お・ス・ス・メ!

2019年4月 6日 (土)

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

今日は、タイの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国タイでは、アカデミー賞にあたる賞で12部門を制したらしく、タイの映画史上で歴代1位の興行成績を残したらしいんよね......まぁ、それがどれほどのものかってのは、よく分からんのやけど(笑)

Rotten Tomatoなんかの評価でも、かなり高い評価が出てるみたいで、アジアの映画祭を中心に、賞を獲ったりしてるところをみると、なかなかの評価なんと違うかなぁって思うんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は...............?!

バッド・ジーニアス 危険な天才たち / Chalard Games Goeng   ★★★★☆   (2017年)

監督:ナタウット・プーンピリヤ

出演:チュティモン・ジャンジャルーンスックジン、チャーノン・サンティナトーンクン、ティーラドン・スパパンピンヨー、イッサヤー・ホースワン、サハジャック・ブーンタナキット、タネート・ワラークンヌクロ

貧しい父子家庭で育った女の子は、優れた頭脳をもっていたことで、進学校の奨学生となるが、親友となった女友だちのために、カンニングの手助けをしたことから、それがビジネスとなり.................ってな犯罪ドラマ?!

彼女の噂を聞いた同じクラスの生徒のために、組織的なカンニングの仕組みを作って小遣い稼ぎをしていたが、次第にエスカレートして...............ってなことで、これ、なかなかおもしろいんよ。

カンニングを話のネタにしてるんやけど、それが130分の尺で、ここまでスリリングでオモシロいドラマになってるってところが、新鮮な驚きなんよね。

カンニングの手口から、いろいろと想定外の展開になり、どうなるってところに、登場人物の感情をうまく絡めて描いてるあたりで、安っぽくならない、監督さんの話の上手さってのが出てるんやろなぁ?!

 

2019年3月31日 (日)

『ストンプ・ザ・ヤード』

今日は、青春ダンスもの(って言ってるあたりで、オヤジくさい気はするんやけど.....)をひとつ、ご紹介♪

❝ストンプ(Stomp)❞ってのを辞書で調べると、「ジャズのリズムのひとつで、足を踏みならすような激しく、ダンサブルなリズムにあわせて踊る踊り」って出てくるらしい。

そんなダンスを描いた作品で主役を演じてるコロンバス・ショートってひとは、いろんなアーティストの振り付けをしてたダンサーやったらしいんやけど、この作品で主演したのをキッカケに、本格的に役者として活躍してるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

ストンプ・ザ・ヤード / Stomp The Yard   ★★★★   (2006年)

監督:シルヴァン・ホワイト

出演:コロンバス・ショート、ミーガン・グッド、Ne-Yo、ブライアン・J・ホワイト、ラズ・アロンソ、ダリン・ヘンソン、クリス・ブラウン、ハリー・レノックス、アラン・ルイス、ジャーメイン・ウィリアムズ、ジャスティン・ハイアーズ

仲間とチームを組んで、ダンス・バトルでブイブイ言わせてた青年は、ダンス・バトルで負かした相手からの報復で兄を失ってしまい、故郷を離れて兄の意志を継いで大学に通うことに................ってな青春ドラマ?!

心に深い傷を負っている彼は、大学でストンプ・ダンスと出会い、そこで踊りながら仲間を知り、大切な人を見つけ、そんでもって成長する.................ってなことで、あぁ、青春!(笑)

ハゲおやじには、当然のことながら踊りのことはサッパリ分からんのやけど、全身を使い、体でリズムを刻んでいく、そんな踊りを見てると、なかなかの情熱と迫力が伝わってくるんよ。

話の筋としては、よくある、ちょっと安っぽい内容で、娘のワガママで全てが動くところが、何とも情けないんと違うのってツッコミをいれつつも、十分すぎるくらいに楽しめたかな。

ダンス・バトルでどうやって優劣をつけるのかってのが、イマイチ分からんのやけど、全身を使って表現する踊りは、とっても楽しそうで、なんや心躍る爽快感ってのがあったね!?(笑)

 

2019年3月28日 (木)

『判決、ふたつの希望』

今日は、レバノンとフランスの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ヴェネチア映画祭で男優賞を受賞して、作品賞にあたる金獅子賞にノミネートされたらしく、また、レバノンの映画で初めて、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたってことで、注目されたらしいんよ。

監督をしてるジアド・ドゥエイリってひとは、レバノン生まれなんやけど、18歳のときに紛争を避けて、アメリカに渡って、タランティーノ作品に携わって修行したらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

判決、ふたつの希望 / L'Insulte   ★★★★   (2017年)

監督:ジアド・ドゥエイリ

出演:アデル・カラム、カメル・エル・バシャ、リタ・ハイエク、カミーユ・サラメ、ジャマン・アブー・アブード、クリスティーヌ・シューイリ

レバノンの首都ベイルートで、身重の妻と暮らす男は、自宅のある建物を修理する建設会社で働くパレスチナ難民の現場監督の態度に腹を立て、謝罪を求めるのだが.................ってなドラマ?!

ほんの些細な争いが、いつのまにか民族や宗教の対立になり、ただ謝罪を求めただけのはずが、法廷での大論争となってしまい...............ってなことで、これ、レバノンの歴史なんかも織り交ぜて、なかなか考えさせられる内容なんよ。

たまたま街で出くわしたふたりの男、それぞれのバックグラウンドから、歴史的な背景、そんなものを映し出して、彼らの複雑な心情を法廷ドラマで描き出す、なかなかの見ごたえなんよね。

侮辱からはじまった対立から、それぞれの赦しへとつながるドラマは、なかなか秀逸なデキやったかな?!

 

2019年3月 9日 (土)

『ミリキタニの猫』

今日は、ドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、トライベッカ映画祭では、観客賞とドキュメンタリー賞を受賞して、その他、世界各地の映画祭で評価されたんよね。

監督さんは、いろんな経緯があって路上で生活する老人の絵を買ったことがきっかけで、親戚を探したり、市民権を取り戻すよう尽力したり、彼の生活を支えたらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ミリキタニの猫 / The Cats Of Mirikitani   ★★★★   (2006年)

監督:リンダ・ハッテンドーフ
出演:ジミー・ツトム・ミリキタニ、ジャニス・ミリキタニ、リンダ・ハッテンドーフ

ニューヨークの路上で出会った、ひとりの日系人の絵描き、そんなホームレスの老人を9.11事件をきっかけに家に居候させることになった監督による、彼の人生を描いたドキュメンタリー?!

アメリカに生まれながら、日本人の血が入っているということで第二次大戦中は強制収容所に入れられ、また親族は広島で原爆により死んでしまう、そんな悲しい過去を背負いながら、ただ筆を動かす、ひとりの老人が語りだす波乱の人生、真実だけに心を揺さぶるものがあるんやね。

ひとつの出会いがこの監督と老人のその後の人生を大きく変える、そんな瞬間がフィルムでつながれ、過去が語りだすってところに、なんや心が揺さぶられるんよなぁ....................!?

2019年1月28日 (月)

『トップ・ランナー』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、スポーツの実話ものをひとつ、ご紹介♪

この作品、実在の自転車選手であるグレアム・オブリーってひとの自伝を基にしてるらしいんやけど、このひと、イングランド生まれながら、スコットランドで育ったこともあって、“フライング・スコッツマン”って呼ばれてたんやって。

そんな映画は、英国アカデミー賞(BAFTA賞)のスコットランド支部で、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞にノミネートされたらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

トップ・ランナー / The Flying Scotsman   ★★★★   (2006年)

監督:ダグラス・マッキノン
出演:ジョニー・リー・ミラー、ビリー・ボイド、ショーン・ブラウン、ローラ・フレイザー、ブライアン・コックス、ジョセフ・カーニー、ジャン・マリー・コフィ、ジャン・プラザルスキ、クリストファー・アンダーソン、ジュリー・オースティン

自転車の配送の仕事をしながら、自ら手作りで組み立てた自転車で、アワーレコード(1時間でどれだけの距離を走れるか)の世界記録を樹立した、実在の自転車選手の苦闘を描いた感動ドラマ?!

苦しい生活のなかで、手作りのバイクで世界の頂点に立つが、それを快く思わない自転車連盟は勝手にレギュレーションを変更して彼を締め出し、そのために思うように走れなくなるのだが................ってなドラマ。

少年時代のトラウマに悩み、それでも妻や友人の助けがあって、頂点を目指して諦めず戦う、なんや、とってもエエ話やったなぁ。

自分の弱さに慄き、それでも夢を追いかけて、前に必死に進む、そんな人間味のあるヒーローがおったんやね。

それにしても、素敵な話をせっかく映画化したのに、この意味不明な邦題はなんとかならんかったんかなぁ...........................なにが“トップ・ランナー”なのか、まったくセンスなし!?

2019年1月26日 (土)

『スルース』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、実は1972年に作られた映画のリメイクってことになるらしいんだけど、主演のマイケル・ケインは、元ネタの作品にも出演してるんよね。

ちなみに、元ネタはアカデミー賞で主演のふたりが揃って主演男優賞にノミネートされ、監督賞にもノミネートされたんやけど、このリメイクもヴェネチア映画祭で金獅子賞にノミネートされてるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

スルース / Sleuth   ★★★★☆   (2007年)

監督:ケネス・ブラナー
出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ、ハロルド・ピンター

老齢の人気犯罪小説家に、彼の妻との離婚を頼みに来た愛人の売れない役者、邸宅で繰り広げられる男たちの騙し合い、その結末は..................ってな、サスペンス・ドラマ?!

この作品、90分間の尺を、主演のふたりだけで演じきるんやけど、マイケルおじさんとジュードくんのガチガチの演技バトルが観れて、なんとも贅沢なんよなぁ。

閉ざされた空間のなかで対峙するふたりの男、ぶつかり合う互いの強烈なエゴ、騙し騙され、言葉をぶつけながら、相手の心を探る................中途半端な役者では、絶対にできない、緊迫した雰囲気に、心が躍らされてもうたね(笑)

まぁ、ちょっとマニアックすぎるのかもしれんけど、光を効果的に使い、演じ手の表情から、その腹の底を映し出すような映像も、なかなかいい味を出してたかな。

2019年1月12日 (土)

『奇人たちの晩餐会』

今日は、フランスのコメディをひとつ、ご紹介♪

この作品、ちょっと古めではあるんやけど、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で主演男優賞、助演男優賞、脚本賞を受賞して、作品賞や監督賞、主演女優賞にノミネートされたんよね。

かなり遅れてやけど、スティーヴ・カレルやポール・ラッドを使って、『奇人たちの晩餐会 USA』ってのが作られてたんやけど、そちらのほうは劇場未公開やったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

奇人たちの晩餐会 / Le Diner De Cons   ★★★★   (1998年)

監督:フランシス・ヴェベール
出演:ジャック・ヴィルレ、ティエリー・レルミット、ダニエル・プレヴォスト、カトリーヌ・フロ、アレクサンドラ・ヴァンダヌート、フランシス・ユステール

自分がバカだと思う人を見つけ、晩餐会に呼んで、他の仲間が呼んだゲストと競い、一番のバカを見つける、そんな会に毎週参加している男は、マッチ棒で模型を作る男を、晩餐会に招待しようとするのだが.......................ってなフレンチなコメディ?!

晩餐会の前に自宅に招くが、趣旨を知らない呼ばれた男は、持ち前のバカさを発揮して、騒動を巻き起こし....................ってなことで、ドタバタとね。

バカを陰で嘲笑うっていう、実際を想像すると、あまり気分のいい話やないんやけど、うまく設定を利用しながら、ほんとうの滑稽さを映し出すってとこは、話として上手いなぁって思うよね。

主演のジャックおじさんの風貌からして、やや反則ぎみなんやけど、主演男優賞も納得の、絶妙な暴走具合が秀逸でツボやったよ。

バカな庶民を嘲笑う金持ち、だけど本当にバカなのは........................ってことで、シュールでエスプリの効いた(?)フレンチのコメディは、なかなかエエんよね?!

2018年12月28日 (金)

『ちはやふる -結び-』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』ときて、競技かるたというニッチなところを逆に活かして、青春どまんなかなシリーズの締めということで、残念ながら劇場では観れなかったんやけど、レンタルで手にしたってわけ。

いろいろと世間では叩かれてる部分もあるみたいやけど、個人的には広瀬くんの演技力ってのは、かなり買ってて、それに加えて松岡くんも引き続き登場ってところで、期待をしてもうたよね。

ちなみに、新田真剣佑って若手の役者さん、ちょっと前まで真剣佑ってクレジットされてたから、てっきり“しんけん・ゆう”って名前かと思ったら、どうやら“あらた・まっけんゆう”っていうのが正解らしく、パパさんが、あのサニー千葉こと千葉真一なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ちはやふる -結び-   ★★★★   (2017年)

監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、矢本悠馬、上白石萌音、松岡茉優、國村 隼、賀来賢人、清水尋也、森永悠希、清原果耶、松田美由紀、優希美青、佐野勇斗

競技かるた部は、3年生となり、最後の大会での全国大会制覇を目指して、頑張っていたが、大会を前に、部長が退部する事態となり...............................ってな青春ドラマ?!

チーム一丸となって大会に挑むハズが、主力が抜けて、新入生を加えたメンバーで戦うことになり、予選から苦戦を強いられるのだが.........................ってなことで、競技にかける高校生の熱い思いをってとこなんかな。

いやぁ、競技かるたをここまでドラマチックな青春ドラマにできるってのは、ある種の新鮮さを覚えるよなぁ。3作目にして、メインキャストもすっかりキャラ立ちしてるところで、主演の広瀬くんをはじめ、いい雰囲気が伝わってくるようで、なかなかいい具合に盛り上げてくれるんよ。

原作をまったく知らないだけに、ストーリーとしての再現具合がどうのってのは、よく分からないんやけど、単純にシリーズを1作目から鑑賞してる視点でみると、まぁ、多少、中途半端な笑いに引きつつも、最後まで胸アツで観れたかな?!

2018年12月19日 (水)

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』

今日は、イギリスの伝記映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞して、その他に作品賞や撮影賞、美術賞なんかにノミネートされたんよ。

ちなみに、メイクアップを担当したのが、辻 一弘っていう日本の特殊メーキャップ・アーティストで、ゲイリー・オールドマンをチャーチルそっくりに仕立てて、評価されたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 / Darkest Hour   ★★★★   (2017年)

監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、リリー・ジェイムズ、クリスティン・スコット・トーマス、ベン・メンデルソーン、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ニコラス・ジョーンズ、サミュエル・ウエスト

ドイツが周辺国に侵攻し、攻勢をかけるなか、チェンバレン政権が退陣し、首相に就任したチャーチルだったが、寄せ集めの政権の運営は困難を極め.............................ってな伝記ドラマ?!

軍が壊滅的なダメージを受け、敗戦濃厚な状況で、イタリアのムッソリーニを仲介人にして、ヒトラーと和平交渉すべきという意見が強くなり、追い込まれるが、そんななかで国を率いるリーダーとして、決断を迫られ..................................ってなことで、いや、歴史の結果を知っていながらも、その熱さが伝わってくるよね。

それを実現したのは、やっぱりゲイリーおじさんの“なりきり”の白熱した演技なわけで、外見は特殊メイクで普段の面影はないんやけど、役者としての凄みが滲み出てた。

ヒトラーに屈するのか、それとも国を、誇りを守るために、徹底抗戦するのか、状況としてかなり究極な選択を迫られたときに、こうして信念を貫けるリーダーがいたってことが、今の社会の礎になってるんやなぁって思うと、なんや感慨深いよなぁ?!

2018年12月15日 (土)

『マーダーボール』

今日は、ドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、車椅子ラグビーの話なんやけど、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされて、サンダンス映画祭では、観客賞と審査員特別賞を受賞したんよ。

来年は日本でラグビーのワールドカップが開催されるし、パラリンピックの正式競技になってて、東京オリンピックまで約1年半、このスポーツを知るにはうってつけの作品かもね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

マーダーボール / Murderball   ★★★★☆   (2005年)

監督:ヘンリー・アレックス・ルビン、ダナ・アダム・シャピーロ
出演:マーク・ズパン、ジョー・ソアーズ、アンディ・コーン、ボブ・ルハノ、スコット・ホグセット、キース・キャヴィル

事故や病気によって四股に障害を抱えた男達が車イスで激しくぶつかり合う、車椅子ラグビーという競技に熱中する彼らを描いたドキュメンタリー?!

不自由な体でありながら、前向きに競技に打ち込む男達、パラリンピックでのメダル獲得を目指し、アメリカとカナダの宿命の戦いが始まる.....................ってなところで、熱いドラマがあるんよね。

スポーツとしてのハゲしさへの驚きもさることながら、ゲームのなかで、生きる力を漲らせる彼らの姿に心を動かされるんよなぁ。

障害を前面に出した感傷的なものでなく、アスリート達の逞しさ、力強さに、スポーツのもつ美しさってのを感じて、観てて勇気づけられてもうたよ!?

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