恋とか愛とか...

2017年5月11日 (木)

『ある天文学者の恋文』

今日は、ちょっと異色の恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてるオルガ・キュリレンコといえば、ウクライナ出身の元モデルさんってことで、なんとなくミラ・ジョヴォヴィッチと同じ系統になるわけやけど、『007/慰めの報酬』でボンドガールなんかもやったりしながらも、なかなか“女優”としては当たりがない感じなんよなぁ。

個人的には、トム・クルーズと共演した『オブリビオン』って作品なんかでも、彼女の美しさが輝いてて、ごっつい応援してるんやけどね(笑)

というわけで、そんな彼女が“トルナトーレ”作品に出演ってことで期待して鑑賞した感想は......................?!

ある天文学者の恋文 / La Corrispondenza   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:オルガ・キュリレンコ、ジェレミー・アイアンズ、パオロ・カラブレージ、ショーナ・マクドナルド、アンナ・サヴァ、イリーナ・カラ

初老の天文学者と恋人関係だった女性は、出席した大学の講義で彼が亡くなったことを知らされ、ショックを受けるが、そんな彼女のもとには、死後も彼から手紙やメッセージが届き...............ってな恋愛ドラマ?!

彼の死を受け入れられない彼女は、彼の住んでいた家や、ふたりの思い出の場所を訪ねるが、彼女の行動を予測した彼から、手紙や贈り物が..........ってなことで、この世を去った相手との切ない恋愛をってなとこかな。

ヒロインのオルガくんが、女性スタントマンで、かつ天文学を学ぶ学生っていう設定で、強引に彼女のアクション女優的な面を押し込んでくるあたりが余分かなぁって思いながらも、少し哲学的な会話なんかを挟みながら綴られる恋愛模様ってのは、なかなかグッとくるものがあったよ。

オルガくんの美しさと、ジェレミーおじさんの落ち着いた演技ってのが、程よい塩梅で絡んでるあたりがエエんかな。

冷静に考えると、ちょっと“悪ふざけ”のような感もするんやけど、“永遠の愛”ってのをテーマに描かれる恋の話は、それなりに切なく、ロマンチックやったと思うんやけどね?!

2017年3月 8日 (水)

『世界一キライなあなたに』

今日は、久しぶりに個人的にヒットした恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタはベストセラー小説らしいんやけど、それを原作者自らが脚本を書いて、監督さんはこれが映画デビューってことなんやって。

ヒロインを演じてるエミリア・クラークって女優さんは、イギリス出身で、「ゲーム・オブ・スローン」っていうTVドラマで主要キャラを演じてるらしいんよ。

お相手のサム・クラフリンくんは、“ハンガー・ゲーム”のシリーズや“スノーホワイト”のシリーズで王子様を演じてるイケメンくんなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

世界一キライなあなたに / Me Before You   ★★★★☆   (2016年)

監督:テア・シャーロック
出演:エミリア・クラーク、サム・クラフリン、ジャネット・マクティア、ヴァネッサ・カービー、ジェナ・コールマン、ブレンダン・コイル、チャールズ・ダンス、マシュールイス、スティーヴン・ピーコック

勤めていたカフェが閉店となり、父親が失業中の家族を養うため、職安で見つけた仕事とは、交通事故で半身不随となった男の世話係だった................ってな恋愛ドラマ?!

かつては青年実業家として仕事もプライベートも充実した日々を過ごしていたのだ、体が不自由になり、心を閉ざした男と、そんな彼の世話をすることになった天真爛漫な女の子、彼女の明るさで彼も次第に心を許すようになるのだが.............ってなことで、難病ものに恋愛ドラマを掛けて、少し切なくって言うと、なんや安っぽく聞こえてまうんやけど、これ、なかなかグッとくるんよ。

なんと言っても、ヒロインを演じるエミリアくんの憎めないキャラってのが秀逸で、少しずんぐりむっくりの体型で、“個性的な”ファッションセンスで、いかにも“ちょっと背伸びした”田舎の女の子って狙いが、見事に成功してるんよね。

どこか微笑ましくて、温かくて、それでいて切なく、それでも優しい、そんな恋愛ドラマに、ハゲおやじも思わずウルウルしてもうてなぁ.............(笑)

まったく意味不明な邦題が残念ではあるんやけど、作品としては、久しぶりにストライクな恋愛ドラマが観れて、満足やったよ?!

2016年9月21日 (水)

『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』

今日は、イギリスのBBC製作のラブコメをひとつ、ご紹介♪

この作品、どうやらWOWOWで放映されて、その後、最近よく耳にする東京新宿のシネマカリテの企画もの“カリコレ”ってので上映されてたらしいんよ。

サイモン・ペッグといえば、今やスター・トレックの新シリーズやミッション:インポッシブル、スター・ウォーズの新シリーズにも出演したりして、脇役俳優として重宝されてるやんね。

この作品でそんな彼の相手役を演じてるレイク・ベルも、ちょっと前に紹介したオーウェン・ウィルソンが主演した『クーデター』で妻役を演じたりして、徐々に露出が増えてるようで、近々アメリカで公開予定の監督作品では、アンバー・ハードあたりも出演してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり / Man Up   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ベン・パーマー
出演:レイク・ベル、サイモン・ペッグ、シャロン・ホーガン、ロリー・キニア、オリヴィア・ウィリアムズ、オフィリア・ラヴィボンド、ケン・ストット、ハリエット・ウォルター

30代の半ばをむかえ、恋に消極的になっていた女性は、ひょんなことから他人のブラインド・デートの相手と一日を過ごすことになるのだが................ってな恋愛ドラマ?!

恋愛に臆病になり、諦めていた矢先、たまたま知り合った男性と“なりゆき”でデートをしながら、妙に気の合う相手に惹かれつつも、モロモロ一筋縄ではいかず..............ってなことで、ドタバタとってね(笑)

偶然の出会いから始まる恋の顛末をってことで、主演のふたりの嫌味のない演技が、最後の盛り上がりでエエ感じにドラマとしても帳尻が合ってってとこなのかもなぁ。

正直、中盤はヤリ過ぎ感があって、少しグタグタやなぁって思ったりもしたんやけど、終わりよければなんとやらで、妙な達成感があるんよね。

ちょっと中年にさしかかった、不器用な大人たちの、少しチグハグで、それでいて絶妙にマッチした恋のドラマには、どこか憎めない魅力があるのかも?!

2016年4月23日 (土)

『ロミオとジュリエット』

今日は、恋愛映画の古典をひとつ、ご紹介♪

ロミオとジュリエットといえばシェークスピアの名作で、何度も映画化されてるわけやけど、この1968年のゼフィレッリ版といえば、ヒロインに抜擢されたオリヴィア・ハッセーが話題やったんよね。

劇場公開時が17歳くらいで、この演技でゴールデン・グローブの新人女優賞を受賞して、えらい注目されたらしいんやけど、残年ながらその後のキャリアは、もう一息って感じやったんかな(まだ現役らしいんやけど............)。

ちなみに彼女、カネボウ化粧品のCMに出演したことがあったらしく、その時のCM曲を歌ってた布施 明と、なんと結婚してた時期もあったとか。布施くん、羨ましすぎるわ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ロミオとジュリエット / Romeo E Giuletta   ★★★☆☆   (1968年)

監督:フランコ・ゼフィレッリ
出演:レナード・ホワイティング、オリヴィア・ハッセー、ミロ・オーシャ、ジョン・マケナリー、パット・ヘイウッド、マイケル・ヨーク、ブルース・ロビンソン、キース・スキナー

街を2分するふたつの名家は、互いに対抗心を燃やし、争いが絶えなかった。ロミオとジュリエットは、それぞれの家の息子と娘だったが、舞踏会で出会い、そうとは知らずに恋に落ちてしまい...............ってなシェークスピア原作の悲恋の物語?!

ひと目惚れした若いふたりの恋心は燃え盛るも、悲劇的なできごとにより引き裂かれ...............ってなことで、甘く切ない恋の話が綴られてるんよ。

何といっても注目はジュリエット役のオリヴィアくんなわけで、その可憐で清潔感のある容姿に、まばゆい笑顔、いやね、ハゲおやじの心を完全に鷲づかみですわ.........(笑)

全体としては、古典劇だけに演出の硬さが時代を感じてまうんやけど、ハゲしい恋の熱情と、その悲しい結末は、クラシックな味わいと価値があるのかもね。

あぁ、こんな恋がしてみたい、なんて言ってるような歳でもないんやろうけどなぁ..................(苦笑)

2015年12月 9日 (水)

『シンプル・シモン』

今日は、スウェーデンの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんのエーマンくんは、まだ30歳の若手で、これが長編デビュー作らしいんやけど、これでスウェーデンのアカデミー賞にあたるグルドバッゲ賞の作品賞にノミネートし、アカデミー賞の外国語映画賞の候補にもなったんやって。

主役を演じてるビル・スカルスガルドくんは、スウェーデン人で名前が“スカルスガルド”ってところでピンとくるひともいるかもしれんけど、ハリウッドでも活躍する、あのステラン・スカルスガルドがパパさんらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

シンプル・シモン / I Rymden Finns Inga Kanslor   ★★★★☆   (2010年)

監督:アンドレアス・エーマン
出演:ビル・スカルスガルド、セシリア・フォルス、マルティン・ヴァルストロム、ソフィ・ハミルトン、ロッタ・テイレ

アスペルガー症候群の青年は、大好きな兄が恋人と同棲することに不満で、新居に押しかけて同居することに。しかし、そのせいで恋人と別れることになり、責任を感じた彼は、兄にピッタリな相手を探そうとするが................ってな、ちょっとオフ・ビートなラブ・コメディ?!

恋人と別れて悲しみに暮れる兄をなんとかしたい、そんな思いで兄の好みにあった相手探しを始めたものの、なかなか上手くいかず...........ってな感じで、物理学の天才でありながら、人付き合いがまるっきりダメな弟くんの奮闘を、少しズレた笑いでコミカルにってね。

いい感じにスウェディッシュ・ポップを流しながら、不器用に頑張る主人公の様子を追いかけるドラマは、どこか微笑ましくて、ハートウォーミングなんよ。

ヒロイン役のセシリアくんのサバサバ感と女の子らしさってのも魅力的で、性格の良さからくるキュートな感じがナイスで、上手い具合に作品の雰囲気を作ってた。

何か特別な盛り上がりがあるわけではないんやけど、さりげないジャブの連続で、次第に話に引き込んでいき、気づいたらホンワカさせられる、そんなちょっと不思議な作品は、北欧系の素朴な良さがにじみ出てて、なかなかやったよ!?

2015年5月11日 (月)

『もしも君に恋したら。』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、恋愛ものをひとつ、ご紹介♪

主演は言わずと知れた“ハリー・ポッター”のダニエル・ラドクリフくんで..........って、いつまでたってもそう言われてまうのは、ちょっと可哀そうな気もするんやけど、それだけメジャーでもあるわけやんね。

シリーズ終了後は、無精ひげを生やしてみたり、まったく違ったテイストの作品に出演してみたりと、イメージを払しょくしようと必死な感じは伝わってくるわけやけど、もともと演技力はある方やと思うし、温かく見守ってあげたいと思うんよ。

ちなみに、この作品の監督さんは、『フランキー・ワイルドの素晴らしき世界』っていう耳が聞こえなくなったDJを描いた、なかなかナイスな音楽ドラマを作ったひとで、ダニエルくん以上に、その点が個人的には気になってたんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

もしも君に恋したら。 / What If   ★★★☆☆   (2013年)

監督:マイケル・ドース
出演:ダニエル・ラドクリフ、ゾーイ・カザン、アダム・ドライバー、マッケンジー・デイヴィス、ミーガン・パーク、レイフ・スポール

元カノとの恋愛を引きづり、新しい出会いに消極的だった男は、ある日、パーティーで親友のいとこの女の子と出会う。彼女のことが気になったものの、同居する彼氏がいることを知り、とりあえず友だちになるのだが...............ってな恋愛ドラマ?!

なぜか気が合うふたり、しかし彼女には愛する彼氏がいて、なかなか素直に気持ちを伝えることができずに悩む彼だったが.............ってなことで、互いの気持ちに気づきながらも、それぞれの事情で向き合えない男女の恋の行方を描いた恋愛ドラマ。

気持ちを伝えるべきか、それとも黙って友人関係を続けるか、それとも距離を置いて忘れさるのを待つのか、そんな恋の選択に悩む男をダニエルくんが“魔法”を使わずに熱演してるんよ(笑)

好きなひとに相手がいて、どうにもならないと分かっていても、抑えきれない感情、なんやよう分かるんよなぁ。恋愛ベタにはありがちな展開で、まぁ、個人的な経験を思い起こすと、“しょっぱい”記憶しかないんやけど、そんな不器用な恋の話を、嫌味なく上手くまとめてるところが、これ、恋愛ドラマとして悪くないんよね。

ドラマを彩る音楽のチョイスも良くて、Patric Watson の切ない歌声が印象的にバックで響いてたりして、なかなかロマンチックな作品やったね!?

2014年7月26日 (土)

『her/世界でひとつの彼女』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ちょっと変わった恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、実はアカデミー賞で脚本賞を受賞したんよね。作品賞にもノミネートされてたし、ゴールデングローブ賞でも脚本で賞を受賞してるんよ。

声で出演してるスカーレット・ヨハンソンは、ローマ映画祭で声だけで主演女優賞を受賞したんやけど、そもそも彼女が演じた“サマンサ”って役はサマンサ・モートンがキャスティングされてたらしいんやけど、出来上がったものに監督さんが納得いかず、スカーレットくんに役が回ってきて、すべて音声を取り直したんやって。

というわけで、スパイク・ジョーンズ監督の久しぶりの作品の感想は..................?!

her/世界でひとつの彼女 / Her   ★★★★☆   (2013年)

監督:スパイク・ジョーンズ

出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、マット・レッシャー、クリス・プラット、(声の出演)スカーレット・ヨハンソン

手紙の代筆をする会社で働く男は、別居中の妻から離婚を迫られ、精神的に辛い日々を送っていた。そんなある日、人工知能を持ったOSの宣伝を目にし、自分のパソコンにインストールし、“彼女”と時間を過ごすうちに、次第に惹かれていき................ってな、ちょっと異色の恋愛ドラマ?!

結婚生活は破綻し、他の女性とデートしてもうまく行かない、そんな彼を優しく慰め、気の利いた会話で楽しませてくれるPCの中の彼女、惹かれあう“ふたり”は互いに相手を恋人と認識し、デートをするのだが.........ってなことで、近未来の世界を舞台に、肉体を持たない相手とのバーチャルな恋愛模様が描かれてるんよ。

あまりにも独特な世界観と内容で、誰もが共感できるといったものではないんやろうけど、それでもちょっとスィートでビターな愛のドラマは、グッと胸にくるものがあると思うんよね。

恐らくまともな人たちから見ると、この主人公は“イタすぎる”のかもしれんけど、過去を引きずり、妄想のなかで生きる彼の弱さってのは、同じようにひとりで悶々と日々を過ごす者からすると、気持ちがよう分かるんよね。

これが本当の愛なのか、それとも単なる現実逃避なのか、そんな議論のなかにも、“愛”の本質が見え隠れしてるのかもなぁ..........なんて?!

2014年7月24日 (木)

『セッションズ』

今日は、ちょっとステキなラブストーリーをひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞ではヘレン・ハントの助演女優賞のノミネートだけやったんやけど、サンダンス映画祭で観客賞や審査員特別賞を受賞し、インデペンデント・スピリット賞で主演男優賞と助演女優賞を獲得したり、世界各地の映画祭で高評価やったらしいんよ。

少し地味目のキャスティングではあるんやけど、体当たりで演じるヘレン・ハントに難しい役どころで奮闘するジョン・ホークス、そして不思議な茶目っ気を出すメイシーおじさんと、いい具合にかみ合ってたのかな。

というわけで、少し“変化球”な恋の話の感想は.......................?!

セッションズ / The Sessions   ★★★★   (2012年)

監督:ベン・リューイン

出演:ジョン・ホークス、ヘレン・ハント、ウィリアム・H・メイシー、ムーン・ブラッドグッド、アニカ・マークス、アダム・アーキン、ロビン・ワイガート、ミン・ロー、W・アール・ブラウン

子供の頃に病気になり、体が麻痺して寝たきりの生活を続ける詩人でジャーナリストの男は、若くて美しいヘルパーに恋心を抱くが、アッサリとフラれてしまう。そんな時、身体障害者のセックスについて原稿を依頼され、自身も経験がなかった彼は、セックス・セラピーを受け、セラピストとのセッションを行うことに...........ってな、実話を基にしたドラマ?!

身体障害者の性生活という難しいテーマを扱った作品ではあるんやけど、なんとも素敵なラブストリーに仕上がってるんよ。

不自由な体で生きてきて、人を愛することを知らずにいた男が、戸惑いながらも、純粋な気持ちで女性と触れ合い、愛を知る。そんでもって、そんな彼を導くセラピストや、彼を応援する周りの人たちの思いも伝わってきて、なんとも清々しい話になってるんよなぁ。

“セックス”をテーマにした作品というと、なんや少し淫らなものを考えてまいがちやけど、そこには深い“愛”が描かれてて、愛し合う行為がいかに大切かってことが分かる気がしたね!?

2014年2月17日 (月)

『ナタリー』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、ちょっと素敵なフレンチの恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、未公開作品ではあるんやけど、本国フランスでは、アカデミー賞にあたるセザール賞で脚色賞と新人監督賞にノミネートされたらしいんよ。

主演のオドレイ・トトゥといえば、ジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』でのキュートな演技でブレイクしたわけやけど、その後はというと、個人的には女優として評価してるものの、世間的には、これといった代表作が他にないっていうイメージなのかも。

ちょっぴりコケティッシュな風貌で、いい意味で少し調子のハズレた演技ができて、それでいて不思議な魅力をふりまく存在感は、オドレイくん独特の個性やと思うんやけどね。

というわけで、「頑張れオドレイ♪」っていう“勝手にキャンペーン”も兼ねて、彼女の主演作をチョコッとプッシュしようかな?!(笑)

ナタリー / La Delicatesse   ★★★★   (2011年)

監督:ダヴィド・フェンキノス

出演:オドレイ・トトゥ、フランソワ・ダミアン、メラニー・ベルニエ、ブリュノ・トデスキーニ、ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー、モニーク・ショーメット、アリアンヌ・アスカリッド、アレクサンドル・パヴロフ、クリストフ・マラヴォワ、ピオ・マルマイ

理想の相手とめぐり会い、結婚して幸せな日々を過ごしていたが、ある日、最愛の夫が事故で他界してしまう。愛を失った彼女は、ひたすら仕事に打ち込み日々をやりすごしていたが、ある時、会社の同僚に自分から衝動的にキスをしてしまう.........ってな恋愛ドラマ?!

いやぁ、やられてもうたよ。キュートな未亡人の恋の相手が、会社のなかで存在感のまったくない、ヒゲ面のハゲ男やなんて、世の中の“ハゲ”に希望を与える、なんてステキなストーリーなんやろ!!(笑)

そんな“ハゲ目線”なコメントは置いといて、ちょっと意外性のある設定から、ありえんやろうと思わせつつも、思いやりやったり、気持ちが通じる、そんな相手こそ、人生には大切なんやっていう説得力を話にもたせるあたりに、恋愛ドラマとしての共感が持てるんやなぁ。

心に深い傷を負った女を救うのは、不器用ながらも、自然体で彼女を受け止める、そんな飾らない男の優しさやったってね!?

ハゲ冥利に尽きる話やないですか♪(笑)

2014年2月 1日 (土)

『ビフォア・ミッドナイト』

今日は、劇場で公開中の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、そもそもの始まりは1995年に作られた『恋人までの距離(ディスタンス)/(原題)Before Sunrise』っていう、偶然知り合った男女が朝まで一緒に過ごす様子を描いたドラマなんよ。

ベルリン国際映画祭で監督賞に輝いた作品は、その個性的な作り方で話題になって、でもって、その9年後に『ビフォア・サンセット/(原題)Before Sunset』で再会した男女の数時間の出会いを描いてアカデミー賞の脚色賞にノミネートされたんよね。

9年周期で男と女のドラマを描いてきたシリーズは、今回もアカデミー賞の脚色賞にノミネートされてて、すでに全米批評家協会賞では脚本賞を受賞してたりする、そんな注目の作品なんよ。

というわけで、更なる9年後が気になりつつ、まずは今回の作品の感想を............?!

ビフォア・ミッドナイト / Before Midnight   ★★★☆☆   (2013年)

監督:リチャード・リンクレイター

出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、ジェニファー・プライア―、シャーロット・プライア―、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック、パノス・コロニス、ウォルター・ラサリー、ゼニア・カロゲロプールー、アリアーヌ・ラベド

前作のパリでの再会から9年、最初の出会いから18年経った今、偶然の出会いから始まった男と女は、双子の娘たちと一緒にパリで暮らしていて、夏の間、ギリシャの友人宅を訪問し、バカンスを楽しんでいた。友人たちの厚意で、子育てを忘れ、恋人同士のように、ふたりだけの時間を過ごすことになったのだが...............ってな恋愛ドラマ?!

前妻との間の子どものこと、仕事のこと、相手への気持ちなど、互いに年齢を重ねて立場も変わり、日々を一緒に過ごすなかで、普段はなかなか言えないことを、ありのまま語り合う、そんなカップルの様子を描いてるんよ。

監督と主演のふたりで作り上げた脚本は、機知に富み、なかなかの味わいやった。でもって、その会話を、まるで実際のカップルのように、絶妙な掛け合いでしゃべり倒すふたりの“演技に見えない演技”ってのがスゴイんよね?!

少ないカットのなかで長セリフをテンポよく繰り出すってのは、主演ふたりのこれまでの関係がなせるワザなんやろなぁって思う。まぁ、この独特の雰囲気ってのは、多少、好き嫌いが分かれるんやろうけど。

男の言い分と女の主張、ぶつかり合いながらも互いを理解しようとし、気持ちを伝えようと必死になる........夫婦にしろ単なるカップルにしろ、会話をすることが大切ってことなんかもね......ひとり暮らしやと、そんな相手もおらんのやけど........?!(苦笑)

より以前の記事一覧