ボチボチでんなぁ

2019年2月20日 (水)

『僕のピアノコンチェルト』

今日は、スイスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるフレディ・M・ムーラーってひとは、スイス映画界の界隈では有名らしく、この映画でスイス映画賞の作品賞を受賞してるらしいんよ。

この作品に出演してるブルーノ・ガンツは、先日、訃報が届いたばかりなんやけど、『ベルリン・天使の詩』で世界的にブレイクしてからも、地道な活動で、ヨーロッパだけやなくて、アメリカでも人気やったね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

僕のピアノコンチェルト / Vitus   ★★★☆☆   (2006年)

監督:フレディ・M・ムーラー
出演:テオ・ゲオルギュー、ブルーノ・ガンツ、ウルス・ユッカー、ジュリカ・ジェンキンス、ファブリツィオ・ボルサニ、エレニ・ハウプト、ダニエル・ロール、タマラ・スカルペリーニ、ハイディ・フォルスター、クリスティーナ・リコーヴァ

人並みはずれた頭脳と音楽の才能を持った少年、そんな彼に英才教育をする母親、馴染めない学校生活、天才であるがゆえの周囲との“壁”に苦しむ彼の理解者は祖父だった、ってな物語?!

優れたIQを持ち、ピアノを弾かせれば抜群の腕を持つ息子に、親は英才教育をほどこそうとするが...............ってなことで、この作品、なんといても、祖父役のブルーノ・ガンツのさりげない、安定した演技がよかったね。

周りの過度の期待に悩み、普通であることを望む少年と、祖父との友情、どことなくホノボノしてて、どこかユーモラスな展開は、なかなか楽しめたんと違うかな。

まぁ、そうは言いつつ、天才少年の心は、結局凡人には理解不能なわけで.................って、しがないハゲおやじが心配することやないんやけど.........................?!(苦笑)

2019年2月19日 (火)

『転々』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてる三木 聡ってひとは、もともとは放送作家をしてて、そこから映画監督になったみたいで、映画デビュー作の『イン・ザ・プール』『亀は意外と速く泳ぐ』『インスタント沼』といった、ちょっと“ゆるい”感じの個性的な作品を作ってるんよね。

出演してる三浦友和って、ずっと“山口百恵のダンナ”ってイメージだけで、役者としての評価ってそれほど高くなかったんやけど、この作品あたりから、「なんや、なかなかいい演技するな」って思うようになたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

転々   ★★★☆☆   (2007年)

監督:三木 聡
出演:オダギリジョー、三浦友和、小泉今日子、岸部一徳、岩松 了、吉高由里子、松重 豊、石井苗子、平岩 岩、ふせえり、麻生久美子、風見章子

借金をチャラにするために、借金取りと東京散歩の旅に出た大学生、ダメダメな最低人生から抜け出すキッカケになるのか.....................ってな、ゆる~いコメディ調のドラマ?!

訳あって霞ヶ関を目指す道すがら出会う奇妙な人々、ささやかな瞬間を経て、落ち込んだ心が徐々に癒される.....................ってな感じで、かなり“まったり”とした作品やった。

そのなかでも、主人公と一緒に旅をするって役柄の三浦友和の少しズレた演技ってのが、いかにもオフビートな感じで、なんともいい味出してたなぁ。

ちょっと細かい笑いを強引に取りに行くところが、少々鼻につくんやけど、この不思議な雰囲気を最後まで観てると、ちょっと心地よさを感じるかな?!

2019年2月18日 (月)

『アメリカの森 レニーとの約束』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、ダニー・グローヴァーの主演作をひとつ、ご紹介♪

モナコ国際映画祭ってのがあるらしいんやけど、そこで作品賞、監督賞、男優賞と女優賞を受賞したのが、この作品らしいんよ。

まぁ、モナコでやってる国際映画祭ってのが、どの程度のレベルなのかってのが分からないだけに、ちょっとリアクションに困るところではあるんやけど(笑)

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

アメリカの森 レニーとの約束 / Missing In America   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ガブリエル・サヴェージ・ドクターマン
出演:ダニー・グローヴァー、リンダ・ハミルトン、デヴィッド・ストラザーン、ロン・パールマン、ゾーイ・ワイゼンバウム、ガブリエル・ローズ、フランク・C・ターナー、ティモシー・ウェッバー

ベトナムから帰還後、人里離れた山奥でひとり寂しく暮らす男のもとに、かつての部下が娘を連れてやって来る。強引に託された少女との暮らしに戸惑いながらも、次第にふたりは打ち解けあうのだが......................ってなドラマ?!

過去のトラウマに苦しめられ、かろうじて生きている男の閉ざされた心が、次第に解けていく様がポイントなんやろね。

話の展開としては、最後へのもって行きかたってのが、口で不幸自慢をしても仕方ないわけで、個人的には、どうにもちょっと解せないかなぁって思ってもうたよ。

まぁ、全体としては、それほど悪いデキではないんやけど、どうにも中途半端感は否めんかったかなぁ.....................主演のダニーおじさんは、なかなか渋い演技やったけどね!?

2019年2月17日 (日)

『ゾンビーノ』

今日は、ちょっと異色のゾンビ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ゾンビをペットとして飼うって設定に、誰もがまさかって思って、ただ怖いだけのゾンビ映画をはるかに超えて、そんなところまで来たのかって、公開当時はかなり話題になったんよ。

監督のアンドリュー・カリーってひとは、この作品の後にも新作を作ってるんやけど、日本では公開されてないみたいで、ちょっと残念やよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ゾンビーノ / Fido   ★★★☆☆   (2006年)

監督:アンドリュー・カリー
出演:キャリー=アン・モス、ビリー・コノリー、ディラン・ベイカー、ヘンリー・ツェーニー、ティム・ブレイク・ネルソン、クサン・レイ、ソニヤ・ベネット、アレクシア・ファスト、ロブ・ラベル

ゾンビの大量発生した世の中で、人類は彼らの“食欲”を抑えることに成功し、共存することに.......................ってな、新感覚ホラー(?)映画?!

ゾンビがペットに、そして召使になり、肉体労働をする......................今までは、追いかけっこするくらいしかなかった“ゾンビ映画”では、この設定がかなり秀逸やったね!(笑)

友達のいない少年とゾンビの交流、崩壊した家族の絆、いじめ、そんなエピソードを詰め込みつつ、軸足がまさかのゾンビやなんて............................?!

軟弱に作りつつ、時たまグロテスクに人間にかぶりつく、なんて絶妙な、いや、ちょっと微妙な(?)ノリで、とっても異色な作品は、くだらないながらも、案外楽しめてたりして!?(笑)

2019年2月16日 (土)

『輝ける人生』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてるリチャード・ロンクレインってひと、90年代にイアン・マッケラン主演で、シェークスピアの『リチャード三世』を1930年代のイギリスを舞台にした映画を作ってて、英国アカデミー賞の脚色賞にノミネートされたりしてるんよ。

主演のイメルダ・スタウントンって女優さんは、いつも少しアクの強い脇役キャラで目にすることが多いんやけど、こうやって主役でってのは、ちょっと珍しい気がするね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

輝ける人生 / Finding Your Feet   ★★★☆☆   (2017年)

監督:リチャード・ロンクレイン
出演:イメルダ・スタウントン、ティモシー・スポール、セリア・イムリー、ジョン・セッションズ、デヴィッド・ヘイマン、ジョアンナ・ラムレイ

警察署長にまでなった夫を、ずっとそばで支えてきた妻だったが、そんな夫が親友と不倫していたことを知り、家を飛び出して、長く疎遠だった姉の家に転がりこむのだが........................ってな初老の男女を主人公にしたお話?!

信じていた夫に裏切られ、自分とはまったく違う暮らしをする姉のところに来たものの、気持ちの整理ができないまま、なかなか馴染めずに困惑していたが、姉が通う社交ダンスのレッスンに参加するようになり...........................ってなことで、人生やり直しドラマってとこなんかな。

キャスティングでの狙いどおりってことなんやろうけど、イメルダおばちゃんの存在感ってのが、話にマッチしてて、安定のクオリティやったね。

脇を固めるティモシーおじさんをはじめ、上手い役者が揃えば、そんなにハズすことにはならないかな。

高齢者が抱える介護や熟年離婚の問題、そして恋愛や病気、様々なことを盛り込みながら描かれるドラマは、なかなか悪くなかったね。

それにしても……………..疾走するイメルダおばちゃん、盛り上がったね!?(笑)

2019年2月15日 (金)

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、Yahoo!知恵袋に書き込まれた投稿が話題になって、コミックエッセイになって、そんでもってついに映画になってしまったってシロモノらしんよ。

監督の李 闘士男ってひとは、もともとテレビのバラエティ番組のプロデューサーをやってて、そこから映画の世界に入ってきたらしいんやけど、長編映画デビュー作の『お父さんのバックドロップ』以降、気にして作品を観てるんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。   ★★★☆☆   (2018年)

監督:李 闘士男
出演:安田 顕、榮倉奈々、大谷亮平、野々すみ花、螢 雪次朗、浅野和之、品川 徹

過去の離婚の経験から、結婚して3年後に続けるかの意思確認をしようという条件で再婚した男だったが、3年目を迎えたある日、家に帰ると妻が死んだふりをしていて................ってなコメディ調のドラマ?!

突然の妻の行動に、真意をはかりかねて戸惑う夫だったが、そんな彼の気持ちに関係なく、毎日、趣向を凝らした“死人っぷり”を見せる彼女だが...........ってなことで、夫婦の愛情表現をってところなんかな。

榮倉くんの奇抜なコスプレ具合でコミカルさをってところでは、なかなか楽しめるんやけど、演技の方は、安田くんの安定感に比べると、無邪気さを出してはいるものの、ちょっと物足りなさがなぁ...........比べるものではないってのは、分かってるんやけどね。

夫婦として一緒に生活していても、相手の気持ちをどこまで理解してるのか、そんなことをテーマにってことなんやろなぁ.......独り身のハゲおやじには、なかなか難しいテーマではあったか?!(笑)

2019年2月14日 (木)

『スターリンの葬送狂騒曲』

今日は、イギリス、フランス、ベルギーとカナダの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、英国アカデミー賞で脚色賞にノミネートされたり、ヨーロッパ映画賞でコメディ作品賞を受賞したり、全米批評家協会賞で脚本賞を受賞したりと、なかなか話題になったみたいなんよね。

監督のアーマンド・イヌアッチってひとは、イギリス出身なんやけど、『チューブ・テイルズ』って作品を撮ったのち、主にずっとTVドラマの監督をやってて、どうやら久々の映画やったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

スターリンの葬送狂騒曲 / The Death Of Stalinn   ★★★☆☆   (2017年)

監督:アーマンド・イヌアッチ
出演:スティーヴ・ブシェミ、パディ・コンシダイン、ルパート・フレンド、ジェイソン・アイザックス、オルガ・キュリレンコ、サイモン・ラッセル・ビール、マイケル・パリン、アンドレア・ライズブロー、ダーモット・クロウリー、エイドリアン・マクラフリン、ポール・チャヒディ、ジェフリー・タンバー

独裁的な権力をもってソビエト連邦を支配していたスターリンが、発作を起こして倒れてしまい、側近たちは慌てて彼のもとに集まるのだが.................ってな、独裁者の後継争いを描いたコメディもの?!

絶対的な権力を持ち、敵対するものを粛正してきた独裁者の突然の死により、戸惑う側近たちは、権力の椅子をめぐって、あれやこれやと..............ってなことで、ブラックなコメディをってとこなんやろね。

久々に見たブシェミおじさんをはじめ、ちょっと渋めの役者をキャスティングして、ひと癖もふた癖もあるキャラクターで権力争いをユーモアを交えてってところでは、なかなかのアイデアやったかな。

ドラマとしての意外性はあるんやけど、盛り上がりとしてどうかっていうと、個人的にはもう一息やったかなぁ?!

2019年2月13日 (水)

『クリミナル・タウン』

今日は、ミステリー調の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を演じてるアンセル・エルゴートといえば、“ダイバージェント”のシリーズで少し名前を知られるようになり、『ベイビー・ドライバー』で主役を演じた彼なんよね。

ちなみに、そんなアンセルくんとヒロインを演じてるクロエ・グレース・モレッツとは、『キャリー』のリメイク版で、なにげなく共演してたんよなぁ。

というわけで、そんな作品のかんそうは..............................?!

クリミナル・タウン / November Criminals   ★★★☆☆   (2017年)

監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:アンセル・エルゴート、クロエ・グレース・モレッツ、デヴィッド・ストラザーン、キャサリン・キーナー、テリー・キニー、フィリップ・エッティンガー、ダニー・フラハティ、コリー・ハードリクト、ヴィクター・ウィリアムズ、オパル・アラディン、テッサ・アルバートソン、ジャレッド・ケンプ

病気で母親を亡くした悲しみを引きずる高校生の男の子は、カフェでアルバイトをする友人が、何者かに射殺された事件にショックを受け、犯人を捕まえようと奔走するのだが............................ってなドラマ?!

警察の捜査が進展しないことに苛立ちを覚え、自ら手がかりを探して、友人を殺した犯人を捜そうとするが、そんな彼を幼馴染の女の子は心配するが.......................ってなことで、とりあえずのサスペンスなのかな。

なんか、話としてはないことはないんやろうけど、殺人事件を危険も顧みずに勝手に調べる高校生ってところで、なんとも言えない違和感があって、そこのモチベーションの部分のネタふりが、個人的にはマッチしなかったかな。

多感な10代の親子関係や初恋を絡めてってことなんかもしれんけど、作品としては、もう一息な感が強すぎたね?!

2019年2月12日 (火)

『少女邂逅』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる枝 優花ってひと、これが長編初監督作品ってことらしいんやけど、年齢的にもまだ20代なかばなんやって。

主演のふたりの若手女優のうち、モトーラ世理奈ってこは、イタリア系のハーフらしいんやけど、どこかで見たことのある顔やと思ったら、どうやらCDのジャケットでドアップで写ってたらしいんよね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

少女邂逅   ★★★☆☆   (2018年)

監督:枝 優花
出演:保紫萌香(穂志もえか)、モトーラ世理奈、松澤 匠、松浦祐也、秋葉美希、土山 茜、斎木ひかる、里内伽奈、すぎやまたくや、根矢涼香

学校でイジメにあっている高校生の女の子は、東京から転校してきたクラスメートと仲良くなるのだが..............ってな青春ドラマ?!

ひどいイジメにより生きるていることが辛いと感じていた女の子の前に現れた転校生、優しく接してくれる彼女と親友になるが、そんな彼女にも秘密が...........ってなことで、ちょっと“痛い”青春ドラマに仕上がってるんよ。

映画初出演のふたりを主役にしてってところで、いかにもなインディーズ系のテイストではあるんやけど、監督さんが同じ女性ってこともあるのか、繊細な10代の女の子の心の傷みたいなものが、うまく描かれてた。

漠然とした将来への不安を抱え、どうしていいか分からない“痛み”に苦しみながらも、なんとか生きていく、そんな彼女たちの脆い友情と愛情をってところで、なかなか繊細で切ない青春やったなぁ?!

2019年2月11日 (月)

『パリ、憎しみという名の罠』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるオリヴィエ・マルシャルは、『あるいは裏切りという名の犬』って作品で注目されて以来、彼の作品(監督作、脚本を書いたもの、出演作)は、なぜか情感のこもったものになるんよね(笑)

主演のブノワ・マジメルは、今やフランスを代表する役者になったわけやけど、ミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』で、イザベル・ユペールに弄ばれてた青年が、こんなに渋いオヤジになったのを見ると、感慨深いよなぁ。

というわけで、オリヴィエ・マルシャルの“~という名の”シリーズ(←勝手に命名)第4弾の感想は......................?!

パリ、憎しみという名の罠 / Carbone   ★★★☆☆   (2017年)

監督:オリヴィエ・マルシャル
出演:ブノワ・マジメル、グランジ、イディル・シャンデ、ムーサ・マースクリ、ダニ、ミカエル・ユーン、ジェラール・ドパルデュー、カトリーヌ・アルディティ、キャロル・ブラナ、パトリック・カタリフォ、ファリド・ラービ

租税局からの追徴課税により、破産申請をして会社を手放した男は、ふとしたキッカケで排出規制ガスの枠の売買で儲けることを思いつくのだが.................ってなドラマ?!

ダミー会社を作って、法の隙間をついて荒稼ぎするが、義父との確執や、ビジネスを始める際に裏社会から金を借りたことから、トラブルになり............ってなことで、犯罪ドラマが展開するんよ。

会社や家族、すべてを失った男の一発逆転、そしてその顛末ってことで、すっかり渋くなったブノワくんが頑張ってたね。

監督さんお得意の裏社会との因縁を絡めつつ、シンプルで小粒ながらも、気がつくと夢中にさせられる、そんな久々の“マルシャル節”は、なかなか心地よかったかも?!

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