで...........なんてプライベートは置いといて、ジェレミー・レナーが主演した戦争ドラマ『ハート・ロッカー』でアカデミー賞の作品賞、監督賞なんかを受賞したひとなんよ。

出演しているジョン・ボイエガといえば、新しいスター・ウォーズのシリーズもので、重要な役割(?)を演じてる、黒人俳優の新たな流れになる人なんかもしれんね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

デトロイト / Detroit   ★★★★☆   (2017年)

監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジョン・ボイエガ、アルジー・スミス、ベン・オトゥール、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、ジェイソン・ミッチェル、ジェイコブ・ラティモア、オースティン・エベール、ハンナ・マリー、ケイトリン・デヴァー、ジョン・クラシンスキー、アンソニー・マッキー、マルコム・デヴィッド・ケリー、ネイサン・デイヴィス・Jr、ペイトン・アレックス・スミス

60年代のデトロイトで、警察による黒人が経営する無許可のバーの取り締まりをきっかけに起こった黒人による暴動のなかで、とあるモーテルであった警察による殺害事件を描いたドラマ?!

暴徒化した黒人たちと、それを鎮圧しようとする警察と軍、非常事態宣言により戦場と化したデトロイトの街のなかで、たまたまモーテルに居合わせた人たちと、彼らを拷問する差別主義者の警察官、そこで何が起こったのか........................ってことで、理不尽な話が展開するんよ。

60年代のアメリカの混乱や、人種間の複雑な関係ってのが、ギュッと凝縮された事件にスポットライトを当てて、ってところで、ちょっと見てて辛くなるドラマやったかな。途中で、少しユルイ感じはあったものの、この手の実録モノを得意とする監督さんらしく、かなりの緊迫感とテンションで撮ってあって、クライマックスにかけては、グッと集中してひきつけられてもうたね。

何の罪もない人たちが、こうやって簡単に犠牲になってしまう、そんな理不尽さの根本にあるものが、アメリカ社会の抱える問題であり、それは、本質的にはあまり変わってないのかもなぁ?!

2018年7月22日 (日)

『僕の大事なコレクション』

今日は、ちょっと前の作品なんやけど、個人的にお気に入りな作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、ジョナサン・サフラン・フォアってひとのベストセラー小説らしいんやけど、この人の小説は、他にもアカデミー賞の作品賞にもノミネートされた『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』って作品でも映画化されてるんよね。

この作品で主人公の案内役を演じてるユージン・ハッツってひと、ウクライナの出身なんやけど、個人的に大好きなジプシー・パンクのバンド“Gogol Bordello”のボーカルをやってるんよ。

マドンナが監督をした『ワンダーラスト』って映画にも主演してて、主題歌としても曲が使われてたんやけど、かなりキレキレ、ノリノリの音楽をやってるんよなぁ。

ちなみに、この作品、脇役俳優として知られるリーヴ・シュレイバーの初監督作品で、ヴェネチア映画祭で賞をもらったりしてるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

僕の大事なコレクション / Everything Is Illuminated   ★★★★☆   (2005年)

監督:リーヴ・シュレイバー
出演:イライジャ・ウッド、ユージン・ハッツ、ジョナサン・サフラン・フォア、ボリス・レスキン、ラリッサ・ローレット

祖父が残したブローチと1枚の写真を頼りに自分のルーツを探しにウクライナにやって来た男、そしてそんな彼を案内する、ちょっと変わり者の男とその祖父、そんな3人と犬一匹の風変わりなロードムービー?!

ちょっと“おとぼけ”た作品全体のほのぼのとした雰囲気と、なかなか気の利いた音楽、観ていて、どこかワクワクさせてくれるような、こういうノリって好きやなぁ(笑)

軽快な流れでありながら、さりげなく歴史のなかの悲劇を取り上げ、そして“過去”のもつ意味を問いかけてくるあたり、なかなか深い味わいなんよ。

これまで俳優として、どちらかというとゴリゴリの肉体派系の役者というイメージが強かったんやけど、こうして初監督として見せるものは、ちょっと新鮮で、才能溢れる内容やったよ。

ひとつの人生には、いろいろと多くの過去が関わって成り立ってる、そんな風に考えると、人生の重みってが増す感じがするよなぁ.................?!

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