ボチボチでんなぁ

2017年6月23日 (金)

『22年目の告白-私が殺人犯です-』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとはチョン・ビョンギルって監督さんが作った『殺人の告白』っていう韓国映画があって、それを今回、リメイクして作られたらしいんよ。

監督の入江くんといえば、個人的に“サイタマのラッパー”シリーズが大好きやったんやけど、なんかいつのまにかメジャー作品を撮るようになって、なんとなく少し違和感があるんよね。

というわけで、今回は主演の顔ぶれを見て、どうなんやろうって思いつつも、それなりにいい評判を耳にしたこともあり、少し期待して観た作品の感想は................?!

22年目の告白-私が殺人犯です-   ★★★☆☆   (2017年)

監督:入江 悠
出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、仲村トオル、野村周平、石橋杏奈、平田 満、岩松 了、岩城滉一、早乙女太一、竜星 涼

身近なひとを目撃者にして、目の前で首を絞めて殺す、そんな残忍な方法で5人の犠牲者を出した連続殺人事件が発生してから22年が経過し、時効が成立したことで、突然、自分が犯人だと名乗る男が告白本を出版し、公の場に姿を現すのだが.................ってなサスペンスもの?!

突然、目の前に姿を現した殺人犯、被害者の家族たちは彼に復讐をしようとし、先輩の刑事を目の前で殺された刑事もまた、複雑な気持ちで犯人の男と向き合うが..............ってなことで、緊迫のドラマをってなとこかな。

オープニングのシーケンスがなかなか秀逸で、これはひょっとしてって期待したんやけど、最後までたどり着くと、やっぱりなんや微妙なデキやった(笑)

まず、ヒネリを加えた話はある程度までは認めるんやけど、どうにも設定に無理がありすぎるところで、ツッコミが止まらなくて.........。

それに、主役の彼、ホンマに誰か彼に言ってあげた方がエエと思うんよ、舞台の演技を映画に持ち込むなって。普通の会話で声を震わせてしゃべることで、“オレの演技ドヤ!”って言われても、失笑しか出んから(苦笑)

全体的には悪い作品ではないんやろうけど、個人的にはやっぱり...............アカンかった?!

2017年6月22日 (木)

『イエスタデイ』

今日は、ちょっと珍しいところでノルウェー映画をひとつ、ご紹介♪

ノルウェー映画といっても、実は監督さんはデンマークのひとらしく、テンプル騎士団のシリーズもの(日本では1作だけ『アーン 鋼の騎士団』ってのが、DVDスルーで出てたらしい)なんかで名前が知られてるらしいんよ。

この作品自体は、ノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞でひとつ受賞して、脚本賞なんかにノミネートされたらしく、それなりに評価されたみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

イエスタデイ / Beatles   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ペーテル・フリント
出演:ルイース・ウィリアムズ、スサンネ・ブーシェ、ホーヴァルド・ヤクヴィッツ、オーレ・ニコライ・ヨルゲンセン

ビートルズが大好きで、友だち3人と一緒にバンドを組むことになった高校生の男の子は、クラスに転入してきた女の子のことが気にはなっているのだが...............ってな、ビートルズの曲を使った、青春の恋愛ドラマ?!

ちょっと思わせぶりで、ツンデレな彼女に振り回されながらも、ビートルズに夢中な彼は、仲間たちとバンドの練習をしたりしながら、青春の日々を過ごし........ってな、ちょっと甘酸っぱい恋の話をってね。

ビートルズの曲を上手く使いながら、高校生の日常を切り取り、淡い恋物語を軽妙にってテイストは、なかなか悪くなかったかな。

ちょっと“ありきたり”な感じに物足りなさはあるんやけど、ウブな高校生のナイーヴな恋バナは、青春の日々ってのをうまく彩ってた。

しかし................、Yesterdayは確かに印象的に使われてたけど、流れる曲のひとつであって、それをあえて原題を無視して邦題に選んだ理由ってのは..........なんなんやろね? まったく理解できへんかったわ(苦笑)

2017年6月21日 (水)

『ガール・オン・ザ・トレイン』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を務めてるエミリー・ブラントってイギリスの女優さんは、『プラダを着た悪魔』でブレイクしたんやけど、なかなかの演技派っていうイメージなんよね。

で、今作でもイギリスのアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたんやけど、一方でスペイン版のラジー賞であるジョガ賞(YOGA Awards)ってので、外国語映画部門の最悪女優賞を受賞したんやって(笑)

というわけで、評価が分かれる(?)作品の感想は..................?!

ガール・オン・ザ・トレイン / The Girl On The Train   ★★★☆☆   (2016年)

監督:テイト・テイラー
出演:エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット、ルーク・エヴァンス、ジャスティン・セロー、エドガー・ラミレス、アリソン・ジャネイ、リサ・クドロー、ダーレン・ゴールドスタイン、ローラ・プリポン

毎日、往復で使う電車の車窓から眺めていて気になっていた家に住む“理想の夫婦”、その家の妻が別の男と抱き合っているのを目にした女は、思わず途中下車するが、気がつくと血を流して自分の部屋にいたのだが、ニュースでその家の女性が行方不明と知り...................ってなサスペンスもの?!

離婚した元夫が忘れられず、アル中の生活をする彼女と、元夫と結婚して子供を授かった女、そんな彼女の子供の乳母をする女、3人の女性の絡み合う因縁を描くってね。

欠落した記憶と行方不明になった女、やがて事件は思わぬ方向にってことで、なかなかヒネリの利いた話やったかな。

まぁ、犯人探しという意味では、それほど大きな驚きはないんやけど、ちょっと種明かしに強引な感はあるものの、話の持って生き方という点では、悪くなかったんと違うかな。

要するに、“酒は飲んでも飲まれるな”ってことなんかなぁ...........なんて(笑)

2017年6月20日 (火)

『お父さんと伊藤さん』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、中澤日菜子ってひとが書いてるんやけど、小説現代の長編新人賞ってのを受賞したらしく、小説のもともとのタイトルは違ったらしいんよ。劇作家として知られたひとみたいで、別の小説もTVドラマ化されたようで、映像化に向いた作品を書くのが上手いんかもなぁ。

監督のタナダくんといえば、永山絢斗と田畑智子が主演した『ふがいない僕は空を見た』や永作博美が主演した『四十九日のレシピ』、大島優子が主演の『ロマンス』といった作品のひとで、たまに印象的な作品を作るってのが、個人的なイメージかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

お父さんと伊藤さん   ★★★☆☆   (2016年)

監督:タナダユキ
出演:上野樹里、リリー・フランキー、渡辺えり、安藤 聖、藤 竜也、長谷川朝晴

バイト先で知り合った、ちょっとダメ男の年上のオヤジ“伊藤さん”と同棲している女だったが、ある日、兄夫婦と同居していた父親が転がり込んできて、妙な同居生活がスタートし.............ってなコメディ調の家族ドラマ?!

40年間、教師をしていた厳格で気難しい父親、小言ばかり言われて、気まずい生活をしながらも、恋人の伊藤さんは、なんとなくお父さんとも気が合うようで..............ってなことで、ちょっと奇妙な関係をってね。

父親役の藤おじさんの味のある演技に、かなり“とぼけた”役柄のリリーくんが絡みってあたりが、この作品の見どころやろなぁ。

問題は、主役を張ってる上野くんの演技に、どれだけ耐えられるかってことで、いつもどおり一本調子な、成長のないあたりに、なんやイライラしてもうた(苦笑)

ちょっと調子ハズレなテンポで、微妙な距離感の人たちの関係をってあたりは、なかなかオモロイとは思うんやけど、上野くんの演技力に対する先入観のせいか、どうしても主役が別のヒトやったら、っていうのが最後まで抜けきらんかったわ............?!

2017年6月19日 (月)

『アウトロー 強奪者』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、かなりの低予算で作られてるらしいんやけど、それでも世界の様々な映画祭で賞をもらったりしてて、インデペンデント系の作品としては、かなり評価されたらしいんよ。

監督さんは、これまで短編映画を何作か撮ってたみたいなんやけど、長編作としては、どうやらこの作品がデビュー作ってことみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

アウトロー 強奪者 / Tercer Grado   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジェフリー・カウパー
出演:ヘスス・ヨベラス、サラ・カサスノバス、フランク・フェイス、フェラン・ラオス、ハビエル・ベルトラン、ミコ・ハーリー、ジョニー・メルヴィル

外出許可を得て、刑務所から数日の外泊を許されて出てきた男は、偶然、現金輸送車を襲う強盗事件に居合わせてしまう。とっさに逃げる犯人を追いかけ、盗んだ金を横取りしようと考えるのだが...................ってな、犯罪アクションもの?!

犯人たちの車を追跡し、車のなかにある金を奪うチャンスをうかがうが、思い通りにはいかず................ってなことで、強盗犯と横取り野郎のスリリングな攻防をってとこなんかな。

この作品、どうやら思いっきり低予算で作って、アイデアで勝負って感じみたいなんやけど、ちょっと細部のツメが甘いようで、もうひとつ盛り上がりきらんかったわ。

なんか、アッサリと金を奪われてみたり、都合よく話が展開するのを見てると、どうも物足りなさばかりが目立ってもうて、少し踏み込めんかったかもなぁ...........?!

それにしても..............強奪者は、まぁ、話の展開上、間違ってはいないんやろうけど、“アウトロー”? どちらも原題とは、まったく合ってないんやけど(苦笑)

2017年6月18日 (日)

『パトリオット・デイ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

監督をしてるピーター・バーグってひとは、もともとは俳優さんやったんやけど、最近ではすっかり監督さんとしての評価を高めてる感じやね。

主演のマーク・ウォールバーグと監督さんの関係は、『ローン・サバイバー』から始まり、『バーニング・オーシャン』、そんでもってこの作品と、すっかり仲良しコンビになってもうてるみたいなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

パトリオット・デイ / Patriots Day   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、ミシェル・モナハン、J・K・シモンズ、アレックス・ウォルフ、マイケル・ビーチ、テモ・メリキゼ、ジェームズ・コルビー、ジミー・O・ヤン、レイチェル・ブロズナハン、メリッサ・ブノワ、デヴィッド・オーティス

2013年4月15日の“パトリオット・デイ”に開催されたボストンマラソンで起こった爆弾テロ、多くの負傷者を出した事件の前日から、犯人逮捕までの軌跡を描いたドラマ?!

レース中に突然、ゴール付近で爆発した2つの爆弾、警察とFBIは、監視カメラの映像をたよりに、犯人の特定を急ぐのだが...............ってなことで、実際の事件の裏側をってとこなんかな。

その場に居合わせたがために犠牲になった人たち、警備にあたってた警察官、捜査の陣頭指揮をとる捜査官、そんでもって事件を起こした犯人、そんな関係者たちの、それぞれにとっての“ターニングポイント”をってとこなんかもなぁ。

タイトルから、なんか愛国心をゴリ押ししてくる内容かと思ったら、それほどでもなく、むしろ事件の事実をなぞってっていう作りは、面白味に欠けるとも言えるんやけど、案外、悪くなかったかも。

ただ、なにかしら感動を期待して観てると、ちょっとそこまでの盛り上がりっていうのはないかもしれんね。

まぁ、ほどほどの演出が良心的な作りの証ってことなんかもしれんけど、正直、多少の物足りなさのようなものは感じたかな?!

2017年6月17日 (土)

『LOGAN/ローガン』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アメコミ・ヒーローものをひとつ、ご紹介♪

ヒュー・ジャックマンが、このマーヴェルのウルヴァリンを最初に演じたのが、2000年に作られた『X-MEN』なわけで、彼が32歳の時から、かれこれ17年間、頑張ってきたんやなぁ。

このシリーズのおかげで人気俳優になったってのも事実やけど、どうしても役のイメージが強すぎて、他の作品でシリアスなキャラを演じてみても、どこか観客がウルヴァリンの彼を重ねてまうっていうのもあるやんね。

そういう意味でも、これからのキャリアを考えたら、ファンからしたら寂しいんやけど、そろそろタイミングやったってことなんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

LOGAN/ローガン / Logan   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、ダフネ・キーン、パトリック・スチュワート、リチャード・E・グラント、ボイド・ホルブルック、スティーヴン・マーチャント、エリザベス・ロドリゲス、エリゼ・ニール、エリック・ラ・サール、レニー・ロフティン、クインシー・ファウス、ジェームズ・ハンディ、レイ・ガジェゴス

ミュータントが死滅しようとしているなか、ローガン(ウルヴァリン)は素性を隠して、リムジンの運転手をしながら、年老いたプロフェッサーXの世話をしていたが、そんな彼にひとりの娘をカナダ国境まで連れて行って欲しいと頼む女性が現れ.....................ってなアクション・ドラマ?!

治癒能力も弱まり、肉体の衰えを感じながらも、行きがかり上、ひとりの少女を守ることになり..............ってなことで、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンの見納めで、ひとつの時代の終焉ってとこなんかなぁ。

ウルヴァリンの最後の雄姿をってことで、そんな感傷を抱きながら観れば、刹那な感動がってことなんかもしれんけど、個人的には、どうしても強いウルヴァリンってのが好きなわけで、ローガンが老眼になってもうたなんて、ダジャレのような展開やと、なんか期待したのとは違う寂しさばっかりが募ってもうて........(苦笑)

それに、仕方ないとは言え、世代交代をして、次につなげるっていうマーヴェルの戦略ってのがミエミエなところが、なんか下世話やなぁってね。

2017年6月16日 (金)

『四月は君の嘘』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、例によって人気のマンガを映画化したものらしく、TVアニメとしても放映されてたみたいなんやけど、まぁ、ハゲおやじの知らん世界やわな(笑)

ただ、舞台になってるのが江の島周辺の湘南やったりして、見覚えのある風景でプチ盛り上がりつつも、う~ん、その方向にチャリで全力疾走して、どこのホールを目指してるんやってなツッコミを思わず入れてもうたりして...............。

というわけで、いろいろと見どころ満載(??)な作品の感想は....................?!

四月は君の嘘   ★★★☆☆   (2016年)

監督:新城毅彦
出演:広瀬すず、山﨑賢人、石井杏奈、中川大志、板谷由夏、壇 れい、甲本雅裕、本田博太郎

かつて天才と呼ばれた青年は、ピアノが弾けなくなり、普通の高校生として、毎日を過ごしていたが、幼馴染のデートに付き合って知り合ったヴァイオリニストの女の子との出会いがキッカケで、再びピアノを弾くようになり...............ってな青春ドラマ?!

ちょっと強引な彼女に振り回され、そのおかげで再び鍵盤に向かうようになり、彼女を意識するようになるが..........ってな感じで、主演のふたりの人気に乗っかりってなことなんかな。

自由奔放で天真爛漫、ちょっと小悪魔的なヒロインを演じる広瀬くんは、個人的には茶髪がどうも浮いてるようで、ビジュアルが.............(笑)

ドラマの内容としては、どこか既視感があって、しかも、どこが悪いのかも分からないまま、違和感ばかりが残ってもうてなぁ。

そんな主役ふたりより、むしろ脇キャラの石井くんの、よく見ると普通なんやけど、どこか魅力的なところが、どうも気になってもうてなぁ(笑)

まぁ、それなりに感情的に盛り上がる部分もあり、悪くないんやろうけど、高校生で青春してた(?)時代からは、少しだけ(?)遠くなったオヤジ的には、ボチボチやったかなぁ?!(苦笑)

2017年6月15日 (木)

『ストーンウォール』

今日は、ローランド・エメリッヒ監督の新作をひとつ、ご紹介♪

エメリッヒと言えば、ドイツ出身の監督さんで、『インデペンデンス・デイ』で一躍有名になったひとで、そのせいかSFのファンタジー&アクションものっていうのがイメージやったんやけど、この作品では少し毛色の違った雰囲気にしてあるんよね。

ちなみに、この作品で描かれてるのは、“ストーンウォールの反乱”って言うらしく、ニューヨークにあるゲイバーストーンウォール・インってところを舞台に、同性愛者たちが警察相手に抵抗運動した事件みたいで、これをキッカケに同性愛者たちの世間の偏見との戦いが始まったっていうことらしんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ストーンウォール / Stonewall   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジェレミー・アーヴァイン、ジョニー・ボーシャン、ジョーイ・キング、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ロン・パールマン、マット・クレイヴン、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、カール・グルスマン、ベン・サリヴァン、アンドレア・フランクル

同性愛が病気とみなされていた60年代のアメリカで、インディアナの田舎町で暮らす青年は、ゲイだと周囲にバレて、親に家から追い出され、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジにやって来たが.................ってな、同性愛者の戦いを描いたドラマ?!

故郷を追われた孤独な青年が、同性愛者として逞しく生きる人たちと出会い、苦悩しながらも変わっていく様をってとこなんかな。

マイノリティとして虐げられ、それでも自分らしさを失わずに前を向いて生きていく、なんや大変な時代やったんやって、しみじみと感じてもうたよ。

ドラマとしては、公権力による横暴に対抗した、歴史的な出来事をってことなんやろうけど、思ったほどインパクトがなくて、少し肩透かしやったかな(苦笑)

抑圧からの解放と自由への戦い、そんな話を友情エッセンスで飾ってってところで、まぁ、悪くはないんやけど、もうひとつピンとくるものがなかったね...............?!

2017年6月14日 (水)

『涙するまで、生きる』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

ヴィゴ・モーテンセンって役者さんは、アメリカ人でありながら、ヨーロッパ映画に出演してフランス語を話したりして、ちょっと異色なんよね。どうもお父さんがデンマークのひとらしく、そこらへんでコスモポリタンなところが、彼のバックグラウンドとして、そうさせてるのかも。

この作品は、ヴェネチア映画祭で、金獅子賞はノミネートどまりやったんやけど、その他の賞をいくつかもらったらしく、それなりに評価を受けたみたいやね。

もともと脚本家として名が売れてるらしいんやけど、監督としての次回作は、この作品でも重要な役を演じたレダ・カテブくんとマティアス・スーナールツが共演する犯罪ドラマを予定してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

涙するまで、生きる / Loin Des Hommes   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ダヴィド・オロファン
出演:ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ、ジャメル・バレク、ヴァンサン・マルタン、ヤン・ゴヴァン、ニコラ・ジロー、ジャン=ジェローム・エスポジト、アンヘラ・モリーナ

フランスからの独立のためのゲリラ戦が繰り広げられるアルジェリアで、山間部の小さな学校で教師をしている男のもとに、殺人を犯して逮捕された男が憲兵により連行され、裁判のために町に連れていくよう頼まれるのだが...................ってなドラマ?!

同じ村の男たちから追われる彼には、死刑になると分かっていても、裁判を受ける理由があり、行きがかり上、そんな彼を町まで連れていく男の胸中にも複雑な気持ちが..........ってことで、ふたりの男の絆をってとこなんかな。

これ、なぜヴィゴおじさんをキャスティングしたかがよく分かるくらい、何とも言えない、苦み走ったドラマやったね(笑)

古い慣習に縛られ、苦悩する男と、自分の国にいながら、居場所を失う男、そんな刹那な男たちが、危険な旅をするうちに強い気持ちで結ばれってところに、なんや理不尽さのなかの、人と人の“つながり”ってのが描かれてるんよな。

地味な話ではあるんやけど、静かに、ズシリと語り掛けてくるあたりは、なかなか見ごたえのある作品やったよ........まぁ、邦題の意味は不明なんやけど?!(苦笑)

より以前の記事一覧