それ、ちょっと...

2018年4月20日 (金)

『恋と嘘』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのは、どうやら人気の漫画らしいんやけど、例によってまったく読んだこともなく、前知識なしで鑑賞したんよね。

監督をしてる古澤 健ってひとは、ちょっと前に紹介した『ReLIFE リライフ』って作品や、橋本 愛が主演した『アナザー Another』ってのを撮ったひとで、NHKの朝ドラ「朝が来る」の演出さんかもしてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

恋と嘘   ★★☆☆☆   (2017年)

監督:古澤 健
出演:森川 葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、温水洋一、眞島秀和、木下ほうか、徳井義実、遠藤章造、三浦理恵子、中島ひろ子

少子化対策として、16歳になったときに政府からの通知で、遺伝的に自分にぴったりな相手を紹介され、そのまま結婚すると、様々な保障を受けられる、そんな世の中で、ふたりの男の間で揺れる女子高生の恋を描いたドラマ?!

幼なじみと、いつも一緒の女子高生は、“政府通知”で総合病院を営む家の御曹司とのマッチングを告げられるが、相手は自分に感心を示さず..........ってなことで、タイプの違う2人の男との三角関係をってなとこかな。

う~ん、おそらくマジメに演技を語るような作品ではないんやろうけど、あまりのチープさに、かなり精神的に“いただけない”ものに仕上がってたよ。

設定としては、自分のようにモテない男にも夢があるんやけど、でも、出てくるのはイケメンだけで、その部分に共感するようなもんでもないし................(苦笑)

イロイロとツッコミどころも多く、恋愛ドラマとしても、“ありがち”な域を出ることなく、学芸会のような演技を延々と見せられると、さすがに気持ちが萎えてきてもうたよ?!

2018年3月15日 (木)

『ニュー・ワールド』

今日は、テレンス・マリック監督の作品をひとつ、ご紹介♪

世間的に“巨匠”とか言われて評価されてる監督さんで、どうにも個人的に理解できないのが、実はテレンス・マリックなんよなぁ(苦笑)

カンヌ映画祭で監督賞やパルム・ドールの受賞歴があり、ベルリン国際映画祭でも金熊賞を獲って、アカデミー賞でも2度も監督賞でノミネートされてる、そう考えると確かに一流なんやろうけどね。

経歴を見ると、ハーバード大とオックスフォード大を卒業して、MITで哲学の講師をしてて、そこから映画の世界に入ったってことみたいで、そんなあたりで、作品自体が超インテリで、かつ哲学的な難解さがあって、このハゲおやじみたいな俗人には、理解できないってことなんかも(苦笑)

そんなわけで、少しイジケながらの感想は...................?!

ニュー・ワールド / The New World   ★★☆☆☆   (2005年)

監督:テレンス・マリック
出演:コリン・ファレル、クオリアンカ・キルヒャー、クリスチャン・ベール、クリストファー・プラマー、オーガスト・シェレンバーグ、デヴィッド・シューリス、ベン・メンデルソーン、ラオール・トゥルヒージョ、ノア・テイラー、ベン・チャップリン、ジョナサン・プライス、ジェイミー・ハリス、ジョン・サヴェージ

未開の地アメリカに入植したイギリス人の一行は、インディオと対峙しながら困難な日々を過ごす。部族の長と交渉するために乗り込んだひとりの男は、囚われながらも、そこで美しい少女と運命的な出会いをする.................ってなドラマ?!

美しく、印象的な映像を散りばめながら、パンチの効かない安っぽい脚本をさも意味ありげに観せる..................ちょっと言葉は悪いけど、いやぁ、なんや晩年の黒澤映画を観てるようやったね(苦笑)

この監督のことを“巨匠”って呼ぶことに、なんや改めて疑問を感じてまうくらいに、あくびを抑えるのが至難の業(わざ)やったわ....................。

だいたい、インディオのなかにどう見ても白人やヒスパニック系の人が混ざってるこのリアリティのなさは、作り方としては、どんなもんなんやろね。

「残されたのは38人か」といいつつ、その後の戦闘で人がバタバタ倒れても、人間の数が一向に減らないとか、わずか数ヶ月で英語を流暢に話しだすインディオとか................なんか考えれば考えるほどアホらしくなってもうてなぁ.......................!?(苦笑)

2018年3月 6日 (火)

『コンセント』

今日は、ちょっと古めの邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作となっているのが田口ランディって作家さんの小説なんやけど、一時、ちょっと読み漁ってた時期があったりして、それなりに好きな物書きさんなんよ。

あまり映画化されてるわけではないんやけど、加瀬 亮がブレイクするキッカケになった(?)熊切和嘉が監督した『アンテナ』ってのが、もうひとつの映画化されたヤツで、そっちがかなり強烈なインパクトがあったために、この作品にも期待して、ちょっと観てみたんやけどね。

ちにみに、監督をしてる中原 俊といえば、もともと日活ロマンポルノでデビューしたんやけど、つみきみほ なんかが出演した学園ドラマ『桜の園』や、『12人の優しい日本人』あたりの作品は好きやったんやけど.................。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

コンセント   ★★☆☆☆   (2001年)

監督:中原 俊
出演:市川実和子、村上 淳、つみきみほ、木下ほうか、夏八木 勲、小市慢太郎、不破万作、りりィ、甲本雅裕、梅沢昌代、斎藤 歩、鹿瀬陽子、山上賢治、木村明子

引きこもりだった兄が、ある日、餓死した状態で発見され、そんな兄の死の理由を捜しながら、自分探しをする妹だったのだが..................ってなドラマ?!

もともとの原作が、かなり映像化するのが容易ではない話ってのは十分に理解してはいるつもりなんやけど.....................これは、ちょっとアカンよなぁ(苦笑)

小説を読んでしまってからの映画ってこともあってか、まず、キャストがイメージと違うんよ........................市川くんの“爬虫類”顔が、思い描いてた主人公像と、どうにも合わなくて.............。

でもって、その演技力ってのが、とても主人公の複雑な内面を表現するのには十分やなくて、作品のB級度を決定づけてもうてる感じやった。

映像の技法や使い方も、かえって安っぽさを演出してしまい、裏目になってもうたみたいで、原作は、せっかくの深みのある話なだけに、この映画化は、ちょっと残念やったね?!

2018年2月19日 (月)

『愛するSEX』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、チリの映画をひとつ、ご紹介♪

別に月曜日は、劇場未公開のエロ系の映画を取り上げるって決めてるワケではないんやけど、気がつくと人気記事ランキングの半分くらいを、それ系の作品が占めてるんよなぁ(笑)

まぁ、おそらく誰もコメントしないような作品ってことで、これだけ数多(あまた)の映画の感想を書いたブログがあるなかで、検索に引っ掛かるんやろうから、喜んでいいのか、ちょっと微妙な感じもしたりして。

この作品は、そのストレートなタイトルから、モロそっち系と思いがちやけど、実は、チリの映画賞で主演女優賞と主演男優賞を受賞したりしてるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

愛するSEX / Sexo Con Amor   ★★☆☆☆   (2003年)

監督:ボリス・ケルシア
出演:シグリッド・アレグリア、アルヴァロ・ルドルフィ、ボリス・ケルシア、パトリシオ・コントレラス、セシリア・アメナバール、ハビエラ・ディアス・デ・ヴァルデス

何年もセックス・レスの夫婦、浮気性の夫と身重の妻、彼と上手く行かず生徒の親と不倫する教師に、妻と別れる寸前で息子の担任と不倫する男、それぞれの男女のセックスにまつわる出来事を描いた、南米発のエロ・ラブコメディ?!

不倫やら浮気やら、ちょっと不器用な男と女の、すれ違う恋模様ってのを、少しズレた人間関係を使って、滑稽に描くってことなんかなぁ。

現実にありそうな夫婦間のいろんな問題を、ユーモアが駆使してコミカルにってことで、それなりに楽しめなくもないんやけど、ありきたりで新鮮味が薄く、ちょっと退屈やったかなぁ.......。

ラテンのダイナミックなエロスに鼻息が荒くなっても、ドラマにオモシロみがないと、そこまでは楽しめんかったかなぁ..................なんて!?(笑)

2018年2月12日 (月)

『絡みつく舌』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、チリの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるペラヨ・リラってひと、これまでの経歴を見ると、助監督としていくつかの作品に参加してて、今回の作品が満を持して(?)の長編デビュー作ってことみたいなんよね。

なかなかチリの映画事情についての情報ってのはないんで、よく分からないんやけど、主役を務めてるディエゴ・ボッジョニって俳優さんは、どうやらTVドラマに出演したりしてるらしく、ヒロインを演じてるダニエラ・カスティージョ・トロって女優さんも、この1年でかなり作品数をこなしてるみたいで、本国では注目の女優さんってことなのかも。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

絡みつく舌 / Reinos   ★★☆☆☆   (2017年)

監督:ペラヨ・リラ
出演:ディエゴ・ボッジョニ、ダニエラ・カスティージョ・トロ、ガストン・サルガド、ソル・ロドリゲス、アストリッド・ロルダン、マウリシオ・ヴァカ、パウリーナ・モレノ・ヴィヴァンコ

大学生の青年は、同じキャンパスに通う年上の女の子を好きになり、話しかけたりするうちに、肉体関係を持つようになり、付き合うのだが...............ってな、若い男女の恋愛ドラマ??

少し陰のあるタイプの彼女に、どんどん惹かれていく彼だったが..........ってなことで、若者のハゲしい愛憎をってことなんやろか。

ちょっとツンデレな彼女に振り回されながらも、それを楽しんでるウブな彼って感じで、ある種の青春を切り取り、男と女の距離感や関係性をってことなんやろうけど、あまりメリハリがなく、“ありがち”な範囲を超えるようなドラマ性は、残念ながら感じられんかった(苦笑)

それなりにハゲしい絡みがあって、まぁ、エロ系としての方向性は間違ってないのかもしれんけど、さして深みの感じられないドラマやと、やっぱり退屈さはあるやんね。

そんな程度の作品で、なんで邦題が“絡みつく舌”なんかっていうのを議論するのもどうかと思いつつ、原題はおそらく“王国”ってことで、若い男女ふたりが作り出す“世界”を意味してると思われ、この邦題は、単純に販売会社の“エロ心”なんやろうと思う................?!(笑)

2018年1月30日 (火)

『夏の娘たち ~ひめごと~』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる堀くんは、以前に紹介した『魔法少女を忘れない』っていう青春ファンタジー映画(?)を監督したひとなんよね。

青春映画から、この少し意味深なタイトルの映画っていうと、ちょっとかけ離れてる感もあるかもしれんけど、もともと、この監督さんはピンク系の作品からキャリアをスタートさせてるひとで、まぁ、ある意味、前回が異色やったってことなんかも。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

夏の娘たち ~ひめごと~   ★★☆☆☆   (2017年)

監督:堀 禎一
出演:西山真来、鎌田英幸、松浦祐也、速水今日子、和田みさ、志水季里子、下元史朗、小林節彦、川瀬陽太、外波山文明、櫻井拓也

病気で倒れた養父のために故郷に戻って来た女は、再会した弟と肉体関係を持ち、実の弟ではないこともあり、彼から結婚して欲しいと迫られるのだが................ってな、ちょっと風変わりな家族ドラマ??

禁断の関係がテーマなのか、弟やら幼なじみやら、誰と誰がデキて、どうのこうのって、なんかグチャグチャの人間関係で、よう分からんかった(苦笑)

話にメリハリがあれば、それなりに盛り上がるのかもしれんけど、グタグタな演技でぶつ切りのように展開されてまうと、ちょっとなぁって思うやんね。

時折、ありえないようなズームで寄ったりしてて、およそプロフェッショナルな商業映画とは思えない、かなり雑な作りになってるあたりも、どうなんやろうって思ったりして...........。

これでヒロインが魅力的で、演技ができて、かつ大胆な見どころでもあればって思わんでもないんやけど、そういった期待をすべて肩透かしで“うっちゃって”くれるもんやから、なんかドッと疲れてもうたわ..............(苦笑)

2018年1月28日 (日)

『ディパーテッド』

今日は、スコセッシにアカデミー賞の監督賞をもたらした作品をひとつ、ご紹介♪

いやぁ、今年もアカデミー賞のノミネート作品が発表されて、気分的には徐々に盛り上がって来る感じやんね。ボチボチ候補作がチラホラと劇場で公開されたりすると、ちょっと気になるやんか。

でもって、今日の作品、2006年のアカデミー賞でスコセッシの監督賞のほかに、作品賞と脚色賞、編集賞の4部門で受賞し、ゴールデン・グローブでも監督賞を受賞したんやけど、ただ、個人的には、受賞したことに大いに疑問が残る、そんな印象しかないんよなぁ。

というわけで、そんな苦々しい気持ちを思い出しつつ、その感想は.........................?!

ディパーテッド / The Departed   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・デカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ、レイ・ウィンストン、ヴェラ・ファーミガ、マーティン・シーン、アレック・ボールドウィン、ジェームズ・バッジ・デール、ケヴィン・コリガン、アンソニー・アンダーソン、デヴィッド・パトリック・オハラ

自分の出自を断ち切るために警察官に志願した男と、マフィアに育てられて、スパイとして警察学校に送り込まれた男、そんなふたりの男たちの数奇な運命は..............ってなクライム・サスペンス?!

スコセッシ&デカプリオという期待薄の組み合わせが気になりつつも、原作は香港ノワールの傑作と言われた『インファナル・アフェア』ということで、アカデミー賞受賞作品やし、ひょっとして.....................あぁ......アカン(苦笑)

マフィアに潜伏する警官と警察にもぐりこんだマフィアの手先、対峙するふたりの男を描いた男くさいドラマ................のはずが、ハリウッドでリメイクすると、何と安っぽいメロドラマになることか。

オリジナルの香港版にある仏教的思想がアメリカ人の能天気な脳みそでは理解できないのはしょうがないとして、男臭さや独特の刹那、緊張感が全て見事にぶち壊されてるんよね。

さらに適当な音楽が雰囲気をつぶし、デカプリオとデイモンの深みのない演技が垂れ流される................あまりにも酷すぎ(苦笑)

ふたりのアホ面がアップになった時は、思わず笑いをこらえるので必死やった。これはホンマに原作への侮辱以外のなにものでもないし、頼むから勘弁してくれ~って気分になってもうたわ?!

2018年1月26日 (金)

『間宮兄弟』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる森田芳光といえば、やっぱり松田優作がちょっと風変わりな家庭教師役で強烈なインパクトを残した『家族ゲーム』やろね。

2011年に亡くなるまで、監督業だけやなくて、役者や脚本家として活躍してたわけやけど、監督作品でいうと、個人的にはそこまで夢中になれるものは、なかった気がするなぁ。

ちなみに、ちょっと前に日本アカデミー賞の今年のノミネーションが発表されたけど、この作品で塚地くんは日本アカデミー賞の話題賞ってのを受賞したらしい...............俳優“の・ようなもの”ってとこなんかな(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

間宮兄弟   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:森田芳光
出演:佐々木蔵之介、塚地武雄、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、中島みゆき、戸田菜穂、鈴木 拓、岩崎ひろみ、佐藤隆太、広田レオナ、加藤治子、高嶋政宏

ビール会社で働く兄と、小学校で校務員をする弟、大人になっても仲良く二人暮らしをする兄弟は、気楽に楽しい日々を過ごしていたが、いい年のふたりは、恋人を作ろうと、ホームパーティーを企画するが..........ってな、ちょっと風変わりな兄弟の恋(?)の話?!

いつも一緒の兄と弟、不器用に生きる彼らの生活をコミカルに...........って、基本的にスベりまくりで、どこがおもしろいんか、さっぱり理解できんかった(苦笑)

よくこんな作品で金取ろうと思ったよなぁ......なんて、ある意味、そんな大胆さに驚きをおぼえてみたりして。

そもそものところで、まるで奇跡のように、見事なまでに下手くそな役者を結集してるところがスゴくて、学芸会のような演技に、まったく冴えないセリフを並べて、一向に流れていかない話を垂れ流すあたり、もうかなりの拷問やった!?

純朴な兄弟.........というよりは、単に世間知らずの田舎のボンボンの呑気な日常っていうようにしか見えず、どこにも共感できる要素がないんよね。

この作品を理解する、そのセンスが全く自分には理解できんかった!?

2018年1月12日 (金)

『青春☆金属バット』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ~、竹原ピストル、紅白出たね!(笑)
彼の不器用な生き方、嫌いやないんよ。別の作品で曲が使われてるのを聞いて、ちょっと前にCDを大人買いしたばっかりやったんよなぁ。

そんな彼、もともと野狐禅っていうフォークバンドを2人で組んでたらしく、そんな彼が初めて映画で演技したのが、今日のこの映画で、監督の熊切くんは、その後も彼を主演に映画を作ってるところをみると、その演技に気になるものがあったんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

青春☆金属バット   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:熊切和嘉
出演:竹原ピストル、安藤政信、坂井真紀、若松孝二、寺島 進、江口のりこ、佐藤めぐみ、上地雄輔

究極のスウィングのため、素振りを繰りかえす元球児の男と、なにごとも投げやりな同じチームにいた元エースの警察官、そして飲んだくれの凶暴女、そんなダメな人間たちを描いた青春(?)ドラマ?!

奇才 熊切監督の手腕に期待したものの................どうもイマイチやったね。

人に認められることもなく、下を向いて生きてきた男が、ぶっ飛んだ女に出会い、どこか吹っ切れる、そんな勢いを前面に、って思ったら、意外と話が流れていかなくて、ちょっと退屈してもうた。

タイトルがタイトルだけに、とりあえずは青春の“青臭さ”で締めくくりながらも、ふと冷静に考えると、観終わって“結局なに??”って感情以外に感じるものがなかったなよ。

どうせなら、もっとハジケテ欲しかった..............(苦笑)

2018年1月11日 (木)

『オール・ザ・キングスメン』

今日は、名作のリメイクものをひとつ、ご紹介♪

オリジナルの作品は、1949年に製作されて、アカデミー賞で作品賞と主演男優賞、そして助演女優賞を受賞して、ゴールデン・グローブ賞でも作品賞、監督賞、男優賞や助演女優賞といった賞を獲った名作なんよ。

政治の腐敗した様を、鋭い切り口で極上のエンターテイメントに仕上げてみせたあたり、喝采を浴びたんやろね。

実際のリアルな社会で、トランプさんみたいなひとが国のリーダーになってしまう、冗談みたいな(笑)国だけに、政治は立派な映画のネタになるってことなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

オール・ザ・キングスメン / All The King's Men   ★★☆☆☆   (2006年)

監督:スティーヴン・ゼイリアン
出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリシア・クラークソン、キャシー・ベイカー、ケヴィン・ダン、トム・マッカーシー

理想に燃えるひとりの田舎者が、いきなり知事選に挑み、当選すると権力にしがみつき、政治が腐敗していく、そんな政治の世界の現実を描いたドラマ?!

豪華な役者を集めたリメイクで、正直かなり期待したんやけど................う~ん、ちょっと期待してたものとは別物な感じで、かなり無念やったわ(苦笑)

オリジナル版と比較して観てしまうと、政治という権力に飲み込まれる人間模様をスリリングに描いてたかつての作品と違い、今回の話はイマイチ展開に流れがなく、かなり退屈やった。

人間関係等の設定を少し変えたことで、話全体を考えた場合に無理が生じてもうて、また出来事の必然性やキャラクターの深みが消えてしまった感じかも。

ショーン・ペンの知事役は、十分すぎる演技力で確かに迫力があるんやけど、物語の最初から腹黒い田舎者に見えてしまい、結果として“政治の魔力”にとりつかれるといった雰囲気が出てなかったね。

これでは、せっかくのジュードくんの天然の“剃りこみ”も無駄ってことで、ハゲ目線で観ると、かなり残念やったなぁ(笑)

民衆のために...そこから始まった戦いが、いつしか最初の志は忘れ去られ、権力のものとで腐敗する、なんやせっかくのテーマも、作品のデキとしては、なんとも歯がゆい限りやったわ!?

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