お・ス・ス・メ!

2018年8月19日 (日)

『カメラを止めるな!』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、すさまじく話題になってる邦画をひとつ、ご紹介♪

なんか、すごいよなぁ。今日も、テレ朝の報道ステーションで、監督が生出演して、特集が組まれてしまってるわけやから、この勢い、ハンパないわ(笑)

わずか300万円の予算で、無名の監督が、無名の役者を使って、必死に作り上げたものが、こんだけ絶賛されて、評価されるとは..........しかもゾンビ映画で...............どんな夢物語やってね。

もともと、かなり根性が曲がってるだけに、世間が絶賛すると、どうしてもケナシたくなる性格なんやけど..................ってことで、鑑賞した感想は....................?!

カメラを止めるな!   ★★★★☆   (2017年)

監督:上田慎一郎
出演:濱津隆之、秋山ゆずき、真魚、長屋和彰、しゃはまはるみ、細井 学、市原 洋、山﨑俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、吉田美紀、合田純奈、浅森咲希奈

廃墟を使って、ゾンビ映画を撮影していたところ、いわくつきの現場に、本物のゾンビが現れて、現場はパニックになるが、リアルな映像を求めていた監督は、撮影を止めずにカメラを回し続け...........................ってなコメディ&ホラー?!

恐怖と興奮がマックスになった撮影現場で、混乱のなか、みんな逃げ惑うが...................ってなことで、ちょっと定番な感じのチープなホラー映画な体(てい)で始まるドラマなんやけど、いい具合にヒネりが利いて、ある種の感動する覚えてもうたよ(笑)

この作品、いかにもな低予算まる出しの出だしから、そんなすべてのマイナス要素もまとめてネタにして、巧みに料理してしまう見事な展開に、かなり腹を抱えて笑ってもうた。

製作費がなくても、イケメン俳優がいなくても、アイデアひとつで、いい映画は作ることができる、そんな気概と遊び心が溢れ出した作品だからこそ、観る側をこれだけ魅了するのかもしれんね。

絶賛ばかりの提灯コメントはしたくないと思ったんやけど..........................そんなことすらどうでもいいように思える、がむしゃらな作品に、すっかり映画愛を満たされてもうたかな?!(笑)

2018年8月18日 (土)

『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

今日は、個性的すぎる監督さんの新作をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるヨルゴス・ランティモスってひと、ギリシャ出身のひとなんやけど、前作の『ロブスター』って作品でカンヌ映画祭の審査員賞を受賞して注目されたんよ。

その時と同じくコリン・ファレルを主演に迎えた今作でも、カンヌ映画祭でパルム・ドールの候補になり、脚本賞を受賞したらしいんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア / The Killing Of A Sacred Deer   ★★★★☆   (2017年)

監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・キオガン、ラフィー・キャシディ、アリシア・シルヴァーストーン、ビル・キャンプ、サニー・スリッチ

優秀な心臓外科医の男は、かつて自分の手術で死なせてしまった患者の息子と、定期的に会っていたが、彼を家族に紹介したところ、子供たちの体に異変が................ってなサスペンス?!

贖罪のつもりで援助していたのが、事態は思わぬ方向に進み、男は決断を迫られるのだが.........ってなことで、なんとも独特な世界が広がるんよね。

出だしから、なにか“しっくりと”いかない違和感のようなものが全体を覆っていて、そこから半ば強引に展開していくドラマは、冷静に考えると“?”だらけなんやけど、妙な説得力をもって、突き進むんよ。

なんともシュールで、ワケの分からない異質感で作り上げられたドラマは、あまりにも個性的で、ちょっとクセになってまうかもしれんね?!(笑)

2018年7月28日 (土)

『デトロイト』

今日は、アカデミー賞の受賞歴のある監督さんの作品をひとつ、ご紹介♪

キャスリン・ビグロー監督といえば、ジェームズ・キャメロンの元奥さんで...........なんてプライベートは置いといて、ジェレミー・レナーが主演した戦争ドラマ『ハート・ロッカー』でアカデミー賞の作品賞、監督賞なんかを受賞したひとなんよ。

出演しているジョン・ボイエガといえば、新しいスター・ウォーズのシリーズもので、重要な役割(?)を演じてる、黒人俳優の新たな流れになる人なんかもしれんね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

デトロイト / Detroit   ★★★★☆   (2017年)

監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジョン・ボイエガ、アルジー・スミス、ベン・オトゥール、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、ジェイソン・ミッチェル、ジェイコブ・ラティモア、オースティン・エベール、ハンナ・マリー、ケイトリン・デヴァー、ジョン・クラシンスキー、アンソニー・マッキー、マルコム・デヴィッド・ケリー、ネイサン・デイヴィス・Jr、ペイトン・アレックス・スミス

60年代のデトロイトで、警察による黒人が経営する無許可のバーの取り締まりをきっかけに起こった黒人による暴動のなかで、とあるモーテルであった警察による殺害事件を描いたドラマ?!

暴徒化した黒人たちと、それを鎮圧しようとする警察と軍、非常事態宣言により戦場と化したデトロイトの街のなかで、たまたまモーテルに居合わせた人たちと、彼らを拷問する差別主義者の警察官、そこで何が起こったのか........................ってことで、理不尽な話が展開するんよ。

60年代のアメリカの混乱や、人種間の複雑な関係ってのが、ギュッと凝縮された事件にスポットライトを当てて、ってところで、ちょっと見てて辛くなるドラマやったかな。途中で、少しユルイ感じはあったものの、この手の実録モノを得意とする監督さんらしく、かなりの緊迫感とテンションで撮ってあって、クライマックスにかけては、グッと集中してひきつけられてもうたね。

何の罪もない人たちが、こうやって簡単に犠牲になってしまう、そんな理不尽さの根本にあるものが、アメリカ社会の抱える問題であり、それは、本質的にはあまり変わってないのかもなぁ?!

2018年7月22日 (日)

『僕の大事なコレクション』

今日は、ちょっと前の作品なんやけど、個人的にお気に入りな作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、ジョナサン・サフラン・フォアってひとのベストセラー小説らしいんやけど、この人の小説は、他にもアカデミー賞の作品賞にもノミネートされた『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』って作品でも映画化されてるんよね。

この作品で主人公の案内役を演じてるユージン・ハッツってひと、ウクライナの出身なんやけど、個人的に大好きなジプシー・パンクのバンド“Gogol Bordello”のボーカルをやってるんよ。

マドンナが監督をした『ワンダーラスト』って映画にも主演してて、主題歌としても曲が使われてたんやけど、かなりキレキレ、ノリノリの音楽をやってるんよなぁ。

ちなみに、この作品、脇役俳優として知られるリーヴ・シュレイバーの初監督作品で、ヴェネチア映画祭で賞をもらったりしてるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

僕の大事なコレクション / Everything Is Illuminated   ★★★★☆   (2005年)

監督:リーヴ・シュレイバー
出演:イライジャ・ウッド、ユージン・ハッツ、ジョナサン・サフラン・フォア、ボリス・レスキン、ラリッサ・ローレット

祖父が残したブローチと1枚の写真を頼りに自分のルーツを探しにウクライナにやって来た男、そしてそんな彼を案内する、ちょっと変わり者の男とその祖父、そんな3人と犬一匹の風変わりなロードムービー?!

ちょっと“おとぼけ”た作品全体のほのぼのとした雰囲気と、なかなか気の利いた音楽、観ていて、どこかワクワクさせてくれるような、こういうノリって好きやなぁ(笑)

軽快な流れでありながら、さりげなく歴史のなかの悲劇を取り上げ、そして“過去”のもつ意味を問いかけてくるあたり、なかなか深い味わいなんよ。

これまで俳優として、どちらかというとゴリゴリの肉体派系の役者というイメージが強かったんやけど、こうして初監督として見せるものは、ちょっと新鮮で、才能溢れる内容やったよ。

ひとつの人生には、いろいろと多くの過去が関わって成り立ってる、そんな風に考えると、人生の重みってが増す感じがするよなぁ.................?!

2018年7月15日 (日)

『ダンガル』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、インド映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実際に自分の娘たちをレスリング選手にして、育て上げた男がいて、そんな彼と娘の半生をベースにしながら、脚色してドラマに仕立ててるらしいんよ。

主演のアーミル・カーンといえば、『PK ピーケイ』『きっと、うまくいく』なんかの作品で、日本でも知られてるけど、今作は、みずから製作にも乗り出して、作り上げたってところで、かなりの思い入れがあるんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ダンガル / Dangal   ★★★★☆   (2016年)

監督:ニテーシュ・ティワーリ
出演:アーミル・カーン、ザイラー・ワシーム、スハーニー・バトナーガル、ファーティマー・サナー・シャイク、サニャー・マルホートラ、アパルシャクティ・クラーナー、サークシー・タンワル

レスリング選手として一流でありながら、生活のことや、政府から助成金を得られたかったことで、国際大会で金メダルを獲るという夢を断念した男は、息子を作って、自分の夢を託そうと思うのだが...............ってなドラマ?!

息子の誕生を切望するも、生まれてくるのが娘ばかりで、夢を諦めようとしていたが、ふたりの娘に才能があることに気づき、彼女たちを一流のレスリング選手にすべく、猛特訓を開始するが........ってことで、なかなかドラマチックな話なんよ。

周りから白い目で見られても、自分の信念を曲げずに、突き進む男と、そんな父親に時に反発しながらも、頑張る娘たち、“インドの伊調姉妹”か“アニマル浜口と娘”の関係かってくらい、熱かった(笑)

娘たちのために逆境にもめげずに、必死になる父親の姿や、複雑な気持ちをかかえながらも、そんな父親をリスペクトする娘との、レスリングを通した父娘の絆ってのが、なんとも清々しくて、思わず涙してもうたよ?!

2018年7月13日 (金)

『勝手にふるえてろ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、綿矢りさって作家の小説らしいんやけど、綿矢くんといえば、高校生のときの最初の小説で文学賞を受賞し、大学生のときに最年少記録を塗り替えて芥川賞を受賞して話題になったんよね。

主役を演じてる松岡茉優って女優さん、NHKの朝ドラなんかにも出てたことがあったりで、それなりに認知されてるんやとは思うんやけど、実は初期の出演作の頃から、妙に存在感があって、個人的にずっと追いかけて出演作を鑑賞してるんよ。

劇場で公開されてる頃には、彼女の演技を絶賛するコメントが数多くあったので、かなり期待して鑑賞した作品の感想は...............................?!

勝手にふるえてろ   ★★★★☆   (2017年)

監督:大九明子
出演:松岡茉優、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈、趣里、前野朋哉、古館寛治、片桐はいり、池田鉄洋、稲川実代子、柳 俊太郎、山野 海、梶原ひかり

花火を扱う会社の経理として働く女の子は、中学の時にクラスにいた男の子のことを、今でもずっと好きでいて、他の恋愛はしてこなかったのだが、そんな彼女と付き合いたいという会社の同期が現れて...........ってな、恋愛べたな女の子の恋を描いた恋愛ドラマ?!

ずっと心に温めている好きな相手との恋愛に固執するか、それとも、自分と付き合いたいといってくる男と付き合うか、迷いながらも、彼女なりの決断をするのだが..........ってなことで、いやぁ、主役の松岡くん、様さまだったね。

原作は知らないんで、比べてどうなのかは分からないんやけど、絶滅危惧種をこよなく愛し、アンモナイトを購入するような、ちょっと変わった女の子ってのを、見事なまでに魅力的なキャラとして演じてるんよなぁ。

なんかね、妄想や思い込み、屈折した恋愛感情など、主人公の不器用な恋愛模様の行く先に、気がついたら、ぐいぐいと引き込まれてもうたよ。

他の女優さんでってことが考えにくいくらい、松岡くんの女優としての素材を活かした、いい映画やったんと違うかな?!

2018年7月 8日 (日)

『RIZE〈ライズ〉』

今日は、ドキュメンタリーものをひとつ、ご紹介♪

この作品、クランプ・ダンスってのを取り上げてるんやけど、これが上映されて、日本でもクランプ・ダンスってのが流行したらしいんよ(もちろん、実際のダンスは、ハゲおやじには無縁の世界ではあるんやけど...............)

監督のデヴィッド・ラシャペルってひとは、エルトン・ジョンやジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズ、ノラ・ジョーンズ、ジョス・ストーンといった、数々のミュージシャンのミュージックビデオを手掛けてたりしてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

RIZE〈ライズ〉 / Rize   ★★★★   (2005年)

監督:デヴィッド・ラシャペル
出演:トミー・ザ・クラウン、セザール・ウィリス、クリストファー・トラー、ミス・プリッシー、ドラゴン、ラリー・ベリー、ケヴィン・スコット・リチャードソン

アメリカ、ロサンゼルスの貧民街サウスセントラルで、ギャングのハゲしい抗争が続く中、ひとりの男が始めた“踊る”ピエロは次第に広がり、ダンスを通して人々が希望をもつようになった.................そんな様子を描いた白熱のドキュメンタリー?!

激しく手足や腰を振りながら、歓びや悲しみ、苦しみや怒りをダンスで表現する若者たち、そんな彼らの姿からは、決して悪の道には踏み入れないという強い意志と、自分に対する信念、そしてとてつもない力を感じるんよ。

ダンスバトルで夢中になって踊る若者たちの姿は、置かれた現状と、それに負けない決意がほとばしってて、胸を熱くするんよなぁ。

厳しく、無常な現実のなかで、子供から大人まで、激しく人生のステップを刻んでいく、そんな熱すぎる映像に、ただ、拍手するしかなかったな!?

2018年6月10日 (日)

『女神の見えざる手』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、全米ライフル協会にケンカを売るような内容になってる(?)せいなのか、本国アメリカでの評価は、どうやら賛否両論ってことになってるらしいんよ。

これだけ頻繁に、無差別的な銃乱射事件が起こって、数多くの犠牲者が出てるという現状を踏まえても、銃規制が一向に進まないってのは、外から見てると不思議でならないんやけど、憲法によって銃の保有が認められてるというなかで、政治(家)の立ち位置や、それを取り巻く人たちの思惑ってのが、なんとなく分かる内容は、考えさせられるものがあったかな。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

女神の見えざる手 / Miss Sloane   ★★★★☆   (2016年)

監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャスティン、マーク・ストロング、アリソン・ピル、ジョン・リスゴー、ググ・ンバータ=ロー、マイケル・スタールバーグ、ジェイク・レイシー、サム・ウォーターストン、ラウール・バネジャ、ノア・ロビンス、デヴィッド・ウィルソン・バーンズ、ダグラス・スミス、メーガン・フェイヒー、グレース・リン・カン、ディラン・ベイカー

政治の裏でロビー活動を仕切る会社で、腕利きのロビイストとして働く女性は、その実力を買われて、全米ライフル協会から、新たな銃規制法案を廃案にするためのロビー活動を指揮するよう依頼を受けるが、断ることに...........ってなサスペンスもの?!

会社の最重要クライアントの依頼を断ったことで、クビになった彼女は、法案成立のためのロビー活動をする会社に移籍し、対決することに........ってなことで、政治の裏側のハゲしい攻防をってね。

睡眠時間を削ってでも、勝利を目的に、手段を選ばずに活動する、そんなスゴ腕のロビイスト役を、ジェシカくんが持ち前の気合いで頑張ってた。個人的には、マークおじさんが、地味ながら、抑えた演技で要所を締めるあたりで、安心して観てられたかな。

ひとつの法案を巡り、強力な利益団体と、それに真っ向から勝負を挑む女性のバトル、その結末はってことで、緊迫感とヒネリがあって、夢中にさせられたよ。

ここ最近、ずっと“しょっぱい”作品を作り続けてた(?)ジョン・マッデン監督の、ようやくの復活って感じかもね?!

2018年6月 7日 (木)

『ゲット・アウト』

今日は、ちょっと不気味なサスペンスものをひとつ、ご紹介?!

この作品、実はアカデミー賞で脚本賞を受賞したもので、他にも作品賞、監督賞、主演男優賞に乗り物酔いしてもうたよ。

監督をしてるジョーダン・ピールってひとは、どうやらアメリカでは人気のコメディアンらしいんやけど、監督業ってことでいえば、これがキャリアの始まりってとこなのかもね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ゲット・アウト / Get Out   ★★★★☆   (2017年)

監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ブラッドリー・ウィットフォー、キャサリン・キーナー、スティーヴン・ルート、マーカス・ヘンダーソン、レイキース・スタンフィールド、リルレル・ハウリー

白人の彼女と付き合っている黒人の彼は、週末を使って、彼女の両親や弟に会いに行くことになったのだが.......................ってな、ホラー調のサスペンス?!

黒人である自分を歓待してくれる彼女の家族だが、家にいる二人の使用人の黒人の様子に違和感を感じ.................ってなことで、意外性のあるドラマが展開するんよ。

母親役のキャサリンくんが、ちょっと不気味な雰囲気で、なんとなくザワザワしたなかで、思いのほか大胆な展開に、グイグイ引き込まれてもうたよ。

また、主役を演じてるダニエルくんのリアクションが秀逸で、妙な話ではあるんやけど、なかば強引に納得させられてもうた感じかな。

それにしても.............................暗闇で走って向かってくるひとが、ホラーになるとは.........................ちょっと新鮮!?(笑)

2018年6月 3日 (日)

『孤狼の血』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともと前評判がすごく良くて、気にはなってたんやけど、聞くところによると、早々に続編の製作が決定したらしいね。

どうやら、かつて絶大なる人気を誇った“仁義なき戦い”ってヤクザ映画へのオマージュを込めた小説が元ネタになってるらしく、あえてこの時代に、暴力団の抗争を真正面から描く映画を作るってところに、気概を感じたりして。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

孤狼の血   ★★★★☆   (2017年)

監督:白石和彌
出演:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、駿河太郎、勝矢、嶋田久作、江口洋介、石橋蓮司、ピエール瀧、竹野内 豊、伊吹吾郎、矢島健一、阿部純子、中村倫也、井上 肇、町田マリー、中村獅童、MEGUMI、岩永ジョーイ、瀧川英次、野中隆光、沖原一生

広島の地方都市を舞台に、地場のヤクザと他所から来た新興ヤクザの対立がハゲしくなるなか、配属されたばかりの若い刑事は、ベテランの“まる暴”の刑事の相方として、行方不明となった闇金融の会計係の行方を調べることに...............ってな、犯罪ドラマ?!

一触即発の状況のなか、組同士の“戦争”を回避すべく立ち回るベテラン刑事のやり方に、相方としてついて回りながら、疑問を感じるのだが.........ってことで、ドロドロの裏社会の抗争と、間でもまれる警察の関係をってとこなんかな。

いやぁ~、なんといっても役所さん、違法捜査を繰り返す、ヤクザ以上にヤクザらしいまる暴のデカって役を、人間臭く演じてるんやけど、ホンマに見事やわ。

キャスティングでいうと、少ない出番で見事に空回りしてる中村くんは論外として、ちょっと江口くんと竹野内くんのヤクザっぷりが中途半端やったかな(苦笑)

かなりキワどい描写があったりで、R15になるだけのエグさはありつつも、裏社会の攻防を泥臭く描いたドラマは、久々に見ごたえのあるヤクザもの映画に仕上がってて、個人的には満足のデキやったよ?!

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